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2010年9+10+11月のホカホカ入荷!
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2010年11月29日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

木のぼりヤギさんカレンダー2011年版

木のぼりヤギさんカレンダー2011年版
..モロッコで暮らすヤギさんたちの大好物は、マラケシからエッサウイラにかけての半砂漠地帯にはえるアルガンツリー(argan tree)。高さが8メートルから10メートルにもなり枝にはトゲトゲがあるとゆうアルガンの樹を、果肉や葉をむさぼり喰らいたいとゆう食い意地にそそのかされたヤギさんたちが何匹もぞろぞろと登っていくすがたには、ドヲブツに生まれついた生き物ならではのイヤしさ浅ましさに裏打ちされたマヌケなカワいさがも神々しいほどモワワわわわぁんと漂っているのと同時にまた、植物とゆう生き物ならではの、アルガンの樹のガンコなやせ我慢ぶりと、おたがいがおたがいのマヌケさを引き立てあっているかのような奥ゆかしさもあり。そのすべてをひたしてモロッコの不思議な空の色が輝いている何重にもヲメデタいモロッコのアルガンの樹にのぼるヤギさんたちを姿を、ユウチウブなどでご覧になられたことのある方も少なくなくないと思いますが、こちらはそのお写真カレンダー版「木のぼりヤギさんカレンダー2011年」でござります。ヒト前に立つと上がってしまうとゆう上がり症がますます高く天まであがってどどでもよくなってしまう副作用を期待してもしなくてもよいのをはじめとして、より高くより上の目標にむかうために景気づけをしたいと思ったときに余分な熱をさまして冷静になるための息抜きになったりとか。ヤギさんの背中に1年の運勢をくくりつけた気分で、オヤツのつまみぐいに無我夢中のヤギたちの身の上にありったけの妄想を重ねてたのしむこともできそーです。ヤギをみても特別なコーフンを感じないみなみなさまにこそ人目を木にせず楽しんでいただきたいユルユルもおど爛漫のアニマルかれんだあですす??[記:2010.11.29:PM23時00分ごろ]


木のぼりヤギさんカレンダー2011年版『木のぼりヤギさんカレンダー2011年版
発行=2010年。from あめりご。英語版カレンダー(2011年用)。
大きさ:本体=ヨコ306xタテ306みりめいとる。
  重さ= 約260ぐらむ。
外見:12ケ月ぶん+おまけつきオールカラーヤギ写真。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥1800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::山羊の歌101129


2010年11月25日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

お尻の穴から見るキテレツ写真画報

頭異裂凍屁違破鴉(といれつとぺいぱあ)2010年6月号
..エーゲ海・イドロ島にある展示スペース「屠畜場」はギリシャの億万長者で財政破綻もどこ吹く風とゆうた風情の世界的な現代ゲーヂツ大収集家として知られる、とゆうてもわだぐぢ(誰?)はちょっとも知らないダキス・ヨアヌー(Dakis Joannou)氏がスポンサーに君臨するデステ財団の展示スペース。「屠畜場」とゆう産地直送便的ふんいき命名のいわれは、それをこさえた建物が元々は廃業した屠畜場だったからなのだそおで、マシュー・バーニーやジェフ・クーンズとゆうた千両万両あーちすとの華やかな新作はっぴょうで大にぎわいだったオープン年をひきついで今年2010年に超大御所スター扱いで「屠畜場」に招かれたのがイタリヤのチョイわるゲーヂツ家マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)さん。デステ財団の抱えているゲーヂツ投資用の莫大なアブク銭でとりあえず(?)の尻拭き紙がわりとばかりに、こさえてみたのが、2007年発行の15号で休刊になっていた冗談あーと写真画報しりーず『いつでも食べ物(Permanent Food)』食べカスを歯と舌でぬぐいとってみたような『頭異裂凍屁違破鴉(といれつとぺいぱあ)』とゆう流れ。お食事の準備から排便後の後しまつまでを含む広い意味での入れポン出しポンつながりのなかで、冗談とおゼゼとアァトとゆうそれぞれデリケートな破壊的ぱわぁが、カボチャスープ色の耳だれで満たされた浴槽のなかでゼラチン質な耳介が口を明けて居眠りしていたり、家事労働と性生活の分別がおおまかな電気掃除機が四つん這いの全裸女性にヒキョーな戦いを挑んでいたり、神田川スタイルの不自然ヘアのヲヂさんがサウナ風呂の代わりに縦縞背広のうえから包丁をぢぶんの心臓に突き刺し芯から強烈に熱い油汗を噛み締めていたり、ガイコク語の発音練習用のクチのかたちを、ハンコの朱肉のような口紅をぬった女装のサメ肌中年男が演じている口もとを大接写してみたり、上下とも紫タイツで顔のみえない女性がハサミの葉を拡げてアロエの歯にくいこませチョキンと切断する直前の一瞬だったり。。などなどとゆうた、トイレに向う夢のなかで何のつながりもなくトイレ場面の前後にまぎれこんでいても何の不自然さも感じさせないような、不自然でありながらどこかでトイレでの排便作業にまつわる淫靡なキモちよささのアレコレをぷうううんと臭わせるちょこし背徳的思わせぶり写真画報となっています。作りはじめの時点から、便器に腰かけてお尻の穴で見てたのしむアート本として生み出されたに違いなくなくもなさ毛なキテレツ写真画報『頭異裂凍屁違破鴉(といれつとぺいぱあ)』を置くだけで、トイレでないお部屋までもがトイレのような安らぎとくつろぎの空間へと変わるのか、あるいは意味不明アァトに浸食されたおトイレが快感たれながしの墓場になってしまうのか。肌ざわりソフトな『頭異裂凍屁違破鴉(といれつとぺいぱあ)』にちりばめられたニガ味シブ味をベルトゆるゆる状態でどどどーぞ?????[記:2010.11.25:PM23時30分]


お尻の穴から見るキテレツ写真画報『頭異裂凍屁違破鴉(といれつとぺいぱあ)2010年6月号
by 編=マウリツィオ・カテラン、ピエルパオロ・フェラーリ
発行=2010年。from ギリシャ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ225xタテ290みりめいとる。
  重さ= 約215ぐらむ。
外見:そふとかば。カラー写真雑誌。44ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=売切れです
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::尻拭い芸術101125


2010年11月21日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

超あふりかスットコドッコイ仮面お写真集

仮面:フィリス・カレンボ写真集
..アフリカの仮面とゆいましても骨董品店にある黒っぽい木を彫ってペンキをぬった観光客むけおみやげ用の仮面のことは何度でも忘れてくらはいませ。何しろニンゲンさまの文明とゆうものが大昔の大昔にはじめて生まれたり死んだり生まれたりを繰り返しながら人類退化のみちを進んでいった故郷であるのと同時にコトバでは何といっても正確には翻訳できないことにしておくとムウデぃな妖精さまや妖怪さまをはじめモワワっとした色とりどりの幻覚的非存在のみなさまもニンゲンさまと前後して死んだり生まれたり死んだりしながら姿を変化させつつ退化していった故郷でもあるアフリカ大陸が抱え込んでいる地球上最古最大最高にして最低最後のパワあスポポットとしてのエネルギヒを照魔鏡に写してそのまま反射させたようなアフリカの仮面たち。木や金属だけでなくプラスチックや化学繊維など現代アフリカで入手可能なありとあらゆる素材を取り入れ、天然由来成分でない塗料や染料も自由に使って、よりカラフルにサイケデリックな方向にむかって21世紀の現在でも絶え間なく変化しつづけている現代アフリカの仮面たちは、かむりかたも何しろダイナミツクとゆいますか、仮面と衣装との組合せがあんまりにもスバラシいために、顔に仮面をかむっているとゆうよりは、仮面と衣装の全体がひとつの生き物のようになって、着用するヒトをその体内へと完全に飲み込んで異次元にむかって投げ飛ばしている印象はあんまりにもキョーレツで身もふたもないほど。博物館の陳列棚のうえにならべてある仮面を撮影したのでは全然なく、写真はすべてふだんはニューヨーク州立大学アルバニー校でアート研究者をしている著者フィリス・カレンボさんによるアフリカ現地での現場撮影。実際の儀式や行事のときに現地のひとたちが仮面をつけ衣装もつけた完全装備の状態のところを1枚すんませんネエとひと声お願いして、現地調査キロクとして記念撮影させていただいたもので、写真をとられている仮面のヒトたちは、ジイっと突っ立っているだけでちょっとも動いていないポーズばっかりな。のに、逆に仮面や衣装のうねくる色彩やカタチはより鮮明なイメエヂになってからみあいながら網膜の裏側でぐるぐる踊りの大盤ぶるまい状態です。顔の上にもひとつ別の顔が二重にのっかってるものや、顔がないもの、頭がないもの。チベットやネパールの仮面劇風から白人由来の仮装祭など現代アフリカの奥深さを垣間見せるものまで何でもあり。宇宙生まれの帰地球子女的ファッション電波が立入りキケンれべるで充満する当店大すいせんの現代アフリカ仮面現地お写真集をお一人さまご一冊ずつどどどーぞ??[記:2010.11.21:PM23時30分]


超あふりかスットコドッコイ仮面お写真集『仮面:フィリス・カレンボ写真集
by 写真=フィリス・カレンボ
発行=2010年。from ろんどん。英語版。
大きさ:本体=ヨコ220xタテ243みりめいとる。
  重さ= 約1080ぐらむ。
外見:はあどかば。カラー写真集。208ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥5200
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::阿弗裏卵房101121


