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東京最後の秘境「どどいつ文庫‐新宿山の手シヨウルウム」のご案内
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♥♥ 近頃のムヒョヒョ ♥♥(最新こねこね日=2005.5.31)
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ベトナム娘vs台湾野郎まぐわい現場写真集
『
2つの喜び
』
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★★★★★
結婚斡旋業者を経由して花嫁候補として台湾にむけて続々と輸出されてくるベトナム女性たち。それを買いに来る台湾の独身男性たち。お金がほしー欲や安定したセックス生活がほしい欲などに背中をどやさせるようにして生活習慣や言葉のちがいなどによるでこぼこがあってもないような顔をして国際的な集団お見合い結婚の現場に登場するヲンナたちヲトコたちを、カメラを持った透明人間のようなそしらぬ顔でおとろしいほどナチュラルぽく撮影しまくったノゾキのダイゴ味満点の実録お写真集。処刑の順番をまつお寿司やさんの生け簀のなかのお魚のように不安な空気のなかで数人ごとのグループ単位に分割されたさまざまな系統の顔だちのベトナム女性たちのやったるでーとゆう表情。役場の窓口に手続きのために2人そろって顔をだしにいくベトナム女性と買い手になった男性の、さまざまにすれちがったり重なりあったりしながら入り乱れる感情線、すべてセットで業者が最初から用意してあるらしい結婚披露宴に至るまでの間に、出会いのでたらめさにもかかわらず、カップルらしいカップルの雰囲気へといつの間にか変身していくひとたちの運命線、生命線。以前から当店ホーモ頁でご案内の、精神病者を鎖でしばりつけた強制労働施設の写真集『鎖』の写真家シェン‐チー‐チャンの最新写真集で、今回は、結婚とゆう鎖でしばられいやされる幻想にもがく男女をダシにして、ヒトの顔を舞台にした運命のいたづらのさまざまなドラマをいやんとゆうほどご開帳。名作映画何本ぶんものの見ごたえがありそうなシヤワセってなんじゃろお写真集です?? ★★★★★[記:
2005.5.27PAM00時00分ごろ]
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ベトナム娘vs台湾野郎まぐわい現場写真集
『
2つの喜び
』
by シェン‐チー‐チャン
本の大きさ: ヨコ=240mm、タテ=168mm;重さ=約650ぐらむ
外見: はあどかば、おおる白黒版。頁数=記載なし。
発行: 2005、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥4000
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
国際らぶらぶ業界50526
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色盲いらすと画集
『
ジム‐フローラのいたづらアート
』
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★★★★★
中古レコード屋さんのヂヤズやクラシックこーなーでカビ臭いLP盤をあさったことがあるヒトならばきつと何度もみかけたことがあるはづ毛な1950年代作の幼児むけ切り絵風いらすとジャケット絵をつうじて、どこの誰とも知られないままにお仕事休止後も長い人気を保ちつづけてきたお絵描き職人ジム‐フローラさんの作品&生涯をひとまとめにくくりだした初めての作品集でござります。オールカラーで収録図版は225点。人力&手動による早すぎた究極のデヂタルお絵描きともみえるほどに手ぶれの味を残したままで大胆に省略された線による仮面ちっくに平面的なりんかく線。色盲とゆう肉体的長所のおかげとゆうだけでは説明がつかないのかもしれない色めがね越しの減色効果による独特の色あい。にせポリネシアンだんしんぐイラスト画家シャグshagをはじめ、いまどきの売れっ子いらすと画家たちから同じ趣味の大せんぱいとして尊敬されるジム‐フローラさんの、さりげなくバケモノ、何くわぬ顔のグロテスクな、魂のぬけがら風お絵描きをぱりぼりとお召し上がりくだせい。。
★★★★★[記:
2005.5.24PM10時30分ごろ]
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走るおウチ小図鑑
『
自由に移動できるイエ
』
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★★★★★
おウチの下に車輪がくっついていて、引越ししたい時には荷物だけでなく自分たちが住んでいるお部屋全体まるごとそのままの状態で、次の着陸地点をめざしてトコトコと移動できる不思議なおウチ。地面を通して特定の地域や町にしばりつけられることもなく、いつでもどこへでも出発のときがくればサヨウナラのコニャニャチワと走り去って見送るひとをオドロかせたり浦山しがらせたりする可動式のおウチをたずねてエゲレス、あめリ力各地を追跡。現在、走るおウチで暮しているヒトたちのうちの、代表的かどうかは不明な20家族の自慢のおウチをカラー写真図版で紹介した異色のマイ‐ホーム本です。法令の基準よりももっと小さいおウチに住みたかったので、おウチではありませんぜぃ、とゆう言い逃れとトンヅラ目的をかねて土台を車輪つきにしたおウチをはじめ、鉄道の粗末貨車やサーカス巡業用の大型車を転用したアールデコ調こてこて満艦飾の走る大豪邸、あるいは流線形大型車や改造バスなど自動車のエンジンが動力のイエと、ロマのひと(ジプシーと昔いわれたヒト)たちをお手本にしたウマにひいてもらう馬車型のイエと、おもに2とおりの動くイエと、その作者でもある住人のひとたちとが入れ代わりご登場されておます。ぐるぐる回る地球、ぐるぐる回る天球、ぐるぐる回るエネルゲンのさまざまな輪に逆らいもしつつ牽きづられもしつつ走ったり止まったり、また走ったり止まったりするおウチたちが遠く軽く御挨拶してくれるごろごろぐるぐるホーム入門本です?
★★★★★[記:
2005.5.21PM11時40分ごろ]
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ひとり大喜利お写真集
『
合図たちと遺品たち
』
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★★★★★序文をひきうけた映画かんとくヴィム‐ヴェンダースが「文字で書いた言葉よりもたくさんのポエムがびっしりつめこまれた写真ポエムなどとゆうフザケたものが可能だとしたら、コレがそれ、ンガンン(超誤訳)」と嗚咽をもらしたほど、みるたびに違ってみえるのがとりえのこの写真集、出身地ハンガリーをふくむ東欧各地や、ハンガリー動乱を逃れて20才のときから定住しているアメり力大陸各地などあっちこっちの街頭や室内、水辺などのなかのありふれたヒトたちやありふれた光景を撮影場所に、指おり数えてみればおよそ20代後半ぐらいのころから20年分ぐらいかけて撮影してきた、雑多でばらばらで一見なんのつながりもないような写真を、あれれれと驚く意外な共通点=キーワードごとに分類整理することで、日常の風景のなかの言葉にならない光たちや影たちの無駄ばなしを、膏薬(こうやく)を貼りつけ剥がす方式のムダ毛の処理風に捕獲してきたゆくわぃなお写真集ですで、寄席の大喜利に、なぞかけ問答とゆうて「ナニナニとかけまして、カニカニとときます、そのココロはウニウニ」といったように、ちょっと聞くと無関係におもえる2つのことがらを結びつける思いがけない共通点を割り箸のさきでとんとん突いてみせるトンチ遊びがありますが、東京ボーイズふぁんも納得のポエムのとろみがこってりまぶされたなぞかけ問答のような肌合い。写真のカギ言葉としてコキ使われているのは、「飛びます=逃げ出します」「同じ柄のお仲間」「偶然の意味不明な一致」「カエル(のかたちにみえるもの)」「アニ丸」「文字を読むこと」「おすわり」「ケムリ」「枠のある光景」「反映=反射」「好きのみち」「丸いとゆうこと」「見ること=見られること=」「包む」「ペットのお墓」「木」「フォーク」「道」など。映画『戦場のピアニスト』(2003、ロマン‐ポランスキーかんとく)でアデミー主演男優賞を受賞した男優エイドリアン・ブロディがシルビアさんの子どもだとゆう事実はほとんど何も無関係なのですが、亡くなった両親が愛用していたアールデコの時計の記憶が写真全体にもやのように漂っていると思われたいらしい作者の思い込みどおりに、ホラ吹き機械、ウソ製造機としての写真機、人工呼吸器としての写真機、時間の流れをせきとめる時間減速機械としての写真機など、写真機のもつトゥ‐ネガティブなネガポヂ反転機能のまるごとを、宇宙ロケット運転手とゆうのは多少おおげさにしても小型飛行機操縦免許ぐらいにはらくらく匹敵するせんさいでしっかりした運転技術で使いたおしてのかろやかな曲芸飛行をみせてくれています。かつて写真集第1作目のときはトム‐ウェイツのCDとのだきあわせ商法でしたが、今回は音楽のおまけぬきにも係わらず写真全体が文字のないポエムと同時に音のない音楽で活気づいてもいるようで、おもしろい小説を読んだりするのがお好きなかたにはとーてもしっくり気そうっぽいたのしー毛な充実度のたかいお作品集です?? ★★★★★[記:
2005.5.19PM21時40分ごろ]
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自動車デスマッチDVD
『
破壊の神々/自動車ブチ壊し大競争の最大加速名場面集DVD
』
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★★★★★
交通事故の現場ってホントにいいもんですねー。とゆう素直な気持ちをおおっぴらに発表したのは悪趣味映画かんとくジョン‐ウォータズさんがそもそもでるかのように思われることがありますが、ウォーターズさんより40年も早くに、交通事故でボロボロになっていく自動車の性的魅力に気がついたメンデルスゾーンさんとゆーひとが始めたことになっている「デモリッション‐ダービー」は、何台もの自動車VS自動車が相手の車体の粉砕(デモリッション)を狙って激突!また激突!他の自動車がすべて走行不能になった時点で最後まで残った車が優勝とゆう車体ぶち壊し見世物ショウ。国際デモリッションダービー協会の監修によるこのDVDは、「デモリッション‐ダービー」発祥の地としてしられるニューヨーク‐ロングアイランドのリバーヘッド‐レースウェイで開催された大会の記録映像などを中心に、歴史的映像や、レースにむけて出場参加選手たちがデモリション‐ダービー用でしかありえない独特の改造や整備テクニックによって頑丈で破壊力のある専用車両を鍛えあげていく過程などもまじえて、珍奇で悪趣味な自動車がちんこデスマッチ競技の変態性をすこしだけ立体的に記録したもの。カメラの動きに感情移入して擬似的にダイレクトなこうふんを共有するような作りにはなっていないのは、スポーツ選手に不可欠なひとなみ以上にすぐれた動態視力のあるひとが撮影スタッフのなかに見当たらないせいとゆうよりは、積極的にもっさりぼさぼさした精神のブキミな超低速回転ギアのおかげのせいかもで。ちょうど月並みなアメり力ンフットボール中継などとも共通するアメり力ンハードコア映像の醍醐味ともいえそーな、しまりのない大味な退屈ムードのなかでアリさんサイズの脳みそが救いをもとめて絶叫する荒涼とした光景をかみしめられそーです?? ★★★★★[記:
2005.5.17PM11時30分ごろ]
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♥♥ 今日のホカホカ ♥♥(最新こねこね日=2005.5.17)
