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2009年03月ホカホカ入荷ですたい!
*お好きな順番で画像の上をゴキっゴキっと押っぺしてのぞいて見みみてください。

2009年03月30日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

悪趣味アホアホお料理ファッション写真集

食べられる
..いっぱんてきにはヒトやドオブツなどのクチからはいってオシリのあなから出て行くことが多い生ハムやスパゲティサラダなどを、最低限の手間でつなぎあわせただけのカブリものや片掛けやパンツーなどを、ちっぴりセクツーなモデルのひとたちに着用させた消化不良度まんてんの悪趣味アホアホお料理ファッション写真集です。お料理ファッションなのに、用意したお料理メヌーが手間いらずのカンタンなものばっかりなのは、生ハムが高かったからなのかどうか。モデルさんたちをたぶらかすための小道具としてお酒のグラスがそえられているほか、生ハムをメインに生クリームと野菜の漬け物のようなものをパフェ状にもりあわせたテーブルフラワアの飾り付けもあって、ゴーヂャス感はぜんぜんないのですが、お会計のときにドッキリさせられそうな雰囲気をかもしたりしています。食べられる衣装ときけば、人肉グルメを連想するかたが少なくないかとおもいますが、たとえばスパゲティーでできているオイシそうなカツラをみていると、カツラをカツラのままにしておくために、食べたくても食べるのをガマンしないといけないおアヅケきぶんのもどかしさが想像しやす毛で、人喰いフェチむけとゆうよりは、断食マニアの人喰い人種のかたにより好適っぽいかんぢかも。そして餅もち、悪趣味ファッション本これくたーの皆々さまのお弁当箱には本書を1品、前菜がわりにデザート代わりに必ず添えてあげてください。??? [記:2009.03.30:PM21時20分ごろ]

悪趣味アホアホお料理ファッション写真集『食べられる
by =サラ・サペッチ 発行=2006年。from=すぺいん。スペイン語と英語の2言語併用版。
大きさ:ヨコ115xタテ160みりめいとる(なかなか小さいです)。 重さ= およそ90ぐらむ。
外見=そふとかば。カラー写真集。収録写真点数=およそ20点弱。頁数=記載なし
ど特価:=¥1400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::サチュリ昆布090329


2009年03月28日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

おしりぺんぺんマニアこれくちょん

目でみるオシリペンペンのほん
...現代えげれす現役のオシリペンペンいらすと画家としてマニヤ人気をもつリン・ポーラ・ラッセルさんが編んだオシリペンペンいらすとアンドおしりぺんぺん写真の骨董品的名品集でありまするペンペン。アールデコ期のトランスジェンダー画家として知られるガーダ・ベーナの花鳥風月女子同性愛かっぷるオシリペンペン遊戯の図を丸窓のなかにカワピく表紙に飾ったポケットすっぽりサイズの小さな表紙をペペンと開くと、フェチあんどボンデーヂのたいした玉毛た古写真コレクトマニアであるジョン・デュプレ氏所蔵の貴重コレクションから拝借したいにしえの変態娼婦館の日陰なにおいむんむんムウディなぺんぺん写真や、その時代の空気を再現する現代の変態写真達人チャイナ・ハミルトンのペンペン、世紀末頽廃美のフランツ・フォン・バイロス侯爵えがく妖精画まがいに繊細で昭和少女まんがのおもかげもちらつくペンペン、編者に指名されたリン・ポーラ・ラッセルさん十八番のオシリペンペンいらすとなど。ヲンナがヲンナへ、ヲンナがヲトコへ、そしてまたヲトコがヲンナへとゆうパタンもありますが、素手でペンペン、鞭などのペンペン道具を握ってペンペン。ペンペンされてウレシそーなカヲ、悲鳴をあげるカヲ、冷たいペンペンのカヲ、熱いペンペンのカヲ。ペンペンをめぐって入れ替わり立ち替わり出たりひっこんだりするいろいろなカヲの表情とは対照的に、ペンペンされるためにむきだしにされながら真底なにも考えていない風にしかみえないヲシリとゆーものの、不安定感と安定感をあわせもつふしぎなカタチ。ヲシリのふくらみをみたす神秘的な無表情の仮面にかくされた、4足あるきのホニュウ動物が2本足であるこうとする不自然さをさらけだすと同時に埋め立てるお仕置き儀式とゆうたようなちっとももっともらしくない説明をキビしく尻ぞけるオシリペンペンマニアのかた以外では、卓球やテニス好きな方にもオススメできなくなくもなさそおかもな、ミニさいず版のオシャレこれくちおん本です??? [記:2009.03.28:PM20時40分ごろ]

おしりぺんぺんマニアこれくちょん『目でみるオシリペンペンのほん
by =リン・ポーラ・ラッセル編 発行=2002年。from=ロンドン。英語版。
大きさ:ヨコ105xタテ150みりめいとる(ずいぶん小さいです)。 重さ= およそ120ぐらむ。
外見=そふとかば。カラー&しろくろ図版豊富。頁数=96頁
ど特価:=¥2000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::オシリペンペンズ090327