2010年11月17日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

人体魔境発掘秘史大博物館ガイドぶっく

手当てと好奇心のイロイロ:ウエルカム氏これくしょんの中身
..医学のなかの科学と非科学の境界線を取り巻いているパンの耳のようなあいまい骨董珍籍コレクションにかけてはメリィランド州ベセスダにある世界最大級の国立医学図書館(NLM)をも圧倒的に凌駕。当ホ〜モ頁を通じて世界変態医学ウルトラ秘宝館まぼろし旅 『呪術師:ヘンリー‐ウェルカム氏の忘れられた博物館 』や近代医学と戦争展覧図録本『戦争と医学』などの関連本を誤あんない中であったこととは全く無関係に、たとえば007猿の手を持つ悪魔のセバスチャン・フォークス氏のようなちょっこし特別ぽい直接的ご利用者の方々のあいだでは知的トリ肌と痴的発情の地獄極楽博物館として密かに世界的に知られていた(らしい)エゲレスのたから「ヘンリー・ウエルカム図書館」が、施設の更なる拡充と全面改装をしたのを機会にコレクションの内容と規模にあわせて従来の「図書館」とゆう名称をけづり「ヘンリー・ウエルカム・コレクション」としてリニュウアルオープぅン。コレクトまにあウエルカムさんの遺言で生前の夢を実現するためにスタートし、医学史周辺のあっちこっちにむかって大英博物館やルーブル美術館を蹴散らすほどの勢いでコレクションの手足を増殖・膨張させていく巨大迷路のようなコレクションの全体像がみえる展望台とゆいますか、天然ウナギのカバ焼きの匂いをふりまく煙突のようなものをおっ立てておヒマな見物衆の鼻毛をヒクヒクさせてあげまひよとゆうた魂胆を見え隠れさつつ、「ヘンリー・ウエルカム・コレクション」セカンドヴァージン開通記念にかる〜いかんぢで刊行されたオカズ図版150点収録のヘンリー・ウエルカムさんコレクションがいどぶっくでござります。具体的に何が保管されているのかの項目をおよそペーヂ順でざざっと眺めていきますと、英語ではどちらも同じ「レシピ」だからということなのか、近代医学誕生以前の街医者たちが書いた処方箋(レシピ)とどこの誰ともしらない家庭の主婦たちが書いたお料理のレシピをひとくくりにした手書きレシピの骨董的コレクションからはじまり、DNA発見50周年記念切手や、二重らせん発見者フランシス・クリック博士あてにチック症のこどもが送ったお絵描きりの感謝のおてがみ。アラビヤ語トルコ語ビルマ語シリヤ語へブル語など非西洋医学文献これくしょん、1655年6月13日付けロンドン市発行の不自然死あんど病人発生数統計週報など不自然な死や死刑などをめぐるこれくしょん。医者でなく牧師さんや商人が金もうけのために運営し、王侯貴族専用もあった17世紀の非医学的精神病患者用入所施設の関連資料これくしょんや、非医学的精神病治療用具これくしょん。(エゲレスぢん)医師の(エゲレスからの)海外旅行を中心にした医師たちの旅日記、旅行記録、旅行写真アルバムなどのこれくしょん。魔法博士ジョン・デイやレイモンドゥス・ルルス、ヘルメス・トリスメギトスはじめ偽書偽典作者だらけの由緒ある錬金術文書これくしょん。16世紀畸形博物書のなかでもバツグンの美麗カラー挿絵で著名とゆう錬金術師ピエール・ボアイストウ(?=Pierre Boaistuau)『怪物誌』。ナポレオン以後の戦争医学これくしょん。チベット伝統医学解剖図これくしょん。エゲレスのセックスと受胎調節の骨董品これくしょん。遺伝学やアフリカ植民地医学、医療宣教師方面これくしょんまで。ローレンス・ウェシュラー『ウィルソン氏の驚異の陳列箱』に詳しい奇想びっくら箱・ジュラシックテクノロジー博物館が、ニンゲンさまそのもの体内に埋蔵されたありったけのフシギをほぢくりかえす手づるとしての医学・民俗学・人類学方面に特化して巨大マンモス化したようなウエルカムこれくしょんの、隕石墜落現場のような巨大な足あとのひとつの溝にできたたまり水をひしゃくですくってご馳走になっているような気分になれそうです。化本書編者トニー・グールドさんが最初にこの本の仕事を頼まれたとき思い浮かべたとゆう「そんなモノがある何て誰も思わなかったでしょコレクション」みたいな表題がぺったりな、好奇心のハエ取り紙的がいどぶっくから、甘い蜜をお吸い取りになられてみてはどどでしょか??[記:2010.11.17:PM23時10分]


人体魔境発掘秘史大博物館ガイドぶっく『手当てと好奇心のイロイロ:ウエルカム氏これくしょんの中身
by 編=トニー・グールド、序文=セバスチャン・フォークス(小説家)
発行=2007年。from ろんどん。英語版。
大きさ:本体=ヨコ180xタテ228みりめいとる。
  重さ= 約780ぐらむ。
外見:そふとかば。カラー&シロクロ図版多数。226ぺえぢ。
推定対象読者年齢:12才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::奇珍怪医学史101117


2010年11月13日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

悪趣味国際分裂結婚マンジョキ・ロックお絵描き集

不一致だらけ:アレックス・グロス作品集
..ゲイシャガールが飛行船ツェッペリン伯爵号の窓から遠目メガネをさかさまにして覗いたびっくりハウスのジオラマ式らしゃめん異人墓地の舞踏会的闇なべお絵描きで近年めっきりご活躍中のお絵描き師アレックス・グロスさん最新お絵描き集は、先月までジョナサン・レヴィンぎゃらりーで開催されていた最新作展での展示作品をはじめ、過去4、5年の間に発表された最近作をまとめ、奥さんのAKIKOさまに捧げた「不一致」イメエヂてんこもりもり作品集です。凍るような氷菓子と溶けていくソフトクリームとゆう「不一致」を同時に楽しもうとする無我の境地にまでいたる我がままの極致。十字架のうえで磔になっているキリシトさんを東洋人を代表するフツーのひとと想像したときの、ソフトクリーム舐め舐めするニポンのギャル的なヲンナのひとが逆にいちばん神様の哀しみや喜びを知り尽くしている西洋の聖人ちゅうの聖人でないはずがなくても全然オッケーとゆう「不一致」。ゲイシャの晴れ着で着飾った花嫁御寮とエジプトの黄泉のくにから墓場荒らしに誘拐されてきたツタン亀面ヲトコがコトバも通じない同士で睦まじい挙式をあげている「不一致」。数千年の生命をたもち続けている神話や伝説のなかの登場人物や登場動物、登場怪物と、沈没さなかの現代ヌポンで握りしめたケータイでんわから漏れだす幻覚のなかに瞬間的な若さでご奉仕するギャルとゆうたように、眺めるひといる気象条件や色メガネの曇り加減、レンズの角度しだいでエキゾちっくにみえることもあればみえないこともある密かに紋切り型なイメエジたち。初期フランドル派ふうなおゲイジュツ的きびしさと映画ポスターや広告看板絵のテーゲー気分とゆう「不一致」な雰囲気のふたまたがけとゆう格別な餅味にますます磨きのかかってきたアレックス・グロスさんのお筆先が描く、確実に満場不一致でエキゾちっくにみえる超時空的な悪趣味イメエヂたちの一見つかみどころのなさ毛な乱反射のなかに、ぢつは紋切り型の決まりきったイメエヂとは正反対の、地球上でニンゲンさまがお住まいになられている区域全体をひとつの胃袋ですべて飲み込むような勢いで拡大する現代西洋式文明が逆にその土地土地ごとに風土病的に枝分かれした特異な地元ばーじょんに変異していく様子がくっきりはっきり刻み込まれているようでもあります。偶像やシンボルっぽい要素のかたまりのようで、その要素を描くことと解体することがひとつになっていて、一枚岩にみえた21世紀初期のニンゲン風景が粉末状にまで粉砕されていくスッキリ感をたんのーさせてくれるヘンテコ作品集なのかどうか。言い尽くしにくいその味わいを実物でゼヒおためし亀ください。??[記:2010.11.13:PM23時10分]


悪趣味国際分裂結婚マンジョキ・ロックお絵描き集『不一致だらけ:アレックス・グロス作品集
by アレックス・グロス
発行=2010年。from かりふぉるにや。英語版。
大きさ:本体=ヨコ248xタテ314みりめいとる。
  重さ= 約800ぐらむ。
外見:ハアドカバ。カラー画集。84ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=\3400
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::写真花嫁101113


2010年11月11日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

ど文庫ショウルウム2号店大ヲヲプンのヲしらせ

..まいどまいどどバカバカ海ィ老ィすぃー誤ほんのご案内馬鹿りしております当店の、本当はホントウにばかばかしいご本の実物を誤らん頂いたり誤こうにう頂いたり出来る当店ショウルウム。ついに第2号店が誕生!!!!元々の予定からは1ケ月以上も遅れてしまったのですが、おメデタい不備をやまほど抱えながら、本日2011年11月11日の午前11時に新装グランドぷちオープョンいたしました!!!!ショウルウム2号店オーピョンにともない1号店は自然消滅とゆう素晴らしい景気のよさを追い風に、2号店は従来からの書籍販売プラス驚愕くりの謎なぞナゾのばかばかしい新サービス、全世界初(たぶん)のご来店記念エア写真撮影も場合によりけりで無理無体に実施しています。またこれを奇に当店hp番外28番地ど文庫ハミハミブログも充実したスカスカ更新を目指して精をやるべく下準備ちうです。何から何までタリラリらぁんな当店ではござり升が何とぞ旧来に倍してのご愛顧をば、どどおぞよろしうお願い申し上げまするです。当店ショウルム2号店の詳しいGO!案内は、ご来店の頁をご覧ください。どどいつ文庫ショウルウム2号店へのご来店日時お予約は今スグ大至急、みなみな様おさすりあわせのうえドンブラこっことどどどーぞ!![記:2010.11.11:AM11時11分]


