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手塗りぽらろいど写真集
『
絵みたいな写真
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★★★★★
ナマ乾き半熟じょうたいのポラロイド写真を、ツマヨウヂなどの道具でこちょこちょコネくりまわしてみたら、こんなに素敵にへんてこな、まるで絵みたいなへんてこな写真ができますねんねへ。とゆう楽しくもちょこざいな小技の実験的お写真集です。写真の素材は、ハダカのオトナ、こども、モネのお庭、花壇に囲まれたおウチの屋内外や、テーブルの上の果物とか。ありふれているにもほどがありそな写生お絵描きの課題みたいなものばっかりなのですけれども、それがポラロイド写真汁のなかをくぐって通常ならば静かにまっすぐ浮かび上がるところを、著者の発見したおばかなワザの一撃を浴びせられたおかげさまで、元の姿によく似ているのに同時に全然ちがう別世界への知覚の扉をむりやりくぐらせれた、実にばかばかしい光景へと大変貌。著者いわく、冷えると固まってそれっきりになってしまう性質を嫌って、温度を下げないように時々ワキの下でむらしてみたり、電子レンジでチンして暖め直したりしながら、写真をいぢくりまわしましたのよ、とゆう説明をいかにもそれらしく納得しないではいられないような、むわんと濃厚な粘り気をおびたカゲロウにくるまれてすべてが溶けて流れ出す寸前の膨張感と、破裂して押しひしゃげたようなカスカス感が同居する、なんともへんてこな変質的空気感をお腹いっぱいお召し上がりりください。
★★★★★[記:2004.11.27PM11時59分ごろ]
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『
みしゅらんマン‐満100才のビベンダム
』
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包帯ぐるぐる巻きのようにも全裸のようにも見える白いゴムタイヤをつみかさねた異形のトグロうんこのような胴体と手足でできている怪人きゃらくたぁ「みしゅらんマン」、別名「ビベンダム」の愛称でもしられる怪人きゃらくたぁの生誕100周年(1998年で)記念出版本の英訳版です。古代から連綿と使われてきた木製や鉄製の車輪に代わる画期的な新発明として空気入りゴムタイヤが登場した19世紀おわりごろ、その製造業者としての何とかなろうとモガいていたどーでもいい業者のなかのひとつミシュラン兄弟の会社の宣伝ぽすたぁの中で、初登場した自転車競争のような宣伝えべんとに萌えていた時代に、最初はミシュラン宣伝用ぽすたぁの中で、釘やガラスの破片を山盛りにしたグラスを掲げてにこにことカンパーイをする怪人として初めて登場した「ビベンダム」。道ばたでフラついている酔っぱらいみたいな意味だそうな「ビベンダム」が、ミシュランごむ製品や観光がいど本業界の巨人化していくための有能なチンドン屋さんとして、ミシュラン世界の街角で着ぐるみショウの実演や、ポスターのモデルとしてでしゃばりまくってきた丸まる100年ぶんの図版資料から、特には骨董てきな時間旅行系と、あっちこっちの諸国漫遊記系を中心にあれもこれもと拾い上げた「ビベンダム」図録集になっています。こんばんは、ミシュランタイヤの「ビベンダム」をお相手に、見てくれだけで中身はからっぽな、話かけても返事もできない空想のニンゲンもどきに売り物の案内を代行させる、とゆういまだに日々しょーこりもなく繰り返される統合失調症型宣伝さくせんの百年一日のごときそのタイヤマーク痕のさまざまをぢつくりご鑑賞ください。
★★★★★[記:2004.11.25PM10時50分ごろ]
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20世紀3大バレリーナ研究復刻版
『
ニジンスキー、パブロワ、ダンカン
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第二次大戦終戦直後の1946-47年にかけて連続出版され永らく入手困難になっていたバレリーナ研究冊子『ニジンスキー』『パブロワ』『イザドラ‐ダンカン』の3册を、1册にまとめて復刻したお得な全1巻本。とりあえずバレーには特に興味も御縁も一切なしと思い込んでいるわだぐぢ(誰?)のような者がみてもアアアっと目がホルモン漬けの釘づけになるほどに衝撃力のつおい写真図版がごろりごろりとまろびでてくるだよ。原著が刊行された時点ですでに伝説につつまれていた3人のマボロシの舞台姿を再現するための、実際に舞台をみたクロウト筋の評判記が、分量的にも本書のはしらであるには違いないのですが、見どころは、とても上等とはいえない紙質とインキで印刷されているにもかかわらず、やっぱり何より写真図版でみるニジンスキーの圧倒的な気持ち悪さ、あんど、パブロワの軽やかさ?、そすて、ダンカンの重さ。重力に逆らって天空をまうことだけが大事なら風船ガムをたくさん噛めばそれでよさそうな気もしなくもないですが、天災だんさぁのおつとめは、物理的な重力以上にニンゲンの世の中のしがらみモロモロの引力から身もココロも解き放たれたあり得ない時空を観光バスガイドすることなのかもねへ。と感謝感心しているうちに、読者の体内の重心もそちらへあちらへグラグラと誘われるようです。
★★★★★[記:2004.11.23PM11時20分ごろ]
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電車落書き中毒系作品集
『
色彩のカミカゼ
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電車の車体に落書きのイレズミをしちゃったりして遊んでいるハアドコアアなマニヤのヒトたちが、スプレー缶を絵筆に持ち替えて紙のうえに描いたあんぐら冒険マンガと、電車お絵描きの記録写真をこきまぜて、切腹してみました風の極彩色にドロドロ流れ出すカミカゼ式の色彩で煮詰めた無法画集です。ドロドロの極彩色とゆうても、産地が養老ッパのドイッツのため、どあほの超てぇこく米ぬか調にキラめく脳天気にはぢけた明るさ一辺倒ではなく、黒い森に囲まれた公害に汚染された沼地の水のようにかげりををびて派手な色彩のいちいちがどこかしらくすみまくっているのが特色で、いかにも血管のなかに何重にもコケのようにへばりついた化学ぶっしつのカスがあやしくギトギト発光しているような不健康さ全開。ヘビメタでサイケでダメダメなヒップホップにいちゃんがスプラッタったった、とひとくにちにいっても、あたまのわるぅいかんぢに説得力のありすぎる渋ぅいカッコ悪さがなんともビミヨで、筋金入りのB級愛好趣味の方々にはひょっとこしたら辛抱たまらん毛なのかもなビミヨな湯加減がなんともなく気がかりですね。