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自己愛マゾ妄想ゲージツ展図録
『
聖セバスチャン/光輝く死への憧憬
』
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★★★★★
細江英公写真集『薔薇刑』から拝借した薔薇の血液を吸引ちうの三島由起夫の甘えん坊ちゃん写真を表紙にあしらった本書は、2003-2004にオーストリアのウィーン芸術館(Kunsthalle wien)で開催されたマゾあーと展覧会「聖セバスチャン/光輝く死への憧憬」の図録をかねた記念本。戯曲G‐ダンヌチオ(ダンヌツィオ)+音楽ドビュッシーの神秘音楽劇「聖セバスティアンの殉教」やポジティブ‐パンクばんどセックス‐ギャング‐チルドレンのどマイナーひっと曲「セバスちゃん」などで知られる偽装転向派隠れクリスちゃん‐聖人セバスアノさんとゆうのは、ウソつき癖の代償に死刑宣告をうけ、全身に弓矢を浴びせられることで生前の罪の意識からようやくかいほーされ昇天することができたとゆうので、のちのちのひとたちから黒死病よけの守護聖人だとか兵隊さんの守護聖人だとかいわれるようになった殉教者であるらしいようなないような鬱々悶々と屈折したヒトらしーそーなのですて、三島由起夫せんせーを筆頭に、聖セバスチアンさんをいろいろな意味でのおかずに全身に弓矢を付き立てて萌えたマゾ&ナルナル&ビザーロ&とんちんかん系の現代ゲーヂツ家たちの自己損傷あーと、絵、写真、映画やビデオの静止写真を満載。身体改造魔術系中毒リハビリいれずみのロン‐エイシーRon Atheyさん、呪術系女体彫刻師ルイズ‐ブルジョワLouise Bourgeoisさん、奇態写真家ジョエル‐ピーター‐ウィトキンJoel Peter Witikinさん、ロバート‐ウィルソン演出の現代をどり版「聖セバスチャン」、超マゾヒストの故ボブ‐フラナガンさんやホモ映画かんとくデレク‐ジャーマンさん、パゾリーニさん、自分の腕を友人にライフルで実弾射撃してもらったクリス‐バーデンChris Burdenさんほか、豪華出品めんばーの作品にとりかこまれて、薔薇刑のほかには篠山紀信映すのや、緒方拳主演映画『ミシマ』スチル写真などをまぜてもらった三島由起夫せんせーが霊界で不自然な大笑いを笑っているようすも目に浮かぶよう?ひとさまの前では直視のはばかられる真夜中の自己処罰系エクスタシーあーとのチクチクする肌ざわりに深々グサグサっと身をおまかせださひ??。。
★★★★★[記:
2005.5.15PM11時00分ごろ]
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♥♥ 今日のホカホカ ♥♥(最新こねこね日=2005.5.12)
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あの世行き列車写真集
『
RFKの葬式列車
』
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★★★★★
話をすることができないだけでなく、身動きをすることも、まわりを身見ることもできなくなった暗殺/怪死事件のぎせい者ロバート‐ケネデー議院さんとゆうヒトの死体をのせて走った1968年6月某日の特別列車を見送るために、ニューヨウクとワツソトソの間の駅から沿線ぞいに群がったホトケさん詣り気分のしっとりした野次馬軍団を、走行中の列車の窓の側から撮影した葬式列車うんこー記念お写真集ですっぺ。ヨコ長版の紙面の1頁1枚ずつの大型写真のなかに、ヒトたちと見送りもなにも関係ない沿線風景が各ぺえじごとにビッチリとつめこまれていまして、たくさんの絵巻物をながめるようなゴーヂャスむうど。写真から軽々しく判断してみると、ちょうど選挙ちうに倒れてそれきりで終ったばかりのロバートさんを応援していた勢いあまって葬式列車の走路に群がっているのは、当時まだアニマルとニンゲン族の中間の身分に押し込められていた皮膚の色が黒っぽい組のヒトたちのなかでビミョーになんだか勉強が好きそうな感じのヒト、男性よりも身分が低いことにされていた女性のひと、お金持ちよりもエラくないことにされていたビンボーなひとたち、子どもたち、そすて、そーゆーひとたちと一緒になんとかしたいヒトたち。それでなくても、通りすがりのほんの一瞬だけちらっと視野を横切ってすぐに再び消えて行ったすがたなどとゆうものは、大枯れ少枯れカンドー的なものでありがちなわけですが、しかも、1960年代末期ごろの適度にビンボーでさっぱりしたかんぢなひとたちばっかりが走る棺桶にむかって最後のご挨拶をする姿が、ぱっと咲いてぱっと散っていく光景を写真のシャッターで半分永遠ぽく閉じ込めたカンドー的でなくなりようもないこのお写真集、ロバートさんなんて知らないもの、とゆーかたも、死後の世界からこにゃにゃちわ気分で安らかに満喫できそーです?? ★★★★★[記:
2005.3.12PM11時00分ごろ]
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あの世行き列車写真集
『
JFKの葬式列車
』
by 写真、ポール‐ファスコ 序文、ノーマン‐メイラー
本の大きさ: ヨコ=280mm、タテ=179mm;重さ=約515ぐらむ
外見: そふとかば、おおるカラー版。全128頁。
発行: 2000、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥2900
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
死出の旅50512
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歯ぐき&下腹美探究画集
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下ッ腹/ほとんど枕っぽい娘っこたちの美しさ/醜さをめぐる付け足し的観察あれこれ
』
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★★★★★
ニンゲンの種類としてはスッポンポンあるいは身動きのさまた毛にならない簡単な下着だけを身につけた白人っぽい女性のヒトたちだけが登場。歯と歯と、歯ぐきと指と、目だまと目だまをこすりあわせる遊び半分の性的な女闘バルトを繰り返し繰り広げたり、桃色のブタやむちむちの曲線で車体をかためた自動車にのって走り回ったりの天真爛漫にはずむ粘土細工のような肉体を、たのしげな筆先でなぞりまくったディブ‐クーパーさん作の最新イラスト画集です。立体造型も手がけているクーパーさんだけに、紙ネンドでこさえて着色したような肉体をまとって飛び回るヲンナ娘たちは、立体地図のなかでとびはねる人形の島のよう。女性集団ひとりひとりの、歯ぐきと頬や目のふちや涙ぶくろヒザ小僧など、クーパーさん自身の萌えポイントらしき地点は、ほんのりからギトギトまで、わかりやすい濃淡で染められ、同時に一方では輝く歯の照り返しのような白い光線が女体のぺらぺら加減を増量しながら、元気がありあまって美醜のカラでかたまった女体を脱ぎ捨てたヲンナの底ぢからを照らしています。ガッチリムッチリ女性の魅惑の下っ腹周辺の奥底にはじきとばされたいマニアと歯ぐきマニアのかたにとくに力強くおすすめできるかもな不可思議いらすと本です?? ★★★★★[記:
2005.5.10AM00時30分ごろ]
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無検閲版がいど
『
スウェーデンの官能映画/埋もれたスウェーデン映画の歴史1951-1993
』
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★★★★★
イビサ、プーケット、八丈島、津田沼駅前など、土地の名前を目にするだけで青少年男女の心臓のタイコの音や脳みそあちこちの笛の音の急激な変化にあわせてカラダの表面積までが変化する場所とゆうのが、時と所と個人的な事情におうじて銘々さまざまにおありかと思いますが、そのようなエッチでスケベな妄想の皮にくるまれた地名のなかでもひときわドスケベな輝きを放っていたのが、1960年代後半-1970年代前半ごろの北欧スウェーデン。ポルノ解禁ばんざい論の大波が北半球のそちこちで盛り上がりに盛り上がるのを前から後ろから後押しするかのように『私は好奇心の強い女』『わたしは女』シリーズなど数々のモンダイ描写が話題を呼ぶシヤワセ映画をニポンをふくむ世界中で大ヒットさせたスウェーデン官能映画の歴史をまとめた本が、これまでひとつも無いままだったという著者の言い分は、なんとなくウサン臭いような気がしなくはないですが、とにかく本書はその穴ぼこを埋めるべく、作品原題のA-Z順に事典けいしきでまとめた世界初のスウェーデン官能映画史けんきゅう資料本であります。クリスティーナ‐リンドバークや『熟れ過ぎた少女Bibi十六才』のマリー‐フォルサ、もっと古くはむっつりどスケベなインテリ派のイングマール‐ベルイマンかんとくなど、中高年世代の昔ばなし欲をそそりまくる懐かし毛な名前がそちこちにごろりごろーり。すべて白黒いんさつで現地スウェーデン公開時の映画ポスターの図版がそちこちにまづまづ豊富に散在しています。文章はスウェーデン語ですが、英語ばーじょんの別題名がわかる限りは記載されているため、スウェーデン語が読める読めないを別として、海外版のスウェーデン官能映画のDVDなどお購入のときには参考にもなりそー。言葉が通じなくてもいつでもどこでも誰とでもまぐわい自由な楽園きぶんに溺れるための沈み袋として本棚の奥に放置するのにぴったりかもです??
★★★★★[記:
2005.5.07PM11時55分ごろ]
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巨大にバカバカしい路上広告物写真集
『
道ばた亜米利加の穴
』
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★★★★★
ヒトの顔とおなじくで建物とゆうものも実際にその中で過ごしている最中のヒトたちは、外部にいるよその誰かの視線を経由しないかぎりは確かめようのないのがふつーなわけですが、にもかかわらず、そんな通常の位置関係がでんぐりかえって、自分の外見がきになるあまりに美容整形で変身するヒトたちのように、外見でヒト目をひきつけることウツロな夢を心血ふりそそいで物質化してしまった道ばたの客よせ用ハリボテ建造物の写真これくしょん本でござります。写真の採集場所は、ゲテモのイカモノばかばか建造物の本場‐北米大陸のカナダ&アメり力。イ)車体の前半分で切断したどハデに廃棄物処理使節っぽい中古車の車体を何台ぶんも浜辺に植林したポンコツ自動車牧場やトンモロクシなどの穀物の粒でモザイク模様の壁をつくったトンモロコシ宮殿をなどある種ばからしい路上広告建造物のお手本的物件。ロ)彫刻や人形は、基本的な立体デッサン力など形も影もなくってもとりあえず特大さいずで作っておけば、完成時にはどんなにヒドくても見栄えのするヒドい物件に仕上がることがよくわかるイカモノ彫刻庭園めぐり。ハ)ゾウさん型やサメさん型ウサギさん型な建物が動物のからだの一部やその他もろもろへと重度の変態化をとげてしまった道ばた住宅基準法改造先取りもの。ニ)世界一大きなホッケーのスティックや世界一大きな温度計などなど道ばたに突然あらわれるまったく無意味な擬似的世界一もの。と、イ)からハ)までのあいまいな体型別で、路上広告物のおとろしーくもばかばかしい魔群が通貨していきます。無数の非現実をつみあげてこねあげられている現実の風景をも一度部品に分解してみたときの現実的なばかばかしーさのうちでも幼稚なオトナ系のたよりな毛なばかばかしーさで存分にぼんにゃりできそなおマヌケ写真集です??