2010年11月07日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

地下映画館マニアおぢいサンの秘密建築お作品集

ざ・映写技師
..古今東西数多くの水晶性ヘび皮13階段つぎはぎ逆落とし的な怪建築ぶつをこさえる宇宙電波あんてな工作系の日曜大工さんの中でもたぶん世界でただひとり、オンボロな自宅の地下室に、映画館建築絶頂期の映画宮殿すたいるそのままな、切符売り場つき楽士席つきオルガン壁龕(へきがん)つきチャペルつき舞台つき客席9席つき専用映写室つきの超豪華デラックスむうど半円形はりぼて映画館をトントカトントンこさえてしまった手づくり映画館大工工作マニアのおぢいサン、ゴードン・ブリンクルさん(1915-2007)の夜な夜な妄想びたりの最晩年にフィルム現像液のようにドロっと密着。ブリンクルさんの噂を「夜の映写技師」とゆうあだ名で囁きあった地元デラウエア州ミドルタウン近隣のごくごく一部のヒトたちのほぼ誰ひとり詳しくは知らなかった超アウトサイダー建築アーチストおぢいさんゴードン・ブリンクルの「映画館」づくり作業の実際をはじめて世間に発表した奇ッ怪お作品集でござります。写真撮影係をつとめた本書の著者ケンドール・メシックさんは、以前から独特老人ほうめん専科の記録映像作家として活動してきたソレ(どれ?)系の好き者なのだとか。ゴードン・ブリンクルおぢいさんとは実家が近所で、子ども時代にメシックさんの子守りに来ていたサンデーさんとゆうヒトが、ゴードンさんのひとり娘だったとゆうビミョウにモワっとした知り合い関係。子守り娘のサンデーさんの手びきでゴードンさんちの地下映画館「シャリマー座」へ1度だけ案内された夢のような遠い記憶が、特殊とゆうのもばかばかしいほど特殊なこのお作品集が当店けいゆでみなみな様のお手元にころがり落ちていくための最初の一歩だったとゆうお話を、さらにさかのぼったゴードンおぢいさんの地下映画館づくりのスタアトは1959年のこと。夜はおうちの地下室に巨大で小さな模造映画館「シャリマー座」づくりにひたすら励みながら、昼間は地元でただ1軒の映画館で1960年代から映画館閉鎖まで33年間、映写技師として精勤したそおなのですが、「夜の映写技師」ゴードンさんのツゴいのは「昼の映写技師」としてのオトロしいほどの叩き上がりっぷり。コドモのころからの映画狂で映画の仕事を目指した若き日のゴードンさんは、映画館の舞台装飾業者に弟子いりをして途中で止めたものの、映写技師の仕事はしたくてもでけない。その頃は同業者仲間だけの特権が大事にされていて、映写技師の修行を積まなければ映写技師の免許を持てず、免許なしでは映写装置に触ることもできない時代だったのだそお。なのに映写技師でないゴードンさんが映写技師になれたのは、第二次大戦のどさくさでヘータイ用リレキ書に「資格=映写技師」と書いたウソが通用したおかげで、新兵洗脳用教練映画の映写技師をしたのをふりだしに、やがては印度や中華麺こくなどで野外映画館の建築をまかされるまでになり、のちのちの自宅地下での模造映画宮殿工作のための予行演習を着々と積み重ねていたとゆう前歴があるわけなのでぢだ。メデタく映写技師に成り上がるまでは、映画館でモギリや場内案内係などをしてくすぶっていた時期もあるらしーのですが、それやこれやの実体験を通して形づくられたと空想するにはあまりにもコノ世ばなれしたゴードンさんの異形の手づくり地下映画館「シャリマー座」とその中をウロチョロするゴードンさんの晴れ姿をハレハレもーど全開オールカラー写真で捕獲する一方、地下室から階段をのぼって日常生活の場である地上のオウチへ逆戻りしたときのヨボヨボ老人としてのゴードンさんを、ゴードンさんの奥方さまともどもに亡命貴族の成れの果てっぽくシロクロ写真で押さえ、地下の楽園と地上の煉獄をピンポンピンポンふらっしゅばっくで収録。案内人とオルガン弾きと映写技師と映画館の観客と写真のモデルとゆう、どお少なく数えても一人5役を同時に演じるゴードンさんが70年代関西系ラブホテルとブーズー教会が合体したよう妄想模造映画館のなかとそとを徘徊するお写真の数々を目撃することが出来るとゆうだけで満腹度150%越えなのですが、ゴードンさんにはもうひとつ前歴があり、まだ映写技師にもなっておらず親元で暮らしていた1939年に両親の住む実家の地下室を改造てつくった「アルヴァン・カジノ」が、ゴードンさんの妄想映画館第1号なのだそうで、本書の後半には、その制作のために描かれた図面やデザイン画の数々を収録。これがまた、前半のカラー写真とどっちもどっちのスットコドッコいな妄想の白熱度でポポーと火照りまくっていまして、アウトサイダー映画狂人ゴードンさんのお見事せかいを満喫させてもらえす。映画の歴史とおなじぐらい短いような長いような映画の本の歴史のなかでもきっと最初で最後の変態地下映画館あうとさいだーあーと本にぼぼ違いない本書を映画本好きなみなみな様お一人2冊づつどどどーぞ??[記:2010.11.07:PM23時10分]


地下映画館マニアおぢいサンの秘密建築お作品集『ざ・映写技師
by ケンドール・メシック
発行=2010年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ210xタテ261みりめいとる。
  重さ= 約870ぐらむ。
外見:ハアドカバ。カラーあんど白黒図版満載。160ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥4500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::地下映画館101107


2010年11月03日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

最末端らぶりぃブサイク妖精画集

岩石アメ玉・フェムケ・イームストラああと仕事集
..もしも19世紀えげれすで絶滅した妖精画のなかの妖精さんたちの子孫が21世紀のいまもどこかで生きていたらどれほどブサイクでカワええことになっていたことかとゆうとりとめのない空想を、たき火の照り返しのようにホカホカほっこりした色鉛筆のおさわり感と夕暮れどきの色合いで楽ちくイキイキと目のまえに並べてみせてくれるオランダの女性ああちすとフェムケ・イームストラさんの初めてお作品集でありまする。イキモノたちや草木お花だけでなくホネや貝がらやヘンテコ物体など博物館の物置でホコリをかぶっている魅惑のガラクタ系のもろもろが殆ど生まれつきのように大好きで、これまた生まれつきのようなお絵描きのさいのーも、その延長線上でぐんぐん伸ばしていったふうな1974年生まれのフェムケさんが描くのは、生きている果実や樹木や草花の幻想的な化身さんたちと、虫さんや動物の幻想的な化身さんたちと、どこの馬の骨のようなわけのわからない幻想さんたちが、あっちこっちでゴッツンコをする宇宙の巡回サーカス実演のような光景。何のお花が咲いたのがぢらとトキメく香水のすてきなニヲイをふりだしの一滴にむかって逆流していくと最後はウンコのニヲイにたどりつくヨ。とよく言われますが、フェムカさん描くニラメッコ的に笑いを我慢しながらムッツリとした黒っぽい童話すれすれ的カワいさには、カワいさの根っこをホヂくりかえしたときに見えてくる地球の表面全体の面積と等身大と言い切ったら言い過ぎなほど巨大なウンコ的なやすらぎムウドを湛え、巨大なクジラのお腹のなかにある小さな山小屋がそのまま同時に巨大なお山の森林のなかにある海女さん小屋でもあったりしているような反地上的に秘密めいた居心地のよさがムンムンに充満しているふう。そすてまた、ふだんは惰性で、現在を中心にして目測で決められている時間の前後かんけーの中心軸が、無限につづく現在ではなく、過去のほうへとずるずる移動してしまい、あり得なかった過去からはじまってさらにあり得ない過去へ過去へと時空が歪んでいき、「生きている過去」とゆうわかるようなわからないような言い回しがペッタリ過ぎるほどペッタリな何だかウレシげな逆まわりの世界へと、お絵描きを眺めているヒトたちを、ひきづりこんでいってくれる妖精サファリパークの路面電車のような幻獣お絵描き(あんど若干の変てこ人形)集です。カワいさとブサイクさとバカバカしさの福笑い的3頭立て馬車でパカパカ揺すぶられてみたいみなみなさまはゼヒどどーぞ??[記:2010.11.03:PM23時15分]


最末端らぶりぃブサイク妖精画集『岩石アメ玉・フェムケ・イームストラああと仕事集
by フェムケ・イームストラ
発行=2009年。from しあとる。英語版。
大きさ:本体=ヨコ170xタテ217みりめいとる。
  重さ= 約550ぐらむ。
外見:四角窓つきハアドカバ。オールカラー作品集(原画シロクロのままのもあり)。176ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::幼星妖精101103


2010年10月31日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

ポポポップ変幼態成熟ああと入手困難初期傑作集

果糖ぶどう糖・傑作選
..ヒトを惑わせる錯乱の術としてむかしはインチキ霊能者や恐山のイタコ、腹話術師などが使っていた、しゃべくるはづのないモノにコトバをしゃべくらせる芸を、オバケや人形だけでなくドヲブツやキノコや草木や、食べ物、着るもの、のりもの、お部屋、なんやらかんやらまで最大限の拡張、あるものないものありとあらゆるゴミくず遺伝子のコトバをすりすりあわせてコネくりまわす突然変異人獣アアチストが毎号毎号大狂宴。当店ご愛顧のみなみなさま以前からごヒイキのポポポップ変幼態成熟ああと専門誌『果糖ぶどう糖』の、古書価暴騰中の創刊号から第4号までの入手困難ばっくなんばーの旨味ホルモンをンギュウウっと圧搾した愛蔵版ハアドカバー仕立ての傑作集第1弾です。全ヌポン的にも当たり前のように大人気のマーク・ライデンやクリス・ウエア、ジム・ウッドリング、水野純子、ゲイリー・ベイスマン、ティム・ビスカップ、ロン・イングリッシュなどなどをふくむ総勢50人ちかい豪華めむばーのお作品とインタビウで埋め尽くされた紙面をゆっくりみていると、左の画像の巨大ネズミとりだったり、パチモン怪獣の着ぐるみバトルだったり、尻火を吹く爆走あーと自転車だったり、グルグル巻いた1本のチャックだけで出来ているドレスだったり、ゼリーでできた大都市の夜景だったりとゆうた幼稚ラベルの高い駄菓子屋さんのハッタリ的なオブヂェだけでなく、イラストお絵描きの印象がつおいアアチストのひとたちの頁でも、ぢぶんぢるしのガラクターを立体化したマネキン人形ぽいオモチャがそっちにもこっちにも。どころか、妄想調理の達人ぞろいな登場アアチスト約50人のほぼ全員の収録さくひんどれもこれもが2次元と3次元の間で自由自在に妄想ブランコゆらゆらと、現実の世界にはありそうでありえないはづのモノノケたちが、なさそうでありそうな存在であるかのように錯覚させてくれるあやかしの笛、太鼓の合奏を紙面からポコポンポンとにぎにぎしく響かせてくれています。第三次性徴越冬期をとっくに過ぎても保育園入園面接万年落第児きぶんでつま先だけでもヌクヌクしていたい皆々様むけの詰め込み過ぎ詰め合わせギフ島として枕元にはべらせてご愛用されてはどでしょうか??[記:2010.10.31:PM19時15分]
追伸本書収録ア〜チストぼぼ全員のHP(やブログ)へのリンク集を当店ハミハミブログにこせえてみまぢだ。ついで(?)にゼヒごらんくたさい。


ポポポップ変幼態成熟ああと入手困難初期傑作集『果糖ぶどう糖・傑作選
by 編=アタボーイ、アニー・オウエンス
発行=2008年。from さんふらんすすこ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ220xタテ282みりめいとる。
  重さ= 約1.2きろぐらむ以上(当店の秤では計量でけませんでした。。)
外見:はあどかば。オールカラー愛蔵版画集。256ぺえぢ。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥4000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::遊星物質101031


