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2011年06+07+08月のホカホカ入荷!
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2011年08月29日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

西洋芸術遺伝子組換えアァチストお絵描き集

ニコル・アイゼンマン画集
..いちばん古い記憶のなかにある幼稚園児だったとき、指で絵の具をコネくりまわしていたら、いつの間にかテレビ漫画ロードランナーにでてくるウネウネ道のある山の絵になっているのに気づいたときのアノ奇跡的絶頂感。コノ世とは別の世界に意識の引越しをするための魔法のホウキをあやつるような感覚でお絵描きア〜チすとやってますなどと、まるで変身ヒーローもので悪の軍団一味の怪人がホントウの正体を隠して登場するときのようにつぼやくフザけた自己紹介どおりにフザけたお絵描きで、現代西洋美術二千年のキユウクツで短い歴史パズルの怒濤の奔流のように膨大なカケラを、こまかいことは直ちに大胆にかたづけてしまう原始裸族一百万年の無意識過剰世界に直結してしまう太古直覚女性あぁちすとニコル・アイゼンマンさんの2000年以降の作品を集めた最新お絵描き集でありまする。トンモロコシを逆手に握りヘイカマン!と挑発するヘソ下まで胸毛のつながった半ズボンおやぢの脚もとチョコレート色のうんこ池をかこむエルグリコのオマケぽく後光の射した地面や板べいの怪しさ。耳切り事件後に自殺はやめてテニスコートに立ったヴァン・ゴッホンゴッホンのこぼし残りの脳みそを目がけて襲いかかる太陽に変身した黄色いテニスボール。白人に去勢されたアフリカぢんのちんこ風の茶色いケチャップ容器と、自動車の屋根にくくりつけた噴射装置から発射されるマスタードの巨大スタジアムで繰り広げられる空中戦の描くクソムト風屏風絵飾りの前にしゃしゃり出てホイッスル吹き鳴らす自閉症おぢさん。。など、お高くみえる西洋絵画のステテコをずるっと引き下げたところに顔をのぞかせる美術業界とは無縁なオッちゃんたちを描いたノロシの炎めいたお作品を収録する一方で、ニコル・アイゼンマンさんお特異のハレハレでゲバゲバな群像、群衆画も、コースラインで区切られた競泳プールでゴーグル全裸の背泳選手たちが男女入乱れての肉弾戦絵巻や、氷上に開けた穴を囲みエサ用に縄で縛ったニンゲンをぶらさげて、巨大なエモノがかかるのをヂッと待っている氷人たち、都市の鉱山と化したゴミ集積所のある氷河地帯で働かないでも働くでもなくリラックスしている裸族の男女や、産婦の首を枝から吊って分娩をたすける無責任なヲトコたち、ニンゲン顔をしたコウモリの大群が天井から逆さにブラ下がっている不気味な洞窟。。などなどソレコレと収録してあるのも全体の一ぶぶんで、黒やミドリのニンジンとか半熟玉子の黄身やストッキングの長さほどもありそうな涙を左右両方の目から流して泣いているヒトたちの肖像画シリーズほか、なんともニギヤカなペインテングに加えて、絵筆で描いたメモのようなドロイングも収録されていて、ふたつのお茶碗めがけて左右の乳房から母乳を飛ばし注ぎしてコドモたちに感心されている年若いハハヲヤの図のように近年育児にはげんでいるとゆうアイゼンマンさんの私生活をそのまま夢のなかの一場面として非現実化したような作品にみられるような、幻想の裸女たちの楽園いめえぢをそのまま取り散らかしたようなリラックソ作品もみれれれます。大壁画、ビデオ、置き物など見た目とりどりのアチコチの蛇口から放出してきた1990年代のご活動に区切りをつけ21世紀にはいってからのニコル・アイゼンマンさんがもっぱら熱心に取り組んでいるお絵描き作品の蛇口からあふれ落ちるうんち、バイヲレンス、拷問、性的乱倫。。アイゼンマンさんお生まれのおフランスぶるぢょわ文化ならでわのスカトロ好きドすけべいの歴史と時々誤解される恋愛術のどれもこれもがはるか昔むかしの原始時代とよばれた現代から現代と呼ばれる原始時代のいまのいままで続くおサル族の一員としての金魚釣りあそびな感覚で、現代とゆう名前で呼ばれる金魚すくいの網がどんどん破れて捨てられながら金魚は手づかみでバンバンつかまえてオッ毛なスッキリさわやかさがノドにひっかかったゲップのようにゴロゴロのアイゼンマンさん流お絵描きワアルドをこの機会に是非ゼヒおまんきつください。。?[記:2011.08.29:PM22時00分。]


西洋芸術遺伝子組換えアァチストお絵描き集『ニコル・アイゼンマン画集
by ニコル・アイゼンマン
発行=2011年。from ちゅうりひ。英語+ドイツ語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ205xタテ256みりめいとる。
  重さ= 約580ぐらむ。
外見:はあどかば。オールカラー画集。頁数=96頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3900
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::女流肉弾時代110829


2011年08月25日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

現代万国ちっちゃい人形あ〜と凶作集

スゴくちっちゃな世界
..20世紀に流行した高収入幻想、高学歴幻想の沈没と入れ替わりにやってきた21世紀発情期青少年少女カッツプリング相手の理想といえば、何を差し置いてもまずより低収ぬうアアンド低がく歴、ですが。これらの必要条件をハードルの低さで下回る憧れの肉体といえば誰にも負けない圧倒的な低身長。ただ寝っ転がつて眺めているだけで、身長がグングン低下、50センチ、60センチどころか1メーチョルも1.5メーチョルも背が低くなったような気分にドップリひたらせてくれる小ちゃいアァ〜トが勢揃い。総勢26、7人のあ〜ちすとの20本指、40本指の指と指のあいだから逃げ出した推定何100人もの小ちゃいヒトがたの右往左往で埋め尽くされた現代万国ちっちゃい人形あ〜と博覧会的凶作お写真集でありまする。ちっちゃな人形と聞いて、お子ちゃまむけメルヒェンな、プリンセス親ゆぅびとかワン寸法師とかの金銀財宝を積み上げた夢の御殿のベッドルウムみたいな欲望まみれのドロドロした幻覚世界を連想されたとしたら、それは当たらずとはゆうても近からず遠からず。かもかもで、アァチストお名前ABC順登場の先頭自己犠牲者として本書巻頭を飾っているアダルベルト・アバッテさん(シシリアのあぁちすと)は、ミニミニ自動車に乗ってどこからともなく現れた茶色い革服上下のちっちゃなヲトコが白い柵越しに小銃を構えている目のまえでヲトナかコドモかを見分けるのもむつかし毛なちっちゃなヒトたが血を流して倒れたり逃げ惑ったりているパニック現場にはじまって、団地の3階ベランダから地面に落ちて血まみれで倒れているちっちゃなヒトとそれをとりまくちっちゃなヒトたちとか、そんなんばっかりを、ちっちゃいヒトたちのいる風景まで全部をちっちゃく作るひと。2番目に登場するフォトショップぎらいの写真家ジェイソン・バーンハートさんは、ちっちゃくなりたがっていない旧世界から借りて来たパイプや絵の具のチュウブなどの小道具の巨大さにちっちゃなヒトたちをからめて、宇宙探検きぶんにドップリ。3番手は当店お鳥扱いを初めて5年以上のロングセーラーになっている殺人ドールハウスお写真集『 不可解な死亡現場をめぐる木の実サイズの調査 』の著者コリン・メイ・ボッツさんの別バァジョンの殺人ドールハウスお写真。5ばんめには悪趣味エゲレス現代あぁとの重鎮チャップマン兄弟の、2004年に倉庫の火事で消失した「地獄(2000)」とその復讐篇「地獄クソ(2008)」の地獄パノラマ群衆惨劇。カバンにつめていつも20体連れて歩いている、表情はなくポーズだけ数種類あるお地蔵さんもどきのちっちゃなヒト(とゆうても身長25センチもあったりして、ちっちゃいなかでは巨体系)たちを、ココとゆう場所に安置して写真をとっているアイザック・コーダルさんや、十代の少女をちっちゃいひとたちの回りにちんにゅうさせて小人のくにの少女ガリバーを演じさせるウェールズのジュリア・フラートン・バッテンさん。。ちっちゃいヒトをこさえること自体がヲモシロいひともいれば、鉄道模型用のちっちゃいヒトやレゴ、蚤の市や古道具屋さんでみつけたちっちゃいヒトを集めるのを長年趣味にしているヒト、写真や雑誌などから切り抜いたヒトや乗り物や建物などを垂直に起立させてイノチを吹き込むのがウレしーヒト、ちっちゃいヒトたちの混乱の舞台装置になる背景や建物をムウディに作り込むことに情熱を注ぐヒトなどなど、こちらも当店でシブトく長生きしている『 タイヘンな町』のミニミニ人形置去りあぁちすとスリンカチュウさんとソックリ同じパタンのヒトは意外なことに1人も見あたらず、ちっちゃなヒトたちの世界にころころ転がり落ちてたどりつくまでのウサギぢゃんぷ助走から踏切り板まで、各自とりどり準備のしかたにもスケベい度のちがいがイロイロで、あちこちの角度から感心を省略したり感心したりできそおです。21世紀のブラブラ病生活にももってこいな省エネルゲン省スペイス省資源らいふ初めの半歩のつまづきの石がわりで、お手近なお足もとまわりに1冊2冊と敷き詰めてみてはどどでしょか?[記:2011.08.25:PM21時50分。]


現代万国ちっちゃい人形あ〜と凶作集『スゴくちっちゃな世界
by 編=マーク・ヴァリィ、マルゲリータ・デッサネイ
発行=2011年。from ろんどん。英語版。
大きさ:本体=ヨコ201xタテ199みりめいとる。
  重さ= 約680ぐらむ。
外見:そふとかば。オールカラーお写真集。頁数=144頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥2400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::少日子根人形110825


