どどいつ文庫のことなら難でも知っていろは匂ヘビイユーザーの
小鳥さんちの本だなー
2005年2月16日。『立体3D写真でみるハロルド‐ロイドのハリウッドおヌウド』(2004、にうようく)
ハロルド‐ロイドの立体写真なんてのは全然珍しくないんだけど、ヌウドおんりぃのは初めてなんだろねー。なにしろ10万点ものなかから写真選びをした監修者スザンヌ‐ロイドさんてのは、ハロルド‐ロイドの孫娘だそうなんだけれど、写真集後半の、赤い靴欲しさに魂を売った踊り子と白塗りの東洋人風な悪魔とのからみとか、血まみれになりながら猛獣を手なづける裸女の写真なんかをみてると、このおぢさん、もっとこの手の悪どい趣味の濃厚写真もまだまだ山のようにありそーかも。
101。『ピエール‐モリニエ』(1999、すいす)
『ピエール‐モリニエ』てゆう書名の本が何種類もあってどれがどれだかわかなくなるのは愛欲増殖の肉体無限迷宮造園家モリニエにいかにもぺったりで大変にけつこーですねー。これは1999年11月から2000年正月にかけてジュネーブのギィ‐バァチ画廊でのモリニエ展にのときの記念出版。『シャーマン』やゴルセン本、『オブリック』のモリニエ特集なんかで観たことのある写真が多いけど、未発表写真も数点あり。特にモリニエぷりんとの、ヘルマン‐ニッチェのOMシアター1970年ミュンヘンの写真にはびっくりたい〜。とりあえず買ってみたら既に1册持ってた本だったけど何回みても全然オーケーですねー。(右の写真もその『モリニエ』)
999。しばらくお休み中だった「小鳥さんちの本だなー」を2004年7月から再開しますた。レイアウトも何もありませんがよろすく。あんど、お問合せは、どどいつ文庫dobunko@infoseek.jpまでお願いします。
8。『のぞきショウ‐立体3Dでみる1950年代お色気写真集』(2001、ニウヨク)
小鳥さんの2大好物のひとつがコレ、立体写真。(もうひとつはヒミツ)。立体ちょちょめめビデオ研究のためなら残業も徹夜も大歓迎の小鳥さんが待望久しかった立体写真集の新刊本が到着したでした。1950年代お色気写真てゆーても白黒でやなくてオール天然色&オール白人女性のおヌウド立体写真が48種X200%いり。表紙のソデが内側に折り畳まれている部分に、立体レンズ2枚がハメはめされていて、これでこうエッヘッヘーと扉をすりぬけて1950年代の秘密のお部屋にはいりこむわけです。できれば、そのまま立体裸女にしがみつき、会社の仕事には2度と戻りたくなかったいと目を血走らせた小鳥さんでしたとよ丸
7。『おぶりっく‐マッケローニ特集号』(2000、仏)
え?オブリックって、まだ出てたの?へえ。オブッリクていったら、おふらんすのチョ〜現実派ぶんがくに多少でもカブレたことのあるヒトならばボボ必ず聞き覚えはあるはずの、サド特集号やアルトー特集号、ほかにもレーモン‐ルーセル特集とかヴィアン特集とかベルメール特集とかクロソウスキー特集号とか女性シュルレアリスト特集号とか、ジョン‐ウィリーのじゃないほうのビザール誌以上に、ペヨトル工房の夜想に露骨な影響をおよぼしもした古い昔の雑誌かと思うと、ちつは今も続いていて、このマッケローニ特集号は、ついこの前の2000年発売なのですた。収録されているピエール‐モリニエからマッケローニ宛の手紙をはじめいろんなひとがマッケローニにあてた詩やら讃辞やら文章は、いままでのマッローニ展のカタログやマッケローニ写真集からの再録が殆どなのでありますが、それだけで終わりというわけではなかとです。。。巻末のマッケローニ文献目録をみてみたら、書籍、カタログともども、小鳥さんは、すでに殆ど全部を持っていることが判明。オソロシー。マッケローニって、ところで、どのマッケローニでしょう?気にしないでくださいですたい。
6。『し‐めきしこ大衆文化のなかのし』(2000、米)
懐かしのNGギャラリーや世紀末倶楽部で有名になった?メキシコの俗悪新聞アラルマやその競合紙の倉庫からかきあつめてきた現場写真&紙面の切り抜きを並べたスクラップ帳みたいな本ですと。し‐し‐し‐しんでるひとたちのオールカラー写真の大名行列のすきまに、口を明けてボーっとアグラをかいてる少年やセクシー美女たちの写真が、隠し味の甘味としてまぎれこんでるのも、すばらしかー。満点。