2010年10月27日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

チアリーダー系ワンちやんハフハフかれんだあ

2011年ヨガるワンコかれんだあ
..どの角度からみても顔やドタマ全体がお犬さまそっくりな体操部部員は世界ぢゅうに大勢いなくなくなくないかと思いますが、関節や筋肉の動きはニンゲンの変性男子チアリーディング部員で、外身だけが100%おイヌさまとゆう特殊な技能をもつ犬ビトたちが競い合う、どとても不自然なアデすがたの数々。ちょっとムッツリ顔でもそっと極めたお得意のヨガぽおず13態をラッタララッタとあしらった珍芸うワワンかれんだあ2011年版でありますわん。ワンワンをペットのつもりで家族にしている皆々様が、実際の飼い主はワンワンさまで飼われているのはニンゲンであることをうすらはっきりと自覚していなくなくもないように、ワンワンさまがニンゲソのヨガぽおずを無理にさせられているのではくて、皮膚の下に隠れて普段は見えない関節やホネの動かしかたがヘタくそなニンゲンのために、ホネしゃぶりの上手なワンワンが伝授してくれたのが一番むかしのヨガだったとか、宇宙旅行の途中でもしもおシッコが我慢できなくなってしまい、立ち小便用の電信柱のつもりで駆け込んだ惑星がたまたま、サルがニンゲンへと進化しない代わりにサルが2本脚で歩くイヌに進化した惑星だったらとかゆうた、小学生以下の妄想に肩までつかっていれば何時間でもくつろげるとゆう奇特な体質をお餅の皆様方へのプレゼントなら、ガブリといきなり噛み付いたまま走り出したいほとに最適的。ねざめの体操のお手本にしてよし、ほかにも何のためになるということはたぶんキレイさっぱり何ンにもなさ毛な、脳みそ柔軟体操系カレンダーでゆるゆるの2011年をヲメデタくどどどーぞ??[記:2010.10.27:AM00時00分ちょい前ごろごろ]


チアリーダー系ワンちやんハフハフかれんだあ『2011年版・ヨガるワンコかれんだあ
by 写真撮影=ダニエル・ボリス
発行=2010年。from すぺいん。英語版カレンダー(2011年用)。
大きさ:本体=ヨコ306xタテ306みりめいとる。
  重さ= 約260ぐらむ。
外見:12ケ月ぶん+おまけ1の合計ワンコ写真13点オールカラー。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥1800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::犬神のヨガリ101027


2010年10月23日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

ガテン系全身あほあほ覆面芸人お写真集

格闘狂い:何でも自由なメキシコのレスラーたち
..重力の外へ中へと自由自在に飛び回る宇宙飛行士もビックリのサーカスの軽業師みたいにキバツな身のこなしで知られるメキシコ流プロレス、ルチャ・リブレ。その魅力や魔力の第一番目のイケニアとしてのヨロコビの頂点とクルシミのズンドコの両極端のあいだで牛裂きの刑のように引き裂かれているルチャ力士たちの姿。地球の引力圏から虚空へ宇宙へとカラダが泳ぎだすリヅムにあわせて、ルチャ力士、ルチャドールたちのココロを現実の引力から非現実の無重力ぞーんへ2、1、0と打ち上げるために必要不可欠なタマシーの発射台、精神変成状態のツンボルである覆面と衣装で身を固めたルチャ力士たちの妄想と現実が肉仮面のようにペッタリはりついてヒトツになったかのような晴れ姿を、マジックミラーの裏側から忠実になぞるように映したメキシコレスラーあほあほ写真集です。オールカラー写真図版120点。それぞれの写真に添えられている、総勢120人以上のルチャ力士たちのシコ名とヒト口めっせいぢが、太陽と死者たちの色彩のお恵みいっぱいのカラフル写真の数々に、ピタっとあうこともあれば全然どうでもよさ毛だったりとあっちこっちばらばらな方向を指差してそえられていることで、リング上では覆面の下や素顔の下にひっこめられたままで見る事ができない普段のリング外でのレスラーたちの、お肉屋さんだったりセールスマンだったり歯科技工士だったりテレビ修理工だったりバス運転手だったりする現実のせかいでの仮りそめのホントの本業がわかったり。「よいこのみんなは学校や公園で絶対にマネしないでね。危ないからね。」とゆー驚異的に気がきかないお説教や「いまはまだ覆面のままで女性とイタしたことがない。やってみるとムヅカしーなり」とか「ワシはニルヴァナの大ファンなので、息子ができたら名前はカートにするっていつも言ってる」とか「会ってみたいのはイエスキリシトとジム・モリソン」とか「ピッチリした覆面はつけられないのだ、閉所恐怖症だから」とかゆーた冗談と本気の区別がつかない真正の仮面の告白を聞かせてもらったり。素顔は高校生だったり50代、60代のおヂイさんだったりと、あの手この手でレスリングの外でルチャ力士たちの像の奥行きを増し増してくれています。片っぱしから意味深げでもあれば全く意味不明にも思えるヒトコト発言のかずかずに負けづおとらず、リング用のシコ名がまたいちいちスバラしくデタラメで、「暴力団(ぎゃんぐすた)」「後天性免疫不全症候群」「黒いヒト」「黒い神様」などなど、自分で自分をケナシているのかホメているのか、アダ名なのか芸名なのかの区別もつかないほど。そして、アノ手コノ手の全力でヒトを笑わそうとしているようにしか見えないルチャ力士とゆう迷路の最大の見どころと言っていいのかどうかもまるでどどでもよさ毛におもわせるすべてのナゾナゾの入り口でも出口でもある覆面や衣装の絵にも書きたいアホアホしさ。みているうちにぢぶんが見ているのが何だったか混乱させられるような異人奇人変人の総決起集会にむぐりこむようなキケンな誘惑がイラッシャイマセと手招きするアヤシい鏡を地球の反対側からのぞきこむような悪酔い気分ぢんわりの、口あたり爽快系アホアホ覆面お写真集をゼヒぜひ何度もご賞味ください??[記:2010.10.23:PM24時30分ごろ]


ガテン系全身あほあほ覆面芸人お写真集『格闘狂い:何でも自由なメキシコのレスラーたち
by 写真=マルコム・バンビル
発行=2010年。from にうようく。英語+スペイン語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ158xタテ230みりめいとる。
  重さ= 約660ぐらむ。
外見:そふとかば。総天然色お写真集。全272頁。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::仮面武闘101023


2010年10月19日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

あうとさいだあ森ぢぢいキテレツ細密お絵描き集

原生林のゴキゲン画家:ノーマン・ピッチンギルさん
..説明無用の大悪食魔エド・ゲインさんのお膝元だったり復刊前は禁断美愛好家のヨダレを絞りとる幻の奇書と騒がれたマイケル・レシー写真集『ウイスコンシン冥途旅』の地元だったりと数少ない実例から枕ことばに「不吉」の2文字を思い浮かべてしまいそなウイスコンシンの山の奥の奥で尻毛の先のウンコ玉の先まで野生動物の生まれかわりのような天真爛漫ぐらしをしていたノーマン・ピッチンギルさんとゆう猟師のおぢいさん(1991年に94才で死亡)が冬ごもり期の趣味と小銭稼ぎの実益をかねて全身全霊を打ちこんだ自己流の、原生林の森と湖の精霊たちのお祭りドンヂャラホイ的霊気が高濃度高密度高純度に凝縮された驚異のどシロウトお絵描き作品集でござりまする。酒場や飲食店のおみやげ用の絵はがきとして販売するために1940年代ごろにはとっくに描き始め、湖にすむおサカナやバクテリアの群れの体内に大量の体液を注ぎ込むことで、1960年代アングラ漫画家S・クレイ・ウィルソンや現代の画狂人ジョー・コールマンがのちのち生まれるための密かな土づくりをしたのではないかと見えるほど1枚ずつの絵のなかに大量の細部と心血を惜しみなくそそぎこむビッチンギルさんのワイルドなお絵描きは、いくつかの題材に分類できて。大勢のニンゲンさまが酒場や病院内、氷結した湖のうえなどにワイワイガヤガヤ集まって思い思いとりどりに生のままの体臭や口臭をやりとりするコーフンのルツボをパノラマ風に描く乱交ユウモア作品群と。猟師や漁師と野生グマやオオツノシカやおサカナたちの、狩りをする側と狩られる側の立場がいつの間にかアベコベになっている野生ユウモア作品群と。それに、野生動物たちの体臭をそこいらぢゅうに潜めた大森林のいきづかいとその中でうごめく野生動物たちの神々しいような姿をもう1人の野生動物のような目でみつめたド田舎魂全開の作品群とがありまぢで、黒演歌の大統領ジェイムス・ブラウンの父親がもしも白人だったら扉を開くことができたかもしれない白い貧乏人さま専用の楽園幻想を実地で生き通してしまった奇人中の奇人ピッチンギルさんがお絵描きのフリをしてぶっぱなした、笑い茸を食べ過ぎたヘイジル・アトキンスが泉狂花の文章をさかさ読みにして下痢胃・スナイダーのリヅムで歌い上げた散弾銃で全身の風とおしを最大限にスースーしながら大森林浴きぶんにドップリとひたれそおです。最晩年のピッチンギルさんと共通の音楽仲間を通じて文通したことがあるとゆうもうひとりの大奇人漫画家ロバート・クラムも大推薦のノーマン・ピッチンギルさんの、どう考えても最初で最後のお作品集をベニヤ板製表紙の感触を、ぜひ当店ショウルウム2号店でなでくりまわしてみてください ??[記:2010.10.19:PM20時10分ごろ]


あうとさいだあ森ぢぢいキテレツ細密お絵描き集『原生林のゴキゲン画家:ノーマン・ピッチンギル
by お絵描きノーマン・ピッチンギル、序文=ゲロバート・クラム
発行=2010年。from しあとる。英語版。
大きさ:本体=ヨコ305xタテ230みりめいとる。
  重さ= 約630ぐらむ。
外見:表紙はベニア板製でその上にピッチンさんの絵が印刷されています。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥4000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::森森の生活101019