2011年08月20日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

放射能汚染ロシア無間地獄お写真集

被ばく証明書番号000358:放射能で破壊されたカザフスタン、ウクライナ、ベラルーシ、ウラル、シベリアの惨状
..口シア(旧・ン連邦)の想像をはるかに越えすぎた放射能汚染たれたれ流し状態は、チェルノブイリ原発事故よりもずずっととっくの昔の第二次世界大戦末期に始まって21世紀のこんにちわまで65年以上も続いて痛てていてぇええツ?!独裁政権下の恐怖政治のおかげで暗号名でのみ呼ばれ、地図上には存在しない「秘密都市」として全面的な無責任を保証されているのをよいことに、周辺住民の生活やヘルスへの迷惑的なもろもろを完全無視。どころか、放射能の人体への影響をしらべる実験動物に丁度よろしい的な科学的悪魔精神にのっとって積極的にぢゃんぢゃんばりばり放射能汚染をバラ巻きまくった口シア各地の核関連施設のなかで、特にコリは色んな意味でどーにもヒド過ぎるっぺぃという4つの地域を、オランダの写真家ロバート・ノースさんがコニャニャチワした半永久的放射能汚染オラオラ写真集でありまする。訪問地域の1つめはシベリアのマヤーク(=灯台)核施設複合体の周辺ぞーん。旧ン連の核兵器用プルト二ウム生産工場第一号として昭和20年代から操業をはじめ、再処理工場もあれば核弾頭製造工場もつくられた超ドンヂャラスぞーん。超高濃度の放射能や化学物質で汚染された廃液や廃物をだいれくとに、流域住民の唯一の水源として利用されているテチャ川とゆう川の中へドバドバ垂れ流すとゆう大悪行を1948−1956年の間つづけたあと、1957年には液体核廃棄物貯蔵タンクの爆発事故(ウラル核惨事=レベル6)が発生。健康破壊の原因が放射能汚染だったことを住民が知らされたのは、何十年もあとあとの、ン連邦崩壊につづく情ほー公開ブウムの時代になってからのことで、それまでは長い長いこと放射能汚染をめぐる事実を完全に隠蔽。半世紀以上も放射能汚染されながらいまも一部の核工場は稼働を継続し汚染の拡大が止むことを忘れたままの街をおとづれた写真家ノースさんが出会ったのは、放射能のきけんによって移住を余儀なくされた家族、大多数のこどもが病いをわずらっている幼稚園のコたち、自然環境の放射能汚染で生活のすべを失い役所に抗議する呪民たち、テチャ川の除染に参加して放射能のエジキになった松葉杖のバフィルさん、手足の骨とアゴ骨が変形し歯なしになったファリダさん(41)、うまれつきの血液疾患と脚が痛くて歩くのが難儀なカーチャさん(11)と血液の難病で海外治療が必要なダーニャさん(12)、麻痺のあるカミルくん(5)と水頭症のエミルくん(13)、8才で脳腫瘍を発症、健康不安を抱えながらも経営学位を取得したところ政府に医療補助を打ち切られ求職活動も不調で実家に戻ったナタリーさん、両親おじおば兄弟姉妹に実娘のひとりとまで全員ガンで死別したアブデュバリさん(69)、水頭症をわずらい同級生からのイヂメがイヤで学校ギライなラムジスさん(16)。とこう写真の説明文を並べていくと、説明文からも目をそむけたいかんぢとかんぢ、正視するのがとーてもツラい写真なのかと思わず尻ごみされる方が少なくなくもなさそうに見えるかもかもなのですが、ノースさん撮影の肖像写真は、被ばくで苦しんでいるヒトたちと同じ目の高さに立つことに集中しているために、撮影されている本人から見たときにはたぶん、写真集にのせてもらったのわよかったヨおと言っている声が聞こえてきそお?そしてまたたぶん、撮影者ノースさん、目には見えない放射能の毒が、ニンゲンさまのカラダやココロロや生活へ浴びせかける破壊力は、写真におさめることが出来る範囲の時空を越えたモーレツさであることを痛感しつつ、目にみえない放射能で苦しんでいるヒトたちの肖像写真を、目に見える範囲で写真の中に見えるものより以上に、姿を見せないままにそこで荒れ狂っているパワーの正体が何なのかをよくよく見て考えて確かめみてくらはいな的な、見るひとの視線への答えをみせるのではなく、見るひとの視線にむかってアナタの視線て何ですかみたいな質問を注ぎ込むたいぷぅの肖像シロクロ写真あんど風景シロクロ写真が以下、全編並んでいまして、次の訪問地域その2はチェルノブイリ周辺。この写真集のタイトルにもなっている「被ばく証明書番号000358」ことアンナ・ペセントさんは、チェルノブイリ原発事故の高濃度汚染によって廃村・埋め立てにされた村出身のベラルーシ・ゴメルの少女で4才で脳腫瘍を手術したものの健康状態が回復しないまま14才のときに再発。ほぼ定期的にICUに入院し17日間の人工呼吸器装着をするほかは両親に見守られながら家でベッドに横たわり苦痛に悶え。。プリピャチやナロージチの幽霊幼稚園や幽霊映画館、幽霊農園、幽霊遊園地、休日を放射能汚染の川岸で楽しむ子供連れの家族、第2汚染ゾーン住民vs第3汚染ゾーン住民のサッカー試合、酪農家、(以下また、放射能でボロボロにされた老若男女の肖像写真。。)。訪問地域その3は、シベリアの秘密都市セベレスクにあるトムスク核施設(シベリア化学コンビナート)周辺。1959-1993年のあいだに少なく見積もっても37回の放射能汚染事故発生したなかで、1993年のプルトニウム再処理工場の爆発事故が特に有名なこれまた凄まじくオトロしーところに住む住民のヒトたち。そして本書さいごの訪問地その4は、世界人類愚行史上に旧ソビエト最初の核実験場としてその名前を刻み付けられている現カザフスタンのセミパラチンスク周辺。地上大気中の核実験だけでも通算132回、ヒロシマ原爆以上の大きさの核爆弾に限っても地上地下あわせて468発もの核爆弾が爆発、なかには人工放射能湖をつくるためにチャガン川底で行われた核実験(出来た湖、チャガン湖=バラパン湖は通称「原爆湖」)など、ぢぶんたちの手でぢぶんたちの故郷を台無しにする自爆実験があったり、わざわざ野外に呼び出した住民たちの目の前で核爆発の熱風を浴びせかけてあとあと様子を観察したりとゆうた長年たび重ねての執拗な放射能汚染地獄に強制的につきあわされてきた住民のヒトたちの、家から外に出るのは病院にいくときだけのような肖像写真で締めくくりになつています。全体の写真せつめい文をちょこちょこ眺めていくと、チェルノブイリ事故よりも何十年もずずっと前の1945年からチェルノブイリ事故25年めの現在以後までずずずーっと、ぢぶんのくにで作った放射性核物質や放射性核燃料、放射性核兵器や放射性核発電、放射性核廃棄物でぢぶんのくにやヒトを中心に地球全体を汚し続けている口シヤ(あんど似たようなくに全部)の関係者のヒトたちの底知れないほどのマヌケさを一目瞭然で見渡すことができ、あんぐり開いたクチから放射性物質を注ぎ込まれているようなもののあわれを催してこます。コノ世とアノ世を仕切っている堤防をめちゃくちゃに破壊する底意地のわるい人工性放射能とゆうもののが一体全体どこからやってくるのか。20世紀科学最大最悪の汚点のひとつ放射能汚染の巨大まいなす遺産のへんりんを凝りかためた息苦ぢいお写真集をお相手に半減期のながーいニラメッコを思い切りいやあぁぁな気持ちでされてみてはどどでしよか?[記:2011.08.20:PM23時55分。]


放射能汚染ロシア無間地獄お写真集『被ばく証明書番号000358:放射能で破壊されたカザフスタン、ウクライナ、ベラルーシ、ウラル、シベリアの惨状
by 写真=ロバート・クロス
発行=2006年。from あむすてるだむ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ244xタテ305みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上。
外見:はあどかば。シロクロお写真集。頁数=192頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥6600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::核攻撃症候群110819


2011年08月16日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

弱苦蹴亜空(ジャック・ケルアック)お絵描き作品集

死亡した天使たち:発掘お絵描き作品集
..あなたノ愛読書ワなァ〜んデスきゃ?っと聞かれたばあい、ソレを言っとけば相手に何となく安心してもらえる二重性器せいしゅんブソガクの古典『オン・ザ・ドーロ』の著者、ジャツク・ケルアックさんの果たせなかった夢、お絵描きア〜チスト。ではもしも、ジャック・ケルアックが小説家にならずにホントにお絵描きア〜チストを目指していたら、どんなにありふれたゲーヂツ的交通事故が発生していたことか。現在、ジャック・ケルアック財団が保管している油絵、鉛筆でっさん、線画、お絵描きメモなど、ケルアックさんが残したお絵描きを、原色カラーあんど原色シロクロ図版満載でご開帳した、最初でたぶん最後の、ジャック・ケルアックお絵描き作品集でありまする。収録作品はちょうど、監督アルフレッド・レスリー、撮影ロバート・フランク、筋書きケルアックの短編映画「ひな菊を摘んで(Pull My Daisy)」公開と同時期の1959年ごろに描かれたものが多数。本職のお絵描き職人さんたちでケルアックさんとつきあいのあったことのが、ジャクソン・ポロックやウィアム・デ・クーニングはじめ、当時流行のいわゆる抽象表現主義とゆうラベルでひとくくりにされたヒトたちだったことや、ケルアックさんのお絵描きのなかにソレっぽいお絵描きも混じっているために、何だかムツカしそーな絵なのかしら。。と心配でワクワクされている少なくなくなくない方にも、安心してガックリしていただけそうな、あ〜と指向とゆうよりはマンガ家志望の中学生、高校生が描いたみたいな、キリストさんとかホトケさんとか聖母マリーアさんとか十字架とか、あるいはビート作家仲間のギンズバーグさんとかバロウズさんとか、あるいはベートベンさんとかヴァン・ゴッホさんとか、名前をきけばモヤモヤと何かの場面が思い浮かぶようなそうでもないような有名アイドル系もでるを具象的に描いたものばっかり。勢いのようなものの薄いエネルゲンに比例して弱々しさばっかりが目立つとろろにケルアックさんならではの持ち味を感じさせてくれれます。あんど、鉛筆で走り書きしたネコ絵ばっかりは抜群のかわぴぴさでロバとかトリとかアニマル絵は。埴谷雄高の死霊でんぱを受信したのか「Pfui」と題された宇宙人集団ぢみた鉛筆画や、男女まぐわい結合部分をミケ猫ランジェロっぽさをまぜまぜして描いた鉛筆画など、ジャン・コクトーかぶれの田舎の文学青年ぽい絵などには、ケルアックさんのお絵描きア〜チスト志望の夢のをわりをおもわせる哀愁が、晩年のケルアックさんのオフ・ザ・ドーロな人生の印象とおりかさなってシンミリ気分にひたることも出来そうです。有名ゲーヅツ家の展覧会を行列して見物するよりも近所の公民館で開催される素人町民美術展のほうがオモシロいと日頃から感じているみなみな様にこそ、興味深くお鑑賞いただけそうな地味系お絵描き集をどどどーぞ?[記:2011.08.16:PM23時45分。]


弱苦蹴亜空(ジャック・ケルアック)お絵描き作品集『死亡した天使たち:発掘お絵描き作品集
by ジャック・ケルアック
発行=2004年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ215xタテ220みりめいとる。
  重さ= 約1090ぐらむ。
外見:そふとかば。カラー&シロクロお絵描き集。頁数=284頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::無免許運転経110815