★★★★★[記:2005.3.06PM11時40分ごろ]
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変態見世物絶頂期のお写真集
『
落穂拾い
』
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★★★★★
見世物業界の松下幸之助P‐T‐バーナムが畸形変態見世物の専用列車での巡業公演を初めて実現した明治時代のはじめごろから大阪万博も終った昭和40年代なかばごろまでのおよそ120+130年の間に北米大陸で活躍した見世物アイドル&スターの方々営業宣伝用写真300点以上を一挙に大公開。いまから13、4年もむかし、トレーディングカードとゆー単語がまだニポン語として熟さなかったころに、「しりあるきらぁトレカ」やら「フリークス‐トレカ」やらがプチ流行したことがありましたが、本書収録写真のうちの半数ほどは、その当時の「畸形人間とビックリ人間トレカ(ひゅうまん‐ふりぃくす&おでぃてぃず)の全4集からの再録写真で、それをビックリ人間の傾向別に整理した貴重なもの。特にそのシリーズ第1集は当時すでに入手が困難だった貴重なものです。そして収録写真中の残り半分は今回あらたな発掘もので、畸形見世物一座の一行がハワイに休暇旅行にでかけた時の記念集合写真など、意味もなく面白いものもあります。「しりある‐きらあ」トレカや「ふりぃくす」トレカその他の発売元として知られた「まざあぷろだくしょん」の代表ジョージ‐デカプリオさんが実はレオナルド‐デカプリオの父親だった、とゆう聞けば納得のまめ知識が得られたりもしつつ、芸能や見世物や肉体改造に興味があるかた、手や足の数が多少1、2本とかそれ以上とか平均より多めだったり少なめだったりするひとや、ヲンナでもオトコでも同時にありひとや、体重に余裕のありすぎぎみなひとや反対のひと、毛の量が多めなひとや、からだとからだがくっついてるひと、その他、世界のビックリ人間と仲良しになりたいかたがたには常備して安心なビックリ人間ばんざい本です。
★★★★★[記:2004.11.19PM11時30分ごろ]
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変態見世物絶頂期のお写真集
『
落穂拾い
』
by ろじゃぁ‐うわぁしゃむ
本の大きさ: ヨコ=21.8cm、タテ=27.9cm 重さ=約750ぐらむ
外見: そふとかば。白黒写真集(カラー1頁あり)。頁数=200頁。
発行: 2004、from あめリ力
■ど特価: ¥4600
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
営業用記念写真41119
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意識解体あ〜と作品集
『
ブライオン・ガイシン/複合媒体時代への周波数あわせ
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★★★★★
魔薬ちうどく体験ネタを読者のまっとうな批判力を打ち砕く必殺ワザとして振り回すことで有名ぶんがく者にのしあがる術で有名になったウィリアム‐バロウズさんとゆうて、映画化もされた『裸のランチ』の原作者のひとのおホモだちであるブライオン・ガイシン(ブリオン‐ジサン)とゆう名前については、作文をこさえるのに必要なコトバとコトバをくっつける接着剤は脳みその汁をしぼらなくても文房具屋さんで売っているようなノリやセロテープで十分なのぢゃヨとゆう切り貼りの術を伝授してバロウズさんのぶんがく的才能をわやくちゃにしたイイひととゆう印象を持っているかたもあれば、ブライアン‐ジョーンズほかローリングスットンズのひとやデビッド‐ボウイやイギー‐ポップやパティ‐スミスやジェネシス‐P‐オリッジやスティーブ‐レイシィーなどの音楽家たちからとってもチヤホヤされていたブライオンさんとゆう印象のかたもおられれると思いますが、この本では、名前の認知度に反比例してまとめて目にする機会の少ないガイシンさんのビヂユアルげーぢつ作品を、約250点の図版資料で一挙大公開。1998年にカナダ‐エドモントンあ〜と画廊で開催された北米大陸では初めてのガイシンさん回顧展の図録をかねた記念出版として企画され、ロウズ、グレゴリー‐コーソ、ジョン‐ジョルノほかブライアンさんと愛憎かんけいの深かった豪華執筆陣による証言‐回想などを追加。1935年、画壇初デビウのグルウプ展初日の朝にアンドレ‐ブルトンから超現実派破門の宣告を受けたときに始まりフルクサス一派とも意識拡大映像派ともパンク‐ニウウエイブ世代とも接点を持ちながらどんな派閥の人間椅子にもならなかった魔術ゲージツ家ブライアンさんの先細りじんせいを回顧展いじょうにぢっくりご観賞いだけけるようになつています。50年以上にわたってアレもコレもと欲張りまくったブライアンさんの作品群のうち映画と音楽の方面の図録紹介はだいたい割愛で、おもな収録図版は1950年代モロッコで描かれたサハラ砂漠シリーズと、自分で自分専用の文字を作り出す言語新作症の非典型的症例が悪化したばやいがどんなものかは解りませんが、オリンピアぷれす版『裸のランチ』初版本の表紙に使われたりもしていた、文字を一定範囲の形に固定するための意識もろもろの留め金を砂漠のなかの旋回舞踏で弾き飛ばしているかのような西洋式オリエントむうどの超神代文字色彩書道、そして晩年の四角いレンガが中東あみくだくじ式溶けて流れる建造物風のローラーぽえむ群が中心で、バロウズさんとの共同切り貼り作品もサービスっぽくあれこれ。DNAとゆうものが発見される以前の時代から一貫してゲージツこーすを経由しての運命遺伝子組み換え実験に挑戦しつづけた結果として最終的にはどーにもならないとゆう成果を残しても残さなくてもえかったブライオンさんのお仕事を、コトバ中毒依存症から自発的失語症悪化にむけての逆リハビリ訓練としてお満喫されてみてください。