2010年10月15日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

湯けむり密室ふぇち鏡地獄ツアーお写真集

カレン・サイアのゴムあひる
..おフロ場の浴槽の地味に世界的なアイドルである毛なゴムのアルヒさんはコスプレしながら自慰っと見た。ココロのなかの内緒の扉の奥にある立ち入り無用のおフロ場のなかで、湯けむりと泡あわで全身全霊がとろけた状態のひとたちがのぞきこむ鏡の中に映し出されるヲンナたち(と少数のヲトコたち)の異常が正常で異常は異常っぽいハダカやらカヲやらカヲやらハダカやら。鏡の中でおどる幻影じみたゴスちょいフェチちょいキヅキヅちょちょいのファッチョなぶるなヒトかげたちは、ありとあらゆる喜怒哀楽や妄想をぬりたくって肝心なところだけが完全にまったく別の仮面やお人形に変身している他は元々のすがたとほとんどソックリ、クリソッツな、鏡のなかの他人の本人像なのだろおとゆう風な思い込み、極め付けのほうへと、読者のわだぐぢたち(誰?)をヲイデおいででおびきよせておいてから、さて実は、このお写真の正体は、目線のない目玉をおフロのお湯のゆらゆらで更に皿に曇らせたゴムのコスプレアヒルさんがでいっつも夢みているステキなぢぶんぢしん、ゴムのアヒルさんたちのナルなるナルシスちっくな自画像だったりする野カモ?と、なぞなぞを振りかけてみつつ、さらにも一度反対に、ゴム家鴨アヒルさんだけがほんとは唯一のマボロシで、後ろに浮かんでいる変態人形のヒトたちは、アヒルさんでもウサギさんでもなくやっぱり、正真正銘ほんとうにそこにいるヘンタい様たちのお姿なのでなくなくもなくあるのかも?などなどと繰り返し繰り返し、アヒルさんとヒトさまとマボロシの裏がわと表がわが絶えず入れ替わりながら浮かんでは消えてまた浮かぶ、ゴムあひるの背中にのっての湯けむり鏡ぢごく遊覧、ヲトナのお色気童話むうどのビバのんのん写真集でござります。女性ホルモンのミソ漬けにして骨抜きにしたトレバー・ブラウンをちらりと連想させる作者・女性写真家カレン・サイアさんが現在ふだん使うおフロがあるのはロサンゼルスなのだそうで、お写真モデルのかたがたも、ロサンゼルスの風呂場の蛇口から飛び出してきたような湯垢の香りをにじませつつ思い思いに、浴槽のふちに腰かけたコスプレゴムあひるを相手に目線のあわないニラメっこをしています。最初のチャプター「鹿の牧人と鹿」から、「気分がよくないの」「浴槽の中のバケモノたち」「はじめてケンカした」「ヲタクって熱いよ」「ブタ鼻むすめ(*写真1点のみなのでブタ鼻ふぇちの方は期待するとブヒーです。。)」「看護婦さんたちと患者たち」「黒あひる」「桃色の襟」「溺れた」「死人」とゆうチャプター順路に身をまかせ流れ流れるゴムあひるとさんとの地獄遊覧お写真集をお自室おフロ場の常備本にそなえつけ、行方しれずの下半身浴の旅をたびたびおたのしみになられてはどどでしょか??[記:2010.10.15:PM20時10分ごろ]


湯けむり密室ふぇち鏡地獄ツアーお写真集『カレン・サイアのゴムあひる
by 写真=カレン・サイア、序文=ゲイリー・ベイスマン
発行=2010年。from ろさんぜるす。英語版。
大きさ:本体=ヨコ184xタテ248みりめいとる。
  重さ= 約630ぐらむ。
外見:布装ハードカバ。オールカラーお写真集
推定対象読者年齢:15才〜120才
ど特価:=¥3600
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::蛙も家鴨も101015


2010年10月11日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

修道女ゲバゲバかれんだあ2011

遊ぶ尼さんカレンダー・2011年版
..ヲメデタい発売開始7周年めの今回も身につけた修道着一式いがいのすべてを投げ出して遊べや遊べ大狂乱の大うかれ。地球滅亡の翌日翌々日までも夜も朝もなく遊びつづけていそうな勢いみぢんの衰えもなく来年2011年版の「遊ぶ尼さんカレンダー」、除夜の鐘つき砂雲土よりも2ケ月以上も早くあわてふためいての飛び魚泳法で当店にまたまた漂着してくれました。(以前の「遊ぶ尼さんカレンダー」は例えばコチラで)。左手薬指には指輪の光るサングラスのガチムチ系修道女がバギーカーのハンドル握り、あんまサンの黒眼鏡と老眼鏡を足して年齢100歳越え確実な老修道女2人の声援と悲鳴を背中でガッチリ受け止めながら、不敵な笑顔とともに木橋の上を地獄にむかって突っ走るワイルドヂャンボな遊びもあれば、日頃の尼さん装束を海女さん衣装に着替えて入り江でキケンな素潜り遊びの準備ちゅうだったり。どこから連れて来たのかオスのペンギンを修道女たちがよってたかってなぐさみものにしてアニマル遊びにコーフンしたり。ある月は屋外健康遊具の綱渡りを順番に渡って風雲たけし城ふうにガンバルマン遊び。またある月は机のうえにガラクタを並べてダウソタウソの発明将軍遊び。などなど、どれもこれも昭和のぢだいの臭い芳醇な撮影当時1950-60年代東西冷や汗セソソー時代の重苦しい雰囲気からはスッポリかぶった頭巾1枚ぶん隔離されていたかった修道女たちのたのしー毛な現実逃避活動の充実っぷりを、2011年の何の役にも一切立ちようも立てようもないほど曲がりくねった磁石の針として横目でにらみつけながらあっぱっぱーな2011年へと突入されてみるのはどどでしょか?尼さん・修道女フェチはじめ制服マニア全般、更年期・閉経期マニアはじめ各種禁欲・隠れ里マニア全般などなど幅広い愛好家のみなみなさまへのお見舞いごとからお祝いごと、お年始からお歳暮までありとあらあらゆる無宗教的無神論的神秘的無意味的プレゼント用にも是非ぜひどどどーぞ。[記:2010.10.11:PM21時50分ごろ]


修道女ゲバゲバかれんだあ2011『遊ぶ尼さんカレンダー・2011年版
by 編=モーリン・ケリー
発行=2010年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ305xタテ305みりめいとる。
  重さ= 約270ぐらむ。
外見:遊ぶ尼さんシロシロ写真12ケ月ぶんカレンダー。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥1800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::ちんころ海女101011


2010年10月06日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

顔面ピクニック肖像画あぁちすと図録本

グレン・ブラウン作品集
..野菜やおサカナでニンゲンさまの霊長類としての威厳を台無しにする肖像画を描いたイタリヤの奇想画家アルチンボボ(?)さんのようにニンゲンさまのゲージツ的名作肖像画のアリガタ味を油絵の具でワヤクシャにしてみせてくれる、ちょっこし前の現代エゲレス悪趣味アァチスト、グレン・ブラウンさんの破壊的肖像画を主に集めた2001年おフランス個展の記念図録本でござります。ブラウンさん流肖像画づくりの手はじめは、いまではお絵描き作品とゆうよりは観光名所と同じように無数の広告看板の仲間入りをしてしまった西洋お絵描き芸術の巨匠レンブラントやフラゴナール作の有名な肖像画を写真複製することで、そこまでならわだぐぢ(誰?)にでさえ出来そうな気がするのですが、ブラウンさんの悪趣味油絵お絵描き職人としての腕が発揮されるのはココからなのですて、九本尾のリーチがやたらに長い巨大天災ネコが2つの肉玉と10枚の爪を駆使してヒネクったマルレーネ・デュマスとイアン・カーティスに捧げるための油絵の具の適量を、西洋菓子のクリームと見間違えた味覚マヒで食い意地の汚い猫股がペロペロ舐めとってしまったあとオモムロに吐き出したビューチフルなゲボの溶岩流状のかたまりのようなものを、巨匠たちの名画のうえに織り込み済み的なおさまりのよさで寸法ぴったり鎮座させる具合の悪い具合のよさは、グレン・ブラウンさんならではのもの。自称世界遺産こーほ地も百名山もびっくりな、不可思議きわまる崩壊顔面ハイキングのブラウンさん的な奇景絶景の数々を、見ているぢぶんの脳内風景にぢょぢょに同化させることで、固体だと思っていたニンゲンさまの顔面をかたちづくっている数々の怒濤のような濁流の押し合いへし合いにちょっとしピンボケ焦点をあわせる動体視力がつくこともなくなくもなさそう。また、ニンゲンさまの顔面上を滑り落ちる凄まじい噴火山的エネルゲンの天地創造的スケール感をそのまま太陽系規模まで横すべりさせた月面宙返り的けいこーの風景画もあわせて収録されています。お絵描き制作の手法を曲解され、ニセモノ芸術家と非難されたり裁判で訴えられたりすることも多かったグレン・ブラウンの上り坂時代の個展きねん図録本、死蔵在庫の尽きないうちお早めにどどーぞ?[記:2010.10.06:PM19時00分ごろ]


顔面ピクニック肖像画あぁちすと図録本『グレン・ブラウン作品集
by グレン・ブラウン
発行=2001年。from ふらんす。ふらんす語+英語の2言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ206xタテ224みりめいとる。
  重さ= 約380ぐらむ。
外見:そふとかば。オールカラー。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥2000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::顔ピク101005


2010年10月02日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

ヨガヨガるネコかれんだあ

2011年ヨガるネコかれんだあ
..お月さまやお日ぃ様がお空をぐるぐる回っているからといって、時間とか時間の流れとかゆうものはホントはどこにもないではにゃーかしら?時間とゆうものがもしあるとしても、それは紙相撲のお相撲さんのようなもので、まわりをドンドン叩いて土俵をぐらぐらさせてあげなかったらいつまでもヂぃっと動かないものなのではにゃーかしら?あるいはまた、時間とゆうものが実際にコノ世にあるものだとしたら、2010年のつぎが1011年になったり紀元前2009年になったりするほうが自然なかんぢかにゃー?などなど歳月や時間の健康のことが何となくいつも気になるとゆうムリヤリ気味に全身ヒネクリ体質な皆みな様にペッタリな、ヨガるネコかれんだあ2011年用が今年も刊行されました。去年刊行された「2010年ヨガるネコかれんだあ」は、悪評も好評ともども、不自然なポーズが何とも辛抱たらまらないとの同じ一言で言い尽くされてしまったものですが、当店ショウルウムにすでに入荷ちうの「2011」年版でヨガっているネコたちのポーズは、ヨガ・ポーズの練習とゆうよりも、昭和ぢだいのローマンちっく芸能、おヌウド劇場ストリッパー嬢の特出しオープンステージショウをホーフツとさせるもの多数。ポーズを決めて見栄を切りつつのお澄まし顔やカメラ目線が、全身まるごと毛もぢゃらボデーの尿フェロモンあぴーると渾然一体となつて、ネコになりたがりなニンゲンさまの嫉妬ゴコロを煽りたててくれる何とも悩(にゃやま)しい2011年の毎月1枚ぶんずつの12枚ぷらす2010年下半期半年分の計画記入頁1枚ぶんの、合計13枚のヨガるネコ写真が月めくり式に綴じ込まれています。地球とゆう毛の薄い石ころをトントン叩いて時計の針をまわして遊ぶだけでは足らずに、美容と痴情沙汰のために屈伸体操にはげむネコたちのとぼけた姿をお手本に2011年ごっこなどどでしょか?マウス年生まれやドッグ年生まれの方へのプレゼントにも中々かもですす??[記:2010.10.02:PM22時00分ごろ]