2011年08月12日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

昭和30年代ヂャポン猟奇犯罪捜査どきゅめんと写真集

Watabe Yukichi写真集:ある犯罪捜査
..湖畔で発見された手指とペニス、翌日に対岸で発見された硫酸で顔面をつぶされた男性の焼死体。昭和33年1月茨城県で発生した「茨城県下バラバラ事件」(千波湖畔ぢけん)の捜査員2人を主人公に、容疑者追跡開始から逮捕、取り調べまでのすべての過程を密着記録した異色の犯罪捜査きろく写真が50年以上ぶりにまさかの再浮上&まさかまさかの写真集に物質化されて21世紀のニポンに戻ってきたというこのフシギ。撮影したのは写真家・渡部雄吉(Watabe Yukichi 1924-1993)さんは、戦後から昭和30年代には雑誌「ぶんげーしゅんぢゅー」「ちゅーおーこおろん」などを舞台に社会探訪系(?)写真家として活躍し、安部公房や島尾敏雄の所属する「現在の会」刊行の同人誌「現代」への参加をおねだりもされつつ、後年は海外旅行写真をとくいにして、日本写真家協会の「世界の写真家54人」に選ばれるほど戦後ニポン写真業界をめぐる少なくなくもなくない方々の記憶のどこかに陰画すたんぷペッタンコを留めていなくなくはない存在らしく、とわゆうてもワダグヂ(誰?)などはちょっとも知らないでいた写真撮影師のおひとりでわあるのですが、北島敬三、高梨豊さくひんとともにコノ、初出・雑誌「日本」(昭和33年6月号)掲載の渡部雄吉撮影「茨城県下バラバラ事件」シリーズを展示した今年2011年5月20日から8月21日までおフランス巴里の写真画廊「る・ばる」でヂャポン写真家3人展「トヲキヨヲえ(Tokyo-e)」の開催を記念しての、図録をかねたお写真集なのでありまする。この写真集、収録写真1枚ごとには説明文がついていないため、もっともらし毛な想像でおぎないつつ流れを誤あんないしていきます(以下、ねたばらし突入します)と、捜査本部の机にむかう「主役」の捜査員2人(以下、「2人」と略します)。顔写真とニラメッコで容疑者しぼり込みに首をヒネっている様子。と、次の頁では手回しよくすでに、実名いり人相写真つきの指名手配書の山ができていて、上司はどこかに電話をしているようす。電車(たぶん常磐線)の座席で打ち合わせをする2人、やる気満々なのかと思つたら、電車を降りた日暮里(たぶん)駅の周辺をいきなりブウラブラ。下御隠殿橋の上から線路を眺めたり、駅横に積み上げられている廃材の山に脚をのせてポーズをとってみたりタバコをふかしたり、蒸気機関車の煙をかぶりながら立入り禁止のはずの線路内をウロチョロしたりと不審な動きを連発。犯人の気持ちと一体化して足取りを追跡するための儀式なのかも知れないのですが、そうは見えないところも写真のヲモツロさ(?)。茨城から上京して都内の地理に不案内な2人は、下谷車坂町(=上野七丁目)の交番で道を教えてもらったりしながら、おもむろに下町ど真ん中の昭和30年代庶民生活に突入。コドモのおもちゃを取り上げて遊んだり、洗濯物チェックをしたり、下宿屋(?)のおばちゃんにタバコを1本すすめたり、一膳飯屋でお食事中のヒトをにらみつけたり、着実にそうさの輪をせばめていく様子のいちいちが、その場その場で写真にキロクされています。途中で1度、イバラギの本部に戻り、会議中の様子もパチリ。再び都内にもどると浅草・仲見世観光でかるく道草を食べたあと、いよいよ捜査の核心にある「革なめし」の作業場へ。張り込み。家宅捜査。うなだれる容疑者の後ろ姿。とどめは、連行後、捜査本部の建物内で撮影した容疑者との対話場面だけでなく、鉄格子のはまった窓の外から、中での取り調べを撮影した写真のあとに、暗いマックスが、ここぞとばかりの説明文で挿入。なな南都北斗なんと、指名手配書をたよりにして逮捕されたこの容疑者Nさん、真犯人とは無関係な別人だったことが判明したとゆうのです。なんだかビミョウな表情で操作室をあとにする2人。そして雨に濡れた夜の歩道のうえで2人が小さなマッチの(?)炎にほほ寄せをしているバッチリ決まった意味不明なロマンチック写真でヂ・エンド(その後ろに写真家・渡部雄吉についての紹介や、真犯人や事件の真相の解説文がでています)。まるで昭和30年代の下町路地裏現地ロケで撮影されたZ級ホラー探偵映画のような、がっくり力の抜けるこの展開。。そすて、この写真集のどこにも解説されていない最大のナゾ、みなみなさまもフシギーに感じておられるギモン。すなはち、東京のケ一サツがなんでまた写真家・渡部雄吉さんにこんな仕事を発注して、フツーなら撮影許可のでるはづのない捜査の現場をほとんどヤラセかとおもうような虚実スレスレ写真に残したのかについては、この誤あんない作成のためにネツト検索ぺこぽこ中に判明した事実がひとつありますて、実はこの事件、キョ一アク犯全国おーぷん捜査の対象とゆうものに指定された事件の元祖、第一号だつたそうなのです。初めてのキョーアク犯全国規模捜査がいきなりの誤認タイホだったなんて。。ネットり検索の結果をみる限り、誤認逮捕の件は割愛・省略・見落とされているようで、陽あたりの悪いほうの歴史の余白のそのまた裏側がたまたまポロリと飛び出してきた異物的存在感てば、一体全体なんでひょか?真夜中の蒸気機関車にのって潮干狩り海岸に行ってオミヤゲに鼻緒の切れたゲタを拾ってきた絶対菜食主義応援団のような趣味的正義感のヅッコケぶりのディープさが貴重とゆうのもキユウクツに思えるレトロお写真復刻集を、代替妄想エネレゲン資源のひとつとしてご賞味されてはどどでしよお?[記:2011.08.12:PM23時00分。]


昭和30年代ヂャポン猟奇犯罪捜査どきゅめんと写真集『ある犯罪捜査
by 写真=渡部雄吉
発行=2011年。from パリ。仏語+英語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ217xタテ294みりめいとる。
  重さ= 約840ぐらむ。
外見:布装はあどかば。シロクロ写真集。頁数=記載なし。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥7400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::三丁目の夕飯110811


2011年08月07日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

フランス病院えろ落書き絵コレクチョン写真集

ヲワイな異魔亜呪(いまあぢゅ):パリ病院休憩室の落書き
..行ってドッキリ見てウットリ。医者の仕事と看護士の仕事をあわせたほどの仕事とストレスを背負う研修医さんたちのため、数百年前からパリの病院が用意してきた研修医専用の休憩室。その壁という壁から天井までを覆い尽くしている驚愕のハレハレちんこまんこ落書き。神話古代の奇形的エロ神さまたちの天地をどんぐり返す壮大な絶倫乱交パーティでさえもビックラこくようなその大祝祭っぷりを文化遺産として後世に伝えるべちべちべちとゆう使命感にもえて、全廃・消滅の瀬戸際に置かれたパリ市内あちこちの病院の、研修医専用の休憩室にお邪魔して撮影した落書き壁画お写真集でありまする。ハケぐちを見つけられず迷子になった欲情を妄想奇想とコキまぜてコネくりあげたエロ落書き絵をぺっとりこすりつけられているヨゴレた壁にお似合いの場所といえば、ふつー(?)に思い浮かぶのは男子専用公衆便所のカベではあるでしょか。不運のツンボルにさえみえるエロ落書き絵のようなものが、なんでまたよりにもよって病院に、ヲンナもヲトコもまぜまぜで使う研修医のための、休憩室とゆうても食堂や会議室などを兼ねてひとつの独立した建物になっていることも多い専用休憩室の壁や天井に、何の恥かし毛もなく陽気に堂々と開チンされているのかとゆうギモンが、現場写真をながめているとチョットもわいてこないぐらいにヂメヂメ湿っぽいところがどこにも見当たらないとろろ。そしてまた出発点にある性的発情のシルシを点灯中のヲンナやヲトコの肉体をオブゼのようにもて遊びヒネり歪曲や誇張を重ねに重ねるごとにエロっすの裏側アチラ側むこう側へとゴロンゴロンと脱線していき、エロを通り越しすぎ、何だかよくわからない状態にまで変形されているとろろ。それそれがパリ病院研修医休憩室エロ落書き全体に共通する美点だと思われなくなくはなく、でわでわ、ヲワイな異魔亜呪の具体的なひとつひとつ、そこには一体ナニが描かれていたりいなかったりするのかとゆう核心は、とにもかくにも本書の実物をぜひみてみてみてくださいと誤魔化して省略しておきますが、何しろ要約めんどうになるほどトコトンまで乱脈雑多。パリ市内最古の病院オテル・デューやサルペトリエール病院などヌポンでも古くから高名な歴史的老舗病院からロベール・デブレやHGEPことジョルジュ・ポンピドゥ病院などの現代的病院までパリにある17の病院の研修医専用休憩室そっちこっちのエロ壁画は、一部に廃屋見物ムウドのおまけ付きのところまで混じっていて、うむを言わせてくれない色情帝国おフランス的痴性の輝きで圧倒してくれているようです。ノコギリやトンカチ、バケツやゴムホース、雑巾やタワシなどなどがミシンやコウモリ傘はじめ全種類のリアルコスプレと診察台のうえでの猥雑な出会いを果てもなく繰り返す24時間態勢の病院しごとのハシゴの真ん中辺にぶらさがって奮闘する男女研修医さんたちの全身に蓄積される性感帯エネルゲンが八つ目ウナギ発電装置のお祭りの夕暮れ色つき豆電球ネオンにもましまししてフクザツ怪奇する光景を、仮病の入院患者きぶんや、医師免許偽造のニセ医者きぶんなど、おこのみの各種ヘンタイもおどとの組み合わせ次第で新しいカンドーをたん通りも発見していただけそうな世界遺産級のエロ落書き絵コレクションお写真集をいますぐ枕元にどどーぞ。?[記:2011.08.07:PM23時50分。]


フランス病院えろ落書き絵コレクチョン写真集『ヲワイな異魔亜呪(いまあぢゅ):パリ病院休憩室の落書き
by 編=ジル・トンディニ
発行=2010年。from にうようく。仏語+英語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ210xタテ284みりめいとる。
  重さ= 約950ぐらむ。
外見:はあどかば。オールカラー写真集。160頁。
推定対象読者年齢:18才〜120才
ど特価:=¥4500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::愛欲公会議110807


2011年08月03日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

最後の晩餐デザート用特製ケーキれしぴ集

黙示録のケーキ:世界終末レシピ集
..終わりの始まりはどこからか始まりの始まり始まりへとモニャモニャつながって行くのか行かないのか。古いむかしのノストラダムゥッスの代予言よりももっと古いキリヒト讃歌の聖書の予言よりももっと古いむかしの時代このかたヒトをおどかす世界終末空想妄想が地上から絶えて消えたことがあったのかなかったのかはどどでもよいとして、心配しはじめるとキリのない世界の終わりをアホはアホらしく最後の最後までアホアホ気分で見届けるためにも、心配は心配で真空冷凍保存しつつ、たまの息抜き気分テンカンの、放射能お茶の時間でホッとひといき。お茶うけは、どギツく洒落た甘い甘い辛口ケエキを汚ヒドつどどでひょかい?前方にチラチラ見え隠れする世界破滅のオイデオイデの前にどこまでも頼りなく立ちふさがったコチラのご本わ、悪趣味でざいんケーキのひと切れで脳ミソから腹まわりまで全身細胞のデロデロな活性化りふれっしゅをエンヂョイするエグ味たっぷり写真満載の手づくりケーキレシピィ集でござります。盛り上げ小道具ふんだんに投入した出来上がりケーキの美麗カラー写真にいちいち付き添われて紹介されていくレシピ・メニウは、「血の雨まっかっかヴェルベットケーキ」「地震ぐらぐらハイチ泥ケーキ」「最敬礼!悪魔の正餐ケーキ」「堕天使たべちゃうケーキ」「隕石接近中!岩石キャンディケーキ」「移民暴動メキヒコチョコレートケーキ」「2012年マヤ暦チョコカップケーキ」「男子同性愛結婚式ケーキ」「復活南部白人ケーキ」「世界温暖化ホットりんごパイ」「いなごの大群バッタパイ」「中国世界征服記念赤豆ケーキ」「核の冬アイスクリームケーキ」「火星の運河再生植民地化ケーキ」「地球規模宗教紛争の日ケーキ」「ハリケーンカタリナすぱあどうむケーキ」「磁極移動パイナップル天地さかさまケーキ」「流行性太り症パウンドケーキ」「原油流出真っ黒ボトムケーキ」「チェルノブイリ黒ロシアカップケーキ」「グアテマラ陥没穴ブントケーキ」「黒い枯れ木の大森林ケーキ」「バビロンの淫婦フルーツタルト」「反乱ロボット人工食料ケーキ」「火焔の湖お焦げプディング」「財政破綻パンくずケーキ」「精神薬漬け国家呆けケーキ」「複製ニンゲンたまごケーキ」など。ネームんぐのアホらしさにアングリ開いたおクチのなかに、せっせとスプンでケーキを運ぶのにちょうど具合のよさ毛な悪趣味ケーキづくりの手順がづらづらづーと並び、まるで周囲を取り囲む高血糖症患者の合唱が聞こえてくるようです?晴れの日、雨の日、どしゃぶりの日、贈られる側のどんな気分にも対応しないようなするような全天候対応型プレゼント本として、まずはお試しに最初の1冊をご賞味くださいまひ?[記:2011.08.03:PM23時00分。]