★★★★★[記:
2005.5.07PM11時00分ごろ]
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巨大にバカバカしい路上広告物写真集
『
道ばた亜米利加の穴
』
by エリック‐ピーターソン
本の大きさ: ヨコ=152mm、タテ=210mm;重さ=約1.1キロ以上
外見: 大判はあどかば、おおるカラー版。全128頁。
発行: 2004、いりのい(英語版)
■ど特価: ¥3800
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
道ばた幻覚50503
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南半球まんがの発見
『
黄金日和:オーストラリアの漫画1900年代から1990年代まで
』
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★★★★★
南アフリカに次ぐ人種さべつのくにだったオーストラリアで白人のお子たち向けに販売された創成期1920年代から現代にいたるオーストラリのマンガを、350点以上の図版資料とともに、年代別、ヂャンル別、女子まんが、作者別などあれこれの角度からご案内。あくしょん、冒険、SF、事件ものその他どのジャンルの漫画の絵をながめても、ひとつの例外もなくどれもこれも、洗練という言葉を出発点にしたときに地球上でいちばん遠い場所にしか居場所がないB-Z級の特別選抜ぶりが何ともたのもしいほどの泥くささでむんむんで、たんに漫画を描くひとたちの層が薄いからとゆう以上に駄菓子屋さんむけの内職仕事ふうな、硬く荒く安いスゴロクやカルタ系統の、漫画雑誌や漫画本の表紙絵を満載。どこからどうみても露骨にマンガ後進国だからこその、アメり力まんがのものマネに、地味におとなしく失敗しまくったオーストラリアまんが80年の粗食な味わいを深々と満喫してみてください。。
★★★★★[記:
2005.5.01PM20時40分ごろ]
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足フェチ全書
『
あし:好色一代記
』
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★★★★★
2分間以内に足の指でサンドイッチをつくるこのができる男性のはなし、小説『戦争と平和』のトルストイや『華麗なるギャツビー』のスコット‐フィッツジェラルドが足フェチだったという豆知識、図工の教科書でおなじみな世界的名画マネ作『草の上の昼食』もよくみれば足フェチ臭ふんぷんだった。などなど足を偏愛するマニアのかたがたを喜ばせるムダな知識をふんわりよそった足フェチ教養ぶっくでもあるこの本の、けれど見どころはといえば裸足&素足に靴の足あし写真の数々。
脂身でムッチリとふくらんだ太ももやふくらはぎが好きな「脚」フェチがある程度まではマニアでなくてもわかりやすいのにくらべると、足首からつま先にかけてのどちからとゆえば骨っぽい部分が大好きな「足」フェチのだいご味は、マニアでなければ呑込みにくそうな雰囲気もありそうですが、そんな心配(?)はコノ本に並んだ写真の数々をみればたちどころにスッキリ。色つやや弾力性や毛の密度やサイズなどのバリエーションはあっても基本的に表情の変化が薄めな太ももやふくらはぎにくらべて、ふだんは他人の視線でこすられる機会もないままスコスコと成長し変形していく足首からつま先にかけての、とくに足のうらのシワのよりぐあいや足の指の骨格などのヒトによりけりな、でこぼこ具合や、顔つきのちがいは、ちょうど海の生き物を観察するのと同じような潮干狩り気分でしっぽり。そして同時に泥でよごれた足には昆虫観察のような味わいもあるようで、海の幸でもあれば山の幸でもある毛な足フェチ宇宙の奥深さを玄関先からノゾキこめる好著かも??
★★★★★[記:
2005.4.28PM11時10分ごろ]
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足フェチ全書
『
あし:好色一代記
』
by キャシィ‐バンダーリンデン
本の大きさ: ヨコ=174mm、タテ=230mm;重さ=約490ぐらむ
外見: はあどかば、カラー版豊富。全112頁。
発行: 2000、ばんくぅばぁ(英語版)
■ど特価: ¥2900
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
足50428
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世界の女装生活おうえん本
『
トランちゃんガイド‐第12集
』
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★★★★★
「トランちゃん」てうのは、おづおづとトランスセクシーなヒトたちも、セックス的につっころばしたりころばされたりの際にヲトコやヲンナとゆう交通標識へのこだわりをゆうゆうと超越してるトランスセクシィなヒトたちも、服装上でのヲンナらしさヲトコらしさを超越しているトランスベスタイチーなヒトたち、p、あるいはまたコレがヂブンですよとゆう名札や表札を場合によって取り替えたりすることができてしまうトランスパーソナルシスターのヒトたちも、トラランラランなトランス系の超えてるヒトたちをみんなひっくるメタ愛称「トランニィtranny」をむりむりニポン語ふうにするための泥なわ式な超訳語なのでですが、この本『トランちゃんガイド‐第12集』は、「トランちゃん」による「トランちゃん」のための世界の「トランちゃん」生活報告&応援がいどど本。女装好きが嵩じてこの出版社を起業した女装社長兼編集長のインタビウにはぢまり、ブラジルのゲイパレードやミスゲイコンテストほか編集部取材によるカリスマ女装家インタビウなどの記事と、スゥエーデンやオランダ、ドイツ、イタリア、デンマーク、オーストリア、ベルギー、デンマーク、それに米こくや英国各地などに在住する世「トランちゃんガイド」読者たちの地元の女装ぐるうぷ活動やイベントおまつりルポを柱に、細かい女装生活情報や広告記事も満載。第一歩を踏み出せない新人未満のかたにも、女装なしでは生活が成立しないハーイレベルる熟達者のかたにも、実際にはともかく気分的に何となくお役に立っている毛な和やかむうどをかもしだされています。豊富な図版の大部分を占めている、写されている本人だけがうれしげなのかと思うような写真も、女装のヒトしか存在しない別天地むうどづくりの重要な栄養素になっていて、特に、完全な素人の女装のヒトたちが寄り合いのときにみんなで並んで撮影したそれやこれやの集合写真の、女装しているのに飾り気を感じさせない地味ぃで地面にぺったり足の裏が吸いつくような落ち着いた雰囲気は、プロとしての生活で心身ともども鍛え上げられた女装芸能人のかたがたとも別口のしみぢみとした味わい。印象としてはあくまでも平民的にヨオロピヤンな女装社交界の空気をお楽しみいただけそーです?
★★★★★[記:
2005.4.26PM20時40分ごろ]
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騒音男おじさんタレント本
『
文明を難破させるヒトたち/COUMトランスミッションズとスロッビング‐グリッスルものがたり
』
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性器ピアス、いれずみ、自傷、うんち&おちっこダイエットなどな近頃のワカめなアルバイト契約社員や店員さんたちの身だしなみ風俗を30年以上まえに人体実験&実演。1960年代末のCOUMトランスミッションズ結成前夜から、スロッビング‐グリッスルの活動停止まで、ニポンでもいまでいうモーヌング息め子やスマタップ並の人気を誇ったことも今は昔なえげれす‐ロンドンの公害垂れ流し系廃工場音響送信家‐ジェネシス=P‐オリッジさんとお仲間たちの集団の奇跡的軌跡を年代記ふうの順番できろくした資料性の高めなアイドル本です。男性に生まれてみたからこその女性ホルモン注射の過剰せっしゅが生み出したのかどうかはわからなくても差し支えのないジェネシスさんの沈没的創造力の落とし子そのものの、意味不明な魔法じるしデザインやら恍惚ハプニングの現場写真やらおなじみ深げなお写真から、ジェネP氏が960年代に反芸術ヒッピーとしてデビウしたころの珍し毛なお写真まで。1970、80、90年代に最後から2番目ぐらいに暗かった暗黒若者文化の汚染された空気を匂ったりかいだりしてみたい方や懐メロふぁんなどには辛抱たまらん系のご家庭の常備薬です??
★★★★★[記:
2005.4.23PM11時40分ごろ]
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老人性愛欲画集
『
ジョン‐カリン
』
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お肌は水分やコラーゲンの不足で骨とべったり密着した張りのないしなびかけのシワシワかさかさなのに、下腹や巨大な乳房だけが天球ほどにも真ん丸く膨張している奇妙にチグハグな中高年女性の肖像画で知られ、現代あめリ力の悪趣味絵画業界の代表的な画家のひとりのように誤解されたりもする中年おぢさんジョン‐カリンさんのお絵描き作品集です。収録作品のせいさく時期は1989-2002、シカゴをかわきりにロンドンそしてホイットニー美術館の見物客をううううならせた巡回展の記念出版で、悪趣味とゆうよりは、オバさん花粉やオバアさん花粉でアレルギー発作に見まわれる体質が発する大命令に忠実にしたがったシリアスな妄想再現絵画の世界。カリンさんがいちばん大好きな自身の配偶者をモデルにしたりしているとゆう豊満なのと同時に顔色も血色も悪いカリンの女たち、そして、ナヨナヨと女性によりそう、ヒゲの濃さに正比例して女性的なカリンの男たちの、唯一の頼みの綱は、圧倒的なアンバランスのよさ。死んでいく肉体を何喰わぬ顔で運転して、お芝居がかった死亡遊戯としての日常生活のなかを通り抜け、性のよろこび組のほうにづんづんにじりよろうとするコリンさんの、悪趣味とゆうくくりヒモではおさまりのつけようのない真剣なヘンタイっぷりに、呆気に取られつつ大コーフンさせてももらへる格調たかい超ノーマル画集です??
