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2009年07月ホカホカ入荷ですたい!
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2009年07月31日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

泡沫サイテー芸能人自己PR悪趣味写真集

タイヘンな顔面写真:陽の当らないアメり力芸能ぢんの祭典
..初対面での第一印象はゲイノーぢんの命づなのハヅ。見てくれの第一印象に限っていえば、有名人気スターたちをタヂタヂとさせるほど濃厚なアレやソレやの独特なフェロモンをむんむん漲らせているのにもかかわらず、どちらかといえば第一印象の強烈さがワザワイしてゲイノー業界のいちばん日当たりの悪いところでウロチョロすることを宿命づけられているかのような泡沫ゲイノーぢんの中の泡沫ゲイノーぢん、Z級ゴミくずゲイノーぢんの生きた標本のような方々の自己PR写真ばかりを集めたウルトラ悪趣味お写真集でござります。編者の自己申告によると、ここに集合した超無名スター約100人のを選ぶためにフルイにかけて落とされたその他大勢Z級ゲイノーぢん自己PR写真は約50000人ぶん。電卓計算は省略しますが、とにかくどんな意味があるのか想像しずらいスゴい倍率を突破して選ばれた方々のPR写真の横には、各自めいめい自主的に写真にそえた自己PR経歴書の実物も並べられているのですが、それがまた、シワシワぶりが目ざわりなものがやたらに多く風味満点。ネットリしたや笑顔、じゃかましいおスマシ顔、目さき小手先のウケを狙う手品やモノマネ、服装やお化粧、写真加工の、しないほうがよっぽどマシなひと工夫、ふた工夫。。
経歴書をのぞいても、出演歴の役柄が、公園に座っているヒト、とか、ウエイター、とか、女性、とか、出演舞台が、ニポンのアタミリゾート、とかゆうたラベルで、名前をみてもわからないのが当然なヒトばかり。右の写真のオバアさんリンダ・レーヴェンさんは、芸術的フリークス写真家ダイアン・アーバスの再来とは言いづらい再来ともいわれる女流写真家タニヤ・バークレイのモデルになったりもした怪人(くわしくは今度ブログでちょめちょめする予定?です)なのですが、経歴書の写真モデル歴のなかに並んでいる写真家の名前のなかにタニヤ・バークレイの名前を書き落としているのも何だかうれしーかんぢ。とにかく、そんなヒトたちの大行進なわけなのでし。目立ちたがり根性と変身願望とのスゴすぎる正面衝突事故の実演現場から、他人の眠りや夢のなかの世界に外から勝手に割りこんで侵入しようとしているかのような、歪みに歪んだファンタヂーへと読者をひきづりこむオイテケ掘のような風が吹きつける、類のない消化のわるさが自慢のモンダイお写真集です。?? [記:2009.07.31:PM16時50分ごろ]

泡沫サイテー芸能人自己PR悪趣味写真集『タイヘンな顔面写真:陽の当らないアメり力芸能ぢんの祭典
by 編=パトリック・ボレリ、ダグラス・ゴレンスタイン
発行=2008年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ188xタテ231みりめいとる。 重さ= 約575ぐらむ。
外見:=そふとかば。オールカラーお写真集。頁数=160頁。
ど特価:=¥2400。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::無名人伝090731


2009年07月29日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

現代ハミ出しア〜チスト大凶作画集

阿鼻叫喚(あびきょうかん)の部屋:ダキス・ジョアノウ収蔵作品集
..ギリシャ産業界のいはゆる大立物でヨオロッパ現代あ〜との最大のコレクターのひとりと言われると言われるダキス・ジョアノウさんが収集したとゆう話がパッと見ではシックリこないような、へなちょこブッ飛び系あ〜ちすと90人以上の作品を並べた展覧会の開催記念図録本です。元の作品を縮小も拡大もせずに実物そのままの大きさで本にのせましお、とゆう編集方針のおかげで、本のなかでは、作品の一部分だけを切り取った形で掲載されている図版がほとんどで、それを眺めるわだぐぢ(誰?)たち読者は、阿鼻叫喚の部屋に投げ込まれ、目に映るものが意味を失ってしまったような光景のなかで救いをもとめてヂタバタする当事者になったのも同然の状態で、作品の全体像を想像したり妄想したりして図録本のなかをウロウロ。巻末までたどりつくとようやく、作品の全体がわかる小さい画像が並んでいて、それを手がかりにもう一度、阿鼻叫喚のつづきに思いきり飛び込んでいくことができる仕組みです。収録あ〜すとには、デヴェンドラ・バンハートや山塚EYE、ニック・ロウなどのアイドル音楽家や、ライトニングボルト/ブラック・ダイスのブライアン・チッペンデール、ヒシャム・アキラ・バルーチャ、ビヨ〜ン・コープランドなど、ミューヂちゃんのヒトたちのお絵描きが多数。そのほかにも、去年の横浜ビエンナーレで灰野敬二氏と凶作したキャメロン・ジェイミーや、クリスチャン・シューマンの架空レコード盤などなど、叫喚地獄をわたってお山のてっぺんとてっぺんを結ぶロープウエイのロープをめちゃくちゃに揺らして喜ぶヲンガクのパワーを塗りたくった作品がぞろぞろ。マット・レーンズやディアレインドロップなどライトニングボルト/ブラック・ダイスゆかりの名門ぱあぷりん美術大学ロードアイランド・デザインスクール出身のヒトは他にもいろいろで、ペーパーラッドちーむとも交流の深いNOWAVEまんが雑誌「クレイマーの麦角(えるごっと)」周辺のマーク・ベルやマット・ブリッグマンも。そして、名前のられつばっかりでなんだかですが、へなちょこ現代あーと系もいろいろで、廃人大関のダッシュ・スノウ、へなちょこ通でもあるジム・ショウ、相田みつを系のデビッド・シャグレー、当店のお客ちゃまにも人気のたかいエルナン・バスやザク・スミスあるいは、ブラッド・カールハマー、マルセル・ザーマなどなどが次から次ぎとコニチワあんどサヨヲナラぷーの繰り返し。三上寛のおうたとギターで美術館がコッパミヂンにばくはされたあとの焼跡の残骸のなかからムクムクわきだしてきたような、へなちょこ感たっぷりで無駄ないきおいもある手さぐり手づくりな崩れと黄泉がえりこもごもなリヅムが入り乱れる大凶作品集です?? [記:2009.07.29:PM23時35分ごろ]