最後の晩餐デザート用特製ケーキれしぴ集『黙示録のケーキ:世界終末レシピ集
by 料理=シャノン・オマリー 写真=キース・ウィルソン
発行=2011年。from ペンシルベニア。英語版。
大きさ:本体=ヨコ173xタテ173みりめいとる。
  重さ= 約340ぐらむ。
外見:はあどかば。オールカラー写真図版満載。128頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥2000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::宴会メニュー110803


2011年07月29日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

異端宇宙脳内飛行模型地図ペタペタあ〜と作品集

オルドワイス:作品V./作品N.
..イメエヂの大洪水で覆い尽くされた地上すれすれビミヨなたそがれ光度の上空に浮かべた無重力の船から釣りあげた突発的な奇跡の一場面のカケラやきれはしのようなものだけを立体パズルのようにくみ上げて、ジプシー占いの水晶玉を透かしたアチラ側にだけみえるもおいくつもの閉口宇宙の宇宙模型みたいなものばかりをこさえている孤高の高齢女性あぁちすとオルドワイスさん。2009年北キャロライナ大学アークランド美術館をふりだしに地元キャロライナー各地で開催された巡回展を記念したお作品集です。19世紀産業かくめい発情期の中産階級むけベストセラー百科事典からインターネット画像検索までをイメエヂの漁場にして狩り集めた20世紀の大中小あ〜ちすとたちの目玉ひとつずつの大量の切り抜きや、おなじく大中小あ〜ちすとたちの作品の切り抜きを貼り混ぜてミラーボール風のシャンデリア風の驚異の小部屋の輪切りスキャン断層撮影図ふうにまとめたお題「カサブランカ(古典ばあじょん)」ていうお作品を左の画像でちょろ見して頂くだけでも直覚されずにはいない枯葉の寝床のこの色合いの、うとうとトロトロ感がオルドワイスさんのもちあぢ。脳内宇宙の妄想的再現を夢見る驚異の小部屋系のイメエジから何とわなしに連想される硬く冷ぃんやりとした鉱物結晶の無限の迷路をくぐりぬけていくような手ざわりではなく、トリの巣やドヲブツの寝床のなかでゴロゴロするようなヌクい体温で抱きしめながら、偏執狂的に寄せ集められた博物館的で美術館的で百科事典的なイメエヂの大きな群れがてんでんばらばらにじぶんの手鏡をのぞいている間を、風がぴいぷうといつでもここちよさ毛な吹き抜けていく節穴の数々、人類誕生以前と人類滅亡以後の宇宙がかかえこんでいる宇宙らしさとは断絶していそうなニンゲンさまが妄想した人工美とゆう宇宙にとっての小さな節穴のような成分だけを貼り貼りした不自然美の人工宇宙絵地図ふうな平面コラージュ作品群。あんど、妄想宇宙旅行用の驚異をつめこんだ移動用の小部屋を思わせるオルドワイスさんの箱あーと作品群も収録されていて、同じ箱あーととはゆうても、どこまでも謎めいたジョセフ・コーネルさんの箱あーととは大違いに、こちらは物の怪(け)感覚を大胆すなおに詰め込んだ妖怪あーとの風合いをかもしています。意識的に美術ア〜ト業界とは縁もゆかりも極薄なところに自分を置いて、ひとりの無名人としての作品づくりにはげんできたオルドワイスさんの手にかかると、美術ア〜ト業界公認の賞金ランキングや知名度認知度など無関係にどのア〜チストもいとしいオモチャのようなもの。モランディ、ダヴィンチ、ボナール、デュシャン、ジャコメリ、リヒター、マン・レイ、リヒテンシュタインなどなど大御所から現代あーと中堅どころはもとより、サイモン・ローディアやヘンリー・ダーガー、ジェイムス・キャッスルやビル・トレイラーなどの人気アウトサイダーあ〜ちすと、色ものア〜トのリンダ・バングリスなどなどまで目玉をくりぬかれたり腕を抜かれたり作品をミニチュア化されたりしてオルドワイスさん宇宙へのご奉仕にせっせと励むためだけに生まれる運命だったかのよう。ア〜チストさまではなく、名無しの作者であることを意識的に選んで50歳代から作品づくりをはじめて現在70歳代。21世紀まで冷凍保存延命された大伴昌司のパノラマ大図解DNAが一つ目女性のフェロモンではんなりと過剰活性化したふうなオルドワイスさんのたのちー切り貼り術を、同時多発マル恥スクリーン型プラネタリウム気分でごゆつくりとおたのしみくださひ?[記:2011.07.29:PM24時00分。]


異端宇宙脳内飛行模型地図ペタペタあ〜と作品集『オルドワイス:作品V./作品N.
by オルドワイス 解説byロサモンド・パーセル
発行=2010年。from 南キャロライナ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ255xタテ278みりめいとる。
  重さ= 約710ぐらむ。
外見:そふとかば。オールカラー作品集。110頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::世界節穴劇場110729


2011年07月25日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

悪趣味すれすれ天然系宝石アクセサリお写真集

自然素材の宝石
..変態ふぁっしょん各方面に日夜カラダやオツムをくねくねヒネくっておられる少なくなくなくないみなさまの小さな大きなこどぁわりアクセサリん。ごはんやオカヅの味を引き立てるふりかけのりゴマ塩ばいやぐらんに相当するアクセサりぃのなかのオットセイえきすとも言うべきキラきら綺羅めきの宝石類類のうち、宝石宝石していない代わりにひとクセふたクセ度では最高峰、変態ファッショにすとのみなみな様の好きものゴコロにぐぐっとがぶりついてきそうな非結晶質系、左右不対称の天然有機物ものの超一休品ばかりを350点以上のオールカラー図版でごあんにゅいする宝石アクセサリこれくひょん大放出本でありまする。19世紀おフランスでニポン浮世絵ぶうむが巻き起こり、ふわふわ薄い絹織りのドレスが流行の主流になったおかげで、薄い布地を傷つけやすいダイヤモンドやエメラルドなど鉱物系の高硬度の宝石が落ち目になるのと入れ替わりに人気になった、琥珀やサンゴ、動物のツノ、象牙、真珠貝、亀の甲羅、貝がらなど、手ざわりやんわりで、細かい細工や加工もしやすい動物植物そざいの宝石アクセサリ、アールヌウボウから現代まで各時代の最先端デザイナーや名代の宝石職人ふぁみりぃが趣向と秘術の限りを尽くし、どうでぇ!どうよ!と紙上に差し出される珍宝万宝を高級ぐるぐる回転ずしバイキング方式。考古学発掘品まにあ受け宝石アクセサリづくりの老舗カステラーニ家謹製がちゃぽん琥珀の首飾りやら、アールデコ白鳥扼殺時の絶唱とうたわれた連飾ぶらぶらシャトレーヌ時計吊りサンゴやら、どこかアイヌ文様ふうなブルガリの赤黒トランプ真珠貝ぶろーちやら、ダイアナ・ヴリーランドの五芒星サンゴぶろーちやら、キメラやグリフィンなど幻獣ファンタヂを悪趣味に飾り立てたヴァンクリーフ&アーペルやカルティエの金銀サンゴ宝石あくせさりやら、牛角を土台に金金やエメラルドなどをふんだんにまむしてアールヌウボウの華とたたえられたルネ・ラリックお手製の髪飾りのかずかず、英国王室御用達ルネ・ボアバンの・・などなど有名でざいなの名前を隠してみても変態ごころをびみよにくすぐるガカっぷち悪趣味すれすれ宝石あくさせりの数々。。そしてまた、最後にちょっこりですが、輪切りのえんぴつネックレスやネズミの骨、ハチミツ、小鳥の死骸のアタマなどを金銀パールなどと組み合わせて加工した、ゲテモノ王道系宝石アクセサリ珍品も登場しています。宇宙旅行時のみづくろいなど実用もくてきに止まらず、1次元から5次元以上まで各種モノづくり妄想のご参考にぜひどおぞ?[記:2011.07.25:PM19時00分。]


悪趣味すれすれ天然系宝石アクセサリお写真集『自然素材の宝石
by ルース・ペルタソン
発行=2010年。from ろんどん。英語版。
大きさ:本体=ヨコ227xタテ258みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上(当店重量計の測定上限オオバア)。
外見:はあどかば。収録カラー図版350点以上。224頁。
推定対象読者年齢:18才〜120才
ど特価:=¥5400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::からんころん110725


2011年07月21日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

メキシコ売春街ぺったり密着お写真集

あんばいよしのヲンナたち
..メキシコシティ繁華街のどまんなか国立宮殿(ナシオナルパレス)のウラ側にある通称「お慈悲横町(La Merced)」で売春仕事をして生きている女性たちとその身の回りにベットリ密着取材した女性写真家マヤ・ゴデッドさんの売春女性訪問お写真集でござります。地元メキシコで生まれ写真家集団マグナムに所属している撮影者の女性写真家マヤ・ゴデッドさんは、妊娠したときにヒっシと感じた、メキヒコぢん一般共通の聖母マリアさまさま的な母親や聖処女のイメーヂと強く結ばれたキリスト教的迷信のタコソースにドバドバまみれている女体のイメーヂと、ポンポコふくらんでいくぢぶんのお腹との間に、ねそべり横たわる何だかずいぶんズレてる感つて、これは何だんねん?的なギモンの答えを探すべく、メキシコ市でいちばんにぎやかな売春街である「お慈悲横町(La Merced)」へと足を運ぶようになつたのだそうで。あくまでもひとりのヘンタイ趣味の「お客」として、居並ぶ街娼のなかでいちばんオカアちゃんぽい女性を「買い」、お金を渡してお宿の寝室に上がりこみ、オカアちゃんが商売ヲンナに変身したところで、写真をとらせてもらうところから始まり、以後数年間にわたって売春横町に通いつづけ、ごたごた活気づく街のニヲイ、中年から老人までさまざまにショボくれた売春客たち、売春客から出世(?)した亭主やヒモ、親なし宿なしのコドモたちなどに取り巻かれながら、教会や寺院の周辺で人類最古のおしごとで心身をすりへらしていくポヨポヨ新人・中堅売春レディのイレヅミや各種バイオレンスでいろどられた女体から、棺桶の中で死化粧をパタパタ塗っている途中で呼ばれてあわてて下界に戻って来たピチピチの売春職人バアさんの女体まで、キリストのブロマイドや死者の日のガイコツに見守られるメキシコ裏町の冷やっこいニンゲン臭ささがキッつく薫り、酒場の窓から流れる音楽が途絶えたあとの耳鳴りが聞こえてくるような中南ベーサンダルつっかけ旅きぶん。通常のおヌウド写真や売春ドキュメントでは満足できないモアでぃーぷな女性探求道楽を目指すみなみなさまの本棚&押入れの人工飼料としてゼヒお試しください?[記:2011.07.21:PM19時00分。]