★★★★★[記:
2005.4.21PM10時50分ごろ]
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老人性愛欲画集
『
ジョン‐カリン
』
by 編=シカゴ現代美術館
本の大きさ: ヨコ=236mm、タテ=289mm;重さ=約900ぐらむ
外見: はあどかば、おおるカラー版。全124頁。
発行: 2003、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥4500(**この本は古本です)。
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
老人マニヤ50421
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お笑い選挙戦DVD
『
アーノルドはこうして西部で勝った
』
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★★★★★
ポルノ女優やオトナのおもちゃ屋さん、コビト黒人さんやピエロさんやスパイダーマンなどを多数ふくむ135人もの泡沫立候補者たちが押し合いへし合いしたすえに筋肉ロボットまん男優アーノルド‐シュワルツェネガーの当選という最もおめでた毛な結果で終了した2003年かりふおろにや州知事罷免あんど新知事選抜選挙。シュワルツェネガー候補と前知事の奥さんとゆう2つの焦点を、笑われ役に徹する大多数の選挙力士たちがぶ厚く取り囲むとゆうこうずで展開された選挙運動中のもようを、現場密着でしゅざいした実録お笑い映像です。これがどれほどバカバカしい選挙だったかの表面的なバカバカしさについては当時すでにニポンでも報道されたほどバカバカしいですが、泡沫候補者たちを寄せ集めてのテレビの選挙バラエティーショウなど、現地制作ならではの秘蔵映像も収録。だけでなく、前知事以外の候補者全員に、ものすごくとっても高い選挙資金をひとりで提供していた影の仕掛人が存在していて、泡沫候補でもりあがったかに見えていた選挙が、実際にはシュワルツェネガーに勝たせるための計算づくのヤラセでしかなかったとゆう衝撃的なほど考えてみれば当然みたいな事実を黒幕本人および関係者への直接取材でバクロして、満面でロボコップ笑顔をふりまきながら呪文のように減税策を唱えるシュワルツェネガーの無気味なロボットぶりを際立たせ、笑わせながらゾゾっとさせてくれます。オマケの特典映像の中には、候補者の人気ポルノ女優マリー‐カーリーの脱ぎ脱ぎ政見放送もまぎれこんでいたり。泡沫候補愛好家のかたにはもちろん、選挙に一度もいかず生涯を閉じるつもりのひとを誘惑するような選挙の意外なたのしみかた教えてくれたりもする実録バカDVDです。??
★★★★★[記:
2005.4.19PM10時40分ごろ]
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お笑い選挙戦DVD
『
アーノルドはこうして西部で勝った
』
ヒトでもロボットでも殺人機械でもあるカップぬうどる系世界的有名ぢんのシュワルツェ‐ネガーがーサンとゆうおかたが、いまでも
by かんとく=アレックス‐クック
収録時間=約80分、ぷらす、特典映像約30分。
地域コード=「1」に対応できる特別仕様のDVDプレイヤーまたはパソコンでのみ再生可能。地域コード「2」にのみ対応する通常の日本製DVDプレイヤーでの再生はできません。
発行: 2005、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥2800
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
八百長選挙DVD50419
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脳髄リハビリ教室画集
『
粉砕された肖像集
』
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★★★★★
頭がい骨や脳みそにキズが入って困っているヒトたち約30人が描いた人物画をあつめた画集と聞いたらどどんなものが思い浮かぶでしょ?この本は、まさにそれ、で、序文に書いてあることを一気呑みするなら、「ハンデーのあるヒトたちのための暖炉と工房」とゆうお助け集団が2001年10月から2002年6月までの8ケ月のあいだ開催したお絵描きによるリハビリぷろぐらむに参加したヒトたちが描いた人物画の力作をまとめた画集なのであります。力作とゆうても、どこの神経節に重点的に力がはった力作なのかわかりにく粒より作品ばかり。とゆうだけではなく、なぜだか、絵の調子や雰囲気も粒より過ぎるのか、どれもこれもココロはひとつ、とばかりな似たりよったりぶり。総勢30人の分が1頁につき1点ずつで90点以上掲載されているとゆうことは、単純計算で1人につき最低でも3点以上の作品が収録されているからなのか、全員があてがいぶちの一律お同じ筆記具と用紙を使っているからなのか。あるいはまた、脳みそのキズで困った状態になると誰でもこんな絵を描きがちとゆうことなのか。もしかすると、お自分の脳みそのキズつきの寸法加減を測る聴診器にもなるか。編集役をおふらんすの独立出版系漫画いらすとアート集団「最後の絶叫(デルニエール‐クリ)」の班長パキートがご案内係をつとめているだけに、どんなオトナでも幼稚園児のようなリッパなゲーヂツ作者に変身できる近道としてのオツムのキズ口からの進入路をためらいもなく誰もかれもがトコトコ走る支離滅裂な競作集になっておます??
★★★★★[記:
2005.4.16AM00時22分ごろ]
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職業ぬうどモデル嬢野外写真集
『
あたらしい笑劇(バーレスク)
』
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★★★★★
笑劇、バーレスクとは、リズムっくに躍動する女性のおヌウドをお笑いの寸劇でくるんだ軽演劇。なぜに厳粛な女性の裸体をマヌケな笑いでこちょこちょしてみせる必要があったのか、今もあるのか、これからもあるのかとゆうムツカちい議論はみなさまのおみやげとしてお持ちかえり頂くことにして、これは現代あめリ力でドサまわり旅巡業の個人営業ヌウドしょうダンサーたちのお写真集。といっても、通常あたりまえなヌウド嬢やストリップ嬢の御写真とはうってかわって、舞台写真もなければスッポンポンもなし。かわりにあるのは、普段は扉をしめきった舞台上で観客を前に演じている密室芸と同じポウズを、自然の光がふりそそぐ屋外で演じたらどーんなに変な風にみえるのか?とゆうコロンブス靴店の精子的ひらめきを、それだけを熱心におい続けた健康的な倒錯主義のお写真集なのですた。変とゆうのは言うまでもなくダンサーたちのポーズングのことではなく、その背景にみえる風景のことで、見なれたつもりの人間がこさえた町の景色などとゆーものが、笑劇のための書き割りの小道具大道具でしかなかったことなども話のついでによくわかりつつ、ヌウド嬢とゆうお仕事上ではみせないような恥らう女性がはにかむような空気を、新進女性写真家ボッセさんはやさしくすくいとっているよです。。
★★★★★[記:
2005.4.13PM10時00分ごろ]
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自滅ぎゃぐ漫画手帖
『
大凶100%
』
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チューイングガムを膨らましていたら、ガムが息を吹きもどしてきたので、膨らましていたヒトのあたまのほうが破裂してしまったの。とか、かかとをのせる部分がペタンコで爪先が競り上がっているの逆ハイヒールを強引にはいたら足首が内側にクの字にごきっと曲ったの。とか、潜望鏡が何本もにょっきにょっきと危険を監視してくれている家庭用の浴槽。とか、仲良しグループ5人様まで同時に昇天できる電気椅子。とか、キーの代わりにニンゲンの指だけが並べられている人間機械接触面重視の人間工学キーボード。とかいったような、ありっこない大凶ぱたんをネタにしたヒトこまで終らないのもまざっているヒトこま漫画いらすと集です。鉄拳さんをはじめ最近のお笑い業者にはじぶんで描いた絵ギャグを言葉で説明してわらわせるとゆう技の使い手がぞくぞく出てきていますが、この『大凶100%』は、手抜き中学生の版画に近いような思いきりのよい絵を見せて笑わせるだけで、言葉の説明はいっさいなし。読者は、めいめい、おぢぶんの一番すきな道筋をみつけて、それぞれの絵で笑うことが何回でもできるようになっています。大凶に先まわりして対応策を大急ぎでこしらえたい岡田あーみんちっくな心配症のかただけでなく、笑いのツボを発見するための練習用として旅のおともなどにもベリーグーチョキグー。ご婚礼の引き出物にもぴったりな深紅の手帖風な装丁になっているのでお仕事その他フオーマルな場所での時間つぶし用にも最適。大凶ワールドへの扉を無限のひとりごとで押し開いて妄想にどっぷりひたれたれます。。
★★★★★[記:
2005.4.11PM10時40分ごろ]
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自滅ぎゃぐ漫画手帖
『
大凶100%
』
by ニコラス‐ブレチマン、クリストフ‐ニーマン
本の大きさ: ヨコ=130mm、タテ=170mm;重さ=約300ぐらむ
外見: ぽけっと版そふとかば、2色印刷版。全318頁。
発行: 2005、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥1900
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
開運まんが450411
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消化液ふれあい写真集
『
食物連鎖/お仲間と補食者と獲物のさまざまな出会い
』
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食べちゃったり食べられちゃったりの間柄は、世の中に下り坂と上り坂のどっちが多いかとゆうクイズの答えにも似ているのかもしれなくて、理屈でいえば、食べちゃうヒトと食べられちゃうヒトの数はいつでも同じでないと不自然なような気がヘリクツの上ではするのですが、ニンゲンとゆう身分にあぐらをかいてウツラウツラとしていると、食べちゃう気分だけはよくわかっても、食べられちゃう気分がわかるヒトの数は圧倒的に例外っぽいですねへ?最近刊の超ラブリーごきぶり写真集『あめリ力のゴキブリ』も大好評売れ残り中の女性写真家きゃさりんサンの前作『食物連鎖』は、食べる側と食べられる側のそれぞれの気分をいやんばかんもへたくれもなく観察したどとても理知的な悪趣味お写真集ですて、熟れたトマトの体内にむぐりこんでハラワタを喰いやぶるケムシさんの群れ、恍惚の満腹ダンスを踊るケムシをつかまえてその腹からトマトをすするカマキリさん、そして、トマト風味満点のケムシさんを食べておなか一杯になってボーッとしたカマキリさんは、毛むくじゃらのタランチュラさんに抱かれたり。カエルさんにひと呑みにされたり。かと思えば、カマキリの巨大なメスと小さいオスの性交渉の前戯&最中&お食事会の本番。かとおもえば、体毛もまだ生えてこなくて全身が生まれたときのままのピンク色をしたネズミのベイビーたちが、オトナねずみにむしゃむしゃ、カエルさんにむしゃむしゃ、ヘビにもムシャムシャされていたり。うかつにのぞき見するとココロのきずになりそうなほどに生々しい消化活動を観客席最前列の関係者&神様せんよう席でお見物。ふだんは特に深くは意識しないようにしているお腹がすいちゃったとゆう肉体からのお知らせについてそちらこちらの角度からくっきりはっきり考えさせてくれるぢつにグルメなコノお写真集、食前食後の精神的ダイエットにもとっても効き目がありそうです。 ★★★★★[記:2005.4.08PM10時00分ごろ]