現代ハミ出しア〜チスト大凶作画集『阿鼻叫喚(あびきょうかん)の部屋:ダキス・ジョアノウ収蔵作品集
by 編=ダキス・ジョアノウ、ジェフリー・ディーチ
発行=2007年。from=ギリシャ。英語版。
大きさ:ヨコ283xタテ280みりめいとる。 重さ= 約765ぐらむ。
外見:=そふとかば。オールカラー作品集。頁数=160頁。
ど特価:=¥3800。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::ハミハミ090729


2009年07月27日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

らぶりぃアニマルおヌウド写真集

ドヲブツのおウチ
..ドヲブツさまがドヲブツさまのもともとの住まいであるおそとにではなく、ニンゲンさまがニンゲンさま用にこさえたお部屋のなかにいるお姿。ニンゲンさまのなかでも、ヲトメっちくにらぶりぃな空気で密閉されたお部屋が好きなニンゲンさま用のお部屋のなかに、ドヲブツさまがぼけーとたたずんでいるお姿ばかりをお膳立てして撮影した、ドヲブツさま監禁お写真集です。撮影した女性写真家キャサリンさんの前書きでは、子どものころイエでドヲブツと暮らしていたときにテテヲヤがこさえてくれたドヲブツさま専用小屋のイメエヂが大好きだったので、そのカワぴぴ雰囲気を再現したかったのと、ドヲブツがおウチのなかにいるなんて随分と意外性があるでしお。との事なのですが、ニンゲンさまが天井もカベもないところで寝起きをするのも、ドヲブツさまが天井もカベも有り余っているような深窓の奥の間で寝起きするのも、ちぃとも珍しくも何ともなくなってしまった現在では、写真家キャサリンさんの狙いをまっすぐに受け止めるには、わだぐぢ(誰?)たちを取り巻く身の回りの光景があまりにもニンゲンさま臭く、そすてまたアニマル臭くも、姿を変えてしまっているような気がしなくなくもないのですが、キャサリンさんのつもりはともかくも、ニンゲンさまのおうち用のなかでも特にカラフルでプリクラの枠に使うようなカベ紙の前に立っていてまるでニンゲンみたいなドヲブツたちをみていると、ニンゲンのように衣服を身につけず、全裸まるのハダカでいることが、うれしくも恥かしくも自然に不自然な、おヌウドのご披露を目撃させられているかのような、フシギサーカス気分に直結している風。登場するウサギ、子馬、ヒツジ、ニワトリ、ライオン、ウシ、ダチョウ、コジカ、アヒル、ワラビー、イヌ、スカンク、カンガルー、アルマジロなどなどどのドヲブツさまやトリさまカメさまのエサにもならない屁りくつはともかくも、ドヲブツさまとニンゲンさまを仕切る垣根を音もなく軽がろと飛び越えて、ドヲブツをニンゲンへと改造していくおそろしさいっぱいのフェロモン分泌お写真集です?? [記:2009.07.27:AM20時15分ごろ]

らぶりぃアニマルおヌウド写真集『ドヲブツのおウチ
by 写真=キャサリン・レドナー
発行=2007年。from=にゅうようく。英語版。
大きさ:ヨコ218xタテ275みりめいとる。 重さ= 約765ぐらむ。
外見:=はあどかば。オールカラー写真集。頁数=96頁。
ど特価:=¥3000。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::動物ぷれい090727


2009年07月25日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

宇宙旅行ファッション写真集

宇宙服:酢味噌煮餡(すみそにあん)航空宇宙博物館これくしょん
..できそこないの餃子のような太陽が水たまりに浮いているのを目撃するヒトが大量に水揚げされた日食フィーバーの今月は、夏休み宇宙旅行の真っ黒こげファッションは、どんなのがよかっぺかーと妄想にふけった方も少なくなくなかったかと思いますが、宇宙ふぁっしょんの基本はあくまでも宇宙福。宇宙をしらずに宇宙ファッションの制作にはげむことは、ヂャングルの生態系を知らずにハイエナとのお見合いに臨むのにも似たむぼーな茶レンヂだったのネーとゆーことを問わず語りに教えてくれるイノチ綱的なありがたみもある宇宙服、そのアメり力製ばーしょんに集中をした歴史的これくしょん写真集であります。なにしろひとくちに宇宙旅行とゆうても、まったくの空想やたわごとだった時代から、地球から遠くの遠くまで実際に家出して怪し毛な活動をして帰ってこれるようになるまでの間には、アホなのとバカなのの区別もつかくなるほど膨大な数の工夫やヒラメキのつみ重ねが必要だったように、宇宙服もまた、宇宙旅行計画の進み具合に応じて、ますます精巧精密に工夫され試され実用化されてきた過程が、酢味噌煮餡(すみそにあん)航空宇宙博物館に保存されている実物によって、初期の初期、宇宙旅行どころではなく飛行機にのってジェット気流のある高度3万-5万フィート上空まで上昇するために必要な飛行士用の服装やヘルメットの開発を出発点にして、有人ロケット宇宙飛行、宇宙長期滞在旅行、月面着陸旅行。。と、旅行のなかみがひたすらマンガらしさを増していくのにあわせて順繰りに整理されて、ほぼオールカラー写真でカタログっぽく陳列されています。宇宙服が宇宙服であるための大前提として、地球のイキモノとして生まれたニンゲンさまの生命を保護するのに必要な環境を地球の外で保ちつづけるために必要な空気圧や温度や酸素を確保したり保持したりするためのガッチリした作りが必要不可欠。そすてまた、マンガみたいな宇宙旅行がマンガみたいな現実に接近すればするほどに、着用時の動きやすさや快適性も実用性のある宇宙服には欠かせなくなっていくために、けんろーな耐久性と柔軟性とゆー相反する2つの要素を同時にまんじょきさせることが宇宙服ふぁっしょんデザインちーむの腕の見せどころとなっているらしく、けれども専門的なことが何ひとつわからないわだぐぢ(誰?)などは、宇宙服ならではの謎のコネクタやバルブなどを謎は謎のままに眺めて、その怪し毛な雰囲気だけでも、すきかってな空想や妄想でお腹いっぱいに宇宙的毒素を満喫できてしまう楽しい写真集と思われるのでありまぢだ。地球から来た宇宙人の生態をぢっくり研究してみたい皆様にももちろんおススメです。?? [記:2009.07.25:PM20時15分ごろ]