メキシコ売春街ぺったり密着お写真集『あんばいよしのヲンナたち
by マヤ・ゴデッド
発行=2006年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ298xタテ298みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上(当店重量計の測定上限オオバア)。
外見:はあどかば。モノクロ写真集。128頁。
推定対象読者年齢:18才〜120才
ど特価:=¥4000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::抜けられマス110721


2011年07月16日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

亡命ロシア蝶類学者ゲイあ〜ちすと画集

アンドレイ・アヴィノフ/美を追いかけて
..1884年2月ウクライナ生まれで1949年7月16日アメり力・ニウヨウクで死去。帝政ロシア末期に当時は世界の秘境中の秘境だったトルクメニスタンやパミール高原、チベットへ命懸けの蝶類採集旅行を敢行、のちのち世界の蝶類コレクターあこがれのアウトクラトール(Parnassius autocrator)の名付け親になったほど激しく鱗粉まみれな蝶類学者としていまも世界の昆虫図鑑に名前を残しているアヴィノフ(AvinovまたはAvinoff)さんが、根っからの蝶類マニアとしてだけでなく、神秘主義者として、同性愛者としての体験、経験、知識、妄想などなどのありたけを注ぎ込んだお絵描き作品を50年ぶりに一般公開した今年2011年2月-6月カーネギー美術館での「アンドレイ・アヴィノフ/美を追いかけて」展の、図録をかねたアヴィノフさんお絵描き作品集でありまする。亡命白ロシア人で蝶類マニアときけばみなみな様の脳裏にくっきりうかぶ小説家ウラジミール・ナボコフ氏とは1937年に文通を開始して死ぬまでずっと親交があつたとゆうエピソヲドにも驚いているヒマがないほど目くるくるくるめくような経歴をもつアヴィノフさんは、法律大学卒業後ニコライ2世の外交官のひとりになり、ペテルブルクのゲイ社交界ではディアギレフやニジンスキー、画家詩人ミハイル・クズミンと交流。アメり力亡命後にカーネギー自然史博物館の館長にしゅうにんする前は、商業イラスト画家として活躍し、ヘリコプター製造めえかあシコルスキー社のロゴマークももとをたどれば1930年にアヴィノフさんがデザインしたもの。世界セツクス文明史上に名高い『キンゼイ報告』のアルフレッド・キンゼイ博士とは、性科学者になる以前のキンゼイ博士がアヴィノフさんと同じ蝶類学者だったこともあって相性たいへん結構で、ニューヨーク・ゲイ・アンダーグラウンドの住人であるア〜チスト、ダンサー、デザイナー、音楽家などを次々にキンゼイ研究の協力者として紹介しただけでなく、アヴィノフさんの死後にお絵描き作品の保管をキンゼイ研究所に任せたほどの親密交際で、帝政ロシアのゲイ文化帝国を水没した幻のアトランチス大陸になぞらえて、第二次大戦後のアメり力でのゲイ・アトランチス再浮上構想を熱うく語ったり、新大陸の新宮殿奥の院の壁をかざるフラスコ画を勢い余って制作してきたりと、早過ぎ気味な死をむかえた晩年最後まで霊感おもむくままに過ごしたアヴィノフさんの生涯のおはなしはひとまづどどでもよかつたことにして全部忘れても、背中に捕虫網を生やかした蝶人になって、幻の蝶々のむれを無我夢中に追いかけまわしながら、ロシアから中央アジア一帯にかけての起伏もいっぱいの広大な植物相のパノラマのなかを、ひらひらひらひら飛び回った体験とその激しい後遺症が画面のはしからはしまでをひらひらひらしているアヴィノフさん作の植物画、蝶々とランの花びらがひとつになり、ランや植物の葉が渓流や尾根や蝶々のひらひら羽ばたく羽になったりしている植物画、そのまわりにただようシャボン玉は、精神崩壊をふせぐお祓いとしてお絵描きをするヒトの絵のなかからコンニチワすることが多い脳内の黒い盲点に似ていながらも、宇宙の穴から地球をのぞいているような単性生殖宇宙のおつげのようでもあったりするなどなど独特で、同じロシアの神秘画家ニコライ・レーリッヒのおスモウさんが四股をふんでいるようなパワー感とはまったくかけ離れた妖精世界からの呼び声がきこえてくるようかも。蝶々と植物の絵だけでなく、奇怪にねじくれながら肉感的な風景画や、1945年に心臓発作で倒れたあとに大部分を処分したとゆう150点以上のホモホモてーまのお絵描きのうちで残存している幻想ファンタジー系のものなども収録されていて、理科好きぼっちゃん心と自然あ〜と愛好と同性愛指向とロシア貴族趣味がひとつに溶けあわされたアヴィノフさんのお絵描きワアルドをぐるりと見渡せる好著です。へんたい夏休みのおともにぜひどどどーぞ??[記:2011.07.17:PM24時20分。]


亡命ロシア蝶類学者ゲイあ〜ちすと画集『アンドレイ・アヴィノフ/美を追いかけて
by ルイーズ・リッピンコット
発行=2010年。from ぺんしるばにあ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ230xタテ305みりめいとる。
  重さ= 約650ぐらむ。
外見:そふとかば。カラー画集。104頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::蝶人伝説110717


2011年07月11日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

ラブリい呪物はあれむコレクチオン

物あつめ狂いの泥沼の中から
..たとえば「徹子のヘヤー」ゲストに出演するほどの人気スターや有名スポーツ選手の顔写真が、食品添加物と雑菌てんこ盛りアイスクリイムのはいった紙容器のヘタつきの丸いフタの裏に印刷されているのを見た瞬間の、「選ばれた」とゆう身ぶるい。道で迷子になっているアリさんや水たまりで溺れそうになっているドングリの実が大声で助けを求めているのが通りすがりで偶然聞こえてきてしまった時のように、身の回りにある「モノ」が発する「待ってました」とか「早く連れて帰ってくれ」とゆう声に他人の何倍も敏感な霊感をもつ「コレクター」人種のナゾめいた活動には、悪趣味生活向上のための秘められた無数のヒントが埋もれているはづと思い込みたくなるのがヒトでなしの人情とゆうもの。わかりやすすぎる団体名を聞くだけでガックリ脱力しながらただちに見知らぬ顔見知り気分をいだかせてくれる「作者不明アート修復協会」や「ニューヨオク何でもかんでも保存同盟」などヘそ曲がり角度180%の団体長の肩書きを持ちふだんは美術学校のせんせーなどされているとゆう著者マリリンさんが子どものころからの曲がりくねった筋金いりの「無価値なおたから」専門の個人コレクションの数々をばんばんに収録した本書は、「コレクター」の背中に2度と離れないつもりでしがみついているモノノ怪、妖怪たちが、思いのほかカワひー表情をしているのかも・・などとおよそあり得ない想像を痛く刺激するラブリーで意味不明な小物や紙ものガラクタ類の大図鑑になっていまし。3才ごろから集めているソーダびんのフタ、使われ過ぎて変形したり溶けたりしたものもあるビー玉、チュインガムの包装紙に印刷されているインディアンの絵、ローラースケートのネジ締め用のカギ、製品キャンペーン賞品のスプーン、ラジオ番組の賞品の輪っか、ニンゲンやドヲブツのかたちをした石けん、使って小さくなって捨てられた石けん、傷痍軍人キーチェイン、広告入りのインキ吸い取り紙、ミニチュア運転免許証のアクセサリ、絵本風な体裁のお裁縫セット、お風呂場用のオモチャ、手で色をつけたガラス製で透明の蒸気機関車やピストルのかたちをしたお菓子箱、お湯につけても平気な調理用紙、自転車のエッフェル塔のかたちをした鉛筆けずり、使い古した洗濯板、むかしむかしの洋服掛け、セクツー女性のセクツーぽおず人形型ブーツかかと外し補助具(bootjack)、温泉みやげ的ひわい工作つまようじ、選挙立候補者が宣伝用にバラまいたピンバッチ、幼稚キャラクターつきお財布、シャム双生児スーパースター、チェンとエンの見世物おみやげリング、スターおみくじ、誰かが落した買い物メモ、何だかわからないお店のクーポン券、チャールズ・スタンホープ卿(Lord Charles Stanhope)とゆうヒトが発明した壁のむこう側の光景をウッシッシできる特製魚眼レンズ、ニポンの軍国ばんざいキモノ、絵が印刷されている砂糖のこぶくろ、トランプのエースばっかり、鍋に貼って穴をふさぐインチキ臭いパッチ、有刺鉄線でこさえたお碗、野菜の種の袋、ガラス製の手榴弾、労働組合の封筒、セメントの上のあしあとなどなーど、どれもこれも見事に存在感のうすい「無価値なおたから」たちが、これでもかとばかりの収録点数1000点のオールカラーがらくた図版となって紙面から押し寄せてくるのですが、驚いてしまうのは、マリリンさんによって拾われたとゆいますか、マリリンさんを操ってぢぶんを救出させた(?)がらくたのひとつひとつが、ぶさいくさと一体化したカワひさをふりまきちらしていることで、一気にみると途中で高山病にかかりそうなほどボリウム感のある全体をぐるりと見回すと、ヘボヘボなゴミの山でありながら、同時に世界のチレいで珍しい雑草フラワーショウむうども満点とゆう、悪趣味潮干狩りの黄金三角金字塔的コレクチヨン本となつています。ガラクタ神さまからのお告げが聞こえすぎて苦しむどころか、世の中、世の外にある物神とゆう物神をぢぶんの趣味にあわせて気ままに誘拐監禁してしまう俗悪美の女狩人マリリン・ゲルフマン・カープさんの迷路のような呪物ハーレムを散歩きぶんでぐるぐるお楽しみください??[記:2011.07.11:PM23時20分。]


ラブリい呪物はあれむコレクチオン『物あつめ狂いの泥沼の中から
by マリリン・ゲルフマン・カープ
発行=2006年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ230xタテ305みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上(当店計測器で測定限界越え)。
外見:はあどかば。カラー図版1000点以上収録。368頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥4800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::コレクタリン110711