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消化液ふれあい写真集/お仲間と補食者と獲物のさまざまな出会い
『
食物連鎖
』
by キャサリン‐シャルマーズ
本の大きさ: ヨコ=294mm、タテ=184mm;重さ=約870ぐらむ
外見: はあどかば、おおるカラー版。全318頁。
発行: 2000、にうようく(英語版)
■ど特価: ¥3500
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
ヨダレたらり50408
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西洋ホモいらすと秘宝集
『
掘りかえされた肉欲/ゲイ術的お絵描き逸品集ふろむデュベックこれくしょん
』
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★★★★★
ホモいらすと不感症の未開の目線でみても通常のお絵描きとは明らかに別の種類のいわくいいがたい吸引力をまきちらす
ゲイ術的いらすとを、ドイツ、フランス、ブリテン、アメり力のくにべつ順、および、ギリシャ‐ローマ妄想、制服妄想、砂浜で発情、SM趣味、2人カップル、3人カップル、大人数カップルなど、お好み料理別にちんれつ。以前に当店ホーム頁でもご案内しました『露出/線:すとぉんぅおぉる以前のアングラほも画集』がホモいらすと本としては異例の売行き絶好調のために実現した夢の発掘尻ぃず第2弾で、今回は、ファッションデザイナー‐エイドリアンさんに見初められ1930-80年代までハリウッドやテレビ界で活躍したアンブローズ‐デュベックさんが半世紀がかりで収集した秘蔵中の秘蔵コレクションの世界初のお蔵出しで、デュベックさんの死後にコレクションを引き取った世界最大の同性愛資料収蔵庫LGBTHSの元‐中心人物で本書の出版をみずに亡くなったウィリィ‐ウォーカーさんの全面協力を得て実現したもの。どこか宝塚調のおタッチで農園の作業はそっちのけでまったりしまくる露出系ボディビルダーかっぷるを描くヒト(カール‐コーレイさん)や泥棒ほも詩人ジャン‐ジュネの友人(ポール‐サマラさん)、デュベックさんの直接の友人でもあった有名ホモいらすと作家のベイトさん(筆名ブレード)やオレジュードスさん(筆名エティエンヌ)などをはじめ、熱狂的なホモいらすと愛好家にさえ知られていないどころかどこの誰が描いたともわらないマニアっくな執念べっとりのお絵描きまで、これまたストーンウォール以前のホモ行為が異常犯罪のように思われていた異常暗黒じだいの作品が中心の収録いらすと点数200点以上。さまざまな手癖で描かれたどれもこれもに共通するすんばらしい特徴は、ノーマル一本槍学校の図工の時間的意味でのじょうずな絵を描こうとゆう発想はどこをどう探してもまったく見当たらないことで、写真で写したような客観的っぽい現実を再現してみせるとゆう幻想にとらわれず、自分の欲望のありかを仲間に指し示すための暗号として、どうにも好き勝手なお絵描きが繰り広げられ、しかもそこにかいま見える欲望の体位は、まるでいわゆる男女の色恋まぐわいをうぷぷとを笑い飛ばすイタズラ鏡のような。フツーのイラストや絵画とゆうものに毒されて自家中毒気味になった目線を洗い流す公衆トイレの洗滌装置のような充実の一冊です ★★★★★[記:2005.4.06PM22時20分ごろ]
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最底辺びじゅある系天国
『
衝撃!戦慄!ヨゴレびでお期のドッキリあぁとわぁく集
』
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★★★★★
消防署のお達しを完璧に無視した真っ闇な映画館の暗闇よりももっと暗く、笑い声も鼻毛のカーテンをくぐった途端に凍りつくほどさぶぅく、どの時間帯にどの方向からてみも救われようもなく最低最悪な、1980年代初期えげれすで粗製乱造されたZ級ホラー&妄想あくしょん映画ビデオ版ばっけいぢの最悪びじゅある傑作集です。映画のポスターとゆうよりは、どうみても見世物小屋の変態残酷ショウの看板絵のようなものが、これでもかと並んで愚乱擬尿売風な血みどろ人形ダンスを踊りまくりまくるこのビヂュアル本、とりあげられているビデオパッケイジはすべて、当時「ヨゴレ」のラベルを張られて関係者一同大変な目にあったビデオ作品の、まさに問題ありありバージョンのものばかり139点を完全収録。のちにカルト系の超定番となったものの、当時はゴミどころか単なる話題としてさえこの世に存在しないも同然だった『スナッフ』や『食人族』やH‐G‐ルイスかんとく作品はましなほうで、殆どがその何倍もばかばかし毛で観客動員できない記録をほこるだけの最低予算のコケおどし駄作群の、正規版海賊版こきまぜた大狂宴からは、当時ようやく家庭用ビデオ再生機がでまわりはじめたのに目をつけて一儲けをたくらんで雨後のキノコのようににょきにょきのさばりだした零細ビデオそふと販売業界の悪い熱にうかされた脳波のよどんだ体臭がWモアモア。パソコン操作では再現のむつかしースカスカひょうげんのスキマ風にあおられて、ろんどんパンクに憎まれたサッチーしゅしょぉの血まみれ構造改革せいさくがびとびとの心証風景になげつけた暗いかげりを感光した呪われキルリアン写真が目のまえを火花になって飛んで行くよう。なにしろ、作品じたいの評価ではなく、パッケーヂのヒドいスバラシさで選びましたとゆう著者の保証つきで、イヤなもの見たいゴコロを満腹されてくれます。
★★★★★[記:2005.4.04PM23時00分ごろ]
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悪趣味おカネ博覧会
『
お金のアート/世界各地の紙幣の歴史とデザイン
』
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おカネとゆう不審なぶあついオーラにくるまれているために大目にみられがちなものの、お札の紙のうえに描かれている「絵」やその全体的なデザインてば、観察すればするほどブサイクで妙ちくりんですね。特に、ふだん見なれないぶん異物感のつおいヨソの土地のおカネを渡されて、コレがほんとにおカネなのかと面白ろすぎて、おカネ集め趣味におぼれてみたい気分を一瞬あぢわったことのある方は少なくなくないと思います。そーとーに極端な悪趣味美術の一分野としてながめたときの、外国の紙のおカネの馬鹿馬鹿しさを、見世物の観客席の位置にねっころがって、ウハハと楽しめるのがこの本でで。何でこんなにヘタくそな絵をわざわざ大量に印刷してばらまくかと一目で不思議なおカネもあれば、ニポンのおカネと傾向が似通っているために変てこさがジワジワとしみてくるおカネもありで、世界あちこちの紙のおカネを、ニンゲンが描いてあるやつ(英雄もの、偉人もの、野郎(タフガイ)もの、乳房露出(トップレス)もの、経済活動あれこれの、動物もの、あれやこれやに、てきとーに分類して陳列。一方、後半のアメり力では、英国植民地時代の代用紙幣など、世界のおカネの新品の浮き世ばなれした地上3メートルの空気とはウラハラな、いかにもおカネ臭い使い古したコ汚さがぷんぷん匂う英国植民地時代の代用紙幣などを陳列。通常一般の通貨カタログや古泉学本などの取扱い範囲からはずりおちがちな、デザインされた人工物としてのおカネのおマヌケな素顔に、たくさんのお賽銭代わりの笑い声をぶっつけてあげてください?
★★★★★[記:2005.4.02PM10時00分ごろ]
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テレビ受信機の誇大広告びぢゅある集
『
未来への窓
』
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★★★★★
テレビジョンとゆうものが、タイムマシンと同じぐらいに非科学的なコーフンを呼びさます夢の機械であるかのような錯角のオーラにくるまれてヌクヌクしていた時代に、錯角ばらまき作業の重要ないっかくを担っていたテレビ受信機販売きゃんぺん用の誇大宣伝広告の数々を、テレビたそがれ時代のいま時分に、追悼あるばむのごとく寄せ集め。テレビ発明のはるかむかし1870年代に妄想された立体ホログラム電話を予言するような超未来的テレビにはじまり、まだどことなくインターネットてれび風な発明直前の1920年代ばあちゃるテレビの誇大妄想的広告、第二次世界大戦をはさんでテレビ放送開始直後の売行き絶不調期に超ぜーたく階級の夜のお道具としてのラグヂュアリィな未来図風の妄想広告をへて、なりふりかまわずこどもや犬ネコにまで標的をひろげたカラーテレビ大量販売合戦時代のお茶の間むうどタレながし広告まで、100年ほどの時間の流れをとびとびに、テレビをみんなが拝む神だなの位置にむりむりハメこもうと四苦八苦なむなしさ満点な、永遠の老人むけレトロびぢゅある本です。
★★★★★[記:2005.3.30PM11時10分ごろ]
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テレビ受信機の誇大広告びぢゅある集
『
未来への窓
』
by スティーブ‐コサレフ
本の大きさ: ヨコ=215mm、タテ=289mm;重さ=約900ぐらむ
外見: そふとかば、全カラー版。全176頁。
発行: 2005、にうようく(英語版)
ど特価: ¥2800
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
廃品回収50330
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洗脳教室だめ映画全集
『
下着は週2回取り替えるコト
』
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★★★★★
おねしょたれ年令のこどもの学校の普段と違って真っ暗な教室で、黒板の前にぶらさげた白布をスクリンとして授業中にだけ上映され、忘れ去られた無数の教育用短編映画。この本は、ネツトやケータイやゲエムなど現代式の洗脳用具どころかテレビさえ普及していなかった1940-50年代当時のそれが、どれほど強烈な洗脳用具だったのかを、画面撮り写真満載で追体験させてくれます。 ★★★★★学級会のぢかん、保健衛生のぢかん、社会科、算数と理科、道徳のぢかん、などに区切られて、「朝7ぢ30分までに目をさまし、親と一緒に朝ごはんを食べてから学校にいき、ミルクをのんで、お昼ねしよう」とゆうものから、「スコットランドから転校してきた移民の子どもがイヂメられてから仲直りするまで」「給食室の順番待ちの列」「ツベルクリン注射の大切さ」「姿勢をよくしよう」「食べ物の好き嫌いをやめよう」「清潔3人組が不潔な子を矯正」「テレビや耳あかの害を解剖図つきで説教」「害虫退治はDDT」「お肉やさんの仕事」「大きくなったらオマハリさんになってペストルをうちたい」ほか多数の作品を紙上上映。すべて字幕入りなので、音声いりの24倍速ぐらいのてんぽで好きなところを次々につまみ食いして楽しめます。 ★★★★★学校とゆう場所が、やまほどの不正確な知識でつむぢの渦巻きを埋め立てようとする教育の場というだけでなく、手足目鼻口の動かしかたひとつにいたるまで虫めがね的スケールで子どもの心身をぼろぼろにする虎馬製造工場である事実の照明的画像集として、お自分の学校たいけんの細部と照らし合わせながらの、イヤされあるある体験から這い上がってくだせい。 ★★★★★[記:2005.3.25PM11時40分ごろ]
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洗脳教室だめ映画全集
『
下着は週2回取り替えるコト