2009年03月26日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

江戸時代初期えげれす汚物都市さんぽ

てんやわんや:エゲレスの不潔と騒音と悪臭
...ロンドンときいて思い出すものは福富太郎のキャバレーちぇん店からツバキハウス大貫憲章ロンドンナイト、ベドラム精神病院やニューゲート監獄に売春婦連続殺人鬼切り裂きジャックとひとによって落ちるロンドン橋のうえを歩いているヒトたちの想像図はいろいろ。本書は、産業革命期突入前夜の江戸ぢだいはぢめ17世紀ごろの、ロンドンはぢめマンチェスターやオクスフォードなど出来たてホヤホヤぎみなエゲレス近代都市のとゆうものが、どれほど不潔で、うるさくて、ヒドい悪臭に包まれていたかとゆう歴史的な事実を、これでもかとゆう勢いで並べ立ててみせてくれる汚物愛玩嗜好まるだしの楽しい歴史実話けんきゅー本です。下品もへったくれもなしな無知とビンボーによって手厚くぐるぐる巻きにされた初期近代えげれす都市の住人たちが、そのころ昼も夜も年がら年ぢゅう当たり前のことかと勘違いしていたサイテー最悪ぎみな生活かんきょーの暗黒面を、同時代のひとたちが残した日記や手紙、公文書や犯罪記録などの大量の証言のてっててきな読み込みによって再現してくれています。収録しろくろ図版のかなりの部分が、ウィリアム・ホガースの風俗銅版画なのですが、えげれすお絵描き史上最大の風刺画家のひとりと通常はみなされているウィリアム・ホガースや、マーセラス・ラルーン(Marcellus Laroon)が描いた17世紀えげれす街角のグロテスクで暴力的な光景が、大げさでもウケねらいでもなくて、現実のありふれた光景をただたんたんと、むしろやや上品なぐらい控えめに写生していただけだったようにどんどん思えてくるような、実録おゲレツ歴史実話がめぢろ押し。水道もなければ洗剤もなく、医薬品らしい医薬品が開発されるよりも数百年むかしの時代に生きていた住民たちじしんの顔つき体つきが、医療水準の圧倒的な低さのおかげで治療ができなかったケガや病気のせいや、日焼けをはじめモロモロ悪い環境のちからによって思う存分ねぢ曲げられて、どれほどブサイクだったかを刻みつけた数々の資料を大発掘。以下、同ぢような調子で、大勢のイヌやブタが絶えまなく路上を行き交っていたせいで激しく繁殖していた寄生虫の大群がのちに中学校の音楽室をかざる西洋の大音楽家たちの頭上を飾るカツラの大流行につながっていく話。バター状やチーズ状になった腐りかけのミルクやブタ肉がごちそうで、食器と呼べるような食器を置いてあるようなウチがどこにもないだけでなく、台所に火の気さえほとんどないような食生活の実際。古着のまちロンドンらしくそのころすでに新品の衣服を着るようなゼイタクは珍しく、ボロボロの古着をひきづいっているヒトたちばかりのファッション。物売りや大道音楽家がイヌやブタや馬車をひく牛馬の鳴き声と競い合い、昼も夜もむちゃくちゃにウルサい街角は、下水がないため汚物や雑廃水やドオブツの血や大小便などでドロドロに汚れ、悪臭のスゴさも途方もなくて。。とゆうた調子で、マヂメによめば、公害原論の第1頁めに紹介されても不思議のない近代公害史のはじまりはじまりとも読めなくなくもないものの、サミュエル・ピープスやその同時代の奇人たちの日記からのエゲツないところばっかりの切り抜きをもとに桂ザコバや泉ピン子が熱いツバキを吐き散らしながらホントうみたいなつくりばなしをしているのかと思いたくなるような、明治の場末の寄席みたいな雰囲気がいっぱい。春のうたたね読書の枕元をべたべたに汚してくれるスカトロ系女学者のせんせーによる異常にたのしい実録れきし夜話でござりまする。??? [記:2009.03.26:PM20時05分ごろ]

江戸時代初期えげれす汚物都市さんぽ『てんやわんや:エゲレスの不潔と騒音と悪臭
by =エミリィ・コッケイン 発行=2007年。from=ロンドン。英語版。
大きさ:ヨコ155xタテ236みりめいとる 重さ= およそ610ぐらむ。
外見=そふとかば。しろくろ図版=62点。頁数=336頁
ど特価:=¥2500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2009年03月24日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

現代CDぢゃけっとデザイン作品集

見る音楽:音楽的りずむのビヂュアル化
..西がたに元スーサイドのアラン・ヴェガの「地獄」、東がたに菊地成孔とウーアのキュアヂャズの取り組みからはじまる、オヒャレcdヂャケットでざいんのビヂュアルこれくしょん本です。ドイツ、スペイン、フランス、アメりコをはぢめ、世界あっちこっちで活動するデザイナーのひとたちの音楽CDお仕事が寄せ集められているのが特徴のひとつめ。出版元が在ホンコンのデヂャイン系とゆう地球儀的な理由なのか、ニポンの音楽家やタレントさんのCDもダモ鈴木バンドやボアダムスからアムロナミエやミスターチュルドロンまでとゆう無節操ぶりで恥かしくなるぐらいたくさん紹介されているのが特徴のふたつめ。なにしろデザインぢゅうしの本のためか、ノルウェイのエレポップからマレーシアのジャズファンクシンガーソングライターまでと五目ラーメンと八宝菜を同時に注文しても追い付かないぐらいに音楽ヂャンルがばらんばらんなのが特徴のみつつめ。パソコン用のお絵描き写真加工そふとに大量の電力を注ぎ込んでこさえた作品と、人工着色料たっぷりの無栄養どりんこを大量に呑み込んだ頭蓋骨のなかにすむ小人の命令でぢぶんのお手手をむだに動かして作った作品の、電力系と人力系の不自然な共存協栄ぶりが目につく気がするのが特徴のよんこめ。もろもろの特徴がひとつになって、中古CD屋さんの特価投げ売りコーナーで掘り出し物を物色してうろつきまわっている気分がそっくりそのまま紙上に再現されているかのような雰囲気をかもしまくっています。最初からカラの割れている玉子のようなCDとゆう音楽商品に、コテコテに厚塗りのお化粧をしてヒビ割れのヒビを誤魔化そうとしているかのような21世紀のCDぢゃけっとデザインの四苦八苦ぶりを、意図されない悪趣味図鑑として、しげしげ御鑑賞くださいませ??? [記:2009.03.24:PM23時20分ごろ]

現代CDぢゃけっとデザイン作品集『見る音楽:音楽的りずむのビヂュアル化
by =ビクショナリー 発行=2008年。from=ホンコン。英語版。
大きさ:ヨコ225xタテ240みりめいとる 重さ= 約1.2きろぐらむ以上(ハカリの都合で測定不能。)。
外見=そふとかば。オールカラーCDでざいん作品集。頁数=288頁
ど特価:=¥3900
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2009年03月22日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

超ぶきみインド妄想宇宙論お絵描き帖

ヒミツの鍵であるこのお絵描きが現実になるときはベロがフォークになりメンドリはオンドリになる、ヒミツの鍵であるこのお絵描きが現実になるときはワタシの赤ちゃんワシの夢が現実になる
...ニュっ、にゅっ、にゅにゅ乳化ぢまぢだだ。現代いんどのヘンテコあ〜ちすとナテッシュさんのシロクロお絵描き手帖ぅぅうが入荷ぢまぢだだぁ!と言われても、ナテシュさんて誰ぁれ?とゆうギモンさえ涌かないのがフツーのジョーシキぢんらしい態度かと思われたばはい、ナテッシュさんHPwww.rajunatesh.comの「gallery」のハイルをひらいて、ジョーシキとさよならバイバイされることをしいておスススめすすめしたりしてすみません。彩色絵の、ぶっきらボーとゆーのとも違う不穏な色の塗りかたをみても、わだぐぢたち(誰?)がひごろ見慣れているニポン式せいよう式のお絵えがきとは、どこか根本的な、お絵描き以前のどこかがまったく違っている感がありすぎ気味なナテッシュさんが、みずから「ヒミツの鍵であるこのお絵描き.......」とぢしんまんまんで命名した、ワケのわからなさ大爆発なシロクロお絵描き集がコチラでござります。この画集、まず驚かされるのは、塗り絵用に輪郭線だけが描いてあるのかと思ってしまうほどの、充実したスカスカかん。ふつーは、紙のうえに描かれている絵を見るとゆうたら、紙をお皿にたとえると、お皿のうえにどんなモノがのせてあるかを眺めることのように思われていますが、ナテッシュさんのお絵描きをみることは、お皿のうえにのせてあるのは食べ残しばっかりで、その食べ残しをヒントにして、そこには描かれていないなにかを想像していかないといけないような気分にむかって追い立てられていくような気分になることだったりすることが、いきなりまづいきなりヘンなかんぢで。絵柄として描いてあるのは、ヒトをたべるケモノや、ハダカのヲンナ、大きなツバサのあるトリ、サカナ、おっさん、サングラス、ピストル、カメラ、トンカチ、ローラースケート、歯、くち、胃袋、ゆび、あし、ヒダ、波、雲、とゆうたモノが主役か準主役的に、組んづほぐれつ食べたり食べられたりをしているのですが、食べたり食べられたりとゆうのが、食べている側はずの虎のからだが食べられている側のヲトコのどてっ腹になっていたりするのも文字どおりの朝めし前、X軸ぷらすY軸いこおるLOVEと歌ったちあきなおみのツケマツ毛を支える西洋式美顔術のげんそくとは明らかに異次元ちっくに、波がヒダになり、ヒダの群舞が元気よく霊的にぶさいくな陸海空の幻獣のむれを描いては消えていく様子は、『ビックリ!インド人の頭の中―超論理思考を読む』by宮元 啓一, 石飛 道子(2003、講談社 )とゆうご本で紹介されたインド人の頭にだけ通用する毛はえグスリの効き目めきめきっちくでちょと気持ちわるくもあったりの、あら不思議な光景なのでありまぢだ。ヘンなお絵描き、びみょうにエグいお絵描き月のかたにのみ限定的おススメしもーすです??? [記:2009.03.22:PM17時30分ごろ]

超ぶきみインド妄想宇宙論お絵描き帖『ヒミツの鍵であるこのお絵描きが現実になるときはベロがフォークになりメンドリはオンドリになる、ヒミツの鍵であるこのお絵描きが現実になるときはワタシの赤ちゃんワシの夢が現実になる
by =ナテッシュ 発行=2008年。from=いんど。英語版。
大きさ:ヨコ298xタテ220みりめいとる 重さ= 約950ぐらむ。
外見=はあどかば。オールしろくろ素描集。収録作品数=約40点。
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::妄想宇宙論入門090321


2009年03月20日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

異次元的あなーきっく手芸あ〜と作品集

コナゴナ手づくり:コレでどおぢゃ!な日常生活おぶぢぇ変型あ〜と
...手工芸品といえば手のぬくもり、天然素材のぬくもりを大事にしたものほど本格的で上等とゆー常識的妄想にむかって、有害重金属ミネラル成分たっぷりの工業廃水から抽出した香水を頭からザップぅぅ〜ん。見渡す限り一面に咲き乱れる変態的現代手工芸あ〜との造花のお花畑にツンツンと臭う化学物質臭で全身の各種アレルゲンを思いきり刺激して悶え苦ぢませでぐれる錯乱的ショウケエス本でござります。収録さくひんは、ポンコツ自動車の廃材ボディを巨大花瓶がわりにして大小とりどりカラフルなゴミを荘重っぽく荒れんぢめんとした廃物彫刻。シュレッダーで手打ちソバっぽくした道路地図で編んだ巨人用のクツシタ風なぶら下げ彫刻あ〜と。缶ジュースの缶を千切りにしてこさえた人工芝。どこで寄せ集めたのか、乱雑につみ上げた数多くの引き出しを1本のヒモでくくっただけのタンス。ティーバックの包装紙を素材にしてエゲレス風とアイルランド風をこきまぜた風すたいるで仕上げた紅茶用の急須。緩衝材用の発泡スチロールを積み重ねた完成した宇宙ロケット風にそびえたつオブジェ。缶詰の缶や骨董的ドールハウスに印刷されている絵柄を切り刻んで貼りあわせたコラーヂュおぶじぇ。リサイクル店のホコリのなかからホヂくり出してきたお値段お手ごろのコーヒーカップやらお皿やらをどんどん積み重ねてはりあわせた轢き逃げ犠牲者追悼のいしづめ風のちゃんきタッワー。歯のかけたセルロイド製のクシ多数をしきつめた抽象画。肝炎ウイルスやヘルペスのウイルスなど各種病原菌のかたちに仕上げたレース刺繍。インクではなく血の沁みでぢかに描かれた壁がみ模様。ガラス製の巨大プチプチシート。抗ウツ剤まくら。縄結イス。などなどなーど、普段の日常生活で身の回りにある人工的自然とゆうおミソ汁をスキマなく埋め尽しているワカメだったり油あげだったりする膨大な工場製品のフレッシュでぴちぴちしたのとくたびれた使い古しとを犠牲者に仕立てた狂った外科手術のはなばなしい成果のかずかずがオールカラー写真で収録されています。くっつけたり、束ねたり、ホジったり、えぐったり、度を越して大量に寄せ集めたり、切り刻んだりと、日常品をテッテー的に解体して3次元や4次元のコラーヂュを作り上げて行くための足し算引きわり算かけ算などなどの基本的テクテクにっく満載で、情報伝達物質の公害的洪水によるで溺死体として果てのないボートぴーぽろ生活を無理ぢいされているげんだいぢんの方々(誰?)が身の回りにゴロゴロ浮かんでいるヤシの実の固いカラを割って酸素を吸うためのヒントにもなりそな雰囲気むんむん。しかも、それ以上に、実際的には何の役にもたたない毒ガス無人島むうども濃厚な、どとてもありがた迷惑さがたまらない、こんなアートいらない大図鑑でござりまする??? [記:2009.03.20:PM24時15分ごろ]

異次元的あなーきっく手芸あ〜と作品集『コナゴナ手づくり:コレでどおぢゃ!な日常生活おぶぢぇ変型あ〜と
by =ガス・パウエル 発行=2008年。from=さんふらんしすこ。英語版。
大きさ:ヨコ222xタテ261みりめいとる 重さ= 約950ぐらむ。
外見=はあどかば。カラー写真図版満載。頁数=160頁。
ど特価:=¥4400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2009年03月18 日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

石井輝男かんとくSF映画あめりご再編集版DVDセット

スーパージャイアンツ・不完全版セット
...若山富三郎主演の映画『子連れ狼』シリーズのアメりゴ公開時に、再編集のうえ題名も『ショーグンアサシン』と改題されたのは皆様先刻ごしょーちのところですが、こちらは『ショーグンアサシン』公開に先立つこと15年でこぼこのむかし。股間モッコリ全身白タイツの宇津井健主演で昭和のヘンタい巨匠石井輝男(恐怖奇形人間)がカントクした『スーパージャイアンツ』しりーずのアメりゴ公開用再編集版である「星ヲトコ」しりーずが、世界のファンタスちっく最低特撮映画ふぁんの尻押しをうけて、DVD化されて発売ちう。当店にも新品が2たいとる入荷ちうです。小学校以上の学芸会とゆーよりは幼稚園のせんせーたちが苦心しながら園児につくらせたようなダンボールや布切れ製のカブリもの衣装がすぱらぴぃ毛なエメラルドすい星の長老議会の合議によって、迫りくる滅亡の危機から地球人類を救出し世界のヘーワ維持のためにハケンされる「星ヲトコ」スーパージャイアンツの活躍っぷりは、ストォリィのご鑑賞とゆう興味で眺めると、言うことなしで、言うことなし、とゆいますか、ニオイのしないスカシっ屁ていどなのですが、物語の進展を一切無視してながめると、新築住宅の工事現場からカッパラってきた木材だけでフリッツ・ラングのメトロポりスを再現しようとガンバったのかと思うような装置にしても、グロ度満点の宇宙人の造型にしても、最晩年のジャイアント馬場のリング姿を先どりしたかのような「星ヲトコ」の超絶的格闘せんすにしても、その他もろもろ、細部の細部にいたるまでのいちいちが、このヒドさ、このユルさは一体全体ナヌだろべぃ?首をかしげつつ、うっとりせずにはいられないような、まるでオツムの回転が停止する直前をスローモーションで体感しているかのごとき、童話的ともよべそうな魔術的もっさり気分が濃厚で、最低最悪ふぁんの皆々さまの何よりのお夜食にならなくなくもなさなさ毛でありまする。もともとの映画「スーパージャイアンツ」シリーズ全9作がアメリご向けの映画「星ヲトコ」しりいずは全4本。9ひく4いこおる5本分は、公開されなかったのではなく、公開された4本のなかに、呑み込まれているのだそうで、とゆうのも、映画「スーパージャイアンツ」シリーズの第1作から第6作までは、ひとつの話が2作で完結するように仕組まれていたからなのだそーなり。
つまり、「スーパージャイアンツ」シリーズ第1作「鋼鉄の巨人」と第2作「続・鋼鉄の巨人」の2作品を1つに合体したのが「星ヲトコ」しりーず第1弾『核爆発の支配者』とゆう映画。「星ヲトコ」しりーず第2弾『宇宙からの侵入者たち』は映画「スーパージャイアンツ」でいうと「怪星人の魔城」と「地球滅亡寸前」の合体版。「星ヲトコ」しりーず第3弾『宇宙からの襲撃』は「宇宙艇と人工衛星の激突」「人工衛星と人類の破滅」の合体版となっているのだそおです。「スーパージャイアンツ」シリーズ第7作「宇宙怪人出現」と第8作「毒蛾王国」と最終作の第9作「悪魔の化身」は、1作品ごとに1つの物語が最後まで完結する、それぞれにまったく独立した作品であったものを、3本まとめてむりやり1本の映画に再編集した「外宇宙からの邪悪な脳みそ」が「星ヲトコ」の最終話になつたのでぢだ。そして、今回、当店お取り扱いのDVDは、「鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」と「続・鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)」が合体している「星ヲトコ」しりーず第1弾『核爆発の支配者』と、「スーパージャイアンツ」でいうと「怪星人の魔城」と「地球滅亡寸前」が合体した「星ヲトコ」しりーず第2弾『宇宙からの侵入者たち』との、2作品を収録したデスク(印刷箱入り)と、「星ヲトコ」しりーず第3弾『宇宙からの襲撃』(印刷箱入り)を収録したデスク(印刷箱入り)。コノ2本の抱合せ販売となります(はなしがややこしくてす、ズビバゼン)。音声は英語に吹き替えられているのですが、声の役を演じているヒトたちが、なぜだかアジア語なまりのキツめな英語でしゃべるヒトが多くて何だかへんてこな気分がしたり、野外ロケの場面にたびたびでてくる昭和30年代おわりごろの街角風景なども、言うにいわれない風味が漂っています。大勢で根ほり葉ほりあら探しを楽しみながらみるのには最適なZ級映画くらしっくとゆーたかんぢぃでしおか。(スキャンしたパッケーヂの画像はカラーですが、実際の作品はシロクロです)。??? [記:2009.03.18:PM11時59分ごろ]

石井輝男かんとくSF映画あめりご再編集版DVDセット『スーパージャイアンツ・不完全版セット
by 監督=石井輝男、赤坂長義、三輪明 発行=2002年あんど2004年。from=ぺんしるべにあ。英語版。
大きさ:ヨコ135xタテ190みりめいとる 重さ= 約670ぐらむ。
外見=パッケージ入りDVD。
地域コード=「1」。再生には地域コード「1」対応のDVDプレーヤーが必要です。
ど特価:=2本1組で¥3900
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お問合せ番号::エメラルド星090317


2009年03月16日のあれやこれ や。

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群集の中のロビンソンクルーソー写真集

見知らぬ仲間たち
...ところは世界ぢゅうからお上りさんが押し寄せる浅草みたいな観光低国メリメンこくのなかでも、とりわけ浅草ちっくなニウヨウク。かといって、一見したところでは観光客を絵に書いたようなヒトのすがたはどこにも見当たらない風なのに、そこにいるヒトたちみんながみんなして、江戸川乱暴や萩原錯乱タローが満喫した群集のなかの無人島漂流者気分に溺れきっている夢遊病のヒトびとの集団のようにして蠢いている光景を、ぢぶんは写真家ナリと思ってみたりしている夢遊病なかまのひとりで夜のガスパールみたいな名前のガス・パウエルさんとゆーひとが、ぱちりぱちりと撮影してみた白昼夢の記録のような真昼の幻影都市ニウヨウクの集団催眠きろく写真集です。ある映画ヒョーロンかのひとが、そのひとの知人が大勢出演した自主制作映画をみたカンソーとして、映画の画面でみる演技のほうが自然にみえて、日常ふだん接しているときのほうが下手な演技をしているのかとフシギに思えるほどだ、とシミジミしていたことがあったのですが、この写真集でみる昼間の浅草ちっくなニウヨウクの路上のヒトたちも、下手な小芝居をするために集まってきた役者さんたちの集団のようにしか見えず、そのヘタくそ役者っぷりがイタにつきすぎている度合いのはなはだしさといったら、昼下がりの主婦むけドロドロどらまの男女優を片っ端からをお地蔵さまにしておがみたくなるほどで、表情から目つきから、歩きっぷりから、何から何まで演技ぢみて、そのクサさ、ぢつにアッパれむうど。撮影者のガス・パウエルさんは、きっと他の土地からニウヨウクを訪れたヒトなのだろうと思い込んでいたら、ぢつはニウヨウク生まれのニウヨウク育ちとゆう履歴書も、ニウヨウクとゆう街のやたらにうるさいスピーカーのスイッチやデヂタル時計の電源の切りかたを知っている地元のヒトならではかと思うと、おどろくよりは納得したい気分になったりで、歌も踊りもない浅草オペラいんニウヨウクとゆーたムウドのグロテスクりあるなクスクス笑い写真集です??? [記:2009.03.16:PM01時05分ごろ]

群集の中のロビンソンクルーソー写真集『見知らぬ仲間たち
by =ガス・パウエル 発行=2003年。from=あとらんた。英語版。
大きさ:ヨコ218xタテ255みりめいとる 重さ= 約670ぐらむ。
外見=はあどかば。おおるカラー写真集。写真図版点数=58点。頁数=記載なし。
ど特価:=¥2500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::小遊星物語090315


2009年03月13日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

古本店主の必殺みにこみ音楽特集号

馬安駄熱(まあだあ)缶(きゃん)微(びー)不安(ふぁん):音楽的傷害じけん号
...えげれすの極悪のいずあいどるホワ糸ハウスの団員ピーター・ソトが発行した伝説的殺人鬼マニアみにこみ『ピュアー』の鬼気迫るようなスゴ味に対するアメリゴからのニヤニヤ笑い的お返事と、その当時に言われたことがないのかないのか気にもされない1990年代ミニコミぶうむ時の超大人気みにこみ『馬安駄熱(まあだあ)缶(きゃん)微(びー)不安(ふぁん)』。小さなことに思いきり驚ける方だつたーら、20世紀末グログロぶうむの到来やその後の世間全体の悪趣味的傾向を、その10年ほどもいぜんから準備していた『馬安駄熱(まあだあ)缶(きゃん)微(びー)不安(ふぁん)』が21世紀も10年代突入目前のいまなお刊行されていることを知った時点で、そのドサ回りむうどに酔い痴れられる狂喜のあまり膀胱大にふくれた毛穴からホルモンのオモラシがまんデキないところですが、前号18号からずいぶんな日時を過ぎたころに刊行された本号19号は、そんな「ま・き・び・ふ」誌の伝説を一切知らなくても、読み物としてはダイコーフン。殺人的事件にまきこまれたかつての音楽スターたちの埋もれた伝記と音源を発掘した「音楽」特集号になっています。表紙いらすとにも描かれているカントリー・ウェスタン音楽家のドネル・スペード・クーリィは、バイオリン弾きとしてデビューし、やがては大編制の楽団をぢぶんが主宰するまでに出世したものの、テレビれぎゅらーで人気絶頂の頃からすでにぢぶんのうちでは妻やムスメへの家庭内暴力の鬼。人気おちめになってからは資産家として悠々自適のはずが、妻を責め殺してしまうことに。この修羅場、責め場を、当時の新聞やら何やらを調べまくってもっともらしく再現してみせるあたりのシツコサが、「まあだあ・きゃん・びー・ふぁん」の持ち味で。しかも、お縄を頂戴したスペード・クーリィが獄舎へとしょっぴかれて幕切れではなく、2度めのオトロシイ見せ場、獄中で改心して模範囚になったスペードが、仮釈放の日に再び舞台演奏の場に立ち、満場の喝采を浴びながら、心臓発作でアノ世ゆきする、とゆうまるでマンガみたいな正真正銘の実話が紹介されていくのでぢだ。ほかに、TVドラマ「パートリッジ・ファミリー」で人気絶頂だったデビッド・キャシディの口唇性愛好きのタネをまいた酒呑みで両刀使いの父親ジャック・キャシディとコール・ポーターとのあらぬウワサ。人気絶頂じだいはメンバー全員がロックビジネス業界の汚物まみれだったとゆうザ・バンドの、ボブ・ディランとのザ・ベースメント・テープス時代より昔昔のロックンロールバンド、ザ・ホークス時代から、最後まで社会復帰ができずに破滅したキーボード演奏者リチャード・マニュアルまで。トロンボーンとヨーデルの達人で、まだ長髪にもなる前の若き日のフランク・ザッパが「トゥナイトショウ」でテレビ初出演をし司会者スティーブ・アレンと自転車ののりかたのついて語り合っている場面で、後ろの壇上に楽団員の一員として座り楽器をいぢっていたトロンボーン奏者でヨーデルの達人のフランク・ロソリーノが1分間に冗談を4つ言うヲトコの異名どおりの陽気なおフザケ人生をつらぬきながら、ある夜突然に最後にまだ10才にもならないぢぶんの息子2人を射殺し、ぢぶんもペストロ自殺してしまった話。などの濃厚実話読み物が取り揃えられています。名物の古本コラムも分量は少ないながらもいつもどおりの充実ぶりで、おもしろい古本探しの参考になることおびただしーものありますると同時に、上の殺人音楽家のかたがたの音源がいども親切なかんぢで。ヲンガクと悪趣味古本好きの方はぜひ。。。?? [記:2009.03.13:PM24時15分ごろ]

古本店主の必殺みにこみ音楽特集号『馬安駄熱(まあだあ)缶(きゃん)微(びー)不安(ふぁん):音楽的傷害じけん号
by =ジョン・マー 発行=2004年。from=さんふらんしすこ。英語版。
大きさ:ヨコ140xタテ215みりめいとる 重さ= 約15ぐらむ。
外見=そふとかば。おおるシロクロ。全48頁。
ど特価:=¥400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::音楽殺人090313


2009年03月11日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

幻覚的キヅぐち拡大観察まんが

ビョ〜インゆき
...カナダあんぐら漫画界の黒いダイヤアー、アンリエット・バリウムが、おフランスの「臭いヂャッカル」社のために書き下ろしたシロクロ24頁、携帯用ゲームさいず、体重およそ15ぐらむのポケット版幻覚まんがです。アンリエット・バリウムまんがの特徴といえば、ぢっくり煮込まれた西洋風のヤミ鍋スープからつまみあげたような見なれないトロケかたをした正体不明のジャガイモ人間のようなヒトたちに洋服をきせ、そのままコンクリート鋪装された坂道の上から突っころばしたような、キヅぐちと毛穴と皮膚の汚れがデコボコの陰影とみわけがつなくなるまでひとつに溶け合って、ぢっくりみるほど何が描いてあるのかどしどしわからなくなっていく絵、とゆう点になさそうでありそうです(?)が。この作品てば、そんなバリウムさんの持ち味にぺったりしすぎもいい意味な、衛生博覧会調の恐怖病院体験るぽマンガでありまする。中華鍋に飛び込むアブラ虫のようにフラフラとナゾの病院に、呑み込まれて行く主人公が、次々に目撃するのは、いんらん女性や連続殺人鬼、多動症のぼっちゃんを実験台にしたオゾマしい人格人体破壊手術だった、とゆう風にストォリィを雑に要約してみると肝心なオイチいところががすべり落ちていくような気分になる、バリウムまんがならではの1コマ1コマの、偽造に失敗した心霊写真のお絵描き版のような味を、妖怪ふぁんやフリークスふぁんのかたにもミニミニ画集としておすすめしたいような小さくてカワピピごっほんごほんです。。?? [記:2009.03.11:PM22時40分ごろ]

幻覚的キヅぐち拡大観察まんが『ビョ〜インゆき
by =アンリエッタ・バリウム 発行=1995年。from=おふらんす。英語版。
大きさ:ヨコ136xタテ78みりめいとる 重さ= 約15ぐらむ。
外見=そふとかば。シロクロまんが(表紙のみカラー)。全24頁。
ど特価:=¥400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::人間潮干狩り090311


2009年03月09日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

逃げ去る文字採集コレクシヲン

手こき文字のお絵描き集
...クネクネ腰をゆすりながら紙のうえをヅルヅルすべっていくようすを眺めれば眺めるほどに、線やカタチや模様の組み合わせが、文字と呼ばれるときと、絵とよばれるときの、違いは一体全体何だったのかが、わからなくなっていきますねぺ?文字と絵のさかい目の、違いがいちばんハッキリしない境目のあたりに位置していて、ニンゲンさまで言えば性同一性障害を克服してタクマしいくなったヒトたちのように、文字として生まれたはずがいつの間にか絵のように見らていることを、恥かしいと感じるどころか生き甲斐のようにさえ思っているような文字たち。文字らしさが足りないことよりも、文字らしくなさでコテコテに着飾ることに必死になる余り全身の毛穴がを逆立てているような文字たちを古代から現代まで、世界のあっちゃこちゃから拾い集めてきた絵みたいな文字の実例これくちょんです。ローラン・トポールの単行本の、どれもこれも黒い線で塗りつぶされた文字で、いきなり文字の御臨終っぽくはぢまり、ヨオロッパ最古の文字とも言われるものの、エルトリア文字や17世紀ドイツの屍体絵文字など、絵と文字のそれぞれが半熟状態で蕩けあっている古い文字書体たちがあるわ。現代あーとのひとたちの、スキ間恐怖症っぽいとゆう以上に、フル稼動ちうのタコ焼き製造機よりも数多くの渦巻きと重力の集中ぽいんとがあっちこっちに散乱しているクルクルポワンなモヂモヂ絵模様さくひんがあるわ。ナポレオンが部下の大臣あてに暗号で書いて送った手紙の文面やギュスターブ・フローベルの書き直しだらけの自筆原稿などなど有名人の紙クズものがあるわ。といった調子でよりどりみどりななかに埋もれそうになっている本書のもひとつのお値打ちが、現代へんたい音楽家たちの図形楽譜をいくつも収録してあることで、オランダのへんたい音楽家たちの、ヤープ・ブロンクのそれ、ギリシャのアネスティス・ロゴセラティスのそれ、コーネリアス・カーデュのそれ、ヤン・クリストウのそれ、アンリ・ショパンやアール・ブラウンのそれ、ディック・ラーイメーカーズや、クラース・クイテンブラウアーのそれ、といった調子で、ヘンタイ音楽ふぁんのみなみな様の妄想的網膜と鼓膜に限りなく充実したむなしー快感をぶううーんっと届けてくれそです。紙のたばを銀球つきのヒモでぐっと締めてあるだけのへんてこな造本の、シブくなさ加減もいい塩梅。図版も全部しろくろで、熱からずからず、ヌルからずからずなまったりかげんが、たまらん方にはじつにたまらん毛な、2000部限定のたのしいへんたい文字ふぇち本ですです。?? [記:2009.03.09:PM24時20分ごろ]

逃げ去る文字採集コレクシヲン『手こき文字のお絵描き集
by =セルジュ・オンネン 発行=2008年。from=ろんどん。英語版。
大きさ:ヨコ242xタテ184みりめいとる 重さ= 約390ぐらむ。
外見=そふとかば。おおるシロクロ図版。ヒモとじ。全140頁。
ど特価:=¥2000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::洞窟書道090309


2009年03月07日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

人形おき逃げア〜ト写真集

街角の小さなヒトたち:スリンカチュウの道ばたア〜ト
...ずいぶんちっちゃいヒトたちだねぺ!数年前からまちなかに出没しているとゆう身長5センチぐらいのおじさんの目から見たとしても驚かれそうなぐらいに小さく、そすてまた、彫刻といえるほど念入りにこさえたお人形を、ロンドン、マンチェスターとゆうた世界に名だかい賑やかな都会の道ばたに、小さな大道具や小道具とひと揃いにまとめてヒッソリと安置。ミミズさんやナメクヂさんウヂムシさんなみのこまやかな神経をもったヒトがたまたま通りかかってビックラ魂消えてカンドーにむせぶ姿を、遠く離れたどこかに隠れて想像してたのしんでおられる毛な、人形おき逃げアーチスト、スリカンチュウさんのお仕事っぷりを記録した人形おき逃げ現場でパチリパチリした記念お写真集です。収録写真は、左右の頁に1枚づつ、1つの現場が見開き2頁でみられるようになっていて。左ペーヂには、身長100〜200センチ前後のヒトの視線からみたパチリ。なにしろ人形が小さいので、どこにいるのかいないのか、ようやくどうにかわかるかどうか。
ところが、見開き紙面の右ペーヂのパチリをみると、あれあれ、左ぺーぢの写真では、たまたまそこいらに落ちていたゴミのように見えていたものがものが小さな人形のヒトたちで、そのヒトたちがぢぶんたちのお仕事を一生懸命に演じているお姿がくっきりと浮かびあがってくるくるるる。とゆう仕掛けで全53幕。水たまりに浮かべた救命ボートの救助隊員たちが嵐で溺れたヒトを助けようとしていたり、露出狂の女性が下半身すっぽんぽんでタバコの吸いガラのうえに腰掛けていたり。下水道にかぶさった鉄のフタの格子状の穴にしがみついて這い上がろうとして這い上がれない作業衣のおっさんがいたり。ハエに内臓を吸い出されて血まみれで倒れていたり。カベ一面に描かれた巨きな落書きの地面すれすれのところでハケを持って落書きの作者の気分にひたっていたり。公衆電話ぼっきすに貼られたピンクちらしを仕事途中のサラリーマンが電話器のうえのヘリに立ってねっとり物色している後ろすがただったり。もし実際にどこかでこんな置き去り人形をみかけたら、おなじように記念写真をうつしたあとで、ばあいによってはネコババして持って帰りたいような小さなヒトたちのすむ足下の別天地。ひとつふたつの都会ぜんたいがすっぽりくるまって、いくらでもあまりがありそうな広がりを感じさせてくれる小さな世界がみえるように、つねひごろの重力で重たくなったマブタをえっこらしょと持ち上げてくれるたのし毛写真集です。散歩やお引越しのおともに、プレゼントに、ぜひどどぞ?? [記:2009.03.07:PM16時55分ごろ]

人形おき逃げア〜ト写真集『街角の小さなヒトたち:スリンカチュウの道ばたア〜ト
by =スリンカチュウ 発行=2008年。from=ろんどん。英語版。
大きさ:ヨコ204xタテ145みりめいとる 重さ= 約400ぐらむ。
外見=はあどかば。おおるカラー写真集。全128頁。
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::りりぱつ島090307


2009年03月05日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

へんたい映画かんとくア〜ト展かたろぐ本

デビッド・リンチ:火のうえの空気
...お茶わんの底に残った永谷園のお茶づけ溶液の一滴をレンズの割れた顕微鏡でのぞいた夢を幼稚園児がテキトーに描いたみたいな左の画像の絵。なんぢゃこりゃー、と小首をひねくってみた方みない方ともども、この絵の作者がへんたい映画かんとくチョビット・りんちんちん(ニポン風にはデビッド・リンチ)だと言われれば、ぢつに納豆腐れるのではなくもなくないでしょか?主催はカルチェ現代あ〜と財団、会場はパリ観光名所のポンピドーせんたーで2007年3月から5月にかけて開かれたデビッド・リンチ自作あ〜と大展覧会にあわせて出版されたデラッキス版の記念図録本です。いまはユウチウブウ動画でいつでも見ることができるデビッド・リンチ初期短編映像のうちで日付けが一番古い処女短編(?)の『病んで行く6人のヲトコたち(Six Men Getting Sick)』の完成年度1967年よりも算数けいさんでは2年ぐらい古いことになりそうな1965年以後最近までの40年ほどの間にデビドリンチが描いたお絵描きと写真が図録ではメインのおかずになっていますて、ところどころにリンチ映画のスチル写真や、現代写真のぢゅうちんウィリアム・エグルストン撮影のデビッドリンチの肖像写真(1点)が、くちすすぎだか箸やすめっぽく挿入されてもいます。たくさんの草の影だけがざわざわ通り過ぎていくのに風もなければ草も生えていない草むらで覆われた野原の湿り気や、ニンゲンの肉にあんぐり大きく口を開けた痛みのないキズぐちから滲み出す湿り気を巡って屈折まくることでどうにか欲望のようなふりをしているだけの虚しい好奇心が色つきコンタクトレンズの色ぬけ部分から夜ばいをかけてくるようなデビッド・リンチ映画の非映画的体質を映写機を停電させてそのまま愚直に写生したっぽい感ぢーといえば、当らずというにもほど遠いにもほどがあるデビッド・リンチのお絵描きわあどる、皆々様にもぜひぜひとおススメしたかったところなのですが、目下の当店在庫は古本1册のみで、しかもぢつは申し訳ないことに、その1册はすでにご成約済みなのでづ。。なのでご購入ご希望の方おられるようでしたら、とりあえず当店までご相談をどどどーぞ。。。 [記:2009.03.05:PM19時20分ごろ]

へんたい映画かんとくア〜ト展かたろぐ本『デビッド・リンチ:火のうえの空気
by  監修=エルベ・シャンデ(カルチェ現代あ〜と財団でれくたあ) 発行=2007年。from=ぱり。英語版。
大きさ:ヨコ237xタテ284みりめいとる 重さ= 約1.2きろぐらむ以上。
外見=はあどかば。カラー図版300点強あんどシロクロ図版100点弱。全454頁。
状態=古本です。裏表紙に多少の汚れあり、表紙のかどがくたびれ気味です。
フロク=デビッド・リンチじしんによる本書の解説を収録したオーディオCD全2枚つき。
ど特価:=¥???
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::エレファン島090305


2009年03月03日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

道草むしゃむしゃア〜トこれくしおん

パウル・ルシェの満月
...はぐらかしの達人にしてガラクタ日用品コレクトマニアでもあるあ〜ちすとパウル・ルシェさんが、冷蔵庫の扉に貼付けている磁石のコレクションや寝室の頭上にブドウ棚のように釣り下げている腕時計コレクション、個展会場にまで一部を持ち出す野球帽コレクション、高校卒業以来集め続けている衣類メーカーの検品係の番号札、その他、掃除機、頭髪乾燥機、たいぷらいたーなどなどと同じ感覚で買い集めているお気に入り現代美術コレクションの数々を、脱線また脱線で道草がはびこりすぎて道が見えなくなっている道の道くさ食べ放題な変てこ作文とともに紹介していくとーても味わい深いぷらいべーとコレクション本です。ロサンゼルスやらどこやらに住む世界的有名あ〜ちすとや音楽家などの周辺をごちゃまんと取り巻いている世間の無理解につり合った認知度の低さと、認知度の低さに反比例する極度に独特な才能や個性を持ち合わせたア〜チストびととのけったいな交流や、ぢんぶつ像、作品を手にいれるまでのいきさつなどを書きしるすルシェさんの文章は、そのつど紹介する作品を離れて話題が遠くへ遠くへと逸れていけばいくおほどヨロシとゆうた態度が先天性的にありあり。そもそもルシェさんその人ぢしんが、おぎゃあと生まれた時点からすでに、現代あめりごのビートニック絵画やポップ絵画世代のアイドルで世界的いちおー有名ぢんエドワード・ルシェさんの、実の弟とゆう道ばたの草ちっくな立場。有名なほうの兄エドワードさんでさえ、ルシェともルシャともルーシェとも書かれる程度の認知度でしかヌポンには受け入れられていないとゆうのに、その弟ルシェさんのバツイチ独身生活もたぶん仕方なしと思われるような、ヒネくれているようで、欲望の爆心地点まで抉りとるように真直ぐつかつかと進んで行く目線の鋭さも随所にぴかぴかと発光していて、わだぐぢ(誰?)がちらりと店内立ち読みをした範囲の印象でも、さり毛なく異常なヂャンキー系読み物としてのおもちろさをたっぷり兼ね備えているようです。そそして、注目のコレクション図版は、コレクチョン作品の作者たちや持ち主ルシェさん自身をめぐる観察や妄想などとつかず離れずの緊張感に支えられ、傾向としては、カラダにわるいアルミニウム含有の銀色絵の具で描いた作品「アリゲータのしっぽ」のような抽象度がすこしだけ高めな人物画や風景画などの単純ですっきりした見た目のものが多いかんぢだったりです。何度みても飽きないア〜トっと繰り返し読んで毎回オモシロ毛な作文の合体した贅沢なご本を、すてきな本棚の肥料として手厚く埋め立ててあげてくださいませ?? [記:2009.03.03:PM22時20分ごろ]

道草むしゃむしゃア〜トこれくしおん『パウル・ルシェの満月
by  作文あんどコレクチョン=パウル・ルシェ、収録あ〜ちすと=ジョージ・コンド他多数 発行=2008年。from=ゲッチンゲン、ドイツ。英語版。
大きさ:ヨコ165xタテ240みりめいとる 重さ= 約750ぐらむ。
外見=そふとかば。カラー図版豊富。全264頁。。
ど特価:=¥2400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::気まぐれ美術館090303



翌月のペエヂはアチラ          先月のペエヂはアチラ

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