2011年07月07日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

活き造り解剖標本博物館お写真集

皮を剥がれたヒト:腐裸業鳴(ふらごなぁる)博物館
..ピンクいろの肌をしたムチムチ女性の華やかなお色気をロココ調に描いた有名画家ジャン・オノレ・フラゴナールのイトコで年齢も名前もほとんど重なっていたために、生前にはそのどエラさが限られた少数の医師と猟奇コレクター好事家の間でしか知られることのなかったおフランス18世紀の解剖医オノレ・フラゴナールさん渾身のニンゲン解剖標本&ドヲブツ解剖標本がアッププのプゥで、みなみなさまの眼前にこにゃんちわ。時代はその頃ちょうど、神様のてのひらに世界のすべてがイレズミ模様のように描かれた時代が終わって、ニンゲンさまのことはニンゲンさまがいちばんようわかるっちゃいとゆうー下から目線(?)の理性と科学の世の中をさあさあ始めましよーとゆう頃合い。ニンゲンのカラダのしくみを知るのにも、くちもとからこぼれるヨダレをこっそりすすりあげながら、衣服を脱がせてウッシッシ、ついでにちょっくらおタッチも。ぐらいの、人体神秘の探求方法がもう時代遅れになってしまい、コレからは、カラダの仕組みを科学的に解明するためには、ニンゲンさまの死体を暴いて解剖をし、徹底的にヂロヂロ観察していかなくてはいかれんとゆーゾォっとするような行為がまるで当たり前ふうに行われるようになった初めての時代が解剖学者で獣医学者のフラゴナールさんご活躍の花ぶたい。皮を剥がれた生き馬にまたがって手綱をにぎる馬上のズル剥けびと、長い歯のついた動物のアゴ骨を片手に持ったズルむけヲトコ、そして、地獄の夢野久作も大爆笑必至の文字通りに踊る胎児たちのズルむけ解剖標本・・。アルフォールのフラゴナール博物館内外に所蔵されているフラゴナールさん謹製のニンゲン解剖標本あんどウマ、カモシカなどドヲブツ解剖標本などをニギニギしく紙上展示。フィリップ・エティエンヌ・ラフォッス(Philippe-Etienne Lafosse)の横たわる馬の解剖画やジョン・ハンター、ヴェサリウスの解剖図など他のどこかで見たことのないようなあるような参考図版のかずかずも、印刷の精度が高いおかげで、新鮮な目でたんのーできるようになつています。そのひとむかし前にオランダの博物学者ヤン・スワンメルダム(Jan Swammerdam)さんがロウを注射して血管や柔らかい組織を保存する術を、男女の生殖器官の解剖研究の中で発見したのを皮斬りに発達した(のちのちの液体ホルマリンぢゃぶぢゃぶ漬とはちやう)乾燥タイプの、解剖ドヲブツ保存術の死骸を人工ミイラ風に半永久保存する医学職人的たくみの技に上乗せして、フラゴナールさんならではの恐怖彫刻家的、立体ホラア造形あ〜ちすと的なお笑い感覚が見えないゴチソフふりかけのごとくパ〜ラパラ。300年もむかしの解剖標本とは思えない現代性で輝くフラゴナールさん特製解剖標本わーるどへと当店経由でどどどーぞ??[記:2011.07.07:PM21時40分。]


活き造り解剖標本博物館お写真集『皮を剥がれたヒト:腐裸業鳴(ふらごなぁる)博物館
by クリストフ・ドゲユルス
発行=2011年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ215xタテ270みりめいとる。
  重さ= 約950ぐらむ。
外見:はあどかば。カラー写真集。140頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥5800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::むけむけ美110707


2011年07月03日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

世界あやつり人形びぢゅある画報

世界の操り人形たち
..ネヅミにひかれてどこかへ消えてしまった古いコドモ童話の絵本のなかから、突然ひっよっこりパチンコ景品の紙袋片手にただいま〜と帰って来たような、色あせ気味にカラフルなあやつり人形たち、あんど、手人形たち、影絵人形たちの写真やイラストお満載した世界の操り人形びぢゅある図鑑でありまする。最初に人類文明初期の呪術的人形の紹介がちょろりとあるのと後半にインドネシア・ジャワの影絵人形がどわわっと登場するのを除くと書名の「世界の」は地球を小さめに眺めてい過ぎ気味かもで、出てくるのはおもにはヨヲロッパ系の17世紀や18世紀ごろからのあやつり人形たち。おフランスのプルチネラやギニョールや、イギリスのジュデーとパンチ、ナポリのコメディア・デ・ラルテに登場するアルレッキーノやパンタローネなど名前はなんとなくどこかで聞いたことがある人形たち。ウィーン民衆劇場の創設者ヨーゼフ・アントン・ストラニツキー(Josef Anton Stranitzky)のあやつり人形ポーズの肖像、東ヨーロッパ各地の歳の市をまわったあやつり人形一座などなどなど、どれもこれも、ひいひいひいジイさんやひいひいひいひいひいバァさんのお墓のしたに埋めた遺品が夜の窓の影からちょつこし顔をのぞかせてるような、ほんのりかび臭さを漂わせながらヂリヂリうしろに下がっていくような古めかしさをひきづる図版ばっかりが、たぶん藤城清治せんせいもニッコリ毛な逆さ望遠鏡からコンニチワむうどを全編かもしにかもしまくつています。肉で骨をつつんだ体内に気分の重点をおいているドヲブツの一匹としては、骨が肉をつつんでいるドヲブツをみるだけでも何だかもそもそ落ちつかない気分になりがちなのに、体の外に取付けた、骨と関節と筋肉と神経の全部の役目をつとめる糸や棒をニンゲンさまに操作させるカラッポあたまの操られ人形マリオネットが、オレオレ顔で舞台を支配するふしぎ。この世の誰よりもずずっと無力で無気力でイノチのかけらもない操られ人形たちがみせつける神さまごっこのふしぎ。おおまかに似ているだけで細かくみるとニンゲンさまとは大違いなのに、わだぐぢ(誰?)のようなありきたりなニンゲンよりは操られ人形たちのほうが、はるかにづづづーっとニンゲンさまらしく見えるとゆうふしぎ。ふしぎふしぎだらけの操られ人形妄想しげきアルバムを是非お試しくだささい??[記:2011.07.03:PM22時15分。]


世界あやつり人形びぢゅある画報『世界あやつり人形びぢゅある画報
by 写真=レオナルド・ベッツォラ、文=ルネ・シマン
発行=1978年。from どいつ。どいつ語版。
大きさ:本体=ヨコ210xタテ296みりめいとる。
  重さ= 約880ぐらむ。
外見:はあどかば。カラー+白黒図版満載。140頁。
古本:保存状態=並。在庫1冊かぎり。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥2500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::世界人形劇場110703


2011年06月28日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

空飛ぶ脳内鉄道ぉ出発進行ぅ幻覚画集

ヴィレム・ファン・ゲンク画集:ぢぶん世界建設工事
..少年期にナチスゲシュタポにどやされた恐怖のあまりに永遠の淫愛の対象に化けた黒革あんど雨カッパの名高い大量コレクション、自作でこさえたトロリーバスや飛行機のブリキおもちゃのスクラップ置き場のような山、お絵描き資料のための美術書や音楽書などの図書館ほどもある大量の本などを、スキマなくまき散らして要塞化した自室に自己監禁。空中歩行者の目線から描いた、古代から現代までの脳内世界都市観察絵が、アウトサイダーア〜トに無理解な美術ふぁんの熱い吐息さえも浴びせかけられているとゆーオランダ屈指のアウトサイダー画家ヴィレム・ファン・ゲンク(1927-2005)研究&作品集(ものぐらふ)がようやく初刊行になりまぢだ。5才で母と死別、勉強がキライなのはアホだからだろーという不思議な判断で教育コースを仕分けられ、やがて精神病院を転々とするあいだも生涯一貫してただそれだけをコツコツと磨きあげた純粋自己流の偏執的お絵描き術は、自閉症的バツグンな生体写真機なみに正確な視覚的記憶の強さにも大いに助けられて、ふつーのヒトは夢からさめた途端に消えてなくなる脳内架空の幻影都市風景を、まるで実際にいま目の前にそれが実在していると体感している時にしか見えない状態での写生画として微細な細部までを克明に描きあげた誰にもマネできないファン・ゲンクさんだけの幻覚画スタイルとして完成。スキマとゆうスキマを埋めていく空間恐怖症的なめくるめき感は、因果鉄道系DNA毒電波けんびきょー観察画家ジョー・コールマン師にも通じつつ、ジョー・コールマンをニンゲン世界とぎりぎりの所でつないでいる芸術犯罪者的ばらんすのヘソの緒からも切り離されているファン・ゲンクさんのお絵描き世界は無重力観光わんだあらんど。路面電車の線路や電線、暗号にしか見えない地名看板や広告看板や新聞や雑誌の見出しなどから飛び出した色とりどりの文字の数々、煙突からモクモクと流れていくケブリの方向、飛行機の気流、道路、ひとの顔の向きや目線の向き、うねりながら遠ざかったり近づいたりを繰り返すたくさんの道路、遠近法に吸い込まれて薄くなっていく空気の見えない穴ぼこなどなどを、規則のわからないゲームのように上がりも下がりもわからないままどこかの世に無数にある重力発生源の行く先を訪ねさまよっていく乗り物酔い感覚積載量オーバー気味な貸し切り鈍行バスが、渋滞や事故などの支障一切なしに、どこまでも鳥の目目線で一定の車間距離を保ちながら、どこまでも滑るように気持ちよく流れて幻覚観光の旅を満喫させてくれれます。旅の絵日記風スケッチやら資料本の細かいメモやらゴチャゴチャした自室の写真やらちょこまかした図版も随所に挿入。もともと売るがまったくなかった作品の一部をしぶしぶ手放してもらったお金で海外旅行にでかけたり、いろいろ定義のありうるアウトサイダーアーチストとゆう分類の、どこからどうみてもど真ん中でビクビクぶるぶるするのと同時に、お絵描き資料のために他のアウトサイダーアーチストや素人ナイーブ画家たちの画集まで購入して眺めていたり、アウトサイダーアートのアウトサイドの側にまで平気でハミだす強力な芸術的知性にも恵まれていたア〜ト怪物ヴィレム・ファン・ゲンクさんワールドへブリキの飛行船にのってアテンヒョンプリーヅどどどーぞ??[記:2011.06.28:PM22時15分。]


空飛ぶ脳内鉄道ぉ出発進行ぅ幻覚画集『ヴィレム・ファン・ゲンク画集:ぢぶん世界建設工事
by 編=ギスラン・ゲント博士記念博物館
発行=2011年。from おらんだ。おらんだ語+英語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ215xタテ266みりめいとる。
  重さ= 約650ぐらむ。
外見:そふとかば。オールカラー画集。144頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::脳内鉄道旅行110627