』
by だにぃ‐ぐれごりぃ
本の大きさ: ヨコ=206mm、タテ=242mm;重さ=約890ぐらむ
外見: そふとかば、全カラー版。全214頁。
発行: 2004、にうようく(英語版)
ど特価: ¥2500
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
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郵便的不安解消あぁと本
『
郵便配達式イタコ
』
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おばけの世界に手紙をだすには妖怪ポストから、てゆうゲゲゲのジョーシキを知らないカナダぢん‐ヘンリクさんが、町なかのどこにでもにあるふつーのポストに投げ込んだ、死亡した有名人たち宛のこてこてアぁト郵便ぶつお作品集。これでもし、差し出した郵便が配達不能で戻ってこなかったら、イコオルそれは死後の世界まで郵便が無事に配達されたことにします、と、いわゆる自称アーチス人やクリエイ太的には脳プロブレ無的に正しーのかもしれないゲエムの規則にのっとって、死後の世界の住人とゆう役をふられた死者たちと、その予備軍代表に自己推薦でなのりをあげた作者さまとの、徹底的に一方通行なイタコ的交流が、その立ち会い人の役をまかされた読者の前に、霊界アート郵便封筒の複製品のご開帳、とゆうお有り難いかたちで、づららとご披露されています。なにしろ封筒に貼付けた切手までが作者のお手製とゆう念のいりようなだけに、配達係を引き受けたいわけではない郵便局のひとが貼付けてくださったこんなの料金不足だし配達したくありませんよ、の添付票がもったいないほどまぶしかったりするものもそちこちにありつつで。受取り人として、ドラキュラ伯爵の実在モデルの串刺し大公ヴラド・ツェペシュや元祖メイルアーチストのレイ‐ジョンソンや60年代ヒッピー教祖ティモシー‐リアリーや安楽死幇助医師ジャック‐ケボーキアンや金満文学浮浪者ケルアックや植物分類博士リンネや超男性的形而情学者アルフレッド‐ジャリや実験行動心理学ユートピアの家元スキナー博士や松尾芭蕉や沈黙きのこ音楽作曲家ジョン‐ケージや残酷演劇家アントナン‐アルトーやボンデージモデル女王ベティ‐ペイジなどなど、並べたてるのもびみょうに恥かし毛な世界的の有名人たちを、ある意味露骨に迷惑アートな郵便物を受取らせるために死後の世界から呼び戻したわけが、作者の愛情ではなく、みばえや体裁のためなのが丸みえなのが、イタコ実演むうどを盛り上げています。封筒を開いて中を拝見する折り込み頁も多数あり、おしまいには、あーと切手シールのおまけつき。郵便がとこに届くかわからないとか、死後の世界はどこにあるといったむだな心配事のつけいるスキもないシヤワセごりおしアート本ですおます。
★★★★★[記:2005.3.22PM19時40分ごろ]
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メガネ萌え展覧会図録
『
メガネの見世物
』
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メガネ萌えの総本山と言ったらばほぼカンペキ近くにマトはずれっぽい世界的精密光学機器メーカー、カール‐ツァイスの宝物殿「光学博物館」の収蔵品を初めて海外で一般公開した、1988年エジンバラ‐国立スコットランド博物館での展覧会『メガネの見世物』の記念図録本です。柱時計の振り子を連想させるような14世紀のごっつい鉄製メガネフレームからそれ以後の、鼻めがねやツル付きめがねを含めて他にもとりどりな形と装飾のついた歴史的にも貴重なメガネの実物これくしょんにとどまらず、解剖医者やスケベな絵描きや溺死寸前のひとをはじめ、メガネをかけたひとや動物の姿が画面に登場するビミョうなクスクス笑い系の風俗画のコレクションが、ヨーロッパのものと、ちゅうごくやニポンのものとに分けて、図版でしょうかいされていて、とにかく全頁メガネ尽しです。メガネ萌えのかたがたへの受け狙いで作られているものではないだけむしろ一層純粋に、真のメガネ萌え度をためすことが可能なリトマス試験紙として、ご愛好のかたなら一度はチヤレンヂしてみたい手強い一冊でもありそうです。
★★★★★[記:2005.3.20AM12時40分ごろ]
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メガネまにあ展覧会図録
『
メガネの見世物
』
by 編 ぼるふ‐びぃんくら
本の大きさ: ヨコ=23.0cm、タテ=20.0cm 重さ=約230ぐらむ
外見: はあどかば。カラー図版47点&白黒図版多数。ボール紙ケース入り
発行: 1988、from らいぷちひ(英訳版)
■ど特価: ¥4800えん(*古本です)
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
エックスめがね50319
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あふりかん最悪映画ポスター集
『
はりうっどブードゥ
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日焼けサロンに毎晩通っても焼け不足ぎみのところをコーラ風呂や靴ズミなどで補充したうえでシンナーをがぶ飲みしたとしても、マダガスカルの東側に棲息するあじやん人にはやっぱり描けない生っ粋アフリカ育ちの霊的ペンキ職人たちが描いた、時空軸うねくりまくりの土俗呪術的映画ポスター最悪駄作傑作集であります。と聞くと、当店の以前からのお客ちゃまのなかには、数年前の当店目録でご案内しました『過激な絵布EXTREME CANVAS』を思い出されるかたが3人ぐらいおられるかと思いますが、こちらは、『過激な絵布EXTREME CANVAS』の興奮にむらむらっとなった勢いで現地ガーナにポスター漁りの旅にでた文化植民地主義者きどりのおフランス人著者によるプチ‐コレクシオンで、既に売り切れ絶版の前著がてもとにないためすぐに確認がでけないのですが、たんなる印象できめつけると、内容的な重複はあったとしてもごく一部なような気が。映画ポスターといっても、西洋や東洋のように紙のうえに印刷されたものではなく、裏返しにした穀物用のズタ袋を切り開いて縫い合わせたボロ布のうえに手描きでべたべた塗りたくったもの。塗料には、ドロ臭い絵の具のなかに隠しようのない隠し味として、ちびしー世界史的おもみでボロボロになったあふりかぢんの体液や排泄物の各種をはじめ、布によりよく付着するためのべとべとした粘液状成分が混入し、そのために、もともと最悪な絵筆のすべり具合が、ますますこじれるこじれるで。出来上がったといっていいのかわからない完成品に出没するニンゲンらしきものたちや、動物たち、何のための道具なのか心配しないではおられない乗り物や道具類、風景から小道具、意味もしらずにお手本どおりポスターの上に書き込まれた英単語や漢字まで、画布上のすべての要素がどれもこれも現実の似すがたとしては有り得ないほどに、ふくらみ歪み縮み、しわしわになったとおもうと寸づまりになり、ガチゴチとびろびろがもつれにもつれあい、具が少なめなわりに異臭だけはムンムンなペラペラのゴッタ煮汁になり果てていながら、圧塗り重厚などどどアホぽい濃密感のおかげで、異常な宇宙からのお使い魔がホントにそこにきているかのように、もっとよく見て笑ってたもれといつまでも迫ってくるようでもあります。さらにシルクスクリンで故意の版ずれ画面を多量に含有しながら制作された軽量軽装版の本書では、30年ぐらいも昔の五流エロ劇画雑誌風に毒々げな俗悪調の風味も加わって、あえて世界いさん過多の尊称をたてまつりたいほどカンドー的な超異色ポスタ集です。
★★★★★[記:2005.3.18AM00時10分ごろ]
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あふりかん最悪映画ポスター集
『
はりうっどブードゥ
』
by ぱすかる‐そまど
本の大きさ: ヨコ=15.0cm、タテ=21.3cm 重さ=約230ぐらむ
外見: そふとかば。カラー&赤青2色印刷。
発行: 2003、from ぱり(おフランス語版)
発行部数: 限定1000部
■ど特価: ¥4500えん
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
黒い呪術絵50317
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イクイク男性肖像写真集
『
顔面発写
』
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★★★★★
性的にここちよい状態にあるものと妄想可能なヲンナのすがたをノゾキみてヲトコがコーフンする。とゆう、夜空の星の数の何十倍かはありそうな世間のエロ映像の大部分の基本的な組み立て原理を、とりあえず裏返しにドングリ返して、いわゆる男女のまぐあいをめぐる日常的風景の月の裏側に着地。射精するヲトコたちの瞬間の表情ばかりを凝視しまくったイキなイキ顔これくしょん写真集です。なんとか語で「小さな死」にたとえられるとゆう男性の発射オーライ顔が、抑制から解放されてネハンを横切っていくときの手放しのマヌケさ、奇妙な小動物をながめるようなおかしさ。ひとのよにありがちな精子臭いたわごことによる疲労を搾り取ってくれたり。生命の尊厳をささえる土台としての気持ちよさやばかばかしさについての思いを新たにしてくれたりもしそうだったり。隠れホモのひとにみせると誰がコンナ本を見たいのかと意外に大きめな声量で文句を言い出すので逆に隠れホモ発見の小道具にもなったり。単純にみてウレシイと同時に用途も多彩なお役立ち写真集でおます。
★★★★★[記:2005.3.15PM11時40分ごろ]
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イクイク男性肖像写真集
『
顔面発写
』
by あうら‐ろぉぜんべくぐ、げいぃり‐いんでぃあな
本の大きさ: ヨコ=17.0cm、タテ=24.5cm 重さ=約560ぐらむ
外見: そふとかば。おおるクロクロ写真集。
発行: 1995、from にうようく(英語版)
■ど特価: ¥3500えん
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
イケめんず臭50315
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イヌ人間ファッション写真集
『
ウィリアム‐ウエッグマン
』
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★★★★★
ぢぶんちのイヌ(ワイマラー犬)に直立2足立ちをさせたうえでニンゲン用の衣服をきさせてモデルとしてコキつかう、まるで日光サル軍団まがいな商法で荒稼ぎする現代写真家ウエッグマンの悪のりお写真集。イヌはイヌであってイヌではない、とゆう単純素朴ななぞなぞが、実は、動物と人間がタブーを冒してまぐわいに励んだら世界はどんな風に歪んでみえるかの実演風にもなっている、ばかばかしいようでオトロシく楽しいお写真集です。通常はニンゲン向け専用のように思われている、ゴル痴エ、穴吸イ、アルマ兄、バレン恥ノなどなどの下世話に高級っぽい洋服ぶらんどの、日常せいかつ身の回りの雑用にはまったく不向きっぽいとゆう意味でどとてもスバラシ毛なピラチャラしたお服を、顔めん側にイヌ、イヌの影からニンゲンのカラダの一部、とゆう組み合わせの二人ばおり(羽織)で着こなしてみたり、あるいはニンゲンの体を一切拝借せずに、イヌひとりで着こなしてみせたり。先日ご案内したハイソなゴキブリたちのラブリー写真集『アメり力のゴキブリ』でみることのできるゴキブリさんたちのコスプレふぁっしょんにも通じるアホうな雰囲気と同時に、ゴキブリの気色のワルさとは打って変って愛玩用に洗練されたおイヌの肉体が発散するニンゲンの嗅覚を越えたホルモン風味のセクシーさもあり。ニンゲン用のご贈答‐御進物としてももスジ肉並みの歯ごたえあります。