★★★★★[記:2004.11.17PM10時40分ごろ]
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特選ちょ〜退屈写真集
『
すなっぷ写真
』
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写真機を持たない職業写真家の写真集とゆうてもほとんど説滅になっていなさ毛なので、くどくど説明しますと、著者のシュクラインさん(現在の推定年令60才)は、超売れっ子や売れっ子になりたい芸能人や芸術家さら撮影以来の殺到する若手花形職業写真家としての生活から25才のとき突然に写真機を捨てて実業界入り。写真とのかかわりは、どこの誰が撮影したのか、誰が持ち主だったかもはっきりしないスナップ写真を骨董市やフリーマーケットを買い漁るだけとゆう、1動機じたいも妄想すればとーても怪しいやぶれかぶれなランボー野郎ちっくな180度の方向転換をなさっったお方で、その後35年間に集めまくった写真の総数はおよそ100万点の、いまでは世界一のすなっぷ写真これくたぁなのだそうでおじゃられます。ちょうど今現在は12月の中ごろまで当初の予定を延長してドイツ‐ケルン応用芸術博物館で開催中の同名巡回展の記念図録をかねて出版されたこのぶ厚い写真集には、1)瞬間芸,2)をんな,3)をとこ,4)決めポーズ,5)こども,6)集合写真,7)恋人たち,8)裸体,9)自然,10)運動競技、11)旅の記念、12)交通機関、13)、大都会と小都市、14)はたらくひとたち、15)戦時中、16)芸術家きどりの写真、17)写真機を持つひとたち、などの項目に整理分類して500点以上の拾いもの写真や目っけもの写真が収録されていて、写真1つ1つが単純に面白げだったり退屈げだったりもしつつ、同時にそれ以上に、写真機を入手できる程度の財力と余裕のある世界中の、といっても大体はヨオロッパの、特にはシュクラインさんの出身地でナチス占領時代をふくむオーストリア界隈などの最近150年ぐらいのひとたちが、写真機を間にはさんでレンズの前に立つときや、撮影者としてレンズの背後に隠れたつもりになっているときに、一体どんな、してもしなくてもいいようなことをしたがるのかを記録した山積みの証拠写真による写真論ふうのダメダメ写真の標本図鑑のようでもありまひして、写真機を捨てるほどに写真機愛好者の立場から遠く離れたぽぢしょんを選んだ元写真家ならではの、地球に落ちてきた写真ぢんるい学者のように醒めざめとした眼差しが光る唯一無比のお写真集です。
★★★★★[記:2004.11.15PM9時35分ごろ]
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特選ちょ〜退屈写真集
『
すなっぷ写真
』
by すこっと‐ますぐろぅぶ
本の大きさ: ヨコ=13.5cm、タテ=23.7cm 厚さ=5cm以上 重さ=約1.8Kg
外見: はあどかば。オールカラァ。頁数=560頁。
発行: 2004、from どいつ(英語、どいつ語の2言語版)
■ど特価: ¥5400
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
裏写真道楽41115
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絶滅どうぶつ幻視画集
『
災厄の剥製師/初期北米植民地の末期的動物誌
』
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世界秘境の獣人さん野人さんとの出会い系には何の興味もないひとでもどこかで何度かは必ず見た事があるはづほどいまだに有名なパターソン氏撮影のデカ足原人出現映像の背景に、どんな動物図鑑にもまだ1行も紹介されたことがないキテレツ奇妙な鳥や虫や動物たちがひしめているのを確認したのだ。とゆう他愛のない幻覚にステンコロリとけつまづいたおかげで、それまでの暴走族活動からは足を洗い、独学による有り得ないはずの絶滅動物の発掘けんきゅうなどいうもっとたちの悪い現実とうひのズンドコめざしてまっしぐら。精神科医も呆れた立派な症例に成り上がりましたお手柄の、世界唯一の貴重絶滅動物剥製の数々をご覧あれれれ?とゆうウソかホントかは確かめる必要もなさ毛な設定を作者のスコット‐マスグローブさんが自作自演しながらお描きになられましたもうろう画集です。遺伝子組み換え有害植物度100%のゴルフ場のような緑の野原にたたずむ150年〜200年ほど昔の日付けをつけられた絶滅どうぶつたちは、大き過ぎるほどの目玉や立派過ぎるような上下の歯並びや、剥製のタレ汁をワックス代わりにして堅めに塗り込めたような皮膚の質感を恵まれて、地球に落ちてきた宇宙暴走族のような風情がどこまでも邪悪にゆ〜らゆら。今どきのブキミにかわいひアニマルおもちゃ類とは露骨な近親関係にありながらも、ありえない過去がありうる未来の滅亡後の風景にそのままマングリがえったような、あらかじめ念入りに使い古し感をほどこした新品パンツのゴムひもの味が楽しめそーです。
★★★★★[記:2004.11.13PM10時00分ごろ]
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医療機械写真集
『
医学におけるX線と放射能の一世紀/黎明期の写真資料を中心に
』
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★★★★★
見えぇる見えるヨうっしっし、エロ雑誌の悲しい通販広告の定番ガセネタX線メガネの広告図版まで堂々と収録するほどに貫通力を備えながら絶えまなくキョロキョロする幅広い眼力と好奇心を持つ放射線医学のセンセーによる、スケてたりスカしてたりな医学写真とその解説に重点をおいた目でみるX線医学百年史です。題名にもあるとおりに収録図版は放射線医学がよちよち歩きと時々の激しいオモラシを垂れ流していた研究‐開発初期の、貴重資料に重点がおかれてまして、本人気づかないうちに人体実験動物にばってきされてしまったヒトたちの放射能性ヤケドや未熟な放射線治療の使用前と使用後、開発されては姿を帰したいろいろな放射線医学機械装置の数々など医学写真好きを萌えさせる専門本ならではのハードコアーなカビ臭い写真をちょろちょろと満載。そのうえに、X線装置を運搬するための工夫や細工を施されたお馬さんや人力三輪車、てんかん治療実験のための放射能を浴びせられているうちにハゲ頭から毛が生えてきたヒト、原爆ソーダ水の宣伝広告などバラエティ担当班っぽいネタや、放射能の威力を宣伝するために撮影されたとゆう貝がらや動物の写真なども大量に入り交じり、収録写真図版は全部で700点以上。素晴らしく散漫で焦点の定まらない雰囲気もふくめて、ふた昔ぐらいまえとかによくあったインチキ心霊治療の宣伝チラシなどをどこか連想させてもくれるビミョ〜に怪し気な特殊秘蔵本です。