2011年06月23日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

熱狂タスマニアン1960年代ガレーヂパンクGS大図鑑

キミに狂って!1960年代オーストリア&ニュージーランド発狂ビート大爆発
..南半球1960年代カルトGS爆発的繁殖地タスマニア海周辺。1964年ビートルズのオーストラリア到着をシドニー20万人ぷらすアデレード30万人の合計50万人が空港から沿道15kmまで延々と出迎えた熱狂的興奮が土地柄の英国崇拝熱と結合したオーストラリア&1966年まではラジオ局のひとつもなかった代わりに占領基地誕生当時から最新直輸入のロカビリーやサーフさうんどでアメり力的ばかロックの息吹を毛穴に吸収したニュージーランド。ナイフで机に刻んだアホみたな相愛傘の落書きのような風土病的熱狂とその付けあわせ的な強烈に地元的な歪みとゆう出生にまつわる特殊事情による翳りをともども逆手に背負い投げるごとき不思議に魅力的なオーストラリア&ニュージーランドの1960年代ガレーヂパンクばんど+フリークビートばんどブームのまっただ中へと時間のスベリ台にのってスッテンコロリン。フィードバックノイズの嵐渦巻くステージ上での機材破壊は当たり前のThe Missing Links、性的乱交スキャンダル華やかなMasters Aprentices、流血暴力喧嘩自慢でたびたび逮捕もされり名曲中の名曲「Ugly Things」で愛されるThe Cretures、とゆう3大オーストラリアんガレーヂパンクバンドやこれまた60年代ガレーヂぱんくファンの皆々さまに大人気の冷血非道なChants R&B、魔薬ざんまいで教育施設周辺への立入り禁止を食らったPurple Hearts、南ベトナム基地慰問ツアー伝説の女性グループサウンズPussy Cats、メンバー全員がビロード製のプロレスラー覆面で素顔を隠したゲテものバンドThe Mystrys、パティ・ウォータースも歌った田舎歌「黒黒黒はわたしのホントの恋の髪の色」カバーやロォリングストーンズより渋い「未来占い師」カバーの暗黒ガレーヂパンクThe Throbなどなど特異なオーストラリア&ニュージーランドの1960年代ガレーヂパンクばんど+フリークビートばんどの元メンバーたちがいまのいまになって史上空前の1960年代グループサウンズぶうむ当時をふりかえりながら語る貴重インタビウこれくしょん本でありまする。登場バンドは30以上、現在入手可能な再発CD、レコードや関連書籍、関連雑誌、関連ホーム頁などの紹介もあり、巻末にはおまけで、オーストラリア&ニュージーランドのガレーヂ&ビート名曲100選のデスクガイドもあり。貴重な白黒写真図版も大量投入されています。世界カルトGS愛好者のみなみなさまには興味つきない好資料本です??[記:2011.06.23:PM23時45分。]


熱狂タスマニアン1960年代ガレーヂパンクGS大図鑑『キミに狂って!1960年代オーストリア&ニュージーランド発狂ビート大爆発
by イアン・マークス、イエン・マッキンタイア
発行=2010年。from おれごん。英語版。
大きさ:本体=ヨコ203xタテ256みりめいとる。
  重さ= 約950ぐらむ。
外見:そふとかば。白黒貴重写真図版多数。352頁。
推定対象読者年齢:18才〜120才
ど特価:=¥3200
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::黒鳥の囁き110623


2011年06月18日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

人格破綻ボンデーヂあ〜ちすと秘蔵怪作集

増補改訂版:スウィート・グエェンドリンの冒険
..スコットランドの民俗学者アンドリュー・ラングが編んだ妖精ものがたりに魂を抜き取られてしまった幼い日の夢のなかから1歩前進2歩後退を繰り返し、他人さまが現実と称して紡ぎあげた妄想の編み目のなかでは何の仕事も最後まで完成させることが出来ずに酒びたり生活に開け暮らしながら最初から最後までボンデーヂお絵描きだけは描き続けた伝説の地下ボンデーヂお絵描き職人ジョン・ウィリー。映画『エマニエル夫人』のジュスト・ジャカン監督によって原作とはまったくかけ離れた形で映画化もされた有名作『スウィート・グエェンドリンの冒険』シリーズを完全復刻。知人による無断投稿によって1930年代雑誌『ロンドンライフ』に掲載されたジョン・ウィリーの商業誌デビュいらすとや、ジョン・ウィリー創刊による20世紀フェチ雑誌の金字塔『びざーる』表紙絵やガセネタと非難を浴びた読者おたよりイラストつき頁の復刻、さらには1962年にジョン・ウィリーに作品の処分を依頼された友人が私蔵していた未刊行作品やキンゼイ性科学研究所所蔵のジョン・ウィリー作品コレクションなどから特別に借り出した今まで一般には陽の目をみる機会もなかった幻のお絵描き作品の数々をひとまとめに収録した業火愛憎版お作品集でござります。ボンデーヂいらすとのレオナルド・ドボンチョとさえ称されるジョン・ウィリーさんのお絵描きをもしまだ御存じでない方のためにジョン・ウィリーへんたいイラストの目立った特徴について余計なひと言付け足してみますると、いわゆるセクツー的な意味でのお色気とはまるで正反対の方向にむかってヲンナたちの重心がピンヒールの踵のうえでぐらぐらりと傾いて、さっきまでそこにあったハズだった現実の世界がどこかに消し飛んでしまう一瞬を1枚の絵ごと1コマの絵ごとに描ききっていく幻視者体質こそは、ジョン・ウィリーお絵描きにあって他のボンデーヂいらすと職人にはぼぼ見られない最大の特徴。絵のモデルになる女性に目の前にいてもらうか、写真を見て確認しながらかでなければ決して絵を描かなかったとゆう点では写真レンズ目線の奴隷的立場にこだわったジョン・ウィリーのボンデージいらすとは、女性のおヌウドなどの直接的な性描写もまったく切り捨てられていて、たとえばいわゆるポルノちっくな要素はまるで見当たらないままに、否応無しに写真的に模写的とゆう意味での正確で健全な輪郭をどこまでも保ち続けているのですが、そこプラスあろはの要素として、肉弾あい打つぽよぽよんとろんとろんの欲情とは正反対の、女性のハダカの露出を固くお断りする厳禁しますなどゆうアキレタ方向にむかうべく妖しく秘密めいた拘束衣装や拘束器具などを無理無体に装着して全力で性的絶頂感を締めあげて押しつぶしていくワケのわからない刹那的衝撃が、ボンデーヂ愛好まにあの枠に留まらない全ての読者を全身感覚マヒの魔法境へと連れ出してくれる風です。道路工事夫や船乗りも雑誌発行も創作活動も何をしても現実と折り合いをつけることに途中で挫けてしまうヲトナ赤ちゃんのダメダメ人間であり続けたジョン・ウィリー以外の誰にも描くことがいまだにできていない悲しくもビューチふるなヲトギのくにのボンデーヂ妖精さんたちの絵ものがたりを愛憎版を真夜中にコッソリひとりで用の1冊として本棚や押入れのいちばん奥のほうにゼヒご死蔵くださいませ??[記:2011.06.19:PM14時05分書き足し。]


人格破綻ボンデーヂあ〜ちすと秘蔵怪作集『増補改訂版:スウィート・グエェンドリンの冒険
by ジョン・ウィリー
発行=1999年。from にゅうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ215xタテ287みりめいとる。
  重さ= 約950ぐらむ。
外見:愛蔵版ハードカバ。368頁。
推定対象読者年齢:18才〜120才
ど特価:=¥6000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::蜂女の逆襲110617


2011年06月13日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

トラウマ肖像お写真集

目ぬき通り:ケイティ・グラナン写真集
..八ツ目うなぎの島に例外っぽく住んでいる七ツ目うなぎっぽいヒトたちが全身から発散する夜のふしぎな植物のにおいにひきずられてて天災的畸形写真家ダイアン・アーバスが破滅のふちからドボンする2年前の1969年に生まれ、生まれ変わりその他のオトギ話的な因縁とはぼぼ確実に無関係に写真機片手の永遠の地獄めぐりとゆう誰でもないヒトが誰でもないヒトのために引き受ける人身御供的お仕事を引き継いだ女性写真家ケイティ・グラナンさんの最新作品集でありまする。さいきんの便利な思考停止用語でトラウマとゆうコトバが何を言いたいのかわからなくても屁っちゃらなのですが、探しもの広告を通じてグラナンさんが出会う素人モデルのひとたちは、抜け毛が多いためにトラのようなシマもようを失ってウマと区別がつかなくなったトラしま無しのシマウマのトラウマ(?)のように、誰にでもあっておかしくないはずのトラウマがほんの少しもどこにもないようにしか見えないとゆう意味でのトラウマがあるようなヒトたちばっかり。そのヒトたちのおウチへお邪魔して、おもてむきはそのヒトたちの希望どおり、けれどひょっとこしたらどこの誰とも知れないグラナンさんの写真家的希望を実現してあげよじゃないのとゆうトラウマモデル志願者のかたがたのお助けごころや好奇心のおかげによって、誰かさんたちの影を光源1灯をたよりに写真機の中へ吸い込んでは、そのヒトたちがもともと住んでいた時間の流れとはポツンと切り離されたところに立っているトラウマ度レベル8の別のひとの影へと変身させて吐き出す、てゆうのがグラナンさんの今までの取り口。素人モデルさんのトラウマを味付けスパイスにして、記録ふうな肖像写真からオトギ話ちっくな風味をかもすのがグラナンさんの路線だったとしたら、本書に収録されている紐育・バワリーのフレンケル画廊で今年2011年正月が5月まで開催されたケイティ・グラナン展「目ぬき通り」で発表された2008−2010年撮影の新作群は、ブラックホールのような吸引力の原動力が、悲劇のマイナス照明を集中的にあびている素人モデルさんたちの側だけな従来のぢぶんの路線についてグラナンさんが感じていた欲求不満を乗り越えるための試みでもあるかのように、モデル公募路線をやめて、ロサンゼルスやサンフランシスコの目ぬき通りで偶然に見かけた悲惨自慢のヒトたちとのニラメッコ写真ばっかりで成り立っています。まるでハリウッド・セレブの全然似てないソックリさん大会で上位入賞をはたした強烈に腐乱したゾンビィさえ顔をふせて視線をあわさないよう足早いに通り過ぎていきそうな、トラウマもへたくれもなく異形であることだけをぢぶんの自信やプライドの土台として熱烈にアピールすることだけが生き甲斐になっている雑踏のなかの真昼の幽霊のようなヒトたちを被写体にした性別不明の肖像写真は、どのひともどのひとも、撮影者グラナンさんとの間の感情的なふれあいの希薄さすさまじく、おたがいに相手の存在 を鼻先でフンと吹き払う勢いだけが、モデルと撮影者の間のただひとつ共有した結びつきであるかのよう。その鼻息のものツゴい風圧には、写真家としての破滅のむこうに側までノコノコでかけて写真を取ったらステキかも?みたいな女性写真家としてのグラナンさんのアホみたいな気迫だか肉体的メラメラが立ちこめているため、写真集をめくる読者を吹き飛ばすヲンナ相撲の張り手のような強烈さが大判紙面の迫力とともに伝わって来るようです。いわゆるフリークス写真より以上に読者ぢしんのフリークス的わびしさの自覚を強制しながらどこまでもひつこく追いかけてくるケイティ・グラナンさんの肖像写真のひとたちとのまるで話にならないニラメッコらをこころゆくまで。。??[記:2011.06.13:PM22時50分。]


トラウマ肖像お写真集『目ぬき通り:ケイティ・グラナン写真集
by ケイティ・グラナン
発行=2011年。from にゅうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ306xタテ382みりめいとる。
  重さ= 約950ぐらむ。
外見:プラスチックケースつきそふとかば。44頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥6000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::妖怪散歩110613