ヨガヨガるネコかれんだあ『2011年版・ヨガるネコかれんだあ
by 写真撮影=ダン・ボリス
発行=2010年。from すぺいん。英語版カレンダー(2011年用)。
大きさ:本体=ヨコ306xタテ306みりめいとる。
  重さ= 約260ぐらむ。
外見:12ケ月ぶん+おまけ1の合計ネコ写真13点オールカラー。
推定対象読者年齢:2才〜120才
ど特価:=¥1800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::猫蛇猫蛇101001


2010年09月29日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

存在廃墟化あぁちすと凶宴図録本

どん底のかたちたち:1930-60年代おフランスの肉体とその激烈な表現1930-60年
..生殖能力に恵まれた若い女性の裸体の放つクラクラするような輝きこそが神様の実在や奇跡の証拠物件であるゾよとゆう言い訳を命綱にして女性のおヌウドの素晴らしさを追求してきた西洋すけべい芸術の輝かしい女性崇拝の伝統的催眠術が逆向きにコヂれて2度と元へは戻らなくなった地獄めぐり暗黒体験派アーチストさまたちの作品ばっかりを集めて1994年秋から1995年の正月にかけてスペインのコルド・ミチェーリナ文化センター(Koldo Mitxelena Kulturunea)の展示室で開催された「どん底のかたちたち展」(Abyssal Forms:The Body and its Extreme Representation in france 1930-60)の記念図録的作品集でござります。あり過ぎるほど限りのある肉体が、永遠不滅の生命とゆう妄想寝台列車から転げ落ちた勢いあまって寿司屋のマナ板よりも血なまぐさく死臭ふんぷんとまとわりつく場所へとひきずり出され痙攣的に腐敗し消滅していく悲惨な光景の真っ赤な股ぐらに鼻づらを差し込んで暴力的コーフンや全宇宙規模の心身マヒなどの発作的状態になりがちなヒトたちをめぐってのロレレロレロとあいまいな誤しょうかいは後回しのほうがよかったことに今ごろ気づき、あわてて本書収録あーちすと名を具体的にづらづら並べてみますると。屠畜場写真のエリ・ロタールの屠畜場写真とか。『ナジャ』の写真係に内定しながら作業開始前にブルトンと喧嘩別れ、後日にジョルジュ・バタイユ監修の雑誌「どきゅまん」に掲載された「左足の親指」で名高い写真家(のち解剖医)のジャック=アンドレ・ボアファール撮影の「左足の親指」の写真とか。腐っていくテレパピーの送信あんど受信とも感度最高最悪のサイコロの千の黒黒目を持つヴォルツことアルフレート・オットー・ヴォルフガンク・シュルツェの乾涸びたびたタマシヒの干物のようなお写真とお絵描きとか、アンリ・ミショーの幻覚剤体験以前の真性幻覚体験ふうお絵描きとか。さらにまた、ジャン・フォートリエ、アルベルト・ジャコメッティ、アンドレ・マッソン、アントナン・アルトー、ハンス・ベルメールなどなど、慢性的悪酔い状態でブルブル痙攣する反吐まみれの千鳥足ひきつれる筋力ですくいあげた一滴のドブどろを人工肛門に埋めた宝石玉のような結晶に変える、魔法退治の首なし美丈夫たちのお作品に、スペイン語とバスク語の読みたくても読みづらい解説つき(別冊冊子の英訳版解説つき)でありまする。そなたにもどなたにものおススメはしづらい雰囲気ですが、21世紀のきのうおとといには当たり前ムウドさえかもされているニンゲンさまの肉体の廃墟美ホヂリの出発点あたりに行き倒れた超現実主義イボ痔組や実存不定形ゲロゲロ派の魔人怪人が集うヂゴクの凶宴展図録&解説本の本書をば、お好み鉄板焼きマニヤックなみなみな様お手元お足下にごろごろ転がるコレクチョン肥料用に先着1名様限定の古本版でどどどーぞ??[記:2010.09.29:PM22時45分ごろ]


存在廃墟化あぁちすと凶宴図録本『どん底のかたちたち:おフランスの肉体とその激烈な表現1930-60年
ABYSSAL FORMS:THE BODY AND ITS EXTREME REPRESENTATION IN FRNACE 1930-60
by 編=コルド・ミチェーリナ文化センター
発行=1993年。from すぺいん。スペインゴ語とバスク語の2言語併用版。別刷りで全文を英訳した小冊子つき。
大きさ:本体=ヨコ175xタテ238みりめいとる。
  重さ= 約980ぐらむ以上(付録、別刷り冊子の重量込み。)。
外見:はあどかば。本体333頁+別刷り68頁。古本です=保存状態は並み。
推定対象読者年齢:10才〜120才
ど特価:=¥7000(古本=売切れです)
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::ずんどこ武士100929


2010年09月26日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

花形アウトサイダーアァチストお絵描き幻獣ノートこれくしょん

ウニカ・チュルン:白いアルバム集
..切株愛玩系球体 関節人形の夜の町会長ハンス・ベルメールの愛人緊縛写真モデル、ウニカ・チュルンさんが、聖アン精神病院入院中に詩人アンリ・ミショーからもらったノートを始め何冊かのノートやスケッチブック、方眼紙ノートや楽譜、五線譜など、単独の画布や用紙にではなく「お絵描き帳」的なものに描きつづったものばかりを集成。納豆のよりもか細くヒイリヒイリとはりめぐらされた保護膜はぎとり剥き出しまる裸で震える神経の糸編みのレースの捕虫網で浮遊する怪しい霊体や妖精さんたちの捕獲にはげむ系アウトサイダーあぁちすとのホームラン女王ウニカ・チュルンさんからの日々の別世界通信ともいえる手すさび手なぐさみの初公開作品多数を含む1954年から1967年にかけてのお絵描きを図版300点収録。ウニカさんのお絵描きを多数収録した画集はこの本と同じブリンクマン・ウント・ボーゼ出版から1998年に『ウニカ・チュルン:画集1953-1970』が、同年にベルリンで開催された「ウニカ・チュルン回顧展」の記念出版のような形で刊行済。だったのですが、その画集にはほとんど収録されていないままだったノートやスケッチブックなどのお絵描き帳の中に残されていた未公刊のお絵描きを大々的にまとめたのが今回の本作品集『ウニカ・チュルン:白いアルバム集』。1988-2001年にこれも同じくブリンクマン・ウント・ボーゼ出版が刊行した全8巻の『ウニカ・チュルン著作集』の図録篇第2冊め的な、刊行部数800部限定の愛蔵版お絵描き集でござります。1枚の画布のなかに始まりと終わりが凝縮されているお絵描きのなかでさえ、変身と変化のとめどない数珠つながりのようなウニカさんのお絵描きが、てふてふさんのようにページからページへと羽ばたく翼をもったノートや帳面のなかで野放しになっているものばかりを集めた画集であるだけに、トリさんやヘビさんネコさん、ゾウリムシさんなどの神経細胞を煮出した解剖押し花の花粉のにおいをまとった幻獣たちが群れをなしてヲドリをダンツングしながら本の頁と頁のあいだをすり抜けて現実とゆう妄想のなかへとどわどわ走りこんでいく檻のやぶれた危険なサファリパーク状態になっています。ウニカさんご趣味の穴ぐらむ連弾もももちろん。超光速の痙攣で妄想妊娠した変態多産系系人形の丸丸とした関節をくるみ割りぱっちんして現れた、コチラの世界をうつろに見詰める黒いひとみの中をおよぐ超古代赤ちゃん地球の原始生命体の記録みたいな恐怖と笑いのこきまざった戦慄空間で、たましいのフンドツのお洗濯を思切りお満喫してみたい無重力感ずっしりの愛蔵版これくちょんです??[記:2010.09.26:PM23時50分ごろ]


花形アウトサイダーアァチストお絵描き幻獣ノートこれくしょん『ウニカ・チュルン:白いアルバム集
by ウニカ・チュルン
発行=2009年。from ベルリン。ドイツ語と英語の2言語併用版。800部限定出版
大きさ:本体=ヨコ225xタテ295x32みりめいとる。
  重さ= 約1.1きろぐらむ以上(当店の計量器では計量でけませんでした。)。
外見:はあどかば。総天然色。図版300点。330頁。
推定対象読者年齢:5才〜120才
ど特価:=¥20000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::ジャスミン女100925


2010年09月23日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

スキマ恐怖症的ぐひゃぐひゃ漫画集

足になったワタクシの生活
..首のうえにあるはづのアタマがどこにもなくて、代わり足の裏が首から生えてきたらば、見慣れた身の回りの出来事はどどんなふうに変化するのでひょ?とそんなことをノンビリ妄想している余裕もなく、頭がい骨を押しのけた足の裏が脳みその入れ物になった青年(性別不明。仕事はプラスチック製ちんちん作りのライン作業)の幻覚まみれ的日常生活をキロクした連作短編まんが「足になったワタクシの生活」シリイズなど、カナダおフランス語圏内がなわばりの1970年代ニユウウエーブ調ハレホロヒレハレ漫画家リチャード・スーサイドさんの、いままでのところただ1冊の英訳版おまんが集でありまする。英訳版とはゆうものの、もともと文字がほとんどないページもあってこっちに待ち構えていて、ニンゲンのことばを書いた文字が少ない穴うめをするかのように、白くて短い血管がぶつ切りになったような怪奇生物や、やり過ぎラベルに飛び出したり引っ込んだりしたがる目玉などなど幼児体型密着型の太く丸い線でつづられたホンノりとだけカワイ毛のあるブキミな異形の大群が、オイデオイデをしてくれます。一人暮らしの青年(仕事はプラスチック製ちんちん作りのライン作業)が台所流し台の排水口から這い出してきた謎のミミズヌードルの大群に襲われ、最後は骨つきローストチキンに変身する表題作「足になったワタクシの生活」。ヒマにまかせて道路の掃除をしていた腹ぺこな元ポルノ俳優がローストチキンを拾えてよかったネ、とゆう短編「ミナミ中心街事件帳」や、豊胸美容整形手術の患者の胸とまちがえて指を巨大にしてしまったアル中の医者や、スライスパンへの愛情をオノレに確かめるために毎朝トースターでじぶんの指を焼いてみるヲトコなどが次々に登場する「虚空の事件帳」。ゾンビー保険会社で苦情係を勤める頭上のロウソクに炎をとぼしたドクロ青年のおはなし「人生はボートの如く。でも月曜日はダメよ」などなど、もともと虫歯の神経ほどにか細いストーリーは、お絵描きをするための言い訳のようにしか思っていない雰囲気もありありで、後ろから前に読んでもよく、ページによっては本の天地上下を逆さにしてもスンナリたのしめそお。1960年代らりらりヒッピー漫画全盛期のビクター・モスコソや1970年代あんぐらニウウエーブ総本山「RAW」のキャズ(Kaz)、フリークあうとして消えた1990年代の変態エイビイシイ画家スティーブ・シェリオなどの幼児体型密着型の太く丸い線でつづられた漆黒光線瞳孔拡大さぁふぃん系がお好きな皆々サマには辛抱たまらない。スキマ恐怖症的らりらり漫画をこの季節ぜひ1度どどどーぞ。??[記:2010.09.23:PM23時40分ごろ]