★★★★★[記:2004.11.11PM10時20分ごろ]
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発情する建造物写真集
『
ネバダの売春宿
』
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おきまりの転落と破滅の一方通行路から売春女性たちを救出するためと称して1971年に売春を合法化し、売春の稼ぎからまでゼーキンを強奪してくれる白アリ型迷惑な表事情で名だかいネバダ砂漠はづれの合法売春宿ぞぉんに立ち並ぶ夜ごとに発情する売春宿25軒の、ひと毛の途絶えるスキばかりをついて内側から外側から、空気中に残留するすえた人肌の匂いをくんくんとかぎまわった悪趣味お写真集です。合法化される以前には取り締まりから逃れるために建物まるごとぐるみで砂漠をまたいでクニザカイの無効側のメキシコまで一時的避難を繰り返していたとゆう時分のナゴリなのか、元々ぜんたい的にゴォヂャスに飾り立てた馬とニンゲンの交尾ショウのための物置き小屋風なチグハグにかみあったむうどに、知名度に反して現状は廃業店も続出中とゆうぐらいなサビれぐあいがさらに輪をかけてもいるようで、まだ常時300人ほどの女性がお勤めちうなのにもかかわらず、無気味にセクシィな廃墟から廃墟へと案内されている印象が濃厚なC級おたんび調いんてりあアンドあうてりあ写真を悶々とお楽しめます。
★★★★★[記:2004.11.09PM5時20分ごろ]
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発情する建造物写真集
『
ネバダの売春宿
』
by てぃもしぃ‐はっすれぃ
本の大きさ: ヨコ=20.3cm、タテ=25.4cm 重さ=750ぐらむ
外見: そふとかば。全カラー写真集。頁数=192頁
発行: 2004、from にゆようく(英語版)
■ど特価: ¥3200
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
職場訪問41109
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巨大穴あき壁面彫刻写真集
『
アーウィン‐ハウアー/連続体
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.大きな口を開けた穴ボコと、何もなさ毛な穴を支えるためのねじれた曲面を持つなめらかな手足。それを上下左右に繰り返し積み重ねただけのパッと見は単調な外観が、ずれながら重なる光線の変化によって、床と天井がグルグル入れ代わるような催眠術的効果をうみだすアーウィン‐ハウアーの彫刻作品の大発掘写真集です。彫刻といっても寸法は大工さんとゆうより工務店サイズの、アーウィン‐ハウアー(出身地のオーストリア風ならエルヴィン‐ハオアー?)のお作品は、1950年代のヨオロッパや南米などの大都市で実際の建物のカベや天井に取り入れられて大評判になったという話も、1960年代以後ぱったり忘れられていたとゆう話も、どちらも一切記憶にないですが、ご家庭のお部屋のなかやら外やらへの超高速電気計算機のはびこりや目まいがグルグルするのもエエことぢゃないかといった昨今の風潮に便乗したのかしないのか、いまでは現存しない作品の数々が全盛期当時の写真によって疑似復活してしまたのでした。作者みずからのたまふ鍵言葉が「馬の鞍」と「無限」。言われてみればみるほどにロバチェフスキー場のイナガキタルホ老人が人間人形時代の懐かしい穴ぼこですべっても転ばないよとゆいますか、もしあるとすればまさにこれでしかないA感覚の積み木のお城です?
★★★★★[記:2004.11.07PM10時20分ごろ]<
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猟奇映画秘宝
『
恐怖に国境はない/世界ホラー映画縦断
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地元でもわけ尻のヒトだけが知っているマムシどりんこのシビレる店のようなアヂヤあんど南米あんどヨオロッパの一部地域のキキ目のつよ〜い濃厚な怪奇映画のどつぼ世界の路地から路地を、親切な専門がいどのかたがたが思いきりひきずり回してくれる監督&俳優&ヂャンル&作品ガイド本です。意味ふめいドロドロ幻覚映画の棺桶のジョー(コフィン‐ジョー)ことゼ‐ド‐カイションしりいずで知られるブラジルの変人監督ホセ‐モヒカ‐マリンスさんの、10代で監督デビウする以前から自分のおうちのニワトリ小屋を撮影スタジオにしての映画修行や、女優公募のテストのたびに女体に虫やハチウ類を這いずりまわらせて根性試し、落ち目になってから「映画人とゴミ収集人と墓彫りと売春婦のお役にたつ政治」を公約にかかげての国会議員選挙立候補&落選、自分の教会を創設して2ケ月後の破産、ブラジル初の犬とニンゲンのまぐはい映画での復活などなどその作品にぴったりな異常映画人生をいろどった仰天実話の数々を知るだけでも、お腹いっぱいになってしまう読者もありそうですが、メニウはほかにも超てんこ盛りで、ホドロフスキィの全経歴、人肉饅頭アンソニー‐ウォンの全経歴、『鬼妻』タイの大人気監督になったノンゼー‐ニニブトゥルのインタビウ、メキシコの忘れられた1930年代怪奇映画群、カエル仮面が飛び跳ねるエドガー‐ウォレス原作の西ドイツ製怪奇映画「くりみに」シリーズ、、シンガポールの吸血鬼映画スター女優マリア‐メナド、ダメ犬訓練の宮坂さん似なインドネシアの蛇女王スザンナ、フィリピン、トルコ、ポーランド、カンコク、インド、ニポン、イタリヤ、フランスなどが産地の陽の当たらない怪奇ホラー映画のそれぞれの歴史などなどを満満載。旧来のアメり力怪奇映画やエゲレス怪奇映画の伝統を意識的無意識的な基準にしてかかれた怪奇映画本が食べないまま放置した膨大な量の世界怪奇映画を、ただの珍味としてではなく、ぜいたくな異境の御馳走としてむさぼり悔い散らかすのには欠かせない調味料のサシスセソみたいな必携系基本資料です。