2011年06月09日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

写真探偵ヘアすたいる奇態流行史

おしゃれなヒトたち:最新流行ヘアすたいる1840-1900年
..幕末前後の古い写真のなかのニポン髪やチョンマゲの形づくりそれやこれやの多様多彩ぶりに美容師・理容師・毛髪フェチ的コーフンを感じる方は世界ぢゅう無数におられるわけですが、西洋髪についても話はまったくおなぢこと。杉浦日向子もびっくりの時代考証家的専門技能の高さから「写真探偵」の異名で知られるモーリン・テーラーさんがガイドをつとめ、その時その場所でそのヒトたちの間でだけビビビとくる模範的なヘアすたいると受け入れられ、しばらくしたら捨てられ忘れられた女性や男性の髪がたや口ヒゲ顎ヒゲについてのびみょうなタブー、服装の変化などをチェックぽいんとに、写真機発明初期から十九世紀末までのアメり力在住白人中産階級のフツーっぽい男女の肖像写真を時代鑑定して10年ずつの区切りで並べたお写真集でありまする。古い写真帳をめくったりするときに、その写真がいつの時代のものなのかを判別したいときの物差し代わりに役立つとゆう表むきのご使用方法はわきにどけてみると、例えば、魔法使いサリーちゃんのヲトトとかパピー、あるいはまた昭和30年代ごろの少女まんがキャラクたーの模写に失敗してグチャグチャと誤魔化したみたいなヘアすたいるのヲンナのひとヲトコのたちの涼しげなおすまし顔がぞろぞろり。写真機が発明されぢわぢわ普及していった時期は、生活のなかに新聞紙が浸透するのとともにゴミのような日常雑貨用品の通信販売が広まっていった時期とも重なりあっているらしく、本書のなかの写真のヒトたちの身づくろいは、新聞紙に印刷される一時的有名人たち、最近流行の死語でゆうセレブウたちの2次元写真をお手本にしているのだそうで、つまりはむかしのコスプレ晴れ姿の記念写真のようなもの。スタイルんぐには、通信販売で購入したヘアすたいりんぐグッズ各種を使っていたりしたとゆうのも100年まえどころか昨日今日明日の話のようで、どこの誰とも知れないオシャレで軽はずみな淑女紳士たちが抱え込んでいる埋め立てのしようもないアホアホさかげんが、22世紀の新しい古いニンゲソさまであるはづの私ども(誰誰?)のアホアホっぷりと直結した非りある感をともなっているかはともかくも、夕暮れ時のコウモリのはばたきのように頼りないかんぢでぱたぱたと迫ってくるようです。ヒドい髪の毛まにあの皆様の歴史的貴重お参考資料として宝船代わりに枕元へどどどーぞ??[記:2011.06.09:PM21時05分。]


写真探偵ヘアすたいる奇態流行史『おしゃれなヒトたち:最新流行ヘアすたいる1840-1900年
by モーリン・テーラー
発行=2009年。from あめりご。英語版。
大きさ:本体=ヨコ152xタテ229みりめいとる。
  重さ= 約200ぐらむ。
外見:そふとかば。146頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥2000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::毛男毛女110609


2011年06月05日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

毒電波へろへろ方向送受信お写真集

ロジャー・バレン写真集1969-2009
..どこの馬の骨だか分からにゃあどころではなくどんな妖怪の骨だか肉だか何だかもよくわからないほどスットコドッコイな妖気をただよわせているために写真モデルとゆうよりはおサルの電車の運転手さんみたいなヒトたちを、針金いけばなや壁に描いた創作発狂絵文字のラブレターと一緒の舞台でモダンバレエを踊らせる天災度のズビズブズバ抜けぶりの凄まじさは写真家とゆうよりも写真病患者の称号をつつしんで進呈したいほどな毒電波系天災写真家ロジャー・バレンさんのデビュー40年の異形の偉業にふれて思う存分にヘロヘロしてくださいねーとゆうありがたい思召しで2010年11月から2011年2月までドイツ・ミュンヒェン州立美術館で開催された『ロジャー・バレン1969-2009』の図録をかねた愛蔵版お写真集でありまする。写真集『だめのくに』『簡易宿泊所』など当店ホ〜モ頁誤愛用いただいている皆々さまにも発狂的大絶賛とともにお迎えいただいた毒電波写真家ロジャー・バレンさんの異常な愛情については、コテコテした誤説明をマイナス付け足すよりは、実物をみてその素晴らしいヒドさを何度もくりかえし満喫していただくのが一番の地下道なのですが、1969年弱冠19才の写真家デビューから40年後の2009年までのロジャー・バレンさんの写真病歴を回顧した本書では、通常の写真家ならば写真家誕生から発情ホルモンぶくぶくと成熟の軌跡をたどるはずのところが、バレンさんの場合に限っては、ベトナム戦争反対ぶうむや学生運動ぶうむなど時代の熱気のいちばん暑苦しい地点にいても確実にズレている自分の影を追いていくところを出発点にむかうのはひたすらの人外魔境のそのまた果てにある人類滅亡後の神聖あにまるちゃんランドまで、写真の王道も邪道もないぢぶんひとりの珍獣道をなだれ落ち、下から見ても横から見ても違和感のない無重力写真の境地に肉薄しつつある異能力派写真家ロジャー・バレンさんの過程の足跡とゆうよりもウンチの化石拾いのような味わいをかもしています。世界各地で小さい坊っちゃんたちの写真をとってみたりしていた、南アフリカ定住以前のウロウロキョロキョロ期のお作品や、写真集『影の部屋』『簡易宿泊所』以後の新シリーズ「精神病院」など写真集未収録の作品や、現在では古書価が高額すぎて入手困難な写真集『むら(Dorfs)』『植民地区(Plattenland)』など、ロジャー・バレンふぁんやキテレツ写真好きなみなみな様だけでなく、いはゆるひとつのアウトサイダーアートのもひとつアウトサイドにあるはずのアウトサイドにまろびだしたトコロ、超感覚的世界の裏側から飛び出す腐ってくテレパシーの2次元受信機から繰り出される解読無用の暗号で記されたお宝埋蔵地図のような不可思議写真を手がかりに22世紀以後の超シヤワセ電波をひとあしお先にキャッチんぐしてみてくらはいませなと??[記:2011.06.05:PM23時05分。]


毒電波へろへろ方向送受信お写真集『ロジャー・バレン写真集1969-2009
by ロジャー・バレン
発行=2011年。from どいつ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ301xタテ302みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上(当店重量計の測定限界おおばあ)。
外見:はあどかば。146頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥6000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::奇人クラブ110605


2011年06月02日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

道ばた絵文字落書きドキドキ現場お写真集

すれすれのイタヅラ
..地べたや砂や雪のうえに足がたや手がたをペッタンペッタンするのと似たり酔ったりのいつでも幼稚な関節のリズムが脳みそのなかでお絵描きかきくけこ欲へと発情していく自然ぽい成長ホルモンがたくさん出過ぎたのかコヂレたのか、本書の著者ロジャー・ギャストマンさんてば、一般的には第二次成長ホルモン大噴火期の14才から33才のいまのいままで神出鬼没の道ばた落書き職人のひとりとしての活動歴およそ20年。落書きお絵描き職人さんたちの側からみた落書きお絵描きの世界を、わだぐぢ(誰?)たち外側のヒトたちに伝えてくれる生き証人としてのまるで老人みたいなお仕事にも熱心で、19才ではじめた落書きお絵描き系ミニコミ「ひとが眠っていたあいだに」は大リーグ級にまで巨大化。今年2011年にはロサンゼルスMOCA(現代あ〜と美術館)での道ばた落書きお絵描き展の目付け役をつとめたり、30才代前半ですでに人生の半分以上のホルモンやエネルゲンを道ばたお絵描きに注ぎ込んで悔いのない若老人ロジャー・ギャストマンさんがコツコツと収集してきた道ばた落書きお絵描き関連の門外不出写真これくしょんでありまする。ふつーのボンヤリしたひとの何百倍何千倍ものキケンなお遊びをやりこなしてきているギャストマンさんの指先から出て来たと思えば「グラフィティってヒッポホッポとはもともとから全然別の独立したカルチヤだし、ココにはグラフィティまだまだ色んなことできちゃうよ感覚を拡げてくれる刺激的な写真のかずかずがありまっすえ」とゆうぱっと見マトモ風なおことばが絵のような文字がついた何枚も何十枚もの写真になって印刷されて目の右左ななめ前よこ真正面にならぶ道ばたお絵描き写真絵本である本書は、道ばたに描かれた落書きそのものへの視線だけでなく、落書きをしているヒトやその場所にある空気まるごとを掴みだした写真を重要視し、地下鉄サーフィンのようなイケイケぱふぉーまんすア〜トのジャンルとしてではなく、原始人の洞窟落書きから現代まで続くコドモの立ち小便のような本能的なアソビ気分が絵になろうとしない絵のようにも字になろうとしない字のようにもみえる現代の道ばた落書きお絵描きのなかにも同じ花びらを開き同じ花粉をまきちらしていることを原人ビビぃと電波発射。1970年代の草野球場のカベ、1960年代の黒人解放学生運動現場の落書き、1950年代観光地の落書き、1940年代貨物列車のホーボーたちの落書き、1930年代バスケのゴールポストに描かれた恋愛告白落書き、1920年代旅客船甲板のコドモの落書き、1910年代新婚旅行観光名所の落書き、1880年代開拓線路沿い落書き立体写真など、ガチガチのグラフィティ愛好家にはコリはグラフィティとちがうどぉと怒られそうな歴史的落書き記録写真がずいしょに挿入され、絵のような字のようなおしるしをペタラコペッタンしたがるニンゲンさまの太古からの習性がグラフィティとゆう紋切り型のコトバの鳥かごのなかに囲い込まれるよりも以前の時代のおいちい空気を紙面にぴいぷう吹き込んで清めた紙面のまんなかには、1980年代の壁から車まで落書きでめたくそ埋め尽くされた駐車場や、何だかふしぎな道ばた落書き道具専門店とゆうもののグチャグチャな店内光景をつゆはらいに、どこにでも何にでも何度タイホされても刑期の途中でも落書きをしてしまうあまりの落書きバカぶりで、て、顔写真が地元ヴァルチモアの雑誌の表紙を飾るほどに地元の一般ぢんからまで尊敬を浴びた道ばた落書きの鬼シェー君(Shaken)さんが真打ち格で登場。途中でリラックスして路上ではだかになって落書きをしている後ろ姿などまで掲載。ふだん身の回りにあふれかえる心理効果計算され尽くした宣伝広告ビヂュアルイメイヂをふと思い出してみれば、どこの馬の糞ともしれない誰かが殴り書きした落書きの精一杯の飾り気や素朴さが、大洪水のなかに浮かぶ数本の救命用ワラくずのように貴重なものに感じることもできなくなくもなさそおです。生産中止になった数多くの落書き用スプレー塗料の調査や研究にまで手を染めているとゆう若老人ロジャー・ギャストマンさんがコツコツと収集してきた道ばた落書きお絵描き関連の門外不出写真これくしょんがかきたてる無限のそら耳を繰り返しときどき聞きたくなるヲトナコドモのためのお写真絵本をいつまでもお手元にどどどーぞ??[記:2011.06.02:PM23時15分。]


道ばた絵文字落書きドキドキ現場お写真集『すれすれのイタヅラ
by ロジャー・ギャストマン
発行=2011年。from ろさんぜるす。英語版。
大きさ:本体=ヨコ235xタテ305みりめいとる。
  重さ= 約250ぐらむ。
外見:はあどかば。112頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::モヂモヂ110601



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