★★★★★[記:2005.3.12PM11時40分ごろ]
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でんぐりかえるビヂュアル集成
『
変かなカオ
』
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★★★★★
天と地とが180ど上下さかさにひっくりかえるほどの、ごく日常ありきたりな世界崩壊が発生するたびに、それまで見ていた不自然な顔とは別人の、もうひとつの不自然な顔が浮かびあがってくるくる。誰でも3つや4つは見たことがあるべな、そんな、神々しいほど白々しくもバカバカし毛な、でんぐりがえって変身する顔を描いた印刷物の骨董的コレクシオンです。逆立ちして網まく上に投射された像を、もう1度ひっくりかえし直すとゆう通常の脳みその活動を、もう1回転、逆立ちしなおす練習になれてくるあたりの頁から、次は、顔の背後から逆立ちもしないで現れるもう1つの顔たち、そして、最終的には全体的な統一感を失った目鼻口耳体毛などのそれぞれが単なる部品のようにばらばらと解体。脳みそ内部で保たれていた顔面上の方向感覚が、著者の計画にそって、いつの間にかさらさらと洗い落とされていく、どたまのビックリ屋敷風体操器械的目まい感どっぷりの.ユウモアびぢゆある集です
★★★★★
[記:2005.3.09PM10時40分ごろ]
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でんぐりかえるビヂュアル集成『変かなカオ』
by じょおぢ‐ちゃあにぃ
本の大きさ: ヨコ=22.0cm、タテ=21.6cm 重さ=約560ぐらむ
外見: そふとかば。白黒写真図版いり。頁数=132頁。
発行: 2005、from にうようく(英語版)
■ど特価: ¥2400
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:コロコロ50309
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♥ドボチョン音楽映像探検本
『虚構ロックバンド事典』
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★★★★★有名どころではバンドメンバーが誰も演奏できないモンキーズ主演のテレビ番組シリーズ『モンキーズショウ』や、映画『ファントム‐オブ‐パラダイス』に登場するバンドあれこれのように、映画やテレビドラマの中の「登場人物たち」が、それも大部分は主役ではまったくないワキ役たちが演じる架空のロックバンドやロック歌手についての殆ど誰にも関係ナイっスなウンチクばっかりでこりかためた人類音楽史上初めての、どぼちょんどろどろなロックバンドの事典、ですたい。 ★★★★★虚構のなかにだけ実在する、といっても、それを演じているのが実在のロックすたあだすとだったりもするのがミソで、あの怪人スカイ‐サクソンがTHE SEEDSのメンバーをひきつれてテレビドラマ中で演じたガレーヂバンドのこととか、電車にのりおくれてライブに遅刻する数年来のひきこもり歌手の役をあの変態ルー‐リードが演じた映画とか、あのそのチーチ&チョンの映画『スモーキング作戦』のLAパンクの殿堂Roxyでのライブ場面にThe Dils、TheWhore、The Berlin Bratsの登場場面もあった(?)とかいった類いの、ロック&パンクお宝映像をめぐる貴重な手がかりが、至るところにごろんごろん。虚構バンドさがしの範囲は、映画はアメり力の一般向け劇場公開映画、テレビもアメり力の一般向けテレビ放映ドラマ.に限られていて、すべてを網羅したものではないことを、著者本人がいちばんよく理解できているとゆう謙虚さもたのもし毛。 ★★★★★パートリッジファミリーや、ラトルズ、もう2つの「ペッパー軍曹の論理鳩倶楽部」ばんどなど有名どころの擬似バンドのこと、「アンド‐アンド‐アンド」以下もろもろの、バンド名だけでも制作スタッフのやる気のほどがわかりすぎるバカバカし毛なバンドたちのことなどなど、聞いた事のあることもないこともないことも、面白がりだせばきりのない1950-90sロック駄菓子つまみぐい本です ★★★★★
[記:2005.3.06PM11時40分ごろ] |
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洗脳見世物どきゅめんとDVD
『
地獄やしき
』
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★★★★★
そもそもはゴミ捨て場のじべたにしか並べてもらえない三流でっちあげ実話読み物の専売特許のはづだった魔薬や自殺や中絶や殺人や流行病や同性愛など人類不変の日常茶飯事を,「現代」特有の新奇に珍奇な異常事件として扇情的に盛り上げまくるとゆうテクニツクを、こともあろうに耶蘇きりすと教会が取り込み、大量の資金と信者を投入して作り上げる洗脳おばけ屋敷「地獄やしき」。通算で7万5000人の見物客を「地獄やしき」に動員し、そのうち1万5000人は見事におばけ屋敷効果に洗脳されてきりすと原理主義に転向させたと豪語する「地獄やしき」の元祖にして家元の、テキサス洲にある「神様の三味一体集会の教会」での第10回「地獄やしき」ショウの、準備段階から本番当夜までの舞台裏の一部始終を3ケ月にわたって撮影。ヒトラーとジョン‐ウオータースとダチョウ倶楽部‐上島をまぜてこねたような教会の総監督やその手下のひとたちの支持のもとに、顔面の筋肉が常にこわばり気味で目つきが不安げな老若男女の多数信者たちが、ショウの演目の検討から、配役うばいあいのオーディション、「地獄やしき」用の建物の施工工事、練習など、準備が重ねられて行く様子が淡々とつづられています。撮影条件として教会側からだされた、批判の目をはさまないとゆう約束を、忠実に守ったとゆうことらしく、撮影者側のコメントやナレーションの類は皆無で、取材者の姿や声が聞こえてくる場面もまったくないことが、妄想の「現代社会もんだい」との対決にむかってずるずるひきづられていく信者たちが立っている足場の傾斜のいちぢるしさを際立たせる、とゆうネライにぴたりとおさまっているようで、す。そして本番当夜、開場を俟つ大行列が周囲を取り囲み、内部には多数のモニターカメラや音響&照明器具を装備して、単なる変態見世物小屋の域をかんぜんに越えた「地獄やしき」で、ほんものの武器によるコロンバイン高校乱射事件の再現や、神様の罰で自殺に走るレスビアン、エイズで苦しむゲイ、魔薬廃人、家庭内暴力一家、地獄での責め苦にあえぐ亡者たち、などなどを無我夢中で熱演しまくる信者たちは誰も彼もがもじどおりに気ぐるみ悪魔のよく見え見えすぎる糸に操られるがまま。そして、それを見守る観客たちのあちらこちらで光る奇妙に熱っぽい目ざしの奥に映っているのは一体全体??いまでは、その制作運営のうはうを、ふらんちゃいず方式での世界ぢゅうの同業者たち向けのぱっけいじ販売もセールス好調とゆう元祖「地獄やしき」の、硬直しすぎた宗教見世物芸人根性のヒミツを勝手放題にかぎまくれれます
★★★★★
[記:2005.3.04PM11時50分ごろ]
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洗脳見世物どきゅめんとDVD
『
地獄やしき
』
by 監督=じょおぢ‐らてぃふ
収録時間: 約86分。(ぷらすオマケ映像は短編「神さまが俺にそうしろと言ったのです」(1999)ほか。)
地域コード: なし=通常一般の日本製DVDプレイヤーで再生できます。
発売: 2004、英語版(字幕=ありません)
■ど特価: ¥2900
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
往生要集DVD50305
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ビンボーぬいぐるみ人形写真集
『
くつしたざる
』
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★★★★★
針と糸とボタン、たまにせいぜい鈴やリボンなどの一見単純な小細工で、はき古した木綿のニット靴下のうえにひょっこり珍妙無類な顔をだす、通称「くつしたざる(ソックモンキー)」と呼ばれるおサルのヌイグルミ人形200匹ぶんの肖像写真集でおます。ちかごろはすっかり商売に成り上がって、はびこるのは工場生まれの製品化された「くつしたざる」ばかりのようですが、本書のまえがきによりますると「くつしたざる」のもそもそは、誰もがお腹ぺこぺこの大恐慌1930年代に、靴下の底にへばりついた足裏のあぶらをしゃぶってみる代わりに靴下でおサルの人形でも作ってみたらと考えたどこの誰とも知れないひと作ったのが口コミで広がったのが始まりで、ブームになったのは第二次大戦後の1953年、「くつしたざる」はうちの会社の靴下で作るのが本式ですねんとばかりにネルソン‐ニッティング社とゆう会社が「くつしたざる」用の型紙を新発売したことから、なのだそうでで。そのご30年以上ものちの1985年、何も知らずにノミの市で1匹の「くつしたざる」を手にいれた青年ロンちゃんとゆうヒトが、たまたま物知りの知人から、そんなトリビアを聞かされたのが萌えはじめで、発掘&買い漁り、部屋じゅういっぱいに増殖しまくった1863匹の「くつしたざる」。そのうちの200匹を、写真館でニンゲンの半身像を撮影するのと同じ調子でこの写真集がほおずりをしているのは、肉体的や精神的の腹ぺこ族のみなさまが空腹すぎる現実を追い払うための必至の気晴らしとしてつくった系の、もともと値札をぶらさげられたことがない野そだちの「くつしたざる」たち。「くつしたざる」とひとくくりで分類されているのは分っていても、ひとことで「さる」とゆうにはあんまりにも顔つき姿の違いがはっきりくっきりきわだって、1匹ずつ別々の惑星の窓から地球のうえにころげ落ちてきたきゃわゆひバケモノかとおもわせるほど粒ぞろいに変てこなぬいぐるみの波また波は、洗練とは無縁な美いしきと、がちこちの指先からしか生まれない力強く元気なへたくそさの勢いにのって、本書のところどころでオヤツ代わりに挿入されているあめリ力のコント‐ナポレオンズことペンあんどテラーやファッション評論家や小説家たちが「くつしたざる」の暗示で書いた超短編小説数編などもあっさり呑込んで、どんどこ流れてきます。原始人の工作物よりもはるかに露骨に原始的な完成度で沈黙のじぶん語りに熱中する「くつしたざる」200匹の御写真を相手に朝まで言わざる聞かざる足の裏トークを存分におたのしみください ★★★★★[記:2005.3.02PM11時00分ごろ]
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ビンボーぬいぐるみ写真集
『
くつしたざる
』
by 写真=あぁん‐すべんそん 靴下ザル収集マニア=ろん‐うぉれん
本の大きさ: ヨコ=21.0cm、タテ=26.0cm 重さ=約950ぐらむ
外見: そふとかば。シロクロ写真集。頁数=224頁。
発行: 2002、from にうようく(英語版)
■ど特価: ¥3000
お問合せ先: dobunko@infoseek.jp
お問合せ番号:
着飾る帰化ざる50302
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中年白日夢写真集
『
ほとんど全部の写真のなかで』
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★★★★★