宇宙旅行ファッション写真集『宇宙服:酢味噌煮餡(すみそにあん)航空宇宙博物館これくしょん
by 写真=マーク・アビノ、編=アマンダ・ヤング
発行=2009年。from=にゅうようく。英語版。
大きさ:ヨコ170xタテ304みりめいとる。 重さ= 約850ぐらむ。
外見:=はあどかば(小口の上下の角を丸めたオツャレ仕立てです)。オールカラー写真集。頁数=152頁。
ど特価:=¥4800。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::宇宙盛装局090725


2009年07月23日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

犯罪現場ホレホレわんわん写真集

影たちの街:シドニーけ一さつ写真1912-48
..洪水で水びたしになった倉庫の中から発見された重さにして4トン分もの犯罪現場写真。オーストラリア・シドニーけ一さつが撮影し使用後に倉庫で眠っていたそれを、15年がかりで整理した末に2005-2006年にかけて地元シドニーの「正義とけーさつ」博物館で初めて一般公開したのを記念して出版された愛蔵版はあどかばあ写真集です。シドニーのけ一さつが写真を捜査のどうぐに取り入れるようになったばかりの1912年ごろにはじまり、新しいものには1960年ごろのものまでが発見された中には混ざっていたらしーのですが、本書に収録されているのは1940年代末ごろのものまでで、現在のこくさい都市シドニーが、荒野に拓かれたばかりの開拓者の街のように殺風景な光景ばかり記録されているところが早速にシロクロ映画の暗黒(のわある)犯罪ちっくだったり。巻末に一括してまとめられている、それぞれの写真についての説明こめんをみると、なにか大きめの看板を持って街角に佇んでいるヲトコがダフ屋だったり、ひと毛もなく置かれた汚れたベツドが実はもぐりの悪徳堕胎医の手術ミスの現場だったり、あるいは予告殺人事件のあったホテルだったり、といった塩梅で、写真だけを見ているときには想像するのがムツカシーような事実もいろいろ書いてある一方で、現場で亡くなられたかたがたが、亡くなられた時のままの状態で撮影されていたり、極端なものでは外で亡くなられたあとそのままの状態で全身が白骨のようになってから撮影されたりしているかたなどについては、詳細不明としか説明のないものが多かったりで、むしろ写真の説明をあえて読まずに、足音をしのばせて音も立てずに殺す風が吹きまくる人影すくない街角の風景や、でんぐり返ってつぶれた自動車、血を流しながら昼寝をしているような屍体、それに一度みたら忘れられないような不思議な光を目に宿した犯罪容疑者のかたがたの肖像などなどのお写真の、写真の影にかくれてこちらの様子をうかがっているヒトたちの目には見えない存在について、どんどん膨らむ妄想の日食フィルター越しでもぢっくりたのしめる大判さいずお写真集です。?? [記:2009.07.23:PM22時50分ごろ]

犯罪現場ホレホレわんわん写真集『影たちの街:シドニーけ一さつ写真1912-48
by 編=ピーター・ドイル
発行=2005年。from=オ-ストラリヤ。英語版。
大きさ:ヨコ217xタテ312みりめいとる。 重さ= 約1.2きろ以上。
外見:=はあどかば。オールしろくろ写真集。頁数=240頁。
ど特価:=¥7000。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::もしもし影よ090723


2009年07月21日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

NY変態パンク倒錯女王お写真集

暴歌多痢吸無(ぼうたりすむ)
..お色気写真のしごとばかりがこのごろは目につくリチャード・カーン(Richard Kern)が、ニウヨウク自主制作ゴミくず映画づくりのチンピオンの座を賭けてニック・ゼドと死闘を繰り広げていた1980-90年代初期の監督作品のうちに、「編み物サークル(Sewing Circle)」(1992)とゆー超絶下品な短編映画がありますですね。いまは検索ひとつでみれれてしまうのですから、いやはやですが、この短編映画「編み物サークル(Sewing Circle)」の主役で、手術台の上に寝そべって、女性のカラダでいちばんデリケートなエネルギーが集中している部分、いはゆるオソソの裂開ぶを針と糸で縫い合わせてもらいながら無気味なホホエミをうかべ、そのままの状態でライブステージに登場する女性パンク歌手、それが他の誰でもないこのカレン・ブラックことケンドラ・パーラーさんだつたのでありまぢで、本書は、そのケンドラ・パーラーことカレン・ブラックが、ホイットニービエンナーレとゆう芸術エベントにあ〜ちすととして招待参加することなったのを記念して、お笑い枠かそれとも何の枠なのかの詮索を遠くのほうへ押しやってつくられた、カレン・ブラック=ケンドラ・パーラーふぁんによるカレン・ブラック=ケンドラ・パーラーふぁんのためのカレン・ブラック=ケンドラ・パーラーさん初写真集でありまする。途中で何回も色を替えながら塗料を塗った太ももの後しろ側からオケツにかけてを紙のうえに尻もちペッタンペッタンしてこしらえた人体スタンプ絵画のバカバカしさが、海辺に打ち寄せられた重油まみれの海草のかたまりのような巨大なカツラと目のまわりを斜めに釣り上がったオソソのように見せるオカマちっくなステージ化粧とそろいの色目ですんなりと調和してしまう変態魔女系ビヂュアルぱんく30年船主ケンドラ・パーラー=カレン・ブラックのおばあさん丸出しなノーメイクの素顔まで見られる貴重なお写真集。あとあと、のちのちのお楽しみをつめこんだ埋めたてホヤホヤのタイムカプセルみたいな本書をば、どどどーぞ?? [記:2009.07.21:PM23時00分ごろ]

NY変態パンク倒錯女王お写真集『暴歌多痢吸無(ぼうたりすむ)
by ケンドラ・パーラー
発行=2008年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ255xタテ255みりめいとる。 重さ= 約330ぐらむ。
外見:=そふとかば。オールカラー写真集。頁数=240頁。
ど特価:=¥3400。
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お問合せ番号::編み物教室090721