★★★★★[記:2004.11.05PM13時20分ごろ]
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イヤラしい指づかい実習本
『
北米「鳥」類野外観察図鑑
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★★★★★
「鳥」はトリでも食人族にしか食べることのできないある種のイヤラシい「鳥」。それはナニかと尋ねたら、あなた様はアホでおぢゃれまするよと、誰かが誰かをののしったりする時に、場違いにボツキしたちんちんのように逆立てた「なかゆび」のことを俗語で「鳥(ばあど)」と呼ぶのだそうで。コノ本は、通常ノーマルもうどでボツキした「鳥」を見慣れすぎて不感症になっているヒトたちが、改悪に改悪のうわぬりを重ねて「鳥」不感症のドロ沼に溺れていく過程でヒネリだされた苦しまぎれの妙ちきりんな「鳥」たちが、思いがけないときに相手の油断とスキをついて突然ボツキしながら飛び立つてゆくバカバカしいナマ実例の数々を、観察し、分類整理した、世界ではじめて唯一の「鳥」図鑑なのですた。鳥の2大基本形という「太古型」「庶民型」からはじまって、高校生じだいのビル‐ゲイツ氏が運動部系の学生になげつけた「メガネ直し」などの古典的な鳥、上の図にある「髪の毛直し」や「マスカラ」など女性の鳥、「携帯電話手渡し」その他の会社の鳥、「プレゼントあるの」などパーテー鳥、アウトドア鳥や喰うか喰われるか鳥。著者たちが住む玉子売りで昭和歌謡曲ふぁんにはおなぢみのミネソタ界隈おもな観察地域が本書に捕獲された鳥たちの生息地ではあるですが、世界各地で使われている、ボツキ中指と意味はおなじな別の身ぶり手ぶり指ぶりも、「世界の鳥たち」として紹介あり。完全図解つきなのでで、いちいちマネすることでとるに足りないほどには血栓溶解効果もごく薄に奇態もできつつ、ノーと言えるための政治的いんぽてんつ力を低めつつ高めつつ、さまざまなに姑息な「鳥」たちのはばたきに、こころゆくまでくたくたに脱力してください。
★★★★★[記:2004.11.03PM10時50分ごろ]
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イヤラしい指づかい実習本
『
北米「鳥」類野外観察図鑑
』
by 説明文=あだむ&ろぉれん、ぶらんく兄妹 図解絵=まいける‐H‐むぅあ
本の大きさ: ヨコ=12.6cm、タテ=21.6cm 重さ=125ぐらむ
外見: そふとかば。2色刷り、図解満載。頁数=102頁
発行: 2004、from ばぁくれぃ(英語版)
■ど特価: ¥1200
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
指あそび41103
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ガラクタおもちゃ写真集
『
亞米利加オモチャの驚異/1920-1950
』
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ちょうどいまのニポンと同じぐらいの人口がニポンの25倍の面積のなかに住んでいたうちの半分はお百姓さんだった農業のくに亞米利加に自家用車の甘いガソリン臭があちこちから漂い始めた1920年代から、第二次世界大戦などで大儲けして大工場のくにに変身した1940年代末にかけて、町の小さな工場でトントカトンと製造された各種コドモ用おもちゃの一大これくしおん写真集でござります。出てくるオモチャは、農場と都会生活、陸、海、空の乗り物から、サーカスや演芸、マンガやラジオの人気キャラクター、クリスマスから軍隊ものまで、使い古しの素晴らしいガラクタ揃い。オモチャの現物ではなくて、オモチャこれくしょんを写真でみるばやいの、写真としての出来ばえを楽しむとゆう特典を意図てきに追求してくれているのも楽しみどころのひとつで、おもしろい夢と悪夢を仕切る堤防が穴ほぼこだらけなコドモおとなのお遊び時空をオモチャにのって滑ったり飛んだりする気分が、もともとはテレビ局の報道部員や記録映画プロヂューサーや映画学校の先生をしていたとゆう著者ならではの年季のはいった多彩なヤラセ撮影技でさりげなく大胆にもりあげられていて味わい深いです。そのうえしかも、本書の著者チャアルズさん、収録されている昔のコドモのオモチャを買い集めては、おとなコドモに成上がってそれでお遊びするとゆうことを18年間つづけた結果、あんど、食餌療法のおかげで、それまで苦しみ続けた持病の多発性硬化症から回復しにやんと車椅子生活から解放されました。とゆうハッタリではなくホントに「驚異」の実話までオマケとして付着してまして、それを知って見直してみれば、哀愁とは明らかに別で、影のようにでもなく写真にへばりつきながらすりぬけていくような空気がますますちょっとコワいようなイイようなフンイキありありのゴオジャスお写真集です。
★★★★★[記:2004.11.01PM11時ごろ]
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怪奇拡大家族写真集
『
ラルフ‐ユージン‐ミートヤード/ルシーベル‐クレィターの家族あるばむ
』
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ハロウィンの魔女のお面が顔にはりついてとれないルシーベル‐クレイターさんとゆう女性が、狭い意味広い意味での知り合いたちを訪ね歩いていくのですが、その知人たちもなぜか半透明のお面を顔面にはりつけていてこちらは全員が同じオジイさんの顔をしている。とゆう何ともきめう奇天烈な設定で名高い幻の写真集『ルシーベル‐クレィターの家族あるばむ』の再おめみえ版です。しかも、今回初めて復刻された本書は、写真家ミィトヤァドさんの死後2年目に予算不足のまま刊行されたオリジナル版以上にミィトヤァドさんの意図に忠実に写真の順番を並べ変えたり説明文を復元したりした初めての完全版であるそうでし。編者による解説で、「ルシーベル‐クレィター」が南部奇形小説作家フラナリー‐オコナーの短編小説に登場するはくち子どもとその母親の名前に由来していたことや、ガートルード‐スタイン、マイスター‐エックハルトや禅問答とミィトヤァドさんの写真のかんけーとか、怪物や神さまや言葉や妄想が好きなかたがたにも興味ぶかい矢印も埋め込まれてれていたり。ルシーベルに至るまでのミィトヤァドさんのびみょうに壊れそうで壊れない写真も、ルシーベルをみたあとに見直してみるといかにもだったりと、盛り付け過剰ぎみのサービス頁もよくみれば相応の充実度もあったりで。大部分はミィトヤァド氏の美人褄が扮し、最後にちょとだけミィトヤァド氏本人が扮しているとゆう仮面の人間人形ルシーベルの奇妙な旅の美しい架空記念写真を、お好み次第でいつまでも繰り返しぼーっと見とれれれそうです。