松竹梅など等級分類された写真家のせんせいやその予備軍が完成時のお値打ちを妄想しながら撮影した「作品」ではなく、以前に当ホぉモ頁でご案内しました退屈写真傑作集『すなっぷ写真』などのように、どこの誰が何のために撮影したのか当事者以外の他人にはわかりようもない生活のなかの大人の玩具としてお楽しみのために撮影された個人消費用のお写真ばっかり拾い集めてこさえた廃品回収ふうな写真集が近ごろは花ざかり。本書もそんな流行のなかの十三段腹バラ肉の1つかみで、どこの誰とも知れないおちゃんが、世界あちこち観光名所でじぶんの奥さんに写真機をむけて撮影してきた夫婦旅行の記念お写真あるばむを発掘したもの。海辺や湖畔や森林や、雪やお花など撮影用のセットにも負けないほど完璧な紋切型的にリゾート臭いすてきな光景のまえに、色白小柄でぽっちゃりしたおばちゃんが、びみょうな恥らいのような表情と、自然なポーズと称される不自然なポーズをさりげなくバシバシと決めてたたずむお写真のバリエーションばかりが最初から最後まで続いています。解説文によれば1958-1962年ごろの撮影とゆう、全世界に同じようなひとが50万人ぶんぐらいは実在しそうな金型から打ち抜いた人形焼の動かないアニメーションをながめているふうでもありつつ、終りのないママごと遊びを楽しむ中年かっぷるがかもしだすまぬけっぽいイチャイチャ感にはほんの一抹のたるみもないせいか、夢のようなシヤワセむうどにとっぷり浸りまくることもできたり。写真を撮影するとゆう現実逃避のゆかいなバカバカしさと、それをまたわざわざおゼゼを支払ってまで他人がのぞきみて面白がるとゆうバカバカしさとの、つな引き合戦を腹づつみをぽぽんとどうぞ
★★★★★
[記:2005.2.27PM10時20分ごろ]
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退職活動応援写真集
『
アナタのよりヒドい50の仕事
』
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★★★★★
どうせツマラナイ仕事でガマンするなら、いっそのこと現状よりもモモォっと徹底的にツマラん仕事に転業してマゾひすちっくな性感を満足してみたい、とゆう前むきなみなさまのために。とゆうわけでは全然ないのかもしれないですが、
とにかくツマラない仕事をくすくす笑いながらへてこましたいみなさまのための、ダメダメなお仕事らんきんぐ50、しかも味のない写真集仕立てばあぢょんです。 ★★★★★第1位から第51位までの、選考基準は、厳密にまったく不明。それぞれの仕事ちうの写真を左頁に、左頁には、仕事内容、仕事に必要な技能や服装の程度、給料、仕事上の特典とマイナス点がちょろちょろと記載されています。50種類のお仕事のなかには「化粧品の動物実験係」や「ヒヨコの性別判定士」、「人材派遣社員」や「代用教員」などをはじめ、他の仕事よりもヒドい!と言い切ったら職業サベツだと冗談で怒りだすヒトもいそうなありふれた仕事にまぢって、「ウジ虫の番人」「小人投げの投げられ役をつとめる小人」「使用前せんもんモデル」「わたしのゲロを採点してくれドットコムの投稿写真整理係」他、ドリイムング&ファンタスチングなお仕事の紹介もあり。購入後何十年を経ても新品っぽい英和辞典片手にゆるうく脱力できる退職お祝い本です。
★★★★★
[記:2005.2.24PM11時50分ごろ]
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5月某日
。。このところ、頁がまたまた重たーくなりつつありまして、どどもすいませんです。来月6月になりましたら、ホーム頁のお掃除をまた少しして、無意味なカレンダーの撤収やらリンク切れの補修やら気がつくところを整理してみますつもりです。しばし御辛抱くださいませ。。。
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5月某日
。。このまえ、JR中央線の東中野駅と中野駅のまんなか辺のガードの近くのコンビニの前にとめてあった買い物用のガラガラかーと、サインペンで「金物包丁」がどーしたこーしたとか呪文のように書きなぐってありました。こわひ。ので近寄って観察してみたら、どーも包丁研ぎ屋さんの私物、兼、移動宣伝道具だったようなのですが、「左足の親指車」とゆう一節をみたとき、言葉づかいが当店ホーモ頁にちょっと似てるかと思ったら、ふたたびゾーっと。とーてんのばあい、誤字脱字、意味不明のいいまわしは、半分ぐらいは承知のうえのことですて、たんにしょーもないだけですのでどーぞ御安心おと自分に言い訳してみたりしつつ、本日もよろすくです。。
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5月某日
。。他人様がこさえたホーム頁をのぞきみしましたよー、とゆうネタばっかしのわびしー当店ブログ日記別館dobunko.exblog.jp。いままで画像ののせかたもわからなくて、いかにも栄養不足まるだしっぽかったのですが、第一段階として、ようやく画像だけはのせれれるようになりました。しょせん借り物の上着をはおってみたからなにがどーだとゆーことはまったくありませんのですが、ヒマヒマ&妄想のオカズ不足なときに思い出してみみていただければと。。
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5月某日
。。口入れ屋のあっせんでタイワンへ大量に送り込まれているベトナム花嫁さんたちの写真集、ヒゲ萌えチャンピオン写真集、連続さつぢん鬼のひとが描いた絵の最凶な部類のものと互角以上の毒電磁波を放射するお絵描き&造型おバアさんキャロル‐ラーマさんのご本その他、きのうは普段以上に充実したご本が問屋さんから到着。印刷された本の味に、インターネットリ装置が追いつく日などはまだまだ来るはづもないような気分に。あいやー、ご本ってホンとにええですのー。まだまだ励みます。。
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5月某日
。。きょうはまた、ばかに暑いですねー、寒いですねー、暑いですねー、みたいなアイサツばっかりこの頃しすぎかなーと思いつつ、公園に集まったお散歩ちうのお犬さまたちがおしりの嗅ぎくらべをしているのを眺めると、このひとたちも、これまた今日は暑いですなーとか言ってるのかどうかはわかりません。早くおウチに帰ってどどいつ文庫にちうもんの問合せをしなくっちゃと本当に言っていないのかどうか、まったくギモンにもおもわないまま、お犬さまはじめもろもろの皆様への配慮もなしに、きょうも気のきかない後進作業をしてみますたですた。
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昨日までの「どどでもよか日記」へはコチラからどおぞ
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5月某日
。。パチョコンに電気をとおしてインターネットリした画面を閉じたおめめでにらみつけるよりも、熱帯雨林を乱伐してこさえた貴重な紙をムダに汚してこしらえたご本のシミを紫外線でいっぱいの炎天下で眺めて目を悪くするほうがよっぽど楽しーですよー。と言い張るための材料を拾おうとして、やたらにインタネットリたいむが伸びてきてしまい、ご本をいぢくる時間が侵食されてきてしまいました。別棟のブログ版どど忘れ日記などは、よそのひとのホーム頁の見物記録に成り果ていたり。。それでいいのだかとうだかはわからないまま、今日は自動車どうしの悪趣味格闘技「クラッシュ‐ダービー」のDVDをご案内しますです。。
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5月某日
。。いよいよ今日は、当店新宿ショウルムから駆け足で走って走って息ぎれのおつりがくるぐらいの距離にあったお風呂屋さんの閉店記念日。カニかまぼこの袋に印刷されてある「オーシャンレッグ(!!!)」てゆう意味不明の宣伝用和製ニポン語のすさまじさに全身脱毛されつつマゾ‐アート展覧会記念本のご開帳をどぞどぞと。。
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5月某日
.....。。。。おとといから、ホーモ頁にご案内をのせるつもりで、自傷&自己抹殺はぷにんぐ見世物アートの元祖総本家ウィーンアクショニストの暗黒映画本を店内立ち読みしていたのですが、気温さぶめで鼻水もたれるので、今日のごあんない本を、かれこれ1年ぐらいもだしおしみしていた体温高めのヌクヌク系お写真集『JFKの葬式列車』にきゅうきょ変更。。
...??
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5月某日
.....。当店‐東京山の手ショウルウムから竹コプターで徒歩1時間かからない近所の銭湯があと数日で閉店になるとのことで連日日参。店名は人生浴場とゆうて、浴場とゆう名の電車とゆうよりは、荒木経よしの昔の写真「海水欲情」を何とわなしに思い出しますカクレンボ。きょうはどことなく銭湯のヲンナ風呂っぽい印象のあるイラスト画集『下っ腹』のご案内をちょめちょめと。。。
...??
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5月某日
.....。ローラーがヒゲをナビゲートするヒゲナビローラー。
とは、どこかのヒゲ剃り器具の宣伝文句なのですが
一体全体なんのことだか。当店ホーモ頁の宣伝文の
ほうがよっぽど体毛にやさし毛だは。そんな無意味な
自画自賛で後押して、きょうは3日ぶりの後進です。
ブログのまやかし日記に無駄な精力を空費していて
すんませぬです。来週はこちらのホーモ頁をもそっとなんとかどうにかと思いつつ。。。
...??
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5月某日
.....。相も変らずどころではなくどどてもよい話なのでで
すが、先月はじめた直後にやっぱり止めたつもりに
なった当店のドドッペルゲッゲル日記ブログ、依然
として「ブログ」が何だかもわからにままに、行進作業を
継続しています。こちらの頁とちがい、あちらの頁はその
日およそ何人ぐらいがドアーをとんとんしてくれたのかが
解る仕組みがあるために、おかしな惰力がはたらいて、
昂進ペエスはいまのころ2日に1度で、どうかするとこちら
のホーモ頁本体よりもヒンパンポンなぐらい。とゆうても、
ぎょうむの間にひろった米粒などをぺたぺたはりつけて置いて
あったりで、日記とゆうより、単なる海外ホーム頁の住所
録みたいなものに成り上がっていますが、大ヒマなかたは、
http://dobunko.exblog.jp/ でまたのちほどに。。
...??
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5月某日
.....今年の1月から数えれば5番目の月の、メェデェ元旦おめでたござます
きょうは今月そうそうご来店一番のりのお客ちゃまに、サービスのつもりでオナラやおしっこなど人体さうんど生録cdを店内放送。噛み締めるように聞き入っているのかと思っていたら、実はとってもイヤなのをガマンされていたことが、cd1枚まるまるの再生も殆ど終りごろになって判明。どとても失礼つかまつりそうろうう。。
...??
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4月某日
.....黄金臭しゅうしゅう週間イブイブなのかもな夜のこんにちわです。カニやイカ、タコ、ブタの足とヒトの足の味をくらべをしてみるとどちらがどどなのかまだ一度も考えたことのないかたには実にぺったんこな人足写真豊富な足フェチまにあ入門本のご案内をきょうはのせてみますた。お口にあいそうな方はぜしどんぞ。。
...??
昨日までの「どどでもよか日記」へはコチラからどおぞ
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