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2008年6月ホカホカ入荷ですたい!
*お好きな順番で画像の上をゴキっゴキっと押っぺしてのぞいて見みみてください。

2008年06月29日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

図案いらすと収集狂マニア個人誌

うんち狩りの犬:第7号/特集:教会と社会パアトわん
..今年(2008年)2月に前号のご案内時に当店でも合計2册も売れ瞬間的週間ベストセラー第一位となったキリ抜き図版お寿司詰めミニコミ『うんち狩りの犬』最新号が到着。到着してからぢつはもお丸丸2ケ月以上も経っているのですが、今回はまだ1册も売れておらず潜在的な1册も売れないベストワーストセラー同率1位候補として、当店内で影のうすい存在感のなさをごくごく控えめにさえアピィルしているのかいないのかわからない状態を維持して安定期に差し掛かっています。今回の、切り抜きカットこれくしょんの特集テーマである「教会と社会」と聞いても何のことだかまづまづ想像しずらいですが、実際にはアメりゴのクニ星のマークのはた、アメりゴ最高裁判所がそれを焼き払うことを表現の自由と認定する判決を出したとゆうアメりゴこつ旗の柄を練りこんだ身の回りの日曜雑貨を描いた図案挿し絵や、こつ旗そのものの各種イラスト、旗にあいさつしているヒトたちの図案化、選挙かんり委員会選挙の投票を呼び掛けるぷちイラストの紋章風だったり、擬人化ドオブツ各種マゼマゼだったり、政党宣伝のカットだったり。十字架や教会のたてもの、お祈りにつかう儀式用小道具各種だったり、お祈りのためにあわせた手と手の表情いろいろや、賛美歌を合唱するへんなひとたちや、聖書やキリストや中世の騎士や鼓笛隊や爆竹や、お堂の鐘や自由の女神いろいろや、天使や悪魔やサム叔父さんなどなどなどなどが、本来の居場所から引き離されて、荷物満載の貨物列車が全96頁マイナス数頁のおよそ90車両(ページ)も連なって、積み上げた荷物をふり落とすような勢いでガタゴト目の前を通り過ぎていき、ゆるやかな鎖で結ばれた全体が、全体として何かのくっきりしたカタチに凝縮するのかとおもえば、その反対に、挿し絵とゆう挿し絵が身元不明で帰る場所のないらち犠牲者的なイメエヂの寄せ集めとして、第2、第3の落ち着き先をもとめて彷徨っているようです。さかさまにしてお尻を叩くとイメエジのかけらがフリカケのようにパラパラ落ちてくる感のある特殊ミニコミの里親に1度2度なられてみては、いかがででしよ?
[記:2008.06.29:PM10時45分ごろ]

図案いらすと収集狂マニア個人誌『うんち狩りの犬:第7号/特集:教会と社会パアトわん
by  ショーン‐テジャラッチ
発行=2008年。from=おれごん。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ21.7xタテ27.8センチ。 重さ=約300ぐらむ。
外見=そふとかばあ。シロクロ図版満載。全98頁。
ど特価: ¥1600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
<遷都b>お問合せ番号::栗粒あーと080629


2008年06月27日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

変態ファミリィあるある写真集

武装したアメりゴ:自宅でくつろぐ銃器所有者たちの肖像集
..ペストルぢゃあライプルぢゃあといえばソレがドヲブツ様やニンゲン様のお命を頂戴するために発明、製造、販売されているオトロしーコロシの道具。ソレを高いお金と引きかえに手に入れるヒトたちならば、そのことを知らないとゆーことは有り得ないはづなのに、ペストルやライホンを握ったり抱えたりしながらニッコニコのうっすら笑い。しかも、撮影・取材のためにはるばる来てくれたおっさんの目の前で、家族みんなが揃ってコロシ道具を構えてニッコニコしていたりするのだから、異常にもヘンタイにも見えでも仕方がありませんですのー。。、銃社会といわれる現代アメりコで、お気に入りのオモチャかペットに甘えるような感覚でいつもペストロやライホーを手元や枕元にならべて生活しているヒトたちは、いったい全体何を考えて、なのか、やっぱり何にも考えていなくて、ただ幻聴や幻視に囚われているのか、いないのか。さまざまなギモンを解消するために、 2006年に住民たちは、さまざまな疑問を一気に解答に耳をかたむけるため、本書の著者は2006年にお気に入りのオモチャのような感覚でペストロやライフルルなどとともに生活しているヒトたちの姿を旅から旅で撮影してきた純正ヘンタイふぁみりー肖像お写真集です。ライフルを構えてホホエんでいるのが若い女性の二人組だったり、イヌネココドモなどが画面をちょこまか彩っていたりして、この世界が正気の世界の一部なのかとだまくらかされそうになるものの、ゴルフの穴から目球を取り出しをドロを払ってからよーくみれば、どのひとも、どのひとも、ずいぶんな高確率で明らかにかビミョヲにか大胆に変で、ダイアン・アーバスの写真に出てきた巨人さんをホーフツとせずにはいられない印象です。ライフルとゆう名前の魔法ののりものが、狂気の世界と正気の世界を直通運転で結んでいる様子を、ぜしこの機会にどどどーぞ。?
[記:2008.06.28:AM時00:20分ごろ]

変態ファミリィあるある写真集『武装したアメりゴ:自宅でくつろぐ銃器所有者たちの肖像集
by  カイル・キャシディ
発行=2007年。from=わいおみんぐ。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ31.5xタテ24.0センチ。 重さ=約2.0きろぐらむ。
外見=大型はあどかばあ。オールカラー写真集。全208頁。
ど特価: ¥4500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
<遷都b>お問合せ番号::銃劣れ080627