★★★★★[記:2004.10.29PM13時10分ごろ]
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ゴム性感刺激本
『
ゴム/ゴム遊戯、ゴムふぁっしょん、ゴムふぇち
』
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ゴム製品の根っからの愛好家とゆう著者が、長年にわたってしうしうした、あれもゴムそれもゴムのすべてがゴムでできたゴム空間へと読者のみなさまをご招待してくれるマニア本。なにしろとにかくオモテもウラも、本の表紙全体がオレンジ色の本物のゴムで被われていまして、ただ本のそばに近付いただけで、いらっちゃいまひぇ〜とゴムの異臭があいそ笑いをうかべながら迫ってくる特殊仕様になっているのにウットリ呆れれれます。弾む、伸縮する、匂う、耐久性がない、などのゴムならではの特性をいかさないように無理をしているようにも見えるゴム製の小切手や、ゴム万年筆、ゴム懐中電灯、ゴム時計、ゴム注射器、ゴム野菜などの珍品と、精一杯のゴムらしさを発揮したゴム水着やゴム下着、ゴム製避妊具、握ると音がするゴム人形などなどの図版がぞろぞろと並ぶ紙面をみている間ぢゅうだけでなく、頁を閉じ、目を閉じたたままでも、本を手にとっていさえすれば、ゴムの手ざわりがいつまでも楽しめて、外見と中身がみごとに一致しすぎてとってもヘンテコな素敵なクサい本です。
★★★★★[記:2004.10.26ごろ]
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ダメだめ名車図鑑
『
残虐自動車ショウ!/愛おしいほど憎たらしい自動車たち
』
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たとえばお色気あくしょんテレビ番組『チャーリーズ‐エンジェル』でファラ‐フォーセットが愛用していたコブラ2、といわれても何のことだかサッパリ見当もつかないわだぐぢ(誰?)のような自動車オンチでもニタニタしながら愉しめるカッコわるい自動車の図鑑でござります。カッコわるい、と言っても外見的にはフツー並みにカッコいいとゆいますか、石油ショックのショックよりも前の、巨大なエンヂンに石油を馬鹿みたいにガブ飲みして馬鹿みたいな勢いで走り回っていた時代の自動車と一見似た様な外観や、あるいは、それではモーいかんとゆうので新時代適応風の仕様に製造されていて、にもかかわらず実際の性能は外見とほとんど一貫性がないぐらいに呆れるほどセコかったり、全然意味がなかった。でもお値段だけはものすごく立派なままだった。とゆう1970年代なかばから1990年ごろの駄作自動車の大群が、当時の雑誌広告記事や中古自動車でみつけてきたような写真などから切り抜かれて次々に目の前を走り抜けていくです。ポンティアックが渾身の力をこめて一番貧弱なエンジンをのせたカメロ‐アイアン‐デュークとか,、クライスラー社最悪の見かけ倒しドッヂ‐アスペンR/Tとか、プアーなヒトのためのプアシェとばかにされた貧乏人むけポルシェ924マルティニィえでぃしょんとか赤ちゃんベンツとか。あるいは、ルノーのフエゴ‐ターボ、韓国製ポンティアック‐ルマン、クライスラーのマゼラッティTC、キャデラック‐シマロン、ダイハツ‐シャレードなどなどなーどなど。一切どれもこれも何のことだかわからんくても、ちょうどケネス‐アンガーの神話的な芸能業界残酷実話集『ハリウッド‐バビロン』を読むのと同じような幻想の絶頂から現実よりも数段低いづんどこへむかって転がり落ちつつその場でひょっこり起き上がったりするお目ざめ気分が甘い排気ガスの毒素の香りのように立ちのぼってくるような、読むと楽しい大失態図鑑本です。
★★★★★[記:2004.10.25PM11時40分ごろ]<
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2005年かれんだあ
『
遊びまわる修道女たち
』
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去年はじめて発売されて、約2、3名の大勢のかたに大好評をいただいた『遊びまわる修道女たち』カレンダーの来年2005年用が発売になっておます。美しい修道服をまとった現役のホンモノ修道女のみなさまがお揃いでお茶目にるるるんと、隠れてタバコの煙りをかみしめたり、モーターボオトで湖面を爆走したり、おサカナ釣りやソフトクリームのつまみ食い、中年のおじさまたちとダンスフロアで踊ったり。1950-60年代に撮影されたとゆう極私的ぷらいべぃとな誰のものとも知れない思いでシロクロ写真の楽し毛なのを1年12ケ月分の12点ぷらすカレンダアの表紙用にもう1枚で合計13枚えりすぐり。ふつーぼんやり修道女と聞くとなんとなく、神さまへの愛のためにすべとぉ捧げ尽しての修道院での禁欲生活のストレスから同性愛やSMプレイや悪魔崇拝などに走りがちな、ちょうどあたかも、スナックのカラオケまいくを伝わって姿をみせる演歌の歌詞のなかのフシヤワセ自慢のをんなのひとたちみたいなおどろ毛な想像図がはびこってもいますが、でもでも実際の修道女は、こんなにも俗世間のありふれた楽しみを楽しむことができちゃうという意味で、想像もつかないほど俗世間から遠くかけはんれた異次元の住人なのかしらん、と、来年もまた365日不思議な気分ですごせそーな不思議なかれんだあです。
★★★★★[記:2004.10.23PM11時55分ごろ]
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2005年かれんだあ
『
遊びまわる修道女たち
』
by もぉりん‐けりぃ、じぇふりぃ‐すとぉおん