スキマ恐怖症的ぐひゃぐひゃ漫画集『足になったワタクシの生活
by リチャード・スーサイド
発行=2007年。from モントリオール。英語版。
大きさ:本体=ヨコ203xタテ255みりめいとる。
  重さ= 約270ぐらむ。
外見:そふとかば。しろくろ版(表紙のみカラー)。80頁。
推定対象読者年齢:5才〜120才
ど特価:=¥1800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::無頭人100923


2010年09月19日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

幼稚ヘンテコ願望派いらすと発情マイナス期凶作集

黒いヘンテコ:業死痛苦(ごしつく)で暗い幼稚化あぁと
..アニメやゲームやマンガや駄菓子などおコちゃま向けゴミくずキャラクターの埋め立て処分場とし目玉のうしろからすぐあたりの脳みそをヨチヨチあるきのころからの破壊あんど調教され続けたオカゲで獲得されたニンゲン未満あんどニンゲン以上な2次元妄想遊園地へのぢぶんでぢぶんをご優待入場パワー自慢系(?)。24人の万年幼稚ヘンテコ願望派いらすとアァチストたちが、慢性的に「ヲンナとヲトコがまんめんじ」な熟成状態にむかって滑り落ちていく一方の肉体をひっぱりあげて、何でもありのたのしーゴミ捨て場遊園地にもいちど遊びにいくための、ありえないからこそ必ずありえる脱出口を目指して思い思いにのそのそ進んだりたちどまったりの、暗い性春の逆さ悶々むうどいっぱいなモノノケ甘酸っぱイラストあぁと凶作集です。いわゆるロウブロウああと系画集に憑き物のおニンギョウやカイブツは、本書では大洪水ではなくヲタマヂャクシ数匹泳ぐちょっとした水たまりほどで、その代わり(?)に紙面そちこちに増殖しているのは夢みないことをおもに夢みるムウド鳥鳥なヒコこ森系少女仮面たち。異類DNA変異交雑系ああと雑誌『果糖ぶどう糖(Hi-Fructose)』代表アタボーイ(AttaBoy)さん描く魔女っ子少女、アナ・バガヤン(Ana Bagayan)やんの現代童話な少女、アニー・オウエンス(Annie Owens)さんの21世紀式大正モダンガアル、レイ・シーザー(Ray Caesar)さんのお人形少女、アレックス・グロス(Alex Gross)さんの明治模造記憶一代ヲンナ、グレン・バー(Glenn Barr)さんの火星のビートニクス娘、タラ・マクファーソン(Tara Mcpherson)さんのKISSにくちづけ人間炎上祭りギャル、サラ・ジョンカス(Sarah Joncas)さんの青銅の魔像ギャルなどなど。それぞれにそれぞれのヒミツをにじませた妄想少女たちの後ろ影がかもす今にもスタコラ逃げ出していきそうなビミョーなムウドが、全体をとおして一貫するモノノケちゃんねるムウドといりまぢって、前にでづ後ろに下がるこの作品集独自のニヲいをかもしています。20世紀あまリ力ソぽっぷアート落城後の最終末ぶうむロウブロウアートどんづまりの夜空のすみっこに浮かぶ聞いても聞こえない足音の足跡をつかまえてあげてみてください??[記:2010.09.19:PM19時00分ごろ]


幼稚ヘンテコ願望派いらすと発情マイナス期凶作集『黒いヘンテコ:業死痛苦(ごしつく)で暗い幼稚化あぁと
by 編=マット・デュークス・ジョーダン
発行=2010年。from かりふぉるにゃ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ230xタテ230みりめいとる。
  重さ= 約850ぐらむ。
外見:そふとかば。総天然色お絵描き集。192頁。
推定対象読者年齢:5才〜120才
ど特価:=¥2800
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::黒井三サオ100919


2010年09月15日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

アメり力ソ廃物ドリイム写真集

使用済み:あめリ力道ばたの廃物たち
..『アメり力ソ・グラフィチー』ふうな白人生活すたいるが丸ごと消滅したあとにミイラ化したまま放置されているアメり力ソ・ドリイムなれのはての廃物たち。かつては、イチャイチャする男女の熱苦ぢいホルモンがピチピチ煮たぎり飛び跳ねる音がサントラ音楽と同化してペチョペチョ響きわたっていたハズと幻聴的確信を刺激するような、ドライブイン映画館の野外スクリーン、そのなれの果ての残骸の数々。かつては、まぶしいほど真っ白なペンキで塗られたおウチ、だったはずの、今は流入した移民文化の色彩感覚でラブホテルのような色に染め変えられた外観の数々。かつては、ポップアートの原点とうたわれたエド・ルシャ撮影のガソリンスタンド写真集に登場した26件のガソリンスタンドの大半がとっくに廃業し長い間放置されたままの姿。かつては、自由、冒険、脱出、ヤリタイことを自由にやれば絶対シヤワセになれるヨ妄想などかつてのアメり力ソ・ドリイムの象徴のだった貨物列車やピックアップトラックが、落書きで飾られる機会さえないほど忘れられながら廃物化していたり、元の持ち主の痕跡をこすり落として塗装ハゲハゲのポンコツ状態でかろうじて余命を保っていたり。どこもかしこも廃物だらけ。廃物とゆいましても、廃工場や廃病院のような異次元むうどの結界で囲われているギラギラしたものではなく、周囲の風景のなかにとけこみながら、ほんのりビミヨーなあやしい気配を漂わせているだけの、地味な無価値さのかたまりのような廃物ばかりを現地採集した、この道20年のマニヤ写真家ジェフ・ブラウンさんによるお写真集でありまする。寄せ集められている廃物件の中には、たとえば、復員兵収容施設からひきついだ真っ白白いおウチばかりの白人居住区だったはずがコテコテ塗装の移民街に変わっていた「ペンキ塗り立てのおウチ」シリーズの採集地が、ぢつは撮影者である白人写真家ジェフ・ブラウズさんが幼少期を実の両親と一緒に過ごした街で、ジェフさんの両親が当時まだ珍しかった夫婦の離婚とゆうものをカリフォルニアの近隣住民のうちで一番最初に実行したと場所でもあったり、ジェフさん幼少期の記憶のなかのガソリンスタンドは、コンビニチェーン店が出現する以前の時代の、よろず屋さん的ドラッグストア的なお店をかねつつ自動車のガソリン臭がヲトナの男性を象徴する幻臭だったりとゆうたジェフさんにとっての極私的な恍惚夢や悪夢がべったりはりついた要素も充満しているらしいのですが、廃物たちはたんたんたんたんとカタログ的に行儀よくどこまでも地味でしずかな安息かんをたたえた風味耐久年月長持ちしそうな廃物写真あるばむとなっています。シブくてニガい廃物でうめつくされたヌル目かげんの露天風呂的廃物とともにトロトロ煮込まれてみてくらはいませ??[記:2010.09.16:AM11時55分ごろ]


アメり力ソ廃物ドリイム写真集『使用済み:あめリ力道ばたの廃物たち
by 写真=ジェフ・ブラウズ
発行=2003年。from かりふぉるにゃ。英語版。
大きさ:本体=ヨコ155xタテ235みりめいとる。
  重さ= 約880ぐらむ。
外見:はあどかば。総天然色+モノクロ写真集。272頁。
推定対象読者年齢:5才〜120才
ど特価:=¥3000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::廃物煮込み100915


2010年09月09日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

20世紀末れとろ趣味的ボンデーヂふぁっしょん写真集

超ニンギョウ
..精神病院ユーザーが暴力づくで着させられた拘束衣の一卵性双生児だったボンデージすたいる。それが屈辱強制用具だった暗黒マニアの世界から、ど腐れロックや焼け糞パンクの伴奏つきでお月さまの照らす地上へ出没しはじめた1980年代後半。バブル末期の伝説的な変態オシャレ雑誌『第二の皮膚(SKIN TWO)』の創刊時からの編集長として、さらには『<>(オー)』(のちに雑誌名変更して『侯爵(Marquis)』)を創刊=編集長として、1990年代以後の全世界きぼのフェティッシュあんどボンデージかるちゃあの爆発的大流行の尻馬ぶりつき最前列の特等席で鞭でしばかれ走りに走りまくったピーター・ツァーニッチ(Peter W. Czernich)さんのビザール写真家としてのお仕事をまとめた2004年刊の第1作品集でありまする。夜の町の夜のすみっこの全身夜づくめみたいなヒトだけにしか用のない特殊売春宿の小道具として異常な発情ホルモンの分泌を刺激しまくっていたはづのボンデーヂ衣装が、何ぁンでどおして、それを着たヒトがコンビニでお昼の弁当を見比べていても誰も不思議に思わないほど見慣れたふつーのオシャレ服のようになってしまったのかはどどでもよいのですが、本書に収められている写真は、ボンデーヂとゆう言葉が初めてオシャレ用語の仲間入りをして急激に腐敗していった2000年代初めから後ろむきに世紀末をまたいで1990年代はじめごろのキケンな甘い匂いに包まれたビミョーなもの揃い。『SKIN TWO』や『<>』などでみた記憶のある写真もただ懐かしすぎるだけでなく、ディータ・ヴォン・ティーズやスーザン・ウエイランドさんはじめ一流どころの美麗ボンデージモデルさんたちが、革、ゴム、PVCなどのノッペリして臭い素材でこさえられた柔らかめ拷問具のような胴衣や足袋や手袋の中へむぐりこんでみたり、それでは飽き足らずお腹をコルセットで背骨の太さにまで締め付けてみたりガスマスクのなかにあたまを入れてみたりと、第2の皮膚である拘束的人工体皮としてのボンデイヂ衣装を合わせ鏡にした皮膚感覚と体内感覚のスルリんぐな裏返し作業を夢中になって遊んでいる姿には、21世紀のきのおおとといには失われて久し毛な、ヘンタイとオシャレの究極の和合をめざす芸能さあびす精神が滲んでいるかのよう。さあびす精神とゆえば、本写真集には、皮膚が薄くなりすぎてスケスケに透けてみえる血管ともどもはち切れて爆発しそうなほど巨大なオッパイのボンデーヂモデルが何人も何人も登場するのですが、こりはたぶん、ちょうどその当時10年足らずの間に流行してパっと廃れてしまったポリプロピレン糸を使った豊胸手術でこさえたもの。ポリプロピレン糸が体液を吸収する性質を利用したこの豊胸手術は、乳房のなかに埋めたポリプロピレン糸を取り出さない限りは手術後もオッパイがひたすらふくらみ続けるために、もしそのままいつまでもオッパイが大きくなり続けると、最初はカラダの外側についていたオッパイが、最後は等身大サイズまで巨大化して全身まるごとオッパイの中に飲み込まれて消えてしまうのではないのかと空想せずにいられるかいられないかはともかくも。何かオトロシ毛な手術によって大きな小人の玉乗り芸人がのる玉のように超特大化したオッパイの、なかでプラネタリウムの上映など行われていそうな雰囲気もまた、皮膚感覚と体内感覚がウラオモテ逆さまに寝返りをうとうとしている最中の無重力むうどが充満した貴重な眺めとなつています。 人工宝石でこさえた入歯や付けヅメのようなテラテラした光沢やゴワゴワ感、毛穴まで窒息させるようなペットリ感など不快感のかたまりとの一体化による心身ともどもの奇形化を華やかに追求し、ボンデージとファッションが手に手をとってイチャイチャしているかのように錯覚することができた最初で最後なのかもしれない1990年代フェテッシュふぁっしょんブウムの貴重な証言記録のひとつともいえるSKIN TWO編集長ツェルニッヒCzernichさんの20世紀末れとろ趣味的ボンデーヂふぁっしょん写真集を10年後、20年後のおたのしみ用に今からさっそく地面に埋めてみてください??[記:2010.09.09:PM22時15分ごろ]