2008年06月25日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

珍品おバカ画像これくしょん1900-1930年代篇

幻想の消し印:写真絵ハガキという視覚的発明
..写真がゆいいつ持つことのできるペラペラな悲しい肉体をオモチャにして、好き勝手に引きちぎったり張り合わせたりと暴虐をほしいままにして、地上でフツーに通用している天然自然の物理的や社会的のオキテをまったく無視したワケのわからない幻想世界の写し絵をつくりだす写真コラージュの元祖は、第一次世界大戦の恐怖とゼツボーのなかから這いずりだしてきたダダイストと呼ばれる方々を筆頭とした1910-20年代の前衛芸術家のセンセイがただんベイ。というのが漠然としたジョーシキになっているらしーことさえも、この本の解説文をついさっきみるまで、わだぐぢ(誰?)は知らなかったのですが、そんなジョーシキ(?)よりも昔の時代から、映像を切り刻んだりぺたぺたつなぎあわせたりして珍奇なイメエジの世界をこしらえて遊んでいた方々は、一般の無名氏無名嬢のあいだにでも何人も実在されてましたすヨー。とゆう証拠のアホ写真を発掘する「前衛のまえ」プロヂェクトの一環として去年2007年秋から今年2008年秋までドイツ・フランスを巡回して開催されている珍品れとろ写真絵ハガキこれくしょん展覧会「幻想の消し印:写真絵ハガキという視覚的発明」を記念して刊行された、愛蔵版豪華大型写真集でありまする。通常の絵ハガキの「絵」にあたる部分が「写真」になっているのが写真絵ハガキでありますて、各国であいついで近代的郵便配達すすてむが実施され、郵便ハガキの販売が開始された1860年代以降の時代が、写真が一般社会のなかにばくはつ的に浸透していく時期とかさなっていたこともあって、オトロシいい勢いで写真絵ハガキが大流行した時期があるそうなのですが、ジェラルド・レビィさんという方のコレクションを元に編まれた本書では、特にそのなかから、変てこさ加減が見る側にヂワヂワと浸透して、何かヘンでしょお?とゆう印象をまったりと差し出してくるおマヌケあんどボーとする系の写真絵ハガキを、絵ハガキ専門業者が刊行したモノか写真館で撮影したモノか写真業界カンケー者ではないとゆう意味でシロウトが撮影したモノか、とゆう3つの部門にわけたうえで、それぞれの部門のなかでは、シロウトがこさえた写真ハガキと有名ゲイジュツ家のソレを分け隔てなく同列に陳列。有名人さん側には、アーウィン・ブリューメンフィールト、ダリ、ポール・エリュアール、デュシャン、タンギー、マグリット、ドラ・マール、ケルテス、ロドチェンコ、メレ・オッペンハイム、アンドレ・ブルトン、それに恋人のラウール・ハルトマンと二人で写真コラージュの開祖と呼ばれることもあるらしいハンナ・ヘーヒ(Hanna Hoech)などなどが、無名人さん側には、アホの自覚があるのかないのかも判らない忘れられたひとたちに入り交じって、素朴なお約束48手(?)の応酬大合戦。現実から剥ぎ取ってきた写し絵とゆう仕事から解放された写真とゆうものの持つ、現実カンカクをむしばんでいく道具としてのおネウチを、品よくお下品にモーレツに控えめにアピイルしています。20世紀はじめに大流行したニポンの東京スポーツ1面のインチキスクープ写真の本家本元の源流ともいうべき「ホラ吹き写真」などいわゆるオモシロい写真や笑える写真も含まれていますが、女性の髪の毛が伸びて別の生き物のように踊っているからといってソレがナニさ?とか、女性の手の甲から手首に掘ったイレズミの目玉を顔面にあてて睡眠不足の治療に結びつきたがっているかといってナニ?とゆうた退屈さを、口のなかで暖め暖め直したりコロガシたりしながら、ぢっくりゆっくり御かんしお下さいませ。。。
[記:2008.06.25:PM23時50分ごろ]

珍品おバカ画像これくしょん1900-1930年代篇『幻想の消し印:写真絵ハガキという視覚的発明
by  編=クレマン・シェルー、ウテ・エスキルドセン
発行=2007年。from=ゲッチンゲン。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ33.1xタテ33.1センチ。 重さ=約2.0きろぐらむ。
外見=愛蔵版大型はあどかばあ。写真絵ハガキ原寸大図版満載。全216頁。
ど特価: ¥8000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2008年06月23日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