2009年07月19日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

あうとさいだぁ著名人お宅訪問お写真集

むかしむかし、あるところに:スリム・アーロン写真集
..インターネットリどころかテレビ誕生より古いむかしむかし。身内やお仲間以外のヒトたちの目にふれる機会や接点がほぼ絶無とゆー意味ではヂャングル奥地の秘境でひっそり余生を過ごしている墜落したUFOの運転手にもどこ似たような幻惑的な雰囲気をただよわせる世界的著名人種たち、有名人種たちの、非常識なまでにゴオヂャスっぽいお住まいやお部屋やお庭や別荘などのようすを、一般社会住人のわだぐぢ(誰?)どもにむけて雑誌紙上でなすりつけるための取材写真撮影ひとすじにアメり力、ヨオロッパはぢめ世界ぢゅうを飛び回った写真家スリム・アーロンさんの膨大なお仕事から、古き悪しき冷戦ぢだい真っただなかの1950年代撮影のものを中心に収録。流しそうめんをたくさん食べそうないわゆる上流階級をその頃には自認していた泥棒貴族や強盗王家の末流や世界的スターや大文化人たちの誰かれからもお友だちも同然の信頼をよせられ、専属ただひとりだけの宮廷画家のような立場である程度好き勝手な撮影を許されていたスリム・アーロンさんによる、著名人サファリパークでのごぢまんの捕獲記録写真集です。ほどんどアウト口一に近いようなアンタッチャぶるご身分の、ヨオロツパかっこくの女王や後退子、各種爵位を持参するひとやそのご亭主、あるひは廃帝ロマノフ家の末裔の飲食店主などなど貴族族ご所属の、いまでは絶滅危惧種も同然に成り果てている雰囲気だけが何となく想像できるだけのヒトたちの写真は、わだぐぢ(誰?)には縁遠いにもほどがあるのですが、誰だかはわからなくても、生活のすべての要素が、湯水のごとくにおぜゼとキョーヨーを集中投下して作られていることが、ヒシヒシと伝わって、みるだけで息苦しくなってくる雰囲気。とわいっても、王しつ方面以上にとりどりの素材が本書にはたっぷり投入されていまして、会社の名前だけ聞いたことがあるようなヴァンダ一ビルト・ホイットニー美術館夫人とかゲッティ一族、そのご倒産した(?)フォード自動車一族、ハースト一族、まだお大臣になる前の毛ネディーなどなど、有名人とゆー以外にトリエがあるのかないのかがわかりずらいヒトビトの持ち合わせている後光のまったりユルめな輝きとは無関係に、シャキっとした世界的文化人や有名人たちがゴーヂャスなお部屋のなかでお部屋のそとで見るからに別世界人種ったい、とゆームウドでくつろいでいなさる写真も多数ありまして、たとえばペギー・グッゲンハイムやプレイボーイ帝国のヒュー・ヘフナーや洋服作りのヴリーランドやベルサーチ、貴族の娘でスーパーモデルのベルーシュカなどとゆうたところ、いかにもですが、スタジオのマン・レイやビル屋上にたたずむミース・ファン・デル・ローエ、女性に話かけている写真家セシル・ビートン、ヤシの木にかこまれたプールサイドに詩人T・S・エリオットがいたり、同じく詩人カール・サンドバーグがいたり。あるいは、貴族のぼっちゃまを間にはさんで、ドレスすがたが雰囲気びったりなマリアンヌ・フェイスフルと雰囲気すっかり場違いな背広姿のミツク・ヂャガーが向かい合ってすわっていたり。少なくともお写真のなかでは一点のくもりもなく本能むきだし赤ちゃん的エゴまるだしで、好き勝手にいばりきってくつろぎきって過ごしている財産持ちのかたがたが、あんまりにも欲ばって多く持ち過ぎたおウチや領地のなかで、おウチがどこにもないのと一緒のような自宅内ホームレス状態、自室内ホームレス状態を、写真のなかのご当人さまたちに成りかわって楽しんでみてはいかがでしよか?? [記:2009.07.19:PM23時59分ごろ]

あうとさいだぁ著名人お宅訪問お写真集『むかしむかし、あるところに:スリム・アーロン写真集
by 写真=スリム・アーロン
発行=2004年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ260xタテ312みりめいとる。 重さ= 約1.2きろぐらむ越え。
外見:=愛蔵版ハアドカバ。オールカラー写真集。頁数=240頁。
ど特価:=¥7900。
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2009年07月17日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

昭和へんたい精神運動写真集

ヤングいサムライ:ヂャポンの肉体建造者(ぼでぃびるだぁ)たち
..数年前の雑誌yaso(復刊夜想)第3号の三島由紀夫特集企画で、男色詩人高橋睦郎氏や飯沢耕太郎氏などの証言やお作文によって、三島由紀夫の裸体切腹写真の主要共犯者としてお耽美切腹マニヤの視野のなかにゴロゴロニヤンと再浮上してきたヲトコだて写真家・矢頭保。その代表的お写真集『体道(たいどう)』(1966・ニポン語版)の出版元であるジョン・ウェザーヒル社が、ニポン語よりも英語のほうが得意な読者のかたがたむけにこさえた英訳版『体道』が、この『ヤングいサムライ:ヂャポンの肉体建造者(ぼでぃびるだぁ)たち(YOUNG SAMURAI:BODYBUILDERS OF JAPAN)』でありまする。みどころは、ホントーはたぶんソコではないのかとおもーのですが、三島氏による序文で、その「葉隠精神からみたヂャポン・ボディビルろん」には、ボディビルとは切腹の前の薄化粧なり、とスラスラ誤解できるようなおコトバが刻まれているあたり(?)かもで、くわえて、肉体建築ではなく精神による肉体破壊のためのエチケットとしての、さかしま人柱のボディビルとゆう妄想を、この本に登場する三島氏以外の肉体建造者およそ50人のかたがたの誰にも届かないほどの低い声で、とはゆうても写真家・矢頭氏には無言のまま全身の体温で伝えようとしているかのような目ぢからとヘソ毛で熱くつぼやいているかのよう。そすて、モデル全員のなかでひとりだけ異様な輝きで光っている三島氏の目を受け止めて、あやしく絡まりあっているように見えなくなくもない写真家・矢頭氏の目が、三島氏以外の写真のボディビルダーたちの、どこか明らかに違うもわっとこもるような目つきも何の抵抗もなしにもわっと受け止めているそのビザールむうど。この写真集が撮影された昭和40-41年ごろのヂャポン男性の一般的なパンツ事情は不明なのですが、三島氏のあつさと矢頭氏の生あたたかさの間にある決定的な温度差が、その当時のボディビルダーたちに妙に愛用者が多いようにみえるヘンな白ブリーフのしたに異常気象をよびさまして、この、ヂャポンで初めてのボディビル写真集とゆう本書にワケのわからないヲモシロさとゆう力こぶを思いきり増し増ししているかのようです(?)。山上たつひこの「練馬変態クラブ」ふぁんと、矢頭保ふぁん、三島由紀夫ふぁんのかた向け写真集です?? [記:2009.07.17:PM23時40分ごろ]