5。トレヴァー‐ブラウン/アントワーヌ‐ベルナール作品展カタログ 『縄‐歓喜‐流血』(2001年。いたりあ。オールカラー版)

トレヴァー(trevor brown)が純和風smの世界を色えんぴつでしっとりと描いて新境地を開いているのもよかばってん、それ以上にベルナール(antoine bernhart)はよかですな〜。ぢゃぽん残酷SM見世物小屋的ばっどとりっぷの極致っつーかなんつーか、このひと、ある意味、天才的かもねー、とか言ったりして。詳しいことは内緒。でも裏表紙だけちょっとお見せしますばい。


4。マター博物館七曜表2001年版(2000年、米、ふぃらでるふぃあ医大)

もお、いーくつ寝るとお正月ぅ〜。っとゆーわけで、正月の大晦日も目前のいまごろになって、今年のカレンダーがのこのこと到着。どどいつ文庫はまぬけだー。すばらしー。毎年の恒例で会社の壁に飾っている衛生博覧会的医学標本カレンダーの新作が、なにはともあれ入手できまして、めでたかですたい。皆様にも、おすすめするたい。
(ご購入のお問合せは、dobunko@infoseek.jp どどいつ文庫‐衛生博覧会係 まで)。


3。J‐ド‐メルラン写真集『おんな=機械たち』(1999、仏、ありくす社)

これ、ちょっと毛色の変わったフェチ写真集なんだけど、なんとも、いいねー。責め道具としては、たとえば家庭用のアスレッチク機械を華奢で繊細に仕上げたような、金属の棒と医療用チューブと留め金を美的に組み立てた愛の機械をメインで、小道具には目隠しマスクや仮面を多用。一見へんてこでも、よくみれば、しっかり真面目にドスケベな快楽マSーンの作用を通じて、なまの女体をフェチ部品に分解。そして、ふたたび、組み立て直すことで、完璧なよろこびの機械としての夢の女体を製造するのじゃ。みたいな感じなのかねー。まー、そんなことは、どーでもいいけど、とにかく、いいねー、これ。うっひひひ。

これは『おんな=機械たち』裏表紙の写真なんだけど、なかは、もっとオモロイでー。わたしも機械になりたい。 (ご購入のお問合せは、dobunko@infoseek.jp どどいつ文庫‐びざ〜る写真集係 まで)。


2。ロイック‐ドュビヂョン『甘美な服従‐その2』

甘美な服従は、O嬢の物語をイラスト化したものって触れこみだったけど、実際は、 なんにも関係なかったねー。すばらしい。この、その2も、O嬢とはまるっきり、無関係みたいだけど、そんなことないのかねー。それはそれとして、すばらしい。ドュビヂョンって、名前がいいよね。どぅびじょん。鉛筆で写真よりもリアムにハードM女の恥態を描く変態画狂人ドュビヂョン。


1。雑誌ドほっぐたい』(1973年、ミラン社)

HOGTIE、猿ぐつわじゃなく、豚ぐつわ?やっぱ、昔のボンデージ雑誌は、よかたい、よかたい、ほっぐたい。ていっても1973年。でも、もう充分むかしたい。黒人奴隷女、じゃなくて、アフリカ系アメリカ女性がいたぶられている写真が表紙なんて、いまじゃあり得ないもんね。それに、あのBishop、ビショップのイラストもあちこちに挿入ってるし。衣装も小道具ももろ70年代ぽいし。よかたい、よかたい、ほっぐたい。


お申し込み、お問合せは、電気メイルで、
dobunko@infoseek.jpどどいつ文庫宛に大至急お願します。

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