本の大きさ: ヨコ=30.4cm、タテ=30.6cm 重さ=約250ぐらむ
外見: シロクロ写真13点いり2005年用カレンダア。頁数=24頁ぷらす表紙。
発行: 2004、from にうようく(英語版)
■ど特価: ¥1700
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
尼僧の告白41023
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人格変換写真集
『
境界線をまたぐ
』
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迷信としてのヲトコらしさとゆう妄想がぐらつきながらも根深くはびこり続ける今どきにあって、真底からヲトコらしく、ヲトコにしかできない「女装」によってヲンナを極めているひとたちのハレ姿を収めた写真集です。撮影場所はロンドンのクラブや写真スタジオで、被写体になっているひとたちは、撮影者の女性写真家サラさんの説明文によると、自分の女装愛好を日常身の回りでバレるのを極度に心配しているひとたちなのかも(?)で。商売以上に切実などうきから女装をしているひとたちにとっては、女装したじぶんの姿を写真の中で確認することは、ファンタヂィと現実と理想とのびみょ〜な境い目でウットリするうえで重要な意味があるそーで、そんな魔法の鏡をのぞきこむときの脳内風景を読者にもおすそわけしてくれてもいるのかも?ああんど、数多い女装写真集のなかで本書の特色といえば、写真家サラさんのア〜チスと活動のふりだしが彫刻家だったことと無関係がないのかあるのか、ある種の先天性写真家のひとにありがちな動態視力にものをいわせて瞬間的なおどろきや動きを目で押さつけて通りすがりに捕獲するの術とは正反対に、視力力を重要視しない型のひとが立ち止まってぢっと抱きしめる式のおさわり系写真にしあがっている風なことで。女装のひと特有の後光のおかげもあって、女装のひとたちのロウ人形館とゆいますか名も知れずただありがたい仏像のあいだを巡回するかのおもむき。アダモとエボとかのおとぎ話が作られた時代よりも古くからいたに違い無い女装愛好家とゆう色温度のフヘン性みたいなものを確かめれれれる好写真集です。
★★★★★[記:2004.10.21PM8時ごろ]
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人格変換写真集
『
境界線をまたぐ
』
by さら‐でびっどまん
本の大きさ: ヨコ=17.0cm、タテ=23.おcm 重さ=約510ぐらむ
外見: オールカラー写真集。頁数=表記なし。
発行: 2003、from えげれす(英語版)
ど特価: ¥3400
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
自己啓発41021
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芸術改善ぎゃぐ画集
『
ア〜トのお片付け
』
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もしも、ゲージツとゆうものを特別扱いしたくないお片付けのプロヘッソナルが、勝手気ままが自慢のゲーヂツ家のお部屋のなかでガタゴトととお片付けをする機会をあたえられたらば、一体全体どんなコトになるると思われますか?この画集は、世界のゲーヂツお絵描き作品を相手に、「もっと整理整頓の行き届いた状態に、もっとキレイにしてやるぢょぉお」とドイツでお笑い芸人をしているとゆう著者が体当たりして果てた見事なアホの結晶体。実感がわかないほど高価な金額で売り買いされるゴッホやピカソ、パウル‐クレーやカンディンスキー、マグリットからキース‐ヘリングなどの大巨匠たちの、誰でもなんとなく宣伝広告ぽすたぁやテレビィや美術の教科書とかで見覚えのある毛な名作傑作のかずかずを片っ端からちょきちょき切り刻み。整理整頓美容のエジキにしています。左右に並べて展示されている、お片付け以前の原型と、お片付け完成後の成れの果てとを見くらべてみると、1度めはそのキチョウメンさに呆れ、2度めに見直すと意外なズボラさがうれしくなり、3度めにみると整理後の状態を作品としてしみじみ落ち着いて観賞でき、4度めにはバラバラ状態から逆戻りして元の作品にあらためて感心したり。。と、時々繰り替えしみるたびに新しい発見があるような気がしなくもなくて、意外にお買得感たっぷりなヘソ曲り系アダルト名画集です。
★★★★★[記:2004.10.19PM11時ごろ]
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子どもの落書き写真集
『
道路のうえで
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そのままいきなり異次元世界へも直結する広場だった道路のうへに、ロウ石だかチョークだかでなすりつけた落書きそのものと、それをヒリだした子どもたちの姿とが、ちゃんぽんに写真のなかにうづくまり屯して、ちきう住人にむけた宇宙ぢんからの求愛めっせいじとも卒業文集ともみえる絵ことば絵もぢを、ぴしぴし投げ付けてくる道ばたお子ちゃま落書きのお写真集どす。オトナの常識とゆう集団妄想で計測すると1940年代にうようく、近所ぢう中南米出身の貧乏移民ばかりのスパニッシュはあれむ地区の道っぱたが捕獲地点で、もともと道ばたのひとが大好きなヘレン‐レビットさんが撮影。道やカベの上に子どもが力強く引いたざらざらな線のスピード感は、真底なんにも考えて無いヒトやおサルさんにしか多分だせない種類のお見事さ。子どもたちがただデタラメなつもりで殴り描きした無意味な落書きをおつまみのように噛みしめて深い深い妄想にひたるとゆう屈折の屈折を段々畑のように積み上げたオヂさんオバさんならではの珍味ぐるめぇゴコロを、これでもかとばかりに足の裏側、爪と指の間からくすぐりまくってくれる毛なので、ぜし1度。
★★★★★[記:2004.10.10PM11時ごろ]
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お色気文化研究本
『
女子学生 レポート/1970年代ドイツせっくす映画
』