昭和へんたい精神運動写真集『ヤングいサムライ:ヂャポンの肉体建造者(ぼでぃびるだぁ)たち
by 写真=矢頭保、序文=三島由紀夫、編=相澤啓三、英訳=メレディス・ウェザビー、ポール・コンヤ
発行=1967年。from=ジョン・ウェザーヒル社(港区麻布龍土町)。矢頭保写真集『体道』の英訳版です。
大きさ:ヨコ195xタテ268みりめいとる。 重さ= 約600ぐらむ。
外見:=紙カバつきハアドカバ。オールカラーシロクロ写真集。頁数=76頁。
状態:=古本です。紙カバーはやや傷みあり。本体は状態良好です。 ど特価:=¥9800(=古本です)。
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2009年07月15日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

妖精のおクツとカバン写真集

花のクツ:履物幻想
..お花の花弁やお花のツボミが、そっくりそのままお花の香りむんむんの素敵にアホみたいなおクツやカバンに大変身。爪先の先からカガトの先も付け根も靴底も中ぢきも、何にも蟹ものすべての要素がお花と草でつくれれた、いまだかつてありえなかったフシギなお靴とカバンのビューチフルお写真集でござります。そのできばえは、11才の夏休みにおトオちゃんの手伝いで靴づくりの仕事をはじめて以来44年の靴職人歴がぢまんのフェルッチオ・フェラガモさんとゆーヒトが、コンなかわぴぴ靴みたことねえザマス!!と賛嘆のオことばを本書の序文で進呈されているほど。お下品なクツ職人のいまどき代表のように宣伝されるマノロ・ブラニクの中途はんぱに悪趣味なおクツにご不満をおかんぢの皆々様に、みるみるうちに萎れ色あせ腐っていく植物たちのはかないイノチと、この世のものではない時空を旅している妖精さんたちの足の裏の臭いとをカクテルした、靴フェチ妄想のひとつのきわみのように幻想的なおクツのかずかずをたっぷりとご堪能いただけます。写真集を収納するための半透明のプラスチックケースは、ほんのりピンク色に着色されていて、本の表紙の花のほほえみを見せるためのまぁるい窓が空いているうえに、表紙写真の葉っぱのフチの輪郭にピッタリあわせて、開口部を不規則に断裁してあるとゆーオソロシーほど手間ひまをかけたコリっぷり。1册の写真集まるごとが靴フェチ妖精の気まぐれなイタヅラめいて、プレゼント用にも最適な仕上がりになっていますので、妖精さま、ならびに、靴フェチのかたがたは、ためらわづに大至急にどどどーぞ。?? [記:2009.07.15:PM20時10分ごろ]

妖精のおクツとカバン写真集『花のクツ:履物幻想
by マイケル・チェレフコフ
発行=2007年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ255xタテ260みりめいとる。 重さ= 約1040ぐらむ。
外見:=半透明の花びらピンク色美麗プラ箱入りハアドカバ。オールカラー写真集。頁数=記載なし。
ど特価:=¥4800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::植物祭090715


2009年07月13日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

南あふりか毒電波やしき写真集

簡易宿泊所:ロジャー・バレン写真集
..元・人種差別地獄ぢだいのドロドロに濁った暗黒をひきづり続ける南アフリカで下等な白人より下等な黒人より下等などおぶつより下等な身分におかれている白人や黒人のヒトたちを21世紀せかいぢんるい希望の虫のように描いてきた天災写真家ロジャー・バレンさんの最新お作品集です。2001-2008年に地元・南アフリカの都市部で撮影された今回の写真のぶたいは、働いてもお金が足りない低賃金しごとのヒトたちや、流れ者、魔法医者、逃亡ちうのお尋ねもの、連れの愛玩動物たちなど、生きたまま幽霊になりかけている数知れないほど多くのヒトたちが、ボロ布やトタン板などを壁代わりに仕切ったきうくつな狭い空間にひしめきあう、倉庫を転用した3階立ての簡易宿泊所(ドヤ)のなか。その不吉で邪悪なむうどいっぱいの場所を、さやを削ったムキ出しの虫歯の神経がのたくるような針金オブジェや80才90才の赤ちゃんたちが口にくわえた筆で描いたような落書きはじめ、『だめのくに』や前作『影の部屋』などでもおなじみのバレンさんならではの痙攣する造型物の群れが、本作ではますます激しく増殖して、そこにいたハヅのニンゲンさまたちをどこかへ追っ払ってしまったかのごときブキミさ。とくに初期作品集などでは、インパクトの強い顔のひとたちが大挙して登場する印象もつよかったバレンさんの写真にしては、意外なほどにヒトの顔が目立たないのも当然とゆえば当然におもえるのは、今回の写真集が、宿泊することは出来ても、永住することは決してでけない簡易宿泊所をぶたいにしているからで、「世間さま」とゆーたハシゴに登り降りする習慣のついた目線で見たときには、どこにもいないようにしか見えないヒトたちのすがたが見えないのは当たり前なのですが、見えないヒトたちの影に鬼気として肉迫するバレンさんの異様な目線の低さまで一緒に目線を下げていくと、ちょっと見では姿が見えなかったハヅの大勢のヒトたちの姿が、部屋のなかのゴミの山のしたや、壁のうえのシミなどのスキマやわれめから、視線だけでなく物音や臭気を通じてゴロゴロとまろび出てくるようです。写真のなかで首つりふうに宙にういたヒトの両足のうらの汚れから影のように広がる悪臭や電波まみれな脳波のふるえによりそうようにして、写真のなかで見えない人間として蠢いていたヒトたちの気配が、写真をみているコチラ側にしみ出してくるトロ毛ぐあいのすさまぢさ。現代電波系写真の大御所ロジャー・バレンのほかの誰にもものまねできない新境地をそーっとのぞいてみてくださひ?? [記:2009.07.13:PM22時50分ごろ]

南あふりか毒電波やしき写真集『簡易宿泊所:ロジャー・バレン写真集
by ロジャー・バレン
発行=2009年。from=ろんどん。英語版。
大きさ:ヨコ287xタテ388みりめいとる。 重さ= 約1.2きろぐらむ以上。
外見:=大判はあどかば。オールしろくろ写真集。全128頁。
ど特価:=¥7900
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::南アぶるうす090713


2009年07月11日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

魔性の女流ヲトメいらすとア〜チスト作品集

ブリンクレーのヲンナたち:ネル・ブランクレー傑作集1913-1940
..そのころ絶好調だった低俗新聞を作品発表の舞台にしながら、女性読者からの圧倒的な声援と支持にささえられ、のちのタカラヅカとレディスコミックをこきまぜたような独特のお絵描き世界を築きあげ、1910-30年代にかけてひとつの時代をこさえて忘れられた女性いらすと漫画作家ネル・ブランクレーさんんの代表作をオールカラーで回顧したゴーヂャスむうどいっぱいの大型愛蔵版お作品集です。思いきりクルクル縮らせたフサフサ髪の毛のヲトメたちがヨオロッパ大陸までをまたに掛け、ある時はぐんぢんになって愛犬とともに独逸の間諜を撃退したり、ある時は誘拐されたイイナヅケの救出にふんとうしたりするエネルギツシュな活躍ぶりなどが、1910年代にはアールヌーボーな西洋浮世絵たっちでエキゾちっくに、狂乱の1920年代には金満アールデコの小悪魔ギャルぐんだんちっくに描かれています。童貞ヲンナの卑猥さと高等娼婦の冷感症、ビンボー育ちの繊細さと上流社交界の鈍感さとかゆうた、水すましと油すましのよう反発しあう両極端であるはずの成分がどれもこれも、女性いらすと漫画家ならではの細くて軽やかな描線と柔らく華やかな色彩に包まれて、みごとにひとつに入り交じりあっているケッタいさは、時代のカベを越えたふしぎな現実感をたたえて非情なほどパワフルなかんぢ。また、絵のなかで、ヲトコの存在とゆうものが、ただの下っぱ悪魔か、ないしは、家具や調度と同じていどの扱いしか受けていない雰囲気も、ネル・ブランクレーさんのヲトメあ〜と世界により一層のうるおいと輝きを呼び寄せてもいるようです。ヲトメあ〜とファンのかた、ならびに1910-20年代風俗ご愛好のみなみなさまにも、ぜひどどーぞと。?? [記:2009.07.11:PM23時20分ごろ]

魔性の女流ヲトメいらすとア〜チスト作品集『ブリンクレーのヲンナたち:ネル・ブランクレー傑作集1913-1940
by 編=トリナ・ロビンス
発行=2009年。from=しあとる。英語版。
大きさ:ヨコ250xタテ338みりめいとる。 重さ= 約1050ぐらむ。
外見:=大判はあどかば。オールカラー作品集。全136頁。
ど特価:=¥3900
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::受験生ぶるうす090711


2009年07月09日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

お受験写真りさいくるア〜ト

入学志願者
..資源ごみのなかから偶然に拾った受験生たちの証明用写真10年ぶんの秘蔵コレクションから、ビミョ〜にいい味のひとたちのモノだけを選りすぐってこさえたとゆー、大胆かつ無意味で禁断ちっくな極私的ぽおとれいと写真ぶっくでありまする。大筋おなぢ繰り返しになりますが、もそっと詳しく説明しなおしますと、まづ、ひとによっては興味が持てないものの代表のように言われることもある他人様が見た夢とゆーものを主食代わりにした漫画を描くのが、このコレクションの持ちぬしである著者ジェス・リクロウさんのお仕事で、つまり漫画家さまであらせられるわけですが、資源ごみに出されている雑誌のやまを吟味してあるくのを普段からご趣味にされている様子。その時もいつものように資源ゴミの雑誌をかき回して歩いているときに、たまたま目にとまったのが問題の書類ファイル。それはある有名名門大学の生物学部大学院博士課程への進学を希望する学生たちの受験用提出書類で、しかも1965-75までの10年ぶんがドバっと捨ててあったのだと。みると古びて黄色くなった受験書類のなかには、受験志望者の証明用写真をホチキスで添付してあるものがいっぱい。コリはヲモツロい〜!思いがけないお宝のやまに目がくらみ、ゴッソリとお持ち帰りした収穫を眺めているうちに、コリを本にして出すのがぢぶんの使命だス!と燃えはぢめ、1998年から2005年までミニコミ形式で発表したのち、2006年には本書の原型になった写真集を自費出版で3000部を刊行して完売。それをみて是非当社でとお手手をあげたマイクロコスム社によるコチラは第2版ばーじょんなのでありまぢだ。前置き長くなりましたが、本書のみどころ大きくは2つありまして、ひとつは昭和40-50年代ばりばりの空気が現像液に大量に溶け込んでいる証明用写真でみる受験志望者男女の表情顔つきや衣服ファッションかんかくの変てこなかんぢ。もひとつのみどころは、どんなつもりだったのか、証明用写真の裏側に写真の受験生への悪ぐちや超辛くちコメソトなどがやたらに書かれていたそうで、「コイツは自宅通学のバカ息子にありがちな幼稚なタイプ」とか「肉体的なお色気がたりない」とか「活発なところがわずらわしく見えることが多い」とかゆうた調子の落書きを読みやすいように活字に書き直して印刷してあることで、人格の歪みすさんんだ入試担当教師のイヤ〜な観察を通して、どこの馬の骨とも知れない大学院受験生たちが急にぢぶんの今は亡き同級生になったかのような親近感や懐かしさをほのぼのと感じさせてもくれるようです。。?? [記:2009.07.09:PM23時20分ごろ]

お受験写真りさいくるア〜ト『入学志願者
by 編=ジェス・リクロウ
発行=2006年。from=おれごん。英語版。
大きさ:ヨコ102xタテ139みりめいとる。 重さ= 約45ぐらむ。
外見:=そふとかば。しろくろ写真集。
ど特価:=¥500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::受験生ぶるうす090709


2009年07月07日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

魔界おこもり写真集

煩悩の眠り姫:村田兼一写真集
..ヂメヂメした空気にすっぽり覆われているニポン列島のなかでもとりわけ湿度の高い路地裏突き当たりの黒く苔むす無人無住の洋風木造ニポン家屋の一室やその裏庭の木立ち周辺にトゲトゲにまもられた花の匂いに包まれて出没する幽霊のように影うすいヲトメたち。『ニポンの眠り姫(プリソセス・オブ・ヂャポソ)』(2005)に次いで刊行された独逸ロイス社版では2冊めの村田兼一氏作品集でありまする。写真集での紹介によると、村田氏のモノクロ写真に手彩色で着色する作業は山崎由美子さんとゆう方が受け持たれているそーなのですが、人形めいたヲトメの着色写真ときくと連想しがちなハンス・ベルメールの人形写真がサヂスちっくに照らす発狂した星星からのぎとついた光で事件現場のような凶凶しさに満ちているのとは違い、村田氏お写真のなかのヲトメたちは、手彩色写真のなかでしか垣間見ることが出来ないような屋内と屋外をおなじように包むふしぎなお月さまの光で満たされた永遠の真夜中のしずかさとともにある魔界のお人形たちのよう?ていねいに掃除も行き届き、謎の実験器具や標本ビンなども整えられた居心地よく息ぐるぢい座敷牢ちっくな廃屋をぢぶんの墓穴と決めて引きこもり、ヲトコいらづの煩悩が描く妄想の主人公に思いきり変身して伸び伸びと自縄自縛の夢にひたるヲトメたちの浪漫を生け花のように1枚ずつ丹念に仕立てあげたお作品集となっています。?? [記:2009.07.07:PM19時40分ごろ]

魔界おこもり写真集『煩悩の眠り姫:村田兼一写真集
by 写真と序文=村田兼一、序文=飯沢耕太郎
発行=2007年。from=どいつ。ニポンどいつオふらんす英語の4言語併用版。
大きさ:ヨコ248xタテ320みりめいとる。 重さ= 約1.08きろぐらむ。
外見:=はあどかば。カラー写真集。
ど特価:=¥8500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::魔界転生090707


2009年07月05日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

せかいのキテレツ楽譜大全集

楽譜のかきかた21
..赤い取っ手とこすりキズか何かのようにみえる左の画像は、ウィリアム・ヘラーマンさんとゆうヒトがこさえた「来るべき音楽のためのかたち(1980)」とゆう曲のための楽譜なのですが、楽譜とゆーても2次元平面ではなくオブヂェでこさえた3次元立体の楽譜。これよりもさらにオブヂェ=反オブヂェ系の、ジョセフ・コーネルとマルセル・デュシャンが同性結婚したようなヘラーマンさんの立体楽譜合計3作品をはじめとして、最新から最近ずいぶん前まで世界50毛こく以上の100人以上のヲンガク家さま非ヲンガク家さまがたからのご提供による現代ヲンガクの楽譜なのに楽譜ぢゃないみたいな楽譜ばっかりを集めた一大キテレツこれくしょん本でござります。キテレツ楽譜を前にすると、旧式な楽譜を読むためにジョーシキとされている知識は役に立たなくなってしまうので、ヲンガクの先生がお砂場やお風呂場で手取り足取り教えてくれたのかくれなかったのかも思い出せない五線譜や音符についてのお約束を知らないことも、この本をみて楽しむのにはいちぢるしーくプラスぽいんと。楽譜ぢゃない楽譜の多くは図形楽譜と呼ばれることが多く、「びぶりをでっせー」ぶろぐとゆう方のご紹介(ココです)、にも実例がいくつかありまして、その何点はこの楽譜集にも収録されてもいるのですが、楽譜でない楽譜のヘンタイっぷりを「図形」と呼ぶのは実際には当らずといえども近からずで、本書に収められているものだけをざざっと眺めるだけでも、実際は、自己流の象形文字、新聞記事の切り抜き、ポエム、地図、天体図、風景写真、人物写真、水彩画、油絵、速記、ゲーム、配線図、オカルト、まんが、コラージュなどなどとゆうた調子。いっぱんに楽譜と思われている楽譜に記号として閉じ込められている音を実際に音として響かせるためには知識やおケイコが必要なのにくらべて、ぱっと見で音のイメエジが妄想的にじゃかすか鳴り響いてくるとゆー点で、楽譜らしくない楽譜のほうがきわだって楽譜らしく苦し毛にもうれし毛にもみえるとゆー屁理屈がなりたつのも鳴るヘソっぽいかんぢです。今からちょうど40年ほど前にジョン・ケージさんというヒトが書いた「楽譜のかきかた」とゆー本の「21」世紀版の続編みたいなイメエヂで著者のテレサさんは構想をされたそうでここには、最初の図形楽譜ぶーむ期に活躍をされたジョン・ケージさん1952年10月のアール・ブラウンさんロバート・アシュレイさんカール・ハインツ・シュトックハウゼンさんゴードン・ムンマさんフリオ・エストラーダさんやエジプト出身の電子音楽家ハリム・エル・ダバさんやフルクサスのフィリップ・コーナーなど現代へんたい音楽の古典的大御所のかたがたの旧作や新作からその弟子筋、まご弟子筋にあたる現代ヲンガクばたけのかたがたのどことなく気むつかしー毛な高級隠れ家飲食店ふうなそれ、だけを収録しているのでは決してないのが本書のかわい毛になっていまして、自閉症のヒトたちとの共同さぎょうで知られるらしいスラベック・クイ?(Slavek KWI)さんや映像作家のおしごとで著名らしいステファン・ベックさんニュージーランドの詩人とゆうシィラ・マックインさんの「蚊とピクニックのためのがくふ」、びぢゅあるあーちすとケリー・ジョン・アンドリュースさんとゆうたヲンガク作曲専門科でないヒトたちまたは、ヲンガク専門科でもフリージャズ系のバリー・ガイさんやジョン・ラスキンさんあるいは、エリオット・シャープさんジョン・ゾーンさんとゆーたヒトたちのおさくひんが、おさくひんタイプどしゃまぜに、作者お名前エイビイシイ順に排列されていて、音楽安置室から美術病室に移動してマーヂャンやポーカーで遊びながらこさえたような純音と雑音の竜巻きギフト的玉手箱です。ワケのわからない現代ヲンガクの排斥ぱわーに毒されていくための挙動不審な案内ぶっくとして、広くヲンガクあんど非ヲンガク愛好家のみなさまにおすすめしたい重量版です?? [記:2009.07.05:PM24時40分ごろ][書き直し記:2009.07.07:PM21時15分ごろ]

せかいのキテレツ楽譜大全集『楽譜のかきかた21』 by テレサ・サウアー
発行=2009年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ222xタテ285x厚さ35みりめいとる。 重さ= 約1.2きろ以上ぐらむ。
外見:=愛蔵版はあどかば。カラーあんど原色図版満載。索引つき。頁数=318頁。
ど特価:=¥9000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::十八時の音楽欲090705


2009年07月03日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

死体解剖実習記念写真これくしょん

人体切断:1880-1930年代アメりゴ医学の通過儀礼的写真集
..世の中にか世の外にかはわかりませんが、記念日とゆーのはまーずいぶんと次ぎから次に忘れても忘れても間に合わないほどどどしてこんなに沢山あるの?と不思議に思ったことのないかたも少なくなくないかと思いますが、記念日にパチパチ、記念日でなくても記念にパチパチシャカシャカ、記念日の数よりも種類よりもどれほど倍多いのか想像もつかないほどの記念写真がどれほどギョウサン撮影されてあることか。まあまあこーんな記念写真までこーんなに残っているのかと、ゾゾするやら感心するやらの、医学生による死体解剖実習記念写真の大これくしょん写真集でありまする。時代は明治から昭和のはぢめごろ、地域は北アメりゴ各地の大学医学ぶあたり。この時代この地域では、医学研究のため解剖実習のためにニンゲンさまのご遺体を使うことを、法律が認めておらず、この写真集に登場するやまほどの死体のどれもこれもが、裏るうとで医者と手を組んだ死体盗掘業者のかたがたがお墓を暴いて調達したご禁制の死体ばっかりなのだそうな。地面の下から引き摺りだされ、解剖台のうえでギコギコされることになった不運なご遺体のかたがたの身元は、わだぐぢ(誰?)たち有色人種さまやビンボーさまや獄死したひとに限られていたものの、たまに急ぎのときなどには、間違ってかなにか白人のちょっとエラそーなヒトのご遺体を掘り出してあとで騒動になることもあったとか。いまと違って医学部生のなかでも限られた人数しか参加できない死体解剖の実習は、医者になるための処女処男喪失の儀式にもひとしく、だから記念写真を撮影するほどのことでもあったのれす。とゆーたイミのことが前書きに書いてあったことを早速に忘れて、写真集ほんたいヂロヂロみていきますと、まづ驚くのが、解剖室の衛生ほうめんでの設備の無さ。解剖室とゆうよりは、大工さんの作業場のようなところに、食べ終わった焼き魚のような状態の死体をとりかこんで、解剖に参加した医学部生たちと指導医師が立ち、撮影用の小道具を持って小演技をしつつ泳ぎぎみのカメラ目線ではいチーズ、とゆーた構図の写真が目立つのですが、収録されているたぶん150点前後の写真に、少なくみても500人以上は写っている解剖医師と実習生男女うち、手袋をはめているのは4、5人だけ。残り全員は手袋ひとつせずに死体を素手でこねくりまわしているのですから、いまの目でみれば医学もへたくれもなさ毛ふう。解剖にのぞむ衣装の一部としてカウボーイはっとをはじめダービー帽やらないやら帽子各種で盛装している姿も珍みょーで、エプロンすがたもヒミツけつしやの儀式調とゆうよりは気取って喰うどぉー高級焼肉待ってなさイとゆうた雰囲気かも?強烈な死体の臭いを消すために解剖ちーむのうちの誰かが喫うことになっていたとゆう葉巻きやタバコのけぶりのせいなのか、仕上がりがモヤモヤモヤっと心霊写真ぽい解剖記念写真もそちこちに出没。後半には解剖記念ユウモア調写真の一章もありまして、死体に取り囲まれて解剖されている医学部生の記念写真やらガイコツと手をとり肩を組んでたのしそーな女性医学生たちの記念写真など手を変え足を変え。最後までぢっくり見応えのあるご愛蔵版レトロ医学写真集となっています。みなみなさまの諸行お無常コレクションのおひとつにどどどーぞ?? [記:2009.07.03:PM17時40分ごろ]

死体解剖実習記念写真これくしょん『人体切断:1880-1930年代アメりゴ医学の通過儀礼的写真集』 by ジョン・ハアレイ・ウァーナ、ゼイムス・エドモンソン
発行=2009年。from=にうようく。英語版。
大きさ:ヨコ225xタテ262x厚さ25みりめいとる。 重さ= 約1.2きろ以上ぐらむ。
外見:=愛蔵版はあどかば。セピア調はあふとーん写真集。頁数=208頁。
ど特価:=¥5800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::薔薇薔薇090703


2009年07月01日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

缶入もののけトランプせっと

ティム・ビスカップ:しやわせトランプ
..遺伝子事故的ウルトラ‐ファイト500番勝負いらすとシリイズ画集 『ぢゃくそん500‐第1集』や『ぢゃくそん500/第2集』など、1950年代ラブリィ悪魔いらすと画家ジム・フローラ直系のフリークえきぞちかイラストあんどアニメ作家ティム・ビスカップが、お寿司にぎりマシンも驚きそうなほど活発なお絵描き活動をくりひろげる持ち前の多産体質にピッタリなトランプづくりに挑戦。とゆいますか、トランプ用お絵描きに挑戦。トランプ52枚とババ、それにオマケの大判カード3枚を、トランプを収納するためのスポンヂ製ベッドを内側にはりつけたブリキ製(?)の角丸な四角い缶(上ぶたつき)に収納。そのすべてに、日光浴の湯かげん人肌かんしょくのパレットにひたされた、ティム・ビスカップの脳みそ汁の主な成分でありそうなラバライトの筒のなかを無重力ちっくに無限上昇ちうのモノノケさまたちのお姿が描かれています。おもちゃ部屋から外出できないまま見てくれだけヲトナになったニンゲンさまにむかって、タロットカードよりもづづっと意味のわからない幻聴の元ネタになりそうな梅干しやスイカの種をぶつけてくるティム・ビスカップのもののけなしやわせトランプせっとを、見るだけで食べられないお弁当のおかずやオヤツの代用食としてぜひご賞味くださいませり?? [記:2009.07.01:PM22時00分ごろ]

缶入もののけトランプせっと『ティム・ビスカップ:しやわせトランプ』 by ティム・ビスカップ
発行=2008年。from=さんふらんしすこ。英語版。
大きさ:外箱=ヨコ90xタテ125みりめいとる。本体=65x90みりめいとる。 総重量= 約180ぐらむ。
外見:=カラーいらすと外箱あんど紙箱いりイラストとらんぷセットぷらすオマケいらすと大判カード3枚。*書籍ではなく、トランプせっとです。
ど特価:=¥2000
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