20世紀末れとろ趣味的ボンデーヂふぁっしょん写真集『超ニンギョウ
by 写真=ピーター・ツァーニッチ
発行=2004年。from どいつ。どいつ語+英語+ふらんす語の3言語併用版。
大きさ:本体=ヨコ235xタテ334みりめいとる。
  重さ= 約1.2きろぐらむ以上(計量器の都合で測定不可でした。。)
外見:はあどかば。総天然色図版満載。124頁。
推定対象読者年齢:15才〜120才
ど特価:=¥4000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::生人形供養100909


2010年09月05日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

見世物風味ヂャポン紙芝居画これくしょん集

漫画紙芝居:紙で出来たヂャポンの芝居のアァト
..ショーバイとしては随分むかしに絶滅してしまつた極東ヂャポン街角の紙芝居。その遺骨遺影の数々を、チョイとでました星ぢるし雨理科やろうのエリックさんとゆうヒトが、あちこちホヂくりまわって探してくれた総天然色愛蔵版仕立て紙芝居画これくしょん集でありまする。ある程度のヂャポンことばがわかるヒトだとどうしても、ものがたりの成り行きと、それを語る紙芝居屋さんの声の芸のほうに興味が偏りがちな分だけ、あとまわしになりがちな紙芝居の「絵」の魅力を、満載されている総天然色の大型図版でぢっくり見物できるのが本書の最大の特色になっていますす。著者エリックさんてば、紙芝居の歴史を掘り下げたりするようなマヂメな気持ちが薄そうにみえたり、戦前の紙芝居と戦後の紙芝居の時間的なまえうしろとか、時代物やSFもの国策紙芝居、少女ものなどヂャンルの違いとか細かい違いにこだわらず、コレがヂャポンのマンガやアニメのケッタいなご先祖さまなんですよーとか、コレは西洋でゆうたら何みたいなものですよーとか、細かいことは気にせんずにいちいちテキトー的なかんぢでドカンドカンと大型図版を並べ立てていますて、まともに考えれば本の出来映えにはマイナスにしかならなそうなそれらの弱みが、理屈を考える左側半分の脳みそを栄養不足で金縛りにしてくれからなのか、紙芝居の「絵」の味に読者がよりいっそうの集中ができるような効果をもたらしているよう。ボロ天井にぽっかり空いた穴ボコから部屋のなかに差し込んでくる夕陽や夕闇、月あかり星あかりの光だけをたよりに描いたのかもかもと安易に妄想しそうになる宇宙的ゴーヂャスさと一畳間的ビンボーさのなかよしっぷりをみていると、紙芝居のオジサンの声が見世物小屋の看板の前に立つ呼び込みのオジさんオバさんの声にいつの間にか変わっているような、縁日の人ごみで迷子になったようなコワい眠りのふちに引きづりこまれていきそうです(?)。また、資料的な方面でのお値打ちとしては、白土三平が「色の感覚は、とうてい鉄にはかなわない」と発言したのを聴いたと『「ガロ」編集長』で長井勝一さまが証言されている「鉄」こと、白土三平の弟の岡本鉄二が色塗りを担当している紙芝居「ガンマ王子」(作・吉岡公一、画・南部まさる、色・岡本てつじ)や、「飛龍狸」(作・武蔵住人、絵・けんじろ、色・岡本てつじ)などをいずれも総天然色図版で収録。また昨今のゲゲゲの女房ぶうむのおかげで紙芝居つながりの記憶をこちょこちょされる機会も多い妖怪大王・水木しげるセンセイの、紙芝居「小人横綱」(作・鈴木勝丸、画・しげる)の色づけ前の下書き(?)原稿や、題名頁にある作者名は違っているものの本書の著者エリック氏はコレも水木しげる作と断定している紙芝居「猫車」(作画・東栄作(崩し字がよみづらいので読み間違っているかも?)、色・太田三六)は4頁をまるまる割いて大図版で紹介されていたり。ほかにも、印刷紙芝居系の「防空壕」「焼夷弾」など戦争宣伝ものやゲンバク乙女もの、西部劇ものからヂャポン製バットマンまで森だくさん。日の丸と鈎十時の柄のお着物を着せられたベティちゃん(ベティ・ブープ)の絵も収録。はがしてみると折り畳まれていることがわかる表紙カバーは、拡げて裏返すと大判のポスターになるように印刷されているなど、凝ったつくりがうれしい1冊になつています。異邦人ならではの記憶ソーシツまがいな消しゴム目線でおつむの片隅にくすぶっている紙芝居の残像を洗い流しながら、宇宙のはじまりから終末までが1枚ずつの絵のなかに封じこまれた紙芝居絵の脳内妄想上演を明日のココロでおたのしみください??[記:2010.09.05:PM23時59分ごろ]


見世物風味ヂャポン紙芝居画これくしょん集『漫画紙芝居:紙で出来たヂャポンの芝居のアァト
by 編=エリック・ナッシュ
発行=2010年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ230xタテ245みりめいとる。
  重さ= 約1.2きろぐらむ以上(計量器の都合で測定不可でした。。)
外見:はあどかば。総天然色図版満載。304頁。
推定対象読者年齢:3才〜120才
ど特価:=¥4000
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::荒川足立100905


2010年09月02日のあれやこれや。

    ★今日のメニウ‐その1    

お毛毛モヂャモヂャめるへん写真集

毛毛毛むくぢゃら
..毛(ケ)っこう毛(ケ)だらけネコ廃だら毛(ケ)。毛(ケ)ふぇち、毛(ケ)萌えの欲情ありあまりすぎて誰のとも知れず天上から地上に垂れ下がった毛(ケ)ツ毛(ケ)編みの綱をよじのぼって未知のお毛毛(オケケ)惑星にたどりついてしまった孤独なひとりのフーテンの虎毛刈り隊員が、体毛のつ毛(ケ)根とつ毛(ケ)根の間からひょっこり顔をだして一緒に写真をのぞきこんでいるような妄想エキスの葉脈がもつれ愛からまり愛する毛毛毛ケケケの大合唱がこだまする驚異の毛むくじゃらお写真集でありまする。撮影者のグリーンさんてば、あんまりにも毛(ケ)ふぇち度モヂャモヂャ過ぎてドタマのツムヂがこんがらがっているではと余計な心配をしたくなるほど。毛毛毛むくぢゃらとゆう書名からなんとわなしに想像される、ボサ伸バ体毛のヒトたちの観察記録写真のイメーヂとは天然ぱあまグルグル巻きの毛(ケ)先ほどにも突拍子もない方角を指して、あっちを向いたりそっちを向いたり。毛(ケ)ふぇちの中でも、毛(ケ)深く密生した毛(ケ)で覆われた裸体が好きな流派とはハッキリと別たいぷの、全身に生えている毛(ケ)そのものを、サンゴや寄生虫やキノコやコケのようにナゾだらけの不思議な生き物のように偏愛しまくる方向に思い切りヘンな傾きをみせているとろろが、この写真集いちばんの、毛(ケ)ふぇちでもなければ、毛(ケ)萌えでもないわだぐぢ(誰?)のような読者をも直撃するメルヘンでポエムなちゃあむぽいんとに見えるとゆいますのは、毛が生えているとしか思えない写真家グリーンさんの脳みそのなかでは、極度に盛(も)り盛(も)り盛(さか)りな体毛(ヒトさまの)は、そのまま森林の森(もり)の風景でもあり、森はまたそのまま毛もぢゃらな犬(ワン)ちゃんでもあることになっているからなのでありまして、写真集のなかではそれがそのままモロだしで、毛深いヲトコ+樹木+犬ちゃんの三位一体があくまでもゲンシュクに追求されていけばいくほどに、写真集をながめるわだぐぢ(誰?)は大爆笑のうずに溺れながら、場合によつては大部分の毛(ケ)ふぇちのみなさまでさえ置いてけ掘に突き落とされた気分にもなりかねないような、お毛(ケ)毛(ケ)偏愛の極点を越えた真性のアホみたいな境地へとハミハミハミ毛ていくようです。お毛(ケ)好きのみなみな様だ毛でなく、お毛(ケ)ギラいのみなみな様にもおススメしたい何とも毛(ケ)ったいな魔界お散歩写真集をどどどーぞ??[記:2010.09.02:PM15時25分ごろ]


お毛毛モヂャモヂャめるへん写真集『毛毛毛むくぢゃら
by 写真=ロバート・グリーン
発行=2010年。from にうようく。英語版。
大きさ:本体=ヨコ222xタテ306みりめいとる。
  重さ= 約790ぐらむ。
外見:はあどかば。オール毛もぢゃらシロクロ写真集。96頁。
推定対象読者年齢:15才〜120才
ど特価:=¥4500
お問合せ先: dobunko@mail.goo.ne.jp
お問合せ番号::モジャ公100901



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