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ありったけの欲情劣情を注ぎ込むことで、それ自体は淡々としていたはずの実話をオドロオドロに蝶理したノゾキ趣味まるだしのデタラメ映像を、セミ‐ドキュメンタリーとかドキュドラマ、あるいは再現フィルムなど称する額ぶちにハメこむことで何となくもっともらし毛にみせかける類の、いまでだに各種テレビ番組でおなじみの基本技の、これが元祖ですと担当プロヂウサーが胸を張って自慢する世界的大ヒット映画『女子学生 レポート』しりいずを中心に、1968年『ヘルガ』から1980年『女子学生 レポート‐第13集』までの西ドイツせっくす映画史ぜんたいを通観。ふつーに考えたら、『別冊スクリーン』の「ヨーロッパ映画」しりいずを古本屋さんで買い揃えたりしているマニヤっくなひと以外には興味なさ毛なわけですが、当時の性意識の変化や映画界全体の動向と照らしあわせながら1970年代西ドイツでのせっくす映画大ブーム現象を、ほじりほじりしているのですが、貴重なエロ映画すちる写真と、映画のなかの性行動ばりえいしょんなどの律儀な表やら比較用折れ線グラフやらが仲良くひとつのおフトンにくるまっている糞まじめな律儀さが、まさに映画『女子学生 レポート』そのままの、他人からはアホっぽくしかみえないドイツ風くそマジメのパロディに多分いしき的になっているのがたのしーっぽくもあり、女子学生気分でドイツ語を学習したい方々の教材としてもどんぞどんぞ。
★★★★★[記:2004.10.9AM1時ごろ]
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有刺鉄線図鑑
『
トゲ、刺し具、突き具、裂き具/蒐集家向けあんちっく鉄条網‐完全図解カタログ
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有刺鉄線、鉄条網といえば、どれほど爽やかな風景でも、これヒトツでその場を確実に荒涼とイヤ〜な空気に代えてしまうオゾマしくウットウしいもの、と感じるふつうの感覚のそのまま素直なのかも知れない裏返しで、チクチク、トゲトゲの苦痛にしびれてたまらないマニアのかたがたむけに、およそ1000種類もの有刺鉄線=鉄条網の事細かなデザイン違いを骨董品扱いで網羅した完全版図解カタログです。1970年の初版発売いらい、むしろマニア以外の幅広い読者から呆気に取られて迎えられ超ロォングせらえになっている隠れた好著のようでもあります。本来の使用法は、野原のすみっこの草むらや、荒れ果てた無人の大邸宅の億庭の億などで、錆び錆びの有刺鉄線を発見したときに、この図鑑が手許にあると、それがどのタイプかを調べられるとゆうのですが、悪意のかたちがこれでもかとばかりのアノ手ソノ手で剥き身の鋭い牙を突き付けてくる造型力の目くるめくしっつこさに呆れ果てつつほとんど感心しそうな心持ちにもなったりで、図鑑や図解集などのふぁんにはたまらん種類の珍本です。
★★★★★[記:2004.10.6AM1時ごろ]
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あだると手芸教室
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好色オリガミ‐オトナのための古風な折り紙ア〜ト入門
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とかく脳みそホルモン液のびんぴが滞りがちなコンピウタン流行時代の一昨日や昨日あたり、年令をとわないボケ予防のために欠かせないドスケベごころと指先の運動と。『好色オリガミ‐オトナのための古風な折り紙ア〜ト入門』は、この2つのツボを同時に刺激してくれる双頭ばいぶ的ご利益あらたかっぽいハウツウ本であります。ミスター‐スゴ井さんとゆう謎の先生が、卵子、精子、ちつ、ぺにす、オッパイ、おクチ、コンドーム、縄、手錠など、エロねた折り紙の作り方を、完全写真図解つきでご指導してくれていますので、この本を道しるべに技能しゅうとくに励めば、飲み屋の女給さまがたなどにバカにしていだけるのもほぼ確実。ビミョ〜なプレゼントにも非常にビミョ〜なビミョウウウ〜な本です。
★★★★★[記:2004.10.5AM0時ごろ]
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発車オーライ写真集
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ゴミ回収車
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荷車や馬車の荷台をモートルでひきづるだけの1910年代の原始的すたいるから、自動制御のさまざまな装置でおおわれた現在まで、20世紀のゴミ回収車の歴史を貴重な写真図版資料を満載してたどる、ゴミ回収自動車マニア必携の歴史写真集です。ゴミを作り出すためにある世の中とゆうものの仕掛けがフクザツになるのと歩調をあわせてフクザツ多様化しながら増大していくゴミを能率よく回収するために、ゴミ回収車の車体が現在の姿になるまでに経由してきた大小さまざまな変化を1910年代ごろのものから最近がたまでズズズーっと時代順に眺めれれれるうえに、むかしむかし背広や帽子まで着込んでゴミ集めの仕事をしていたひとたちの優雅なお姿が登場する写真もそちこち鏤められていたり。チャールズ‐プラットの60年代式宇宙ごみ人間小説の愛読者のかたに限らずゴミ世界の浪漫や詩情のヌカ床に全身どっぷり何度もくりかえし浸れれそうです。
★★★★★[記:2004.10.3AM0時ごろ]
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発車オーライ写真集
『
ゴミ回収車
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by じょん‐もんとびる
本の大きさ: ヨコ=26cm、タテ=21.6cm 重さ=約470ぐらむ
外見: 白黒写真集。126頁。
発行: 2001、from ういすこんしん(英語版)
■ど特価: ¥3500
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
ゴミゲット41003
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