ポーランド西部劇映画ぽすたあ集

アメり力の西部劇:ポーランドの西部劇ぽすたあア〜ト
..づらららづーっと文字を並べて「ポーランド西部劇映画ぽすたあ」と書いてあるのを1度みても、何のことだか判がんなぁいほうが異常ぢゃなさすぎて心配する心配もなさそうな心配しかないわけですが、「ポーランド西部劇映画ぽすたあ」とは、アメりごガつ臭ゴクで製作された西部劇映画を東ヨオロッパの強酸主義こくだったポーランドが輸入して、それをポーランドこっく内で一般上映するときに、ポーランドのポスター職人のかたがたがこさえた、ポーランドのひとたちのためのアメリご製西部劇映画の宣伝ポスターのこと。アメりガ定刻主義の洗脳PR映画として無数の批判をあびてきた西部劇映画を、その丸暗記式批判をしている張本人のはずの鉄のカーテンのアチラ側にあったポーランドがなぜに嬉々として輸入公開していたのかとゆうのもフシギなら、検閲と取り締まりだらけで不自由をしていたポーランドのあ〜ちすとのかたがたが、どうにか多少は自由なヒョ〜ゲンをすることができた数少ない活動分野のひとつが映画ポスターだったとゆうのもフシギといえばフシギ。本書は、1999年にアメり力はロサンヘルスにあるオオトリイ西部遺産博物館で開催された「ポーランド西部劇映画ぽすたあ」の記念出版で、1947年以後(スタアリンの死後から決定的失墜までの数年間をのぞく)の「ポーランド西部劇映画ぽすたあ」が、解題えせえ3本とともに収録されています。ポーランドでポーランドでアメりゴ映画のオオトリイ西部遺産博物館は、「ポーランド国外では最大のポーランド西部劇映画ぽすたあコレクション」が自慢だそうで、コレクションをはじめた動機とゆーのが、世界中あっちこっちの土地土地で作られた膨大な量の西部劇映画ぽすたあのうちで、ポーランド製のものだけが明らかにヘン、映画そのもののイメエジを無視したかのような好き勝手なイメエヂのポスターがやたらに目についたから、なのだそーで、もっと具体的には、本書にも収録されている映画「シェーン」が、一般的には義理人情ものの名作と思われているはずなのに、ポーランド版ポスタアに描かれているシェーンときたら、偏執狂的反社会性人格障害の殺人鬼にしかみえない!ことに衝撃をうけたから、なのだそーで、アメりガごく外でつくられるアメりご西部神話のコレクチョンという意味もまた大きくはあるそおなのですが、アメりガごく外で製造されたアメりガ神話のニセものぽさが、本場アメりガごく内で製造される本家アメりガ神話のホンもの臭さではなく、ニセもの臭さをマシマシで匂わせているあたりもチャ〜ミングぅだったり?それやこれや様々なフシギと因縁の歴史の糸にぐるぐる巻きにとりまかれながら、ぜんぱん的な作風としては、しゃじつ性にもこだわらずムダな成分をすぱすぱ切り捨てる大胆さや明快で明るいのと同時にシブい深みもあるヨオロピヤンな色あいなどイヤミにならない洗練度の高さがある他に、特定の映画スターをご神体のように拝ませるハリウツド教会方式のポスターがほとんど皆無に近いことや、探せば他にも特長いろいろ数え上げられそうでしが、それは本書をみてのお楽しみということで。収録図版点数はオールカラーで159点で、ポーランド製のアメりガ西部劇映画ぽすたあだけでなく、同じ東欧の強酸主義こくだった東ドイツで製作された西部劇映画のポーランド版ポスターや、チェコやルーマニアで製作された西部劇映画のポーランド版ポスターといった、他書ではまづ目にする機会のなさそうな映画ポスターなども収録されていて、珍品珍物好きにはたまらん内容、ちなみに、上の画像は、題名で何となくわかった方もおられることと思いますが、サム・ペキンパーかんとく映画「荒野の流れ者」のポーランド版です。。ポスターポスターふぁん、映画ふぁん、崩壊期ソビ江戸文化圏ふぁんなどの皆々さまに幅狭くおすすめできそーな重量感あるポスタアこれくしょん本です。。。
[記:2008.06.23:PM22時10分ごろ]

ポーランド西部劇映画ぽすたあ集『アメり力の西部劇:ポーランドの西部劇ぽすたあア〜ト
by  編=ケビン・マロイ
発行=1999年。from=ワツントソ。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ23.1xタテ30.4センチ。 重さ=約1.5きろぐらむ。
外見=そふとかばあ。オールカラーぽすたあ図版満載。全230頁。
ど特価: ¥5000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::東部劇ポスター080623


2008年06月21日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

あうとさいだぁぁあ〜と系ゲイいらすと職人作品集

トンマな毒逸(どいつ)ぢん
..ドイツ系住民に対するイヤガラせ的呼び名として使われる、神への災いにも等しい「フン族」を強いて自らペンネームに掲げ、ゲイイラスト職人の最古参組のひとりとして活躍するザ・フン(=トンマな毒逸ぢん)ことビル・シュメリンク。これはレザーえすえむ系ゲイいらすと作品集なのですが、ゲイいらすとへの興味が超極薄い皆々さまのために大あわてで付け足しておきたいのは、バッティングセンターでイチゴ狩りとか的に、ゲイいらすとのはんちうから大胆に飛び出すことにも一切無頓着なように見えるほどにハンパでない妄想の煮込みぐあいが、この作品集でのいちばんのみどころになっていることなのでありまする。首輪と鉄輪と極太の鎖と革帽子と革長靴で飾られた全身キンニクと体毛だらけの黒人にも白人にもみえるヲトコたちのハアドえすえむ地獄絵図は、道具立てだけをみればウルトラまっちょなヲトコくささのヅンドコかと思わせながら、画面をぢっくりみてみれば、女性性のおしるしだらけ、ヲンナのかをりに道満ちているのがザ・フン式ゲイいらすとの不思議なところ。ヲトコたちのまつちよな筋肉は、おチチのたっぷりでる乳牛のオッパイを全身にぶらさげたミルクの木、やわらかなオッパイの木のようで、そう思えば、ヲトコのそれとしては異常に肥大してみえる乳首は、まぎれもないヲンナのあかし。妄想だとしても奇妙なほど大量に垂れ流される白い粘液は、めぐみのミルヒそのもの。特徴的な異形のちんちんは、ちんちんではなく牛のおっぱいナリ。とゆうたふうに、天地左右が裏返しにみえる色メガネをかけてみてもツヂツマがあっているように感じそうな、まつちよを極めすぎて男性ホルモンが売り切れたあとの殺伐とフェミにんな花園むうどを体感できる作品集となっているよおです(?)。ゲイいらすとだからアウトサイダーアート、ではなく、ゲイいらすとをハミハミしているという意味でのアウトサイダアアート、としてぜしお試しください。。
[記:2008.06.21:PM19時30分ごろ]

あうとさいだぁぁあ〜と系ゲイいらすと職人作品集『トンマな毒逸(どいつ)ぢん
by  作=フン族(=トンマな毒逸(どいつ)ぢん)、編=ダーク・デーナー、リチャード・ホーキンス
発行=1995年。from=にうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ21.5xタテ27.9センチ。 重さ=約ぐらむ。
外見=そふとかばあ。しろくろイラスト集。全64頁。
ど特価: ¥3400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2008年06月19日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

目でみるグルグルくるくるゴロゴロする建造物の歴史

回転する建築
..回転する建物といえばデパートやホテルの最上階あたりにあった回転式空中展望レストランが懐かしげに思い浮かぶ方も少なくなくないかと。そすてまた、建物全体ではなくって部分的に回転する建物といえば、おヌウド劇場の回転式ステーヂやラブらぶホテルの回転ベッドなどを思い浮かべて自然に鼻の下が伸びてくる方も、ほんの少しはいなくなくもないかと思います。建物といえば動かないのが当たり前ぐらいにしか思っていない建築家たちからはゲテモノ扱い色もの扱いされて、これまでマヂメにぐるぐるされたことがなかったグルグルする建造物が、なぜグルグルするとゆうだけの理由でヒトをわくわくドキドキさせるのか。古代ロウマ帝国の暴君ネロが人工湖や高さ30メートのぢぶんの銅像などと並べて自慢の黄金宮殿の一角に作らせたとゆう回転式のお部屋や、それよりもそっと古いロウマ共和国の回転式大観客席のあるオーデトリアムなど、今からざざっと2000年前後もムカシのグルグルから、現代のグルグルまでを、カラー&しろくろの豊富な図版とともにぐるぐる見て歩く、けんちくがく文献上はぢめての画期的なぐるぐる建造物ひすとり研究本です。旧・東ベルリンで「テレ・アスパラガス」の愛称でしられたテレビ電波塔「テレカフェ」や1962年完成の「宇宙の針(SPACE NEEDLE)」世界的に流行した回転式空中展望レストランやバーなど1960年前後のぐるぐるや、ブームが去ったあとに登場し今もぐるぐる回ってい観光名所っぽい個人宅もあれば、回転建築ことはじめの焼き物用のロクロから風車や水車小屋への展開や、レオナルド・ダビンチの回転式クレーンの構想やバックミンスターフラーのダイマクソンハウスもあり。結核患者が一日ぢゅう日光欲をみたせる長生きの友のような回転式サナトリウムもあれば、むやみな殺生を加速する「旋回砲塔」すなはち回転しながら銃を乱射する要塞塔や、囚人を無意味な事故で苦しめもした回転式の監獄などとゆう変てこなぐるぐるまでが、貴重図版の数々とともに紹介されています。著者の説明にある「ぐるぐるまわる宇宙の中心をひとり占めする魅力」とゆうよりは、ハンマー投げの鉄球に縛り付けられてぐるぐる振り回されている酔い心地が脳内ににぢみだしてくるような。胎児期に羊水中で寝返りを打ち足りなかった方には特におすすめ出来そうな遊園地きぶんの建築びぢゅある読本です?。。
[記:2008.06.19:PM23時40分ごろ]

目でみるグルグルくるくるゴロゴロする建造物の歴史『回転する建築
by  チャド・ランドル
発行=2008年。from=にうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ19.0xタテ21.5センチ。 重さ=約765ぐらむ。
外見=はあどかばあ。カラー&しろくろ図版多数。
ど特価: ¥4300
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2008年06月17日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

ウィトキン初期写真集

ジョエル・ピーター・ウィトキン
..現代異常写真界の黄金仮面の王さまジョエル・ピーター・ウィトキンのおヘソの曲がりっぷりは、皆々さま疾くによくよくご存じのとおり。死んでいるヒトたちの肉体のカケラが、生きているヒトよりもイキイキと輝いているかとおもえば、美女のかがみになる資格は女装と性転換と覆面と死に化粧だったり。写真家なのに、撮影の準備段階から暗室作業による仕上げの段階まで、絵筆によるお絵描きがなければ成り立たない写真ばっかり撮影していたり。お肉とお骨、お月様と人工衛星、人形とニンゲン、どおぶつと花たば、生きているモノと死んでいる生き物、天国での拷問と地獄の休憩室などなど通常はハッキリくっきり区切られているように妄想されている別々のゾオーンの垣根を、たぬき寝入りの不自然な寝返りでばりばり壊していくウィトキンの強引さを、お手本にしたとゆうわけでは全然ないのに決まってはいるですが、2008年今月発売ほやほやの本書ってば、収録されている写真点数全64点のうち、いちばん新しい写真が1990年撮影。それ以後の写真は1点も収録されておらず、逆に古い写真はウィトキンがまだ学生だった1970年代にまでさかのぼり、ウィトキンが現在のような大巨匠に成り上がらなかった可能性をのぞかせる初期の試行錯誤的習作などもいぢわるっぽく収録したヘソ曲がりな新刊本となつています。そして、本書のなかにハッキリと記されてはいないのですが、この写真集、1991年におフランスの有名なポケットサイズ版写真文庫「ホトポシェ」から刊行された同名写真集の英訳版新刊であるようで、そんな意味でもウィトキンまにあの方には必携の、フアン泣かせな1册でありますの?。。
[記:2008.06.17:PM23時39分ごろ]

ウィトキン初期写真集『ジョエル・ピーター・ウィトキン
by  写真=ジョエル・ピーター・ウィトキン、文=ユージニア・パリー
発行=2008年。from=えげれす)。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ12.5xタテ19センチ。 重さ=約350ぐらむ。
外見=そふとかばあ。カラーしろくろ写真集。収録写真点数=64点。
ど特価: ¥1900
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::青年ウィト菌080617


2008年06月15日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

新旧ビートニクスあ〜と図録集

ビート族のムラ
..1940年代後半から1950年代の若者流行風俗として流行したいわゆるビートってば、ビート族の有名ぢんぶつギンズバーグさんやケルアックやウィリアム・バロウズたちのようにぢぶんたちではビート族だなんてチイとも思ってもみないのに1年365日毎日いつでもビート族のお手本扱いされる虚像たちの影のうすさが思い浮かびますが、それとは正反対の意味で影のうすい外見だけのビート族、ベレー帽に黒メガネにヤギひげでタートルネックのセーターを着て水パイプのけむりもくもくな扮装をしている時にだけ、ビート族の一味だと他人から思ってもらうことが出来るビート族、ビート族が10人いればそのうちの10人がほぼ該当しそうな日曜日かぎりの日曜ビート族の影のうすさをばビヂネスのネタとしてテッテー的に使いたおすべく、元祖ビート族第1回めのブウムに便乗して炎のおあまりでヤキイモを焼こうとでもするかのように、どさくさまぎれのボッタクり商材として投入されたビート族ネタのレコード各種や、ビート族ネタの紙背本、ビート族ネタの雑誌、ビート族ネタのマンガ、ビート族が主人公のC級映画、ビート族をモデルにしたオモチャの人形や誰でもすぐにビート族に変身できるプラスチックの黒メガネやつけヒゲなどの入ったセットとその広告記事などなど、まとまてみる機会がすくないビート族コレクションを大公開。ぷらす、日曜ビートたちがたむろする喫茶店の壁などに飾られていた、無名画家たちによるビート族絵画の何ともヘタくそで何が描いてあるかわからない作品の数々を紙上大公開展示されていて、その駄菓子屋さん的幼稚むうどに胸をうたれます。これだけでももう満腹どが高めとゆいますか、鋭角的にヘンなな方角にむかってお腹の皮が突っぱるようなのですが、さらに本書後半では、1986年ごろから2003年までに、元祖ビート族の毒素の上っつらをも一度おさらいするかのようにして描かれた新世代ロウブロウあ〜と系画家たちによるビートニクス礼賛画の数々を陳列。トッド・ショア(Todd Schorr)やティム・ビスカップ(Tim Biscup)、マーク・ライデン(Mark Ryden)、クープ、シャグ、ザ・ピズ,、セドナ・ウォンなどなどのビートニクスなお絵描きも、あわせて同時収録されています。なんちゃってビート族の魅力を満喫できる新旧ビート族あ〜と対決をクウルにくれいぢいにヂグしてくだせい?。。
[記:2008.06.15:PM23時39分ごろ]

新旧ビートニクスあ〜と図録集『ビート族のムラ
by  編=マーチン・マッキントッシュ
発行=2003年。from=めるぼるん(豪州)。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ24xタテ26センチ。 重さ=約350ぐらむ。
外見=そふとかばあ。カラー図版満載。頁数=144頁。
ど特価: ¥3800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
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2008年06月13日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

ドヲブツ剥製にんげん写真集

訪問客たち
...動物学者チャアルズ・ダアウイン『タネの起源』といえば、ニンゲンのおツムから毛を3本引き抜くとサルになる。とゆう画期的なイキモノ進化論で有名な世界的ベストセラーですが、ちょうどその刊行と同じころに19世紀エゲレスで大流行したのが、写真の入った名刺。、いまでいえば、写メとかプリクラにあたるようなもの(?)なので、いまでは古道具屋などでゴミ処分価格で売買されているというコノ写真いり名刺は、19世紀エゲレスの、今の目でみると西洋式の着物気付け教室とゆうた雰囲気な重苦し毛な洋服をたくさん着込んだニンゲンの男女の肖像写真が片面のほぼ全部を占領しているのですが、その肖像写真のカオの部分に、頭だけに限ってはともなくも、全身についていえばニンゲンよりもずっと毛が多そうなドヲブツの剥製やトリさんの剥製などの顔を、ペッタンコと合成したとしたら、どんなイメエヂーが生まれてくるのか想像してみてくたさい。赤ずきんにでてくるオバアさんの正体が変装したオオカミだったのと同じような塩梅に、鹿鳴館ぢだいに西洋かぶれしてニンゲンの男女の洋服を着込んだトラやらネコやらウサギやらイヌやらキリンやらライオンやらヒツジやらシマウマやら、それからまた、トリさんたちやらやらが正体だったりする青ずきん、黒ずきんたちの肖像写真ばっかりがぞろぞろぞろぞろ並んでいる本書は、19世紀の軍人さん、音楽家、画家、登山家、淑女、紳士、ご家族などなどがドヲブツ剥製に顔を横取りされた挙げ句の果ての元ニンゲン様たちお写真作品集なのでありまする。拾い集めた古写真と古写真をドツキんぐさせた作者はシャロッテ・コリィさんの本業は、赤ずきん体質なのもナルホドな、小説家であらせられるそうなのですが、一体なによ考えてこがなことしたのかは全く不明であるますて、ドヲブツのいけにえになるニンゲンと、ニンゲンの餌食になるドヲブツとを一人二役で演じてみたりしながら、ぢぶんとぢぶんとの間の長い長い妄想会話をたのしむ材料ともならなくなくもなさそうな内省的でアホみたいな、ご贈答にも好適なお写真集でござります?。。
[記:2008.06.13:PM23時56分ごろ]

ドヲブツ剥製にんげん写真集『訪問客たち
by シャロッテ・コリィ
発行=2007年。from=ろんどん。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ15.2xタテ21.8センチ。 重さ=約350ぐらむ。
外見=はあどかばあ。白黒ぷらすカラーお写真集。頁数=記載なし。
ど特価: ¥3600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::人獣雑交080613


2008年06月10日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

地方別バージョン違い映画ぽすたーコレクション

土着化するハリウツド:映画ぽすたあの世界
...映画『太陽がいっぱい』とわれれれば、世界の美青年だいひょうのようにもてはやされていた時期の男優アラン・ドロンが上半身おヌウドでボートの舵のうしろに暗い顔つきでおったっている、見方によってはどとてもウホっぽい絵柄のポスターと大ヒット音楽が、お記憶の壁のどこかに吊り下がっているのを思い出される方も少なくなくないと思います。ところで、同じ映画『太陽がいっぱい』のポスターでも、例えばポーランド公開時のそれは、左の画像のコンナ絵柄だったのだそな。。どちらがヒドいか、もっとヒドいかを競いあわせる目的ではなく、同じひとつの映画のはずでも、映画館の椅子にすわる以前に見物客を発情させるためのポスターだけを取ってみても、上映される土地や場所によって、コンコンチキの大違いに違っているのは、つまり一体全体どうゆうことなのだすか?というギモンが妄想にふくらむ余裕を読者にあたえるスキをみせず、いわゆるレアもの貴重ポスタアの大群が、目のまえをどしどし後進していく映画ポスターこれくしょん集です。集められているポスターは、いちばん古くても『市民ケーン』(1941)で、それ以後は第二次大戦の終わった1945年以後のものばかり。地域別では、アルゼンチン、ベルギー、キューバ、チェコ、デンマーク、えげれす、フィンランド、おフランス、ドイツ、香港、イタリヤ、ぢゃぽんん、ポーランド、ロシア、ルーマニア、スペイン、スエーデン、トルコ、ユーゴスラビア。映画ポスターの選抜も、ヒッチコックやクロサワ、ゴダール、フェリーニからデビッド・リンチまでいはゆる巨匠のそれも多数ある一方で、ラス・メイヤー『ワイルド・パーティ』やロジャー・コーマン『白昼の幻想』、ミロシュ・ホアマン『脱出』、ハル・アシュビー『少年は虹を渡る』など地味なB級、C級映画のポスターも負けずにこちゃこちゃ埋め込まれ、全体としてのとりとめなさを一層盛り上げているようです。映画ぽすたー制作のためのお手本と見本とになるヒントがいっぱいで、パソンコのおかげで多くのヒトがめいめい好き勝手にオリヂナル版の映画ポスターを作ることも可能になったいまの時代ならではのありがた味も感じさせるガッスリした造作の映画ポスター集です。?。。
[記:2008.06.10:PM23時20分ごろ]

地方別バージョン違い映画ぽすたーコレクション『土着化するハリウツド:映画ぽすたあの世界
by サム・サロウィッツ
発行=2008年。from=にうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ18.5xタテ28.6センチ。 重さ=約1.1きろぐらむ。
外見=はあどかばあ。カラーいらすと図版満載。頁数=152頁。
ど特価: ¥5000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::映画の友080609


2008年06月08日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

世界の性本能学習まんが大図鑑

絵でみるエロちいく漫画の歴史:ティファナの聖書からアングラ漫画まで
...エロ漫画の歴史は漫画の歴史とちょうどだけ古くから続いているのかと思ったらミニまちがい。どころか、漫画の歴史よりもずっと古い歴史と伝統を持つエロ漫画の世界。エロベレスト山脈にも匹敵しそうなその全体像、エロ漫画の歴史の壮大なスケベールを、美味しいところだけけ拾い集めた図版特盛り定食ふうに凝縮したエロまんが大図鑑です。副題に「ティファナの聖書からアングラ漫画まで」とありまぢで、「ティファナの聖書」といえばミツキーマウスから大棟梁から犯罪有名人まで当時の実在&架空の有名キャラクター総登場で発情ぷれいヘンタイ趣味を繰り広げた地下秘密出版組織による元祖どスケベぱろでぃ漫画シリーズでブームになったのが1920年代。アングラ漫画といえばの全盛期は1960年代後半から1970年代初期のはづ。けれろも実際には、前からも後ろへも、1920-70年代とゆう範囲から大幅にハミだした、手当たり次第のノセぐあいのよさが本書の持ち味になっていまして、まずは、ビクトリア朝時代の人気エロ画家やハーレム画家、ニポンの春画や中国の春宮画、インドのすけべい細密画からビアズレーやバイロスまで、19世紀のエロ絵画やエロいらすとを、ひっくるめて、エロまんがの先駆者たち、として表彰。次の章では、お色気ピンナップいらすとの歴史と、雑誌月間プレイボーイ創刊よりもそっとふるい草分け雑誌までを網羅した雑誌系エロ漫画の歴史を編み編みにしながら通観。3章はアービン・クロウ、ジョン・ウィリーやギド・クレパックスなどその道の大御所も多い緊縛系。以下、ロバート・クラムやS・クレイ・ウィルソンを中心にした1960年代末以後のアングラこみっくす、フランス、イタリア、メキシコなど海外独自色を放つエロまんがなどなどが図版中心に紹介されています。お絵描と女体とお笑いが好き、とゆう変わった性癖のアナタ(誰?)のマスオあいてむです。おいおい?。。
[記:2008.06.08:PM23時50分ごろ]

世界の性本能学習まんが大図鑑『絵でみるエロちいく漫画の歴史:ティファナの聖書からアングラ漫画まで
by ティム・ピルチャー、ジーン・キャネンバーグ・ジュニア
序文=エイリーン・カミンスキィ・クラム
発行=2008年。from=にうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ25.5xタテ25.6センチ。 重さ=約1.1きろぐらむ。
外見=はあどかばあ。カラーいらすと図版満載。頁数=192頁。
ど特価: ¥4400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::eマンガ図鑑080607


2008年06月06日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

ひきこもりアーチスト拷問収容所展かたろぐ

白色の拷問:グレゴール・シュナイダー作品集
...ちょうど1け月と1週間と数日ほど前に「ぼぐのお作品のなかで人生を終わってくれるヒト募集」とゆう芸術家ならではの発言がニュースねたに取り上げられたおかげで、名前があるのに名前がないのも同然な15秒だけの世界的無名人へと瞬間的に成り下がってすぐ元に戻ったのは、ドイツの心配性あ〜ちすとグレゴール・シュナイダー(Gregor Schneider)。自分のおウチのなかに、そこにある自分のおウチの階段や廊下の暗黒ものがたりバージョンのような、禍々しい階段や見晴らしのない窓や邪悪な廊下やお部屋などをつくり、自分のウチに来たお客さんにだけ渋々みせるような、ひきこもりちっくでゴシック小説好きな大工さん的立体造型アートを16才で開始。やがておこもり修行15年めに突入した31才のときに、何を思ったか今度はおウチの外へ外へと目をつぶり耳をふさいだまま逆立ちをしながら後ろ向きに移動を開始。それまでは自分のおウチの一部だった作品を一度解体して、外部の展示スペースに移築するようになったものの、大工しごとのテーマーは相変わらず一貫してブキミ空間を追求するだけ。1889-91年制作の「完全に孤立した死の空間」、1991年の「完全に孤立した絞死刑場」1995年「全面的に孤立した客間」と、根っからのコドクの毒虫としての探究を続けてきたグレゴールさんが、数年前にその存在がバクロされるや世界ぢゅうに深い不快のタネを薔薇まいたこの世の責め地獄グアンタナもー湾の秘密拷問収容所と、出会わないわけにいくはづもなかったのでありまぢて。グレゴールさんリメークばあじょんのグアンナタもー秘密拷問収容所体験ア〜ト「白色の拷問」は、2007年3月から7月にデュッセルドルヅフで公開。本書はその開催記念の図録かたろぐ本なのでござりまする。会場に足をふみいれると目のまえの長い通路の両側には扉の閉じられた監禁部屋が並び、突き当たりの隅からは監視カメラが訪問者を静かに威嚇。無表情な壁で囲まれた部屋から部屋へと一歩一歩進むごとに、光源の見分けがつかない人工照明の白い反射光だけが金属の壁でドギつく冷たい穴ぼこを開き、背後では次々に重たい扉が開いては閉ぢ。後戻りするすべもないまま、方向感覚をうばわれながら、外部のない屋内をさまよい歩くうちに、防音壁の無音の圧力が鼓膜をおしつぶすような苦痛になって全身にのしかかり、残酷確実にニンゲンの心身を廃人化する究極の拷問部屋といわれる白い無音室の恐怖を体験させる。とゆうた風な、どサド根性まるだしの感覚剥奪アートの写真図版が、本書の全体のおおよそ3分の1。この展覧会以前のグレゴールさんの、ひきこもり期に先立つ絶叫ぢだい、ぢぶんで地面に掘ったでかい穴に頭から飛び込んだり、木の枝から枝へとムササビのように泳いで渡ったりしていた悲鳴絶叫アート期にまでさかのぼる活動歴の、汚れている分だけまだ浪漫ちいくな作品の、さいず小さめ図版と解説が全体の3分の1。そして巻末の3分の1弱が、ブキミな空間ってナヌ?とゆうテエマをめぐっての、ポルトガルの不安な詩人フェルナンド・ペソアや無気味な建築のアンソニー・ヴィドラーをはじめ、ペーター・ストーターダイク、ハイデッガー、フーコー、バシュラール、ミシェル・セール、ポール・ヴィリリオなど世界的ゆうめい的な考えるひとたち10人の作文からの抜粋引用集となっています。現物のコワさを感じるためには、文字のところをぢっくりみるのがモアモアべたべたなご本ではありますが、誰にも見えない黒い穴としてのおこもり部屋が、世界ぢゅうの視線とコトバを引き寄せる白い拷問部屋と、間仕切りのない同じひとつの空間であり得りうる事実を作品化するおこもりアーチスト、グレゴール・シュナイダーさん入門編として、ぜひ一度どーぞ??。。
[記:2008.06.06:PM24時10分ごろ]

ひきこもりアーチスト拷問収容所展かたろぐ『白色の拷問:グレゴール・シュナイダー作品集
by 編=ユリアン・ヘイネン、ブリギッテ・ケレ
発行=2007年。from=ケルン。英語+ドイツ語の2言語併用版。
大きさ: 本体=ヨコ19.8xタテ25.6センチ。 重さ=約680ぐらむ。
外見=そふとかばあ。カラー写真図版多数。頁数=122頁。
ど特価: ¥4500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::処刑の部屋080605


2008年06月04日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

世界の蛇滅多&破亜怒古亜ばんど名前だけ大辞典

有名な目多類(めたる)ばんど大全
...蛇滅多(へびめた)は、曲や演奏や歌いかたなど音楽そのものにはっきりした型があるだけでなく、表情にも髪の毛の毛づくろいにもいちいち決まったお約束があるように見えるわけですが、同じお約束の一部になっているのが蛇滅多(へびめた)演奏ぐるうぷならではの、オドロな芸名、ばんど名でわあるでしおか。地獄のエンマ様に提出するためのゴマすりらぶれたの中から拾い集めたような、ヘソ毛のつむぢが曲がったようなボキャボラリンの羅列や順列組み合わせなどから生み出された蛇滅多(へびめた)ばんどの芸名には、音楽としての蛇滅多(へびめた)への興味あるなしとはまったく無関係ありで、ヒトをほほえませたり不愉快にしたりする独特なマイナスいおんのパワーがずっちゃかずっちゃく満ちあふれていますねぺ?本書は、無個性でありながら変てこな存在かんのある世界各地の蛇滅多(へびめた)演奏ぐるうぷの、オドロな芸名、ばんど名ばかりをおよそ5万1000件(!)も集め、それを西洋いろはエー・ビー・シー。。の順番にズララララ〜ッ。黒い紙の上に銀色の文字で、蛇滅多(へびめた)演奏ぐるうぷ名5万1000コが並べられているだけの大辞典、大リスト本なのでござります。蛇滅多(へびめた)といっても、ハードコアーぱんくとの曖昧ぞーんに出没するメタルコアの演奏ちいむなども含まれる、ゆるぅいくくりになっていまして、たとえばヌポンのばんど名を探してみると、セイキマつー、Xぢゃぱん,SOBの名前もあれば、ゴアびよんどネクロプシ、コーパス・グラインダーズ、北村昌士のCannis Lupusもありとゆうた調子です。オカルト型やお葬式型、お墓型など、ばんど名のタイプによって、同じ名前のばんどがいくつもある蛇滅多(へびめた)ばんどの名前は、どれだ誰のだかわからない墓地のひとだまみたいなのですが、同じ名前のばんどが世界中に5コ確認できたとしたら、同じ名前が5回、同じ名前のばんどが10コあれば、同じ名前を10回続けて書くのが本書の一貫した編集方針になっていまして、しかも、かろうじて短いあとがきあるのを除けば、ばんど名以外のデエターは、一切なし。住所欄がまっくろの住所録か、電話番号がひとつもない電話帳のように、おおよそ5万1000コの蛇滅多(へびめた)演奏ぐるうぷ名がづらづら並んでいるだけの、なかなか風格のあるご本です。ぢぶんの笑いのツボにはまるオモシロいばんど名をほぢってみたり、暗記力や速読力を養うための丸暗記用の教材にしたり、ペットの名前や創作用の登場人物の名前をつける参考にしたり、などなど、CD屋さんへ買い物にいくときの参考にするほかにも、役立たず本ならではの使い道が、工夫次第で無尽蔵に広がりそうな妄想をしつこく刺激してくれます。トイレやお風呂でぱらぱらみるにも最適な本書を、ぢぶん用、ほかのヒト用のプレゼントなどにもどどどーぞ??。。
[記:2008.06.04:PM22時20分ごろ]

世界の蛇滅多&破亜怒古亜ばんど名前だけ辞典『有名な目多類(めたる)ばんど大全
by ダン・ネルソン
発行=2008年。from=にゅうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ26.0xタテ15.8センチ。 重さ=約680ぐらむ。
外見=愛蔵版はあどかばあ。本文は黒地に銀文字。頁数=記載なし。
ど特価: ¥2600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::君の名は080603



2008年06月02日のあれやこれ や。

    ★今日のメニウ‐その1    

まぼろしの悪趣味おまけシール徹底これくしおん

オカシな包み紙たち
...亀ば噛むほどネバネバもあもあ、おくちを使った擬似ウンコ製造おもちゃとしてのチューインガム。食べるための食べものでは全然なく、オマケを集めるためのツイデに買う擬似食品としてのチューインガム。そんな、ゴムと唾液を歯やベロでこねて遊ぶヘンタイちっくなオモチャであるチューインガム本来の味わいをひときわ貶めるために、胸くそのおよろしくなあい悪趣味オマケシールしりいずの数々を開発したので有名なのがチューインガム製造販売メエカア・トップス社。その伝説的な悪趣味オマケシールちょうだいな、と言われるとヌポンでは、もともとブキミなキャベツ畑人形をより一層りあるにブキミに悪趣味にしたゴミ箱キッズ、ブキミくん、GARBAGE PAIL KIDSしりいずが有名ですが、このシリーズに先行すること10年以上もむかしの1960年代〜70年代前半に発売されたのが元祖悪趣味おまけシール「オカシな包み紙」シリーズ。いまでは地元ごみ屑かみクズ収集マニアたちだけでなく一般の後退中年老年までを巻き込んで、ワニの眼筋を生しゃぶりするほど大量のモノ欲しヨダレを垂れ流させるほどになっているようないないよな、このTOPPS社謹製元祖悪趣味おまけシール「オカシな包み紙」シリーズが、発売35周年を記念され、奇跡の単行本化を果たしてしまった。とゆう次第なのでござります。「オカシな包み紙」シリーズのネラいは、大手有名企業の製品の包み紙や箱に印刷されているイメエヂ画を、片っ端から廃人的せんすで気持ちわるくコケにしまくること。後ろ向きでダメであればあるほどヨロシーとゆー努力目標は、髪の毛もヒゲもボーボーのおっさんが浴槽のなかでうきうきとタオルでからだをコスっている図の「役立たず洗濯用消臭剤」とか、ナットとボルトが大量に混入した即席ヘビーコーヒーをいれた巨大カップを差し上げて顔を真っ赤にしているハゲおやじとか、脱走用のどでかいヤスリがみえみえの特製ゼリーに目を輝かせる囚人服のヲトコとか、ミミズだらけでイヌを悩ませるドッグフードとかゆうた調子で、ビヂユアル上の特長として、むやみやたらにヒトさまが苦ぢい思いをしたり、脳天ふぁいらーだったり、美人コンテストや指名手配書に他人が勝手に推薦状を出しそうな顔つきだったり、どおぶつがやたらに死んでいたり、食べ物のなかに原生動物たちが楽園を発見していたり。30年以上前の時点ですでに古臭かったはずの、むかしの有害人工着色料を連想させる懐かし色のインクで渋く苦く描かれたそんな絵柄ばっかりが、1頁につき1枚ずつ、全部でおよそ230点のオールカラー図版で掲載されています。巻頭には、当時TOPPS社でこのシリーズを担当していた、のちのニュウヨウクあんぐらコミック中興の粗アート・スピーゲルマンへのインタビウもあり、ジッピー・ザ・ピンヘッドの作者ビル・グリフィスがスカウトされ、制作者の一員としてこのシリーズに参加していた事実なども証されていたりします。さらに、本書の特別フロクとして、復刻版シールの袋入り実物つき。表紙カバーもチューインガムの包装紙ふうに仕立てられているとゆう凝りようです。いまでは各方面からのオドシや圧力が予想されすぎて実現はほとんど不可能な、70年代悪趣味かるちゃーの迫力あふれるアタマわるぅ〜い感を、アゴのつけねの筋肉がチューインガムになるまで楽しめそうな充実の1册を、ぜひぜひお手元にどどどーぞ??。。
[記:2008.06.02:PM23時58分ごろ]

まぼろしの悪趣味おまけシール徹底これくしおん『オカシな包み紙たち
by アート・スピーゲルマン、ビル・グリフィス
発行=2008年。from=にゅうようく。英語版。
大きさ: 本体=ヨコ15.0xタテ18.0センチ。 重さ=約200ぐらむ。
外見=はあどかばあ。カラー図版集。頁数=240頁。
ど特価: ¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::偶像崇拝